Quantcast
Channel: オナニー用エッチ体験談 »寝取られ体験談
Viewing all 509 articles
Browse latest View live

【寝取られ】堕ちた天使【NTR】

$
0
0

『あの快感が忘れられないの。』
『今の私の身体はあの人に夢中なのは事実だわ。』
『でもね、心だけはアナタだけのものだからね。』
私の妻はセフレとのセックスに夢中です。
セフレとのセックスは私との行為の時とは比べ物にならないほどの激しい内容です。
しかし、妻がその男とのセックスに夢中になる理由はテクニックだけではなく、間違いなくぺニスにあると確信します。
私がそう言えるのは、つい最近男が趣味だというハメ撮りで撮影した妻とのセックスビデオを観賞したからです。
そこまでに行き着いた理由はいずれ書くとして、今はただ初めて観る妻の激しい喘ぎ声のセックス内容を書きたいと思います。
妻は卑猥な言葉責めで興奮するMです。
その妻は40歳ながらスタイルは良く、オマンコの毛も薄くてパイパンに近い状態です。
色も綺麗だし、感度もバツグンで、何よりも家庭的で優しい性格に私は惚れて結婚したのでした。
その愛妻のオマンコを男は貪るように舐めています。
時には優しく、時には激しく、そして卑猥な言葉を妻に言わせながらたっぷりと舐めています。
ただ、テーブルに固定したビデオカメラからでは細かな会話が聞き取れない部分があります。
そのため、最初は想像で書こうかと思いましたが、不自然なフィクション物になりかねないので止めました。

聞き取れる部分だけ書き、あとは実況的に行こうと思います。
セフレのチンポはヘタな外国の裏ビデオに出演してる男優の巨根よりデカイのではないかと思う位太いのです。
さらに巨根にありがちな゛デカくても硬さがない゛ではなく、間違いなく硬いのです。
カリ部分は更に大きく、全体的にとにかく凄い!の印象です。
日本人に、こんな男が本当に居るのかと愕然としました。
映像は男がテーブルにカメラを置く動作から始まりました。
そして先ほど書いたように妻のマンコを舐めはじめるのです。
妻の両手は男の頭を抑えつけるように、時にはシーツを握り締めながら喘ぎ声を出しています。
男は時折、妻のマンコから口をはなし何か話しかけます。
『ゥン、キモチィィ〜』とか
『ィャ、ォマンコ、ォマンコがキモチィィイ!』と妻の口から聞こえます。
いや、言わされてるのだと思いますが。
次に男はテーブルに置いてあるビデオを手に取ります。
仰向けになり、妻に『俺のチンポもしゃぶって!』と、命令口調で言います。

今度はビデオを手に持ちながらの撮影です。
今までよりハッキリ会話の内容が聞こえます。
まさしく馬並み!
大袈裟な表現かもしれませんが、それくらいの衝撃でした。
両手で握る妻の手から亀頭がかるく出ています。
握っている妻の親指と中指が届いていません。
亀頭部分だけを口に含む妻。
それ以上呑み込むのは苦しい様子です。
『ゴフッ』『ングッ』などと音(声)を出しながら唾液でベトベトにしています。
玉から竿の裏表まで夢中で『はぁ〜』と声を出しながら舐めています。
『オォォ裕子、気持ちイイよ〜』
『裕子ぉ俺のチンポ美味しい?』
『うん、美味しい〜』
『俺のチンポ好きかい?』
『うん、すき、大好き!』
『俺のチンポのどこが好き?』
『あん〜太くて、硬くて、強いから好きなの〜』
『よしよし、裕子は可愛いね〜』
『ねぇ私もう・・』
『どうしたの?挿れて欲しくなったの?』
『うん』
『じゃ、いつものようにハッキリ分かるように言ってごらん』
『アンアナタの太くて硬いチンポ、裕子のオマンコに挿れてください!』
『そうそう、それで次は?』
『中に、中に、ングッ』
『どうしたの?』
『ングッ中に・・出してぇ』
妻は男の大きなチンポを口に含んだりしながら話すため、苦しい様子です。
『どうしたの?ハッキリ言ってくれないと分からないよぉ』
意を決したかのように妻はチンポから口を放し、男の顔を見ながら大きな声で叫びます。
『裕子のオマンコの中に!アナタの精子イッパイ出してぇ!アァァ』
『おおっ裕子ぉそんなに俺のチンポ好きなんだ!挿れて欲しいんだねっ!』
『うんっ挿れてぇ!アナタのおっきなチンポぉ挿れてぇ!裕子のオマンコの中にイッパイ精子出してぇ!』
『よし、よし、いま挿れてあげるからね!』
男はビデオカメラを手に持ちながら妻に正常位になり、両足を開くように言います。
妻は言われるままに両足を大きく開きます。
男のビデオは妻のマンコをアップで撮します。
妻の綺麗なマンコから光る液体が溢れているのがハッキリ分かります。
私との行為時でもフェラするだけで愛液を垂らす妻。
感じやすい妻のマンコは私の時以上に興奮して、挿入されるのを待っているのは確かです。
男は妻のマンコにチンポをあてがいます。
そして、亀頭をゆっくり埋め込みます。
『アッ!』
妻の小さな声が聞こえます。
男は亀頭を妻の愛液で濡らしながら挿入しようとしているのでしょう。
何度か亀頭部分だけを、ねじ込むように出し入れします。
その都度に妻の声が漏れて聞こえます。
『アッ・・・アァッ』
そして、ゆっくりと半分ほど挿入すると妻の声が一段と大きくなります。
『ンァアッ!』
しかしまだ、男は半分ほどの挿入をゆっくりと繰り返します。
『ァアッ!ンンン!』
そんな妻の喘ぎ声を楽しんでいるかのように男は言います。
『裕子・・気持ちイイかい?』
『アッウン、ウン、気持ちィィ〜!』
『ォォ〜俺も気持ちィィョ!』
『裕子ぉ全部、根元まで挿れてィィかい?』
『アアッ挿れてぇ!根元までッ・・全部挿れてぇ!』
『挿れるよ!挿れるよっ!』
『ァッウンウン早く・・早くぅ・・挿れてぇ!』
男の太いチンポは妻のマンコを大きく広げながら・・・
そして、とうとう根元まで、ズブズブと埋め込みました。
途端に妻の悲鳴にも似た絶叫が響きます。
『アア――ッ!!』
『す、凄い――!!』
『いっぱい!いっぱい―――!!』
男のハメ撮りは慣れているようで、上手です。

多少のブレはあるものの、巧く腰だけを前後させ太いチンポが妻のマンコを大きく広げながら出し入れする様子を撮っています。
妻のマンコから溢れる大量の愛液が、巨大なチンポにもまったりと絡み合っているのが良く分かります。
よく、こんな大きな物が入るものだと感心すらします。
もう妻のマンコは完全にセフレのチンポに馴らされているのでしょう。
男は三浅一深のとうり、チンポの半分ほどを三〜四回ゆっくりと抜き差しして、その後一度だけ奥深く根元まで一気に埋め込みます。
その瞬間、妻の喘ぎ声が、いっきに大きく発せられます。
『ア―――ッ!!』
『アッアッアッ』
『アッア――ッ!!』の、繰り返しです。
『裕子・・・イキたい?』
『ウンアンい、イかせてッお願い!』
『ほら、いつものようにお願いするんでしょ?ハッキリ分かるように言わないとイかせてあげないよぉ』
『アッアンい、意地悪しないでぇ・・・あ、アナタの・・ち、チンポッアッアッ太くてぇ・・ィィッ硬いチンポォ・・で・・わ、アッアッ私のオマンコッ!私のオマンコォ!アナタのものだからっだからっお願いしますう!イカせてくださィ――!』
『よしよし、裕子のオマンコは俺のものだからね!イカせてあげるからね!ちょっと待ってね、ビデオカメラをテーブルに置くからさ。』
そう言うと、男は一端チンポを妻のマンコからゆっくりと抜こうとします。
その時、妻の両手が男の腰を力強く押さえます。
『イヤッ抜かないで!抜いちゃイヤッ!』
『もう、困った子だなぁ裕子は、分かったよ』
そう言うと、男は局部が繋がったままビデオカメラを頭上に持っていき、ベッドの棚に置く動作をします。
ベッドの棚。つまり今度は二人の頭上から撮影される形になります。
このため、繋がった二人の局部は観れなくなりますが、会話は良く聞こえるままです。
カメラを置くと男と妻は濃厚なキスをします。
唇を離すと男は再度ピストン運動をはじめます。
今度は二人の上半身もピッタリ重なり合って、妻の両手は男の背中にあります。
先ほどとは違い、抜き差しする運動が速くなります。
妻の悲鳴にも似た喘ぎ声が響きます。
『アッアッ壊れる!』
『壊れるぅ―――ッ!!』
『イイッイイッ!気持ちイイ――!!』
『イッちゃう!もうダメェェ!!』
『イク――ッ!!』
妻は男にしがみつくように抱きつき、上体を仰け反らせて激しくイッてしまいました。
一時、妻の裸体は仰け反らせたまま硬直状態のように動かなくなり、その後崩れ落ちるようにグッタリとなりました。
放心状態の妻に男の腰の動きは一端止まり、妻の顔中に優しくキスをします。
グッタリしている妻の身体に体重を乗せまいと気を使っているのでしょうか、男はチンポの挿入状態を保ちながら妻の上半身から自分の身体を浮かせています。
『裕子、裕子ぉ』
優しく声をかける男に妻が口をやっと開きます。
『ァァン・・凄く良かったぁ・・素敵だったぁ』
『裕子、もう一回イッてくれる?』
『あん、アナタはまだ出してないんでしょ?そのまま私の中にイッパイ出してね。』
『うん、いいんだね?イッパイ出してあげるからね!』
『アアッイッパイ出して!私のオマンコから溢れるくらい・・・アナタの精子、イッパイ出して!アアァ!』
男のピストン運動が再開します。
男の『オオッオオ〜ッ!』
妻の『アッアアッアッ!』
二人の喘ぎ声が部屋中に響きます。
そして、男の動きが更に速くなり妻は絶叫と共に二回目に達しました。

お互いに放出しきった後も、キスをしながら重なり合っている二人。
そして、男が徐にビデオカメラに手を伸ばします。
カメラを手に持ち、繋がったままの局部を撮します。
映像でもハッキリ分かるくらい、洪水のように濡れてる結合部分。
男がゆっくりと巨大なチンポを抜きます。
同時に聞こえる妻の声。
『ハァァ〜』
男の巨大なチンポを抜いた後の妻のマンコはポッカリと開いたままです。
そこからドクドクと大量に溢れ出てくる白い液体。
映像はそこで終わってしまいます。

後に妻はこう言ってました。
゛最初は痛くて、苦しくて、ただ夢中で・・・しがみついているだけだった。でも、何度かヤラれるうちに、本来のMな性癖も手伝い、快感を得るようになった。今では、それでなければダメで、正直私(亭主)のチンポじゃ物足りない身体になってしまった。゛
なぜ、そうまでして男の巨大なチンポを受け入れ続けたのか。
寝捕られMに目覚め、通常では勃起しにくくなった私のために我慢してきたのか?
私のためにピルを服用して、毎回の中出しを許してきたのか?
男との激しいセックス映像を観て勃起し、妻を抱く哀れな私のために耐えてきたのか?
某サイトで巨根男性を募集したのは妻でした。
偽名で私になりすまし、自分の好みのタイプを探しました。
私が決めるより、そうしたほうが良いだろうと、二人で相談して決めた事です。
あくまで最初は共にMな性癖の私たち夫婦のセックスの起爆剤にと、そして特異な寝捕られMな私の為にと妻が理解を示してくれたのが発端でした。
それでも途中から不安になり、ある日、妻に現在の心境というか本音を聞いたのです。
『今の私の身体はあの人に夢中なのは事実だわ。』
『でもね、心だけはアナタだけのものだからね。』

そして、妻が最後に私の耳元で絞り出すように囁いた言葉・・・
『・・たら、また・・結婚・・て・・く・・る・・』
よく聞き取れない妻の言葉に
『うん、うん、分かったから』と、適当に答えた私。
妻が逝ってから2年が過ぎようとしています。
『運転していた男性は身内の方ですか?』
警察官の質問に返事に困った私がそこに居ました。
結果的に私は、あの男に妻の全てを奪われてしまった形となりました。
もう二度と愛する妻を取り戻すことはできません。
妻は、あの男と一緒に逝ってしまいました。

今、私は妻が最後に残してくれた贈り物(ビデオテープ)を整理しています。
子供が居ないため、容易にそれらの作業ができます。
見知らぬ男との最後の状況から会社に居ずらくなり私は退社しました。
その日暮らしの派遣会社で仕事をしながら、毎日を精神的に立ち直れずに、ただボーとしていました。
毎日、ビデオテープを観ながら、妻の幻影に苦しんでいました。
毎日、毎日、妻が最後に私の耳元で言ってくれた言葉の意味を考えていました。
『・・結婚・・て・・る・・』
゛生まれ変わったら、また私と結婚してくれる?゛と、解釈して良いのでしょうか・・・
いや、そう解釈しないと私はこの先永久に立ち直る勇気が出ません。
だから、そう解釈することにします。
時間が掛かりましたが、人生の再出発を決断できる気持ちになりかけています。
ただ、私は間違いなく、あの男に人生で負けました。
私の完敗です。
でも、愛する妻の心だけは永久に私のものです。
そう信じて生きていきます。

もっと詳細に事の成り行きを書いて、思い出にしようと思っていたのですが、途中で自分が何をしたいのか分からなくなりました。
でも、途中で投げ出すと余計に自己嫌悪になりそうで、とりあえず最後まで書いてみました。
そのため、中途半端な意味不明の文章になってしまいましたがご勘弁ください。
最近、妻はいつも私の隣に居るような気持ちになります。
全てを奪われた訳ではない!
そう信じて行こうと思います。
今はまだ他の女性を抱く気持ちになれず、遊びにも外出しません。
でも、いつか妻の許しがでたら気持ちが変わるかもしれません。
でも、二度と愛する女性を奪われないように越えてはイケない境界線を設置するつもりです。
ありがとうございました。


【寝取られ】妻がAVに【NTR】

$
0
0

八代美香…36歳。A型。身長160センチB84、W60、H87
妻の性格は一言で言えば、おっとり型
いつも優しく微笑んでいる事から“モナリザ”というあだ名を子供達から付けられている。
趣味はガーデニングとフラワーアレンジメント
特技は、ピアノと書道、そして昔取った杵づかで意外にもママさんバレーのレギュラー選手である。
これが私、八代一明(39)の妻、美香のプロフィールです。

夫婦仲は普通でしたが、最近、妻が私の求めを拒むようになって来たのです。
疲れているから…と布団を被って申し訳なさそうにやんわりと拒まれては私も怒る訳にもいかず、何度か肩透かしの目に遭っていたのでした。
浮気などしている素振りもないし、オナニーで満足している訳でもないだろうが、いずれにしても私にすれば不満だった。
そんなある日東京にいる友人から一通の手紙が届いた。
その友人は地元にいた頃は無二の親友だった男だから久しぶりの連絡に喜び勇んで封を開けた。
その手紙には信じられない内容が書かれていた。

『ご無沙汰しております。

実は私今アダルトビデオを製作しているビーナスという会社の取締役を引き受ける事に致しました。
業界の事は不案内ですが引き受けたからには誠心誠意努力していく所存であります。
こちらへいらした折には是非撮影風景など見学されてみてください。』

そんな内容だった。
丁寧な書き出しだったが、内容には驚かされた。
酒井の奴、昔から好奇心は旺盛だったからな…。
私は苦笑いした。
だが『撮影現場の見学』という文句が気になった。
アダルトビデオの撮影現場を見学出来る機会なんて滅多にある事じゃない。
是非一度、見てみたいものだと真剣に考える私だった。

私はさっそく手紙をくれた友人に連絡を取った。
電話で話したのだが、久しぶりだったせいもあって1時間も話をしてしまった。
最後に撮影現場の見学の話をしようと思っていたら、以心伝心、酒井の方から切り出して来たのだった。
「手紙にも書いたが、こっちへ来る機会があったら、一度撮影現場を見学してみないか…?」
「ああ、そうだな。正直、大いに興味があるよ。」
私は正直に答えた。
後は話はとんとん拍子に進んだ。

東京にいる友人から、新規に店をオープンさせたから夫婦で是非来て欲しいと宿泊券付で招待を受けた…。
そんな口実で来週妻を連れだっての上京が決まった。
最初は私一人で上京する予定だったが酒井が奥さんにも会いたいから一緒に連れて来いと強く主張したのだ。
私がアダルトビデオの見学に行く時は妻に買い物でもさせておけばいい…そう考えていた。

翌週になり、私は妻を連れだって上京した
「二人で出かけるなんて久しぶりね。」
新幹線の中で妻が言った。
「そうだな。でも子供が出来れば夫婦水入らずなんて不可能だからな…。」
私は笑いながら答えた。
心なしか楽しげな妻の横顔を見ると、夫婦水入らずの旅行も悪くないなと思う私だった。
妻の美香はしっとりと落ち着いた感じの美女だった36になる今もスタイルの良さは健在だっし、長い栗毛色の髪もサラサラで艶っぽかった。
街を歩いていると、時折、後ろから若い男に声をかけられる事があるらしいから少なくとも今も後ろ姿美人には違いないようだった。
そんな妻を横目で見ながら今夜の事を想像して一人興奮していた私だった。

昼前に東京駅に着いた私達は駅の構内で軽い食事を済ませてから、酒井との待ち合わせ場所に向かった。
酒井は私達の結婚式に出席してくれてはいるが、妻と会うのはそれ以来だから果たして顔を合わせてもわかるかどうか…?
約束の時間になっても酒井は現れなかった。
どうしたのかと携帯を手にした途端…
「八代さんですか…?」
と背後から声をかけられたのだった。
振り向くと日焼けして顔が真っ黒な逞しい若者が立っていた。
「私、ヴィーナスの沢木と申します。八代さんをお迎えにあがるようにと酒井から頼まれたものです。」
顔の黒さと対照的な白い歯を見せながら、その青年が爽やかに挨拶して来た。
「ああ…そうですか。それはご苦労様です。」
てっきり酒井が迎えに来るものとばかり思っていたから少々面食らったが、私も丁寧に挨拶を返した。
その若者は妻が持っていたトランクを軽々と持ち、私達を先導してくれた。
「綺麗な奥様ですね。」
途中、沢木と名乗ったその若者が私に耳打ちした。
「いやいや…そんな事ありませんよ。」
私は内心嬉しく思いながら笑って否定した。
どこへ連れて行かれるのだろうか…?
まさか撮影現場に直行などしないだろうな…?
後ろから付いて来る妻の存在を気にしながら私はドキドキしていた。

10分程歩くと沢木はあるビルの入口を入って行った。
7階建てのこぢんまりしたオフィスビルだった。
狭いエレベーターに乗り、最上階で降りると沢木が右奥のドアをノックした。
「はい、どうぞ。」
中から聞き覚えのある声で返事が返って来た。
沢木がドアを開けて私達を案内する。正面に大き机があり、そこに酒井が座っていた。
「やあ、久しぶりよく来たな。」
私と酒井は固い握手を交わし、再会を喜び合った。
「奥さん、お久しぶりですね。」
私の背後に立っていた妻に気づいて、酒井が丁寧に頭を下げた。
妻も懐かしそうに微笑みながら深々と頭を下げる。
酒井に進められるままに横にある応接用のソファに腰を下ろした。
「それにしても奥さんは結婚した頃と少しも変わりませんね。」
早々に酒井が私の隣に座る妻に社交辞令を言った。

「では、そろそろ八代ご夫妻に私の仕事場をご覧いただく事にしましょうか?」
しばらく昔話に花を咲かせた後、不意に酒井が話題を変えた。
「え…?」
驚いた私は酒井に目で合図した。
(違うよ!見学は俺一人でするんだよ。)
必死にアイコンタクトを試みたが、そんな私の慌てぶりを知ってか知らずか、酒井がさっさと腰を上げた。
するとそれを待っていたかのようにドアが開き、さっきの沢木という若者が現れた。
「八代ご夫妻を現場にお連れして…」
酒井が言うと沢木がサッと立ち回って私達をドアの方へ導いた。
(まったく酒井の奴は…一体何を考えているんだ…?
AVの撮影現場なんか見せたら美香は卒倒しちまうぞ)
執拗な私のアイコンタクトにも無視を続けている酒井に内心で舌打ちしながら自棄になった私は沢木の後に付いて部屋を出たのだった。

エレベーターに乗り、今度は5階で降りた。
どう見ても、見た目は普通のオフィスビルだ。
一番奥の部屋に案内された私達はまず入口の所で立ち止まってしまった。
中は二十畳程もある広い部屋だったが、不自然だったのは部屋の隅にドンとキングサイズのダブルベッドが置かれているだけで、それ以外は余計な家具や調度品など何もない点だった。
「さあ、どうぞ。もうすぐ始まりますから…」
ベッドと反対側の壁の前に沢木が私と妻が座る椅子を二つ用意してくれた。
「あなた…何が始まるのかしら?」
沢木が部屋を出て行くと、妻が小声で聞いて来た。
私は答えようもなく、首を振るしかなかった。
それから間もなくドアが開いてドカドカと何人かの男女が部屋に入って来た。
「紹介しておくからな…。こちらは酒井さんのお知り合いの八代ご夫妻。今日は見学に見えたんだ…」
さっきの沢木が他の男女に私達を紹介してくれた。
すると皆が一斉に私達に頭を下げて挨拶した。
見た所、沢木という若者は他のメンバーに影響力のあるリーダー的な存在らしかった。
私と妻は戸惑いながらも椅子から立ち上がって挨拶を返した。
ライトが焚かれ、カメラが用意されて撮影の準備が整った。
セーラー服姿の女優がベッドの端に腰掛けて、監督のスタートの合図を待っている。
「ねえ、映画の撮影みたいね…」
妻が私に囁いて来た。
何も知らない妻は、初めて見る映画の撮影現場に胸をときめかせているようだった。
その弾んだ顔が次第に青ざめていく過程を想像すると後ろめたさに胸が痛んだ。

撮影が始まっていた。
ベッドの端に腰掛けたセーラー服姿の女優と隣に腰掛けた男優が何やらお喋りをしている。
それをライトの係とカメラマンが囲んで撮影しているのだ。
沢木は壁際で腕組みをしながらじっと見守っている。
茶髪で細身の若い男優が女優の髪をいじり始めた。
最初の内はキャッ、キャッとはしゃいでいた女優の口数が減って来ている。
その内に男優の手が女優の胸を揉み始めた。
チラと妻を横目で見ると予想通り、驚いているようだった。
「あっ…感じちゃう…」
女優が甘い声を上げた。
男優が女の耳を噛みながセーラー服を脱がせ始めた。
妻が呆気に取られたように口を開けている。
妻はまだ映画のラブシーンだと思っているだろうか?
妻には見せたくなかった。
事の次第が明らかになった時、妻はきっと私や酒井に呆れたように軽蔑の眼差しを向けるに違いなかった。
「あん…ダメ…」
見るとベッドの上で二人が絡み合っていた。
私一人なら、そんな場面に集中出来ただろうが、妻が隣にいては気が気じゃなかった。
撮影は進んでいき、ベッドでは男優が女優に指マンをくれていた。
「ああっ…イッちゃう!」
女優がけたたましい悲鳴を上げたその時、隣の妻が驚いたように体をビクッとさせた。
妻が怒り出して、いつ帰ると言い出さないか心配だったが、今の所、その気配はなかった。
それによく見ると妻は顔を背けるでもなく、珍しいものを見るかのように真剣な眼差しを向けていたのだ。
怖いもの見たさからか…?
それともびっくりして腰が抜けてしまったのか…?
いずれにしても、この妻の反応は予想外だった。
ベッド上では何度かイカされた女優がお返しとばかりに男優に粘っこいフェラを返していた。
隣の妻が唾を飲み込んだ音が聞こえた。
(もしかして…?)
私はそんな妻の反応にある思いを抱き始めていた。
「ああ…大きい…ああ…」
男優に貫かれた女優が派手な声を上げていた。
何時しか、妻はその身を乗り出すようにしてベッドの上で繰り広げられている行為に熱い眼差しを注いでいたのだった。

撮影が無事終了した。
男優も女優も汗びっしょりだった。
スタッフが互いに「ご苦労さん…!」と声を掛け合っている。
ふと見ると、ようやく緊張から解放されたように妻がホッと溜息を吐いていた。
「奥さん、ご覧になっていかがでしたか?」
沢木が妻の所にやって来て感想を求めた。
「びっくりしました…。まさか、こんな内容だなんて知らなかったから…」
妻はバックから取り出したハンカチで額の汗を拭きながら答えていた。
その頬がうっすらと赤みを帯びているのがわかった。
「せっかくいらしたんですから、せめて女優の気分を味わってみませんか?」
沢木がベッドの方を指しながら言った。
「いいえ、とんでもない。結構です…」
妻が引き攣った笑いを見せて丁重に断っている。
「そうおっしゃらずに…。こんな機会は滅多にありませんよ。形だけですから。」
沢木が執拗に誘っている。
「気分だけでも味わってみたら…?」
私は軽く笑いながら沢木の肩を持った。
そんな私の発言に妻は少し驚いた様子だったが、ここで拒み続けるのも大人げないかと思い直したらしく、やがて妻がゆっくりと腰を上げた。

沢木に手を引かれてベッドの方へ導かれながら、妻が私の方を振り返って苦笑していた。
その時の私は何故か不思議な興奮に襲われていた。
妻がさっきの女優と同じくベッドの端に腰を下ろす。
沢木がその隣に座った。
ライトの係とカメラマンが何時の間にかスタンバイしていた。
スタッフが揃い、いつでも撮影を始められる体制が整った…。
眩しいライトを浴びて妻は戸惑っているようだったが端から見ているといかにも本物の女優らしく見えた。
妻の隣に座った沢木が妻に断る事なくいきなり肩を抱いた。
一瞬、驚いた顔を見せた妻だったが、これも趣向の一つなのかと理解したようだった。
「うーん、いい匂いだ。」
沢木が妻の髪に顔を寄せてクンクンとその匂いを嗅いでいる。
擽ったさを覚えているかのように妻が首を竦めた。
カメラがそんな二人を撮影し始めた。
「今日は“綺麗な奥さん”シリーズの3人目の奥様に来ていただきました。」
沢木がライトの眩しさにも怯む事なく慣れた感じで爽やかな笑顔でカメラに話し掛けた。
何時の間にかカメラが回っていると知って妻は驚いたようだった。
(綺麗な奥様シリーズか…即興でよく考えたもんだ。)
私は苦笑いした。
「今日の綺麗な奥様は仮名でM子さん。SMのMの方のM子さんですね。お歳は確か26歳…」
流暢な喋りで一方的に妻を紹介し、年齢を言った後に一瞬の間を開けてから確認するかのようにその顔を覗き込む…
さすが、役者だった。
沢木もあの若さでもうベテランの域なのだろう…
歳を10歳も若く紹介された妻は恥ずかしそうに両手で顔を隠しながらしきりに顔を振っていた。
アダルトビデオの男優とはいえ、カメラ慣れしているという点では沢木も立派なプロだった。
カメラを向けられただけで身構えてしまう我々一般人とは訳が違うのだ。
初体験の年齢は何歳だとか浮気の経験はあるかとか、先程から妻は沢木に矢継ぎ早の質問を浴びせられていた…。
大光量のライトを浴びせられ、困惑する様をカメラで撮られている妻が何だか不憫に思えて来た。
私は妻を安心させる為にも近くにいてあげるつもりで席を立った。
妻から見える位置に立ち、壁に寄り掛かるようにして今度はすぐ間近で見学する事にした。
妻がそんな私に気付き、少し安心したような素振りを見せた。
沢木に次々に際どい質問を浴びせられた妻だったが、私には初体験の年齢も浮気の有無も当事者である妻に代わって全て答えられる自信があった。
何せ、妻の初体験の相手は私だったし、妻が浮気など出来る女ではない事も充分わかっていたから…。

「旦那さんとは週に何回位セックスしてますか?」
沢木が核心を付く質問を浴びせた。
「それはプライベートな事ですから…。」
妻が私の方を見て困ったように笑いながら答えた。
「わかりました…。今の質問は旦那さんを前にしては答えにくいと言う事のようですのでパスと致します。では次の質問に移りますがズバリ奥様の性感帯はどこですか?」
相変わらず妻の肩を抱いたままの沢木がその顔を覗き込むようにして質問した。
妻が困ったような表情をしながら苦笑いをした。
「おや…?お答えがないようですから旦那さんの前ではありますが、私が直接奥様の性感帯を探らせていただくと言う事で…!」
カメラに向かってそう言った沢木は妻の方に向き直ると長い髪を軽く払い除けて現れた耳にキスをした。
「ひゃっ…」
途端に妻の口から悲鳴とも付かぬ声が上がった…ッ?
夫である私の眼前でいきなり始められた妻への不埒な行為…私言葉を失っていた。
逃げようとする妻の肩をがっちりと抱き抱えながら、沢木は尚も妻の耳にキスを続けている。
「あっ…嫌っ…」
妻は本気で嫌がっていた。
「おい…」
私は堪らず一歩踏み出したが、ライトの係の男が前に立ち塞がったのだった。
「ああ…嫌っ…やめて…」
怯える妻の声が聞こえたが、男が前に立ち塞がっている為にその姿が見えなかった。
「ちょっと…本人が嫌がっているじゃないか…?」
私は邪魔をする男に抗議した。
すると、その男は大丈夫ですよ…とばかりにニコリと微笑んだのだった。
私は困惑した。気分を味わうだけの約束の筈なのに…これではまるで本番と同じではないか?
「あっ、ちょ…ちょっと…もう、やめて下さい…!」
妻が控えめながら怒った口調で沢木に抗議している
「大丈夫ですよ。心配いりません…。」
一旦、妻から離れた沢木が余裕の笑みを見せながら言った。
「だって…」
妻は気分を害したようにそう言うと、自分の肩から沢木の手を外したのだった。
その穏やかで優しい人柄から、モナリザというあだ名まで付けられている妻がこんなに怒る事など滅多にない事だった。
だが、沢木は怯むどころか何時の間にか手にしていた電気マッサージ器を妻に見せていた。
「これが何だかわかりますか?」
自分が手に持つ電気マッサージ器を妻に見せながら沢木がニヤリとした。
妻はマッサージ器と沢木の顔に交互に目を向けながら戸惑っている様子だった。
「勿論、おわかりですよね…?そう、これはマッサージ器です。こうやって肩凝りがひどい時に使うものですよね。でも、使い方はそれだけじゃないんです…」
スイッチを入れ、ブーンと振動し始めたマッサージ器を自分の肩に当てながら沢木が何やら講釈を始めた。
さっきまで怒りに顔を赤らめていた妻も意外な展開に首を捻っていた。
「実はですね…こんな使い方もあるんですよ!」
そう言って自分の肩から外したマッサージ器を沢木はいきなり妻のスカートの中に突き入れたのだった。
「あっ…?」
その時の妻の慌てぶりと言ったらなかった。
飛び上がらんばかりに驚いて、慌ててスカートの上からマッサージ器を押さえ付けようとしたのだが、慌てていたせいでうまくいかないのだった。
その隙に沢木が左手で妻の腰を抱いて逃げようとする妻の動きを封じる。
両膝を閉じてマッサージ器の侵入を拒む妻だったが、不気味な振動音を響かせるマッサージ器の先端は既に一番奥まで侵入していた。
「嫌っ、嫌っ…」
妻は完全に取り乱しながら引き攣った悲鳴を上げていた。
「美香…」
私は思わず妻の名を叫んでいた。
マッサージ器の先端が妻の下腹部に押し付けられて、振動音が更にくぐもった音に変化していた。
妻がようやくマッサージ器本体を捕まえたのとその先端が妻の下腹部の更に下部に潜り込んでいったのとがほぼ同時だった。
「ああっ…?!」
妻の口から甲高い悲鳴が上がった。
私はハッとして妻を見た。
「ああっ、嫌っ、嫌っ…」
妻が苦痛を覚えたかのように辛そうに顔を歪めた。
そんな妻の腰を左手で抱え、左肩と頭で上体を押さえ込みながら、沢木は右手に持つマッサージ器で妻を責めている。
「ああっ、ああっ…」
妻の口から立て続けに上がる悲鳴は明らかに恐怖に怯えたものだった。
だが…それから間もなく、その悲鳴が明らかに別な種類の声音に変わっていく様を私は目の当たりにする事になった。
「ああっ…駄目…!あっ、あっ…や…めて…」
不気味なマッサージ器の振動に顔を引き攣らせて怯えていた妻が、次第に何かに戸惑うような声音を上げ始めている。
(美香…?)
どこの家庭にもあるマッサージ器が女を責める武器になり得る事を知って驚かされたが、それよりも今は妻の戸惑う表情と反応に私は心を乱されていた。
「ああっ…!あな…た…」
妻が苦しげな表情を見せて私に助けを求めて来た。
「美香…!」
これにはさすがに私も堪らなくなり、妻を助ける為に割って入ろうとした。
「ああっ…!駄目…イ…ッ…ちゃう…」
その時だった…妻の口から耳を疑う言葉が発せられたのだった。
(……?)
思わず私は足を止めた。
まさか…?あんなマッサージ器で責められて…イク…のか?
私とのセックスの時でさえ一回イケるかどうかの妻があんなマッサージ器であっさりイッてしまうのか…?
信じられなかった…
「ああっ…駄目、駄目…!嫌っ…イッちゃう…!」
切羽詰まった表情を見せた妻が、藁にも縋る思いで沢木にしがみつきながら叫ぶように言った。
「遠慮はいりませんよ…。イッちゃって下さい!」
沢木が妻を叱咤するように声をかけた。
「ああああっ…!!!」
次の瞬間、妻は整った顔を極端なまでに歪めて、けたたましい悲鳴を上げたのだった。
妻はイッてしまったのだ。

妻が、沢木の巨大な男根を口一杯に頬張っていた。
マッサージ器でイカされた妻は、その後クンニと指で1度づつイカされたのだった。
力尽きたようにベッドに横たわる妻から沢木が衣服を脱がせていったのだが、その時には妻に抵抗の意志も気力もなかったのだ。
私のモノより、長さも太さも明らかに一回りは巨大な沢木の男根をくわえている妻を私は呆然と見詰めていた。
お嬢様育ちで世間知らずだった妻…
有名な一流大学を卒業し、一時は税理士を目指した程の才女だった妻が…男優のテクニックに負け、理性も知性もかなぐり捨てたように男根を貪っているのだ。
とても信じられない光景だった。
「奥さん、上手ですね…。そろそろイキそうですよ。」
沢木が感極まった声で言った。
そして…沢木が呻きながら己の精をそのまま妻の口内に吐き出したのだった。
さすがに妻は沢木の精液を飲み込む事はしなかった。
口内に貯まっている大量の精液を自分の手の平に吐き出したのだった。
そんな妻の行為も先程から最大限に膨張し切っている私の興奮と股間とを同時に煽り立てた。
だが、ここまでだ…沢木も射精して終わった。
妻が何度もイカされて激しい嫉妬を抱いたが、それもこれで終わりなのだ。
危なかったが、とりあえず妻の貞操は守られた…地獄で仏だった…それでも、私が受けたショックは到底言葉では言い表せない程大いものだった。
疲れた…!怒りと屈辱、悔しさと哀しみ、嫉妬と…興奮…それらの思いが私の体に渦巻いていた。

「あ…?」
疲れ果てて、その場に座り込んでいた私の耳に不意に狼狽した妻の声が聞こえて来たのだった。
何事かと顔を上げると、ちょうど沢木が妻をベッドに押し倒した所だった…ッ?
私は慌てていた…!
(何をするつもりだ…?)
既に一度放出している身で沢木は今更何を…?
訳がわからずに頭を混乱させていた私は沢木の股間の巨大化した男根を目にして愕然とした。
確かに、つい今しがた妻の口内に射精した筈なのに…沢木のそれは何事もなかったかのようにその巨大さと硬度を取り戻していた
(そんな…?!)
私は絶句した。
まだ撮影は終わっていなかったのだ。
私の一人合点だったのだ。
結局、沢木は最後まで続けるつもりなのだ…

嫌だ…!

もうやめて欲しかった。
妻は私だけのものだ…!
これ以上、妻を辱める事は許せなかった…!
疲れ切った体に鞭打って、私は何とか立ち上がった。
だが、運命は皮肉だった。
私が妻をどれだけ愛していたか…?
妻が私にとってどれだけ大切な存在だったか…?
今になって思い知らされた私だったが瞬間、妻は私の目の前で沢木に貫かれたのだった。
「ああっ…!」
巨大な男根で一気に最奥まで貫かれた妻が恐怖に満ちた悲鳴を上げた。
そんな妻の口を塞ぐように沢木が唇を重ねていった。
そしていきなり激しく突き上げ始める。
「ううっ…んむっ…ん…」
妻が苦しげに呻く。

長い髪がベッドの上で乱れていた。

「ああっ…ああっ…」
妻の口から悲鳴とも呻きとも付かぬ声が上がり続けていた。
沢木の巨大な男根でリズミカルに突き上げられて、妻の官能は激しく燃え上がっていたに違いない。
「ああっ、嫌っ…ああっ、駄目…イッちゃう…!」
妻がシーツを激しく掻きむしりながら引き攣った悲鳴を上げる。
(美香…!)
目の前で愛する妻が犯され、揚げ句の果てにイカされてしまう屈辱と悲哀が私の全身から気力と体力を奪っていった。
だが、不思議な事に胸と股間だけは痛い程切なく疼いていた。
愛する妻が他の男に抱かれるのを見ながら性的興奮を覚えてしまうなど…あっていいものだろうか?
罪悪感と自己嫌悪に陥った私だったが、その時、妻が感極まった悲鳴を上げて絶頂に登り詰めたのだった。
そして妻の絶頂に合わせるようにして私は射精してしまっていた。

それから私にとっての地獄の時間が続いた。
妻は四つん這いの姿勢でバックから貫かれ、また仰向けに寝た沢木に跨がりながら騎乗位で腰を振った。
妻が何度絶頂に登り詰めたのか私は知らない…恐らく一桁ではない筈だった。
夫でありながら、最近では滅多に見れなくなった妻のイキ顔をこの短時間に何度も見せられた。
これが屈辱でなくて何であろうか…?
それにしても長かった。
沢木が妻を貫いてから、かれこれ30分は過ぎていた…。
「ああ…もう許して…」
自分が何度登り詰めても、少しも自失の兆候を示さない沢木に妻は恨めしげな表情を見せて哀願した。
若くは見えても、妻はもう四十代を目前にした立派な中年なのだ。
これだけ長い時間のセックスは相当キツイ筈だった。
「じゃあ、そろそろ終わりにしましょうか?このまま中に出していいかな…?」
沢木が意地悪そうに尋ねる。
「駄目、駄目…!」
妻が激しく顔を振って拒んだ。
「じゃ、まだ続けまよ。」
沢木が笑いながら言った。
「ああ…嫌っ…意地悪言わないで…」
妻が突然泣き出した
沢木に跨がり快楽を貪るがごとく淫らに腰を降り続けながら、妻は泣いていた。

最後に沢木は妻の顔に射精した。
私だけの…美人で評判の私の妻の顔が沢木の白濁した精液で汚されたのだ。
そして、ここまでの一部始終が一本のアダルトビデオとして撮影されていた…。

後になって聞いたのだが、“熟女シリーズ”は実際に存在した売れ筋のヒット商品だと言う。
酒井は最後まで姿を見せなかったが、代わりに沢木が私と妻に平謝りだった。
ビデオにはちゃんと顔にもモザイクをかけるという。
そして妻には出演料として破格の百万円が支払われたのだった。

だが、奴らがした行為は立派な犯罪だ。
訴える事も考えたが、金も受けとってしまったし、何よりこれ以上妻を辛い目に遭わせたくなかった。
それに…あれ以来、妻はセックスに興味を抱くようになったのだ。
私もあの時の事を思い出して激しく妻を求めるようになった。

結果オーライと言っていいのかわからないが、何とも切なかった妻のAV出演の思い出です。

【寝取られ】仲良し夫婦 II【NTR】

$
0
0

土曜の夜は夫婦でまったりエッチの日ですが、愛美の浮気告白を聞いてからは少々内容が濃くなりました。

愛美と××氏とがしていたというエッチの再現プレイがきっかけで、そっち系に移行してしまったからでしょう。。

ソフトとは言え、僕にとっては未知のゾーンだったSMの世界。

照れてしまいまして、はじめはなかなかうまくできなかったんですけどね。

愛美が上手に雰囲気を作ってくれるので、少しずつ慣れていきました。

自宅だと普段の生活感があり過ぎて盛り上がりがイマイチですから、エッチはホテルでするようになりました。

夫婦でラブホテルに行くのもいいですよね。

目隠し・手錠などなど小道具一式をバッグに詰め、車でホテルまでお出かけです。

車で10分もかからない近場だけど、遠足気分で意外と楽しいんですこれが。

そしてしばらくしたあるエッチの晩でした。

禁断のおトイレプレイにも挑戦してみようという事になりました。

「大丈夫♪あっちゃんのならあたしぜんぜん飲める。ね、やってみよ★」

愛美の誘いに負け、ってかホントはちょっと待ってたような気もしますけど。

ホテルに入り、バスルームへと移動しました。

洗い場にぺたっと座った愛美の前に立ち、ガシっとしがみつかれてパクっとされたら準備OK。

ちんちんを咥えた愛美がニコと笑って(いつでもいいわよん♪)って感じにうなづきました。

出ない。出せない・・・

どうしても出せない。思いきれない。

人の口の中、それも自分の嫁さんの口の中におしっこ。

ダメでした。いくら頑張ってもブレーキがかかって尿道まで来てくれません。

ああ、僕にはこういうのは無理かもと思いました。

愛美はちんちんから口を離して言いました。

愛美「無理っぽい?」

僕 「うん・・・なんでかな。どうしても出せないんだよな・・・ごめん」

愛美「そっか。んー」

ちょっと考えてから愛美は

愛美「・・・じゃあさ、このままおしっこだけしてみるとか。あたしの口の中に出すって思うからできないんじゃないのかなきっと。だからこのまま。とりあえずおしっこするだけ」

僕 「おしっこするだけ?」

愛美「そ。見ててあげるから。ってかあっちゃん、あたしの前でおしっことかもしたことないよね。だからだよ」

僕 「そうなのかなあ」

愛美「たぶんね。まずおしっこに慣れないと♪」

僕 「う、うん。慣れね」

愛美「そう。慣れれば平気になるって。ね、そうしよ。はい、おしっこしてみ」

僕 「やってみる」

とは言ったものの、ちんちんの真横に愛美が座り込んでマジマジと見つめられた状態ではあまり状況は変わりません。

僕 「ダメだ。どうしても出せないよ」

愛美「これも難しいか・・・困ったな。さて」

僕 「あ、いいよ無理にしなくても・・・今度にしよう」

愛美「そう?でもさでもさ、せっかくしようって決めたんだよ。もちっと頑張ってみない?ってかあたしもあっちゃんの飲んであげたいし」

僕 「うん。いや。わかるんだけど、出てきてくれないんだよぉ」

愛美「あ。じゃあさ、あたしが先にするからあっちゃん見てみる?」

僕 「え」

愛美「あ、それがいいよねっ♪そうしましょうそうしよう。自分だけって思うから出ないんだきっと。あたまいいねあたし」

僕 「・・・そうなのかなあ?・・・」

愛美「そうだよ。そうそう。ね。それでいこう♪じゃあホラ、あっちゃんも座って」

僕 「は」

足を開いた愛美の正面に座ってマンコを覗き込みました。

愛美「どうしよう。足広げた方が見やすいよね」

僕 「・・・ねぇねえ。××に見せた時はどういう格好したの」

愛美「ん〜と。こんな感じ(と後ろ手をついて腰を上げ、マンコを突き出して開脚ポーズ)」

僕 「いいじゃんそれ。よく見える」

愛美「そう?じゃこれでいっか。あっは。丸見え〜みたいな★でも真ん前だとかかっちゃわない?」

僕 「どの辺に飛んでくるの?」

愛美「出してみないとわかんないけど。もしかしたらあっちゃんのお腹のあたりまでいくかも」

僕 「別にかかってもいいし大丈夫」

愛美「うは♪あたしのだもんね。ではいきま〜す♪」

愛美はよく見えるようにと、更に右手でピラっと広げてくれました。

僕 「尿道よく見える」

愛美「見える?いい?出すね」

愛美の小さな尿道からジワジワとにじみ出てきてから、チョロチョロと出始めました。

へ〜こんな風に出てくるんだ、と思ってしげしげと眺めてたら、すぐにシャーっと勢いよくシャワーのように飛んできました。

僕 「おぉ凄いすごいどんどん出てくる」

愛美「ごめん胸まで飛んじゃった」

僕 「いいよ大丈夫。でもってちょっと感動。おしっこ出てくるところ間近で初めてみた!」

愛美「あは〜★こういう風に出るんだよ。なんか結構いっぱい出るな」

僕 「だね。溜まってたんじゃない?」

愛美「そうかも。まだ出る」

僕 「いいじゃんいっぱい出してよ。見ていたいし」

愛美「ちょっとクサいねごめんね。・・・もうちょっとで終わりそうだよ」

チョロチョロ。ジョって感じで終わり。

愛美「ハイおしまい。えへへへへ。しっかり見せちったぜ」

僕 「ご苦労様でした。しっかり見させて頂きました」

愛美「お粗末でした♪・・・うーやっぱちょっとクサイね。あっちゃんにも結構かかっちゃったよねごめんね」

僕 「大丈夫だよ(実はかなり臭かった)」

愛美「ここ窓無いもんね。こもる」

僕 「まあいいんじゃない」

愛美「とりあえず流してっ、と」

僕 「・・・愛美恥ずかしくなかった?」

愛美「え?平気だよ。だってあっちゃんだもん。ってかちょっとコウフンしちゃった★★」

愛美はシャワーでざーっと洗い場を流し、備え付けのシャンプーやボディソープを撒いてニオイ消し。

愛美「これでいっか。だいぶ消えたね」

僕 「うん」

愛美「さてあっちゃん。今度はできそう?やってみよっか」

僕 「うんたぶんいけると思う」

愛美「あっは♪なんかさっきと違うね、堂々としてるじゃん。良かったねあたしの先に見て」

僕 「うん。良かったかも。もう大丈夫な気がしてきた」

愛美「オッケ?じゃあいってみよ〜GoGo」

僕が立ち上がると愛美は「持っててあげる」とちんちんを握ってきました。

握られるとどうしても勃ってしまうけど、さっきまでのような緊張感はなくなっていました。

ジャー。

「お、大丈夫だ」今度はすんなりと出せました。

ジャー。

出る出る。我ながら良い出具合でした。

愛美「おほ〜出てきた出てきた♪いいね勢いあるおしっこだわ」

僕 「ちょっと振り回さないで」

愛美「ホースみたいだよね♪おしっこしてるとこ見るとついこれやっちゃうんだ」

愛美はおしっこが出ているぼくのちんちんをぶんぶん振り回して遊んでました。

と思ったらいきなりパク。

僕 「あっ」

愛美「ン・・ン・・ン・・」

僕 「の、飲んでるの」

愛美は(うんうん)とうなづいてピースサインを出してきました。

あ、ホントに飲んでるんよ〜うわマジだよ、と思った途端急激に勃ちはじめました。

おしっこはまだ止まりません。愛美は咥えて目を閉じて飲み続けていました。

愛美の喉から時々ごくんと飲み込み音が聞こえてきます。

やっと全部出終わりました。

愛美「・・・ふ〜〜」

僕 「あ〜ビックリした。見てるだけだと」

愛美「うはは♪出てくればこっちのものよ。ね、ちゃんと飲めたでしょ・・・うっぷ」

僕 「うんホントに飲んじゃったねすげえええ」

愛美「ごちそうさまでした。ぜんぶ、じゃないけどね、しっかり頂きました。げふ・・・くさ。歯磨きしたい」

僕 「はい」

愛美はお風呂から出てシャコシャコ歯磨き。

持参したマウスウォッシュで入念にニオイ消し。

ベッドで待っていた僕にすっと近づいてきた愛美は、抱き着くなりキスしてきました。

僕 「う」

愛美「ぐは、どう?口くさいだろ」

僕 「あ。こ、これはかなり。アレだな確かに」

愛美「ね。これがね、なかなか消えないの。でも元はあっちゃんから出たんですからね♪クサイとか思わないでね」

僕 「わかってるけどクサイと思うなってのは無理ですって・・・」

こうして初のおトイレプレイを体験してしまいました。いやあ予想以上の興奮でしたよ。

だけど愛美の口が強烈におしっこ臭くなる事を思うと、一応体験できたことですし。

今回だけで十分かなって思ったのも事実でした。

愛美「う〜くちがくせぇ」

僕 「きっともうすぐ消える・・・のかなあ。いやたぶん消えるねウン。わからん」

愛美「そう簡単に消えませんって」

愛美はしばらくの間、ジュースを飲んだり持ち込んだお菓子を食べたり飴を舐めたりしてニオイ消し作業をしてました。

愛美「(は〜っとやって息を嗅いでから)ん。まだくさいけど、さっきよりは多少マシかも・・・ね、あっちゃんちょっと嗅いでみて」

僕 「えっ」

愛美「何その顔。愛する妻のおくちのニオイくらい嗅げなくてどうすんの」

僕 「あ。いや普段ならあの、別にいいけど、今はもう少し」

愛美は問答無用で僕に抱き着いてきました。

キスされるかと構えていたら、僕の顔をガシっと掴んで鼻の前でおもいっり「は〜〜っ」。

うっく。全然ニオイ減ってない。

僕 「@@@@@@@@@」

愛美「どうよ?」

僕 「まだダメ・・・クサ過ぎ・・・死ぬ」

愛美「まだだめか。ま、そうだよな♪うは」

あまりのクサさにマジで吐きそうになり、必死に堪えました。

愛美「あっちゃんクサかった?あっは〜ごめんねぇ。ホラ、あたしのタイヘンな思いもちょっとわかってほしいなって。ハイこれ嗅いでみ」

愛美はいつも使ってるコロンを僕に渡してきました。

死にそうな僕は言われるがままに嗅いでみると。あらビックリ。

吐き気がすーっと収まりました。

愛美「イヤなニオイ嗅いだときはね、いいニオイで相殺するのが一番だよ」

僕 「へえ〜!!なんか愛美すごいねこんな効くとは尊敬した」

愛美「うふ。これやると半端なくクサイから・・・。あたしも考えたわけ」

僕 「愛美すごいよおしっこ博士だね」

愛美「うははは人には言えないねそれ。・・・ねね、もっかいお風呂入ろうよ」

僕 「お風呂?入るの?」

愛美「入ろ入ろ」

僕 「いいけど」

愛美「お湯貯めてくる」

狭い自宅の浴槽と違い、ゆっくり二人で入れるのもホテルのいいところです。

お風呂の中で僕の上にちょんと乗っかった愛美をなんかやけに可愛いなって見ていたら、

愛美「ね、お願いがあるの」

僕 「ん」

愛美「いい?お願いしても」

僕 「いいよ、何」

愛美「えへ♪・・・あのね、あっちゃんにね」

僕 「うん」

可愛いけど超おしっこ臭い口で、チュっとキスしてから愛美が言いました。

愛美「あたしのもね・・・飲んでもらいたいなって思って。うは」

僕 「あ、おしっこ?」

愛美「うん。ダメ・・・?」

正直瞬間ひるんだけど、まあ愛美のならいいかって思いました。

さっきもかかっちゃったけど平気だったし。「いいよ」と答えました。

愛美「え〜〜いいのホント???ホントにぃ??わ〜い」

僕 「喜んでるし。いいよ大丈夫だよ。飲ませてみたくなったの?」

愛美「えっへ。ホントはねちょっと前からしてみたいなって思ってた。でも、あっちゃんそこまでしてくれるかなって思うとねなんか言えなくって」

僕 「はは、なにいってんの夫婦でしょ」

愛美「ぐは〜ちょっと感激!!いいねフーフ。うちらインニョー夫婦」

僕 「愛美って尿フェチだよな」

愛美「フェチとか言わないで。あっは〜、なんでかね。仕込まれちゃったのかな彼に。ま、キライじゃないよ確かに」

僕 「ってか好きでしょおしっこ系。それも相当」

愛美「ひいいそんな。でも・・・うん好き♪おしっこ。にゃはは」

僕 「うちの嫁は尿フェチでしたと」

愛美「ぎゃっは〜〜〜♪♪やヴぁいわ否定できないわ。くふ。あ〜なんかね、良かったあっちゃんに浮気のコト話せて。こういうエッチしたかったんだ」

僕 「はは。なんでそんなにおしっこに萌えちゃうんだろね?」

愛美「なんでだろね?あのね、カラダから出てくるいらないものだよねおしっこって。でもね、あたし調べたんだけど別にキタナクはないんだって」

僕 「そんなの調べたんだ」

愛美「フェチですから。がは♪健康な人のだったら結構キレイなんだって」

僕 「え、キレイなの?」

愛美「らしいよ。ニオイがこれ(と言って僕の顔にはあ〜っと吹きかけてから)だからキタナイって思うけど、そんなことないんだって」

僕 「うぷ。へ、へえそうなんだ知らなかった」

愛美「あっは、まだニオウか。こうなっちゃうからね〜飲むのはね、時々でいいよね。でもかけられたりとかは、もっといっぱいしたい★あっは」

僕 「そうなんだ。・・・愛美なんか今日可愛い。くちクサイけど」

愛美「ホント?可愛い?クサくても?ぐへ。ってかさ〜こういうのいいと思わない?お互いのおしっこかけられても平気なんてすごくない?もう隠すとこ何もナイ!みたいな」

僕 「まあね〜」

愛美「フツーいっくら仲良くっても、お互いのおしっこが飲めるフーフってあんまいないよねっ」

僕 「まあほとんどいないんじゃね?こういう世界のことはよく知らないけど」

愛美「ふふ♪あたしは好きこういうの。もうね、なんでもだよ。お互いの出るモノならオッケみたいな。愛だ〜」

僕 (おしっこまででやめとこうね)

愛美「え?」

僕 「なんでもない」

愛美「ん??ま、いいや。ね、今していい?ワクワク」

僕 「ワクワクとか言ってるし。いいよ、しようか」

愛美「うわはははい♪ひいい」

僕 「はいな」

お風呂から出ました。「どうすればいい?」と聞くと「横になって♪」との指示。

僕 「これでいい?」

愛美「うん。いいデスね〜では失礼して」

洗い場に仰向けに寝た僕の顔の上に愛美がまたがり、しゃがみこんできました。

愛美「ね、まんこ口にくつけた方がいいよね?」

僕 「その方が溢れないっぽいよ」

愛美「だよね。ホイ。ピト。あん・・・ちょっと舐めないでぇ」

僕 「ごめんつい反射的に」

愛美「あう気持ちいい〜♪♪・・・あとで一杯舐めて」

僕 「まかせろ」

愛美「えへへ。ではお言葉に甘えて出させていただきますね。受け止めてねあっちゃん」

僕 「おう」

口にぴたっと押し付けられた状態でポタポタと出てきたかと思ったら、シャーっと勢いよく愛美のおしっこがあっという間に口の中を満たし始めました。

う、こういう味か・・・。

苦いと言えば苦いけど、その時の愛美のおしっこは結構塩辛い感じ。

体ににかかった時と違い、直接口内に注ぎ込まれるおしっこは微妙にナマ温かい。

時折鼻の穴を直撃するしぶきが、なんとも結構攻撃的な臭さでした。

だけど不思議なもので、嬉しそうに僕を見下ろしている愛美の顔を見たら、味もニオイもそれ程気にならなくなっていきました。

お、なんかすごい嬉しそう。

ホントにしてもらいたかったのかって思ったら、愛おしくなっちゃって。

気にならなくなるとぜんぜん平気。

けっこうたくさん出されたけれど、ほとんど飲むことができました。

愛美「出た。・・・あっちゃんホントに飲んでくれた!!う〜〜なんか嬉しいよぅ」

僕 「ちゃんと飲んだよ。満足した?」

愛美「うん♪♪感動した!!!あっちゃん好き好き愛してる〜ん★」

僕 「ははなに言ってんの照れるでしょ。・・・・歯磨きしていい?」

【寝取られ】続 農家の嫁として【NTR】

$
0
0

俺たちの頑張りでさらに裕福になった家は、長男も1歳6ヶ月になり二人目も希望されたが、

3つは、歳の差をつくりたいと思っていたので夜の生活はしていたが子作りに没頭する事は、なかった

この頃になると俺は、仕事終わりに地区の代表を任され経営と新しい農法をみんなに教えていたので帰りが

いつも深夜だった。嫁は、小遣いも30万くらいに増えて新しい服や休耕時期には、海外にも連れて行き不満の

ひとつも言わず付いてきてくれていた。

この頃になると嫁は、一双大胆になり 風呂上り(長男は俺が会議の前に入れる)には、

旅行先で買った Tバックのパンティー1枚でデカパイを放り出してくつろいでいたのだ。

良夫さんがいる時も、風呂上りに裸でデカパイをブルンブルン揺らして、居間を通り過ぎ面倒くさそうに

上着(タンクトップ)を付け居間でくつろいでいたらしい。叔父は、風呂場での一件から俺がいない時には、

裸でくつろぐ嫁のデカパイを両手でプルルル〜ンプルルル〜ンと触り

叔父 「今日もデッカイのは元気だね〜」なんていっていても 長男がじゃれてくる程度で

気にもしなくなり、やがて良夫さんがいてもデカパイをむき出しにしてくつろぐようになった。

良夫さん 「ユキちゃん 最近すごいカッコウでいるね」

嫁 「ハウスで見飽きたでしょ」 最近 ハウスでの仕事は良夫さんと嫁でやっていて嫁は、

ハウスの中で裸で作業しているので、毎日良夫さんには、デカパイを見られていたのだった。

良夫さん 「どれ少し挨拶してやろう」と嫁のデカパイを揉み揉みし始めた。

嫁 「良夫さん触ったらダメでしょ」と手を振り払う

良夫さん 「ははは ゴメンゴメンついおっぱいが淋しそうだったから」

嫁 「淋しくないから○○(俺)に毎日揉まれているから」

良夫さん 「○○(俺)は、うらやましいな〜 毎日いい思いが出来て 俺なんて毎日侘しく寝るだけだ」

嫁 「早くお嫁さん貰いなさい」とデカパイを両手で持ち上げ良夫さんに見せびらかす。

良夫さん 「いや〜たまらんね〜 帰ってマラでも擦るか しかしユキちゃんもこの村に溶け込んできたね」

嫁 「農村は、私に会うのかしら 開放的で周りの目なんて全然気にならないし」淋しそうな良夫さんが

不憫に思い、ふと先日のヒロさんとの件が頭に浮かんだんだろう。少し考えて嫁は、良夫さんに言った

嫁 「良夫さん毎日仕事でお世話になっていますから 申し訳ないけど手でならしてあげられるけど」

良夫さん 「本当かい じゃあお願いしようかな」と素早くマラをとりだした。

嫁 下を向きながら良夫さんのマラを握り上下に動かし始めた。

良夫さん 「う〜気持ちいい いつも自分でしてたから ユキちゃんおっぱいいいかい」嫁頷く。

良夫さんは、嫁のデカパイを揉みしだき始め前回のハウスの件と違い 今日は、嫁公認なので激しく

揉み続けマラを全快に勃起させている。乳首を捏ねくりまわしデカパイを握り興奮状態の良夫さん

嫁 「良夫さん 挟んであげるね」と良夫さんの股を自分の両膝にのせ良夫さんのマラをデカパイに埋めた。

良夫さん 「こんなん初めてだよ すぐ出そうだ」嫁は結婚前からパイズリが上手で俺は、職人と呼んでいた。

良夫さんは、マラを挟んで激しく上下するデカパイに一双の興奮を覚え 嫁のTバックに手を伸ばした。

Tバックの紐をずらし嫁の股へ手を忍ばせた。嫁は、パイズリをやめ手コキしている状態だった。次第に

良夫さんの顔が嫁の股へマラが嫁の顔の目の前に、良夫さん激しく股をいじめる と嫁は、自然に良夫さん

のマラを自分の口に含んだ。

良夫さん 「うっ」と発射していまい終了。最後までいけそうな雰囲気だったので悔しがる良夫さん

嫁 「いっぱい出ましたね 又明日 ハウスでお仕事お願いします。」と洗面所で口を濯ぐ。

良夫さん 「ありがと じゃ又 明日」と帰って行った。

 1週間後のある日、この日も俺が会合に向かう時叔父から言われた。

叔父「○○(俺)今夜も遅いんだろ 良夫がくるからユキちゃん誘って呑みに行っていいか?」

俺「明日は、雨みたいだからいいけど 子供がいるぞ」

叔父「おふくろに頼んどいたから 息抜きにたまにはいいだろ」

俺「どこいくんだ?」

叔父「リッチだ ○○も後でこい」

俺「ああ」 リッチとは、家から40分位の所にある場末の温泉街(ほとんどお客はいない)にあるスナックで

地元の人からもボッタくる店で評判は悪いが飲み屋といったらそこしかなかった。

ママ(65歳位の愛想の悪い)「いらっしゃい 3人さん?」

叔父「ああ 奥のボックス入るぞ」と3人で奥の席にすわった。

叔父「かんぱ〜い」と呑み始める。しばらく雑談をしていると見知らぬ男達が入ってきた。

ママ「いらっしゃい 3人様?」少し恐持ての60ちょい前の男と20前後のチンピラみたいだった。

チンピラ「なんだ汚ったねえとこですね」と恐持てに向かって言う。

恐持て(ヤクザの若頭?)「まあこんなクソ田舎だしょうがねえ 少し飲んでけえるぞ」

チンピラ「かしら 奥にすっげえ巨乳の女がいますよ」と嫁のほうを顎でさした

若頭「ほう 酒の肴になるか くくくっ」と言い嫁達の隣のボックスに座る。

この日の嫁の格好は、いつもと同じノーブラタンクトップでピッチピッチのやつ 下は、キロットパンツで

膝上10センチ位でなんの警戒心もない格好をしていた。思えば 俺が子供の頃から家の人も近所の人も

大胆な格好で生のおっぱいなんてどこの家にいっても見れて珍しくなく日常の光景のひとつだった。

田舎なんで近所の奥さんの母乳を飲んだり 誰がいても裸で風呂から出てきたりエロの気持ちなんてなかった。

しばらくして チンピラ「兄いさん達地元の人ですか?」と声を掛けてきた。

叔父「ああそうだよ 兄さんたちは?」と聞き返す

チンピラ「へえ ○○温泉で会議がありまして しかしひどい温泉ですね」

叔父「地元の人間は誰もいかねええよ」

チンピラ「この飲み屋もひでえですね どうです良かったらご一緒しませんか?」と誘う。

叔父「いや迷惑だから遠慮しとくよ」

若頭「いいじゃあないですか おごりますよ 地元の事を教えて下さい。」

叔父「そうですか(嫁と良夫さんのほうを見て)じゃあお言葉に甘えて」と席を移動する。

するとチンピラがす〜っとどいて嫁を若頭とチンピラの間に向かえいれた

若頭「ママこの店で一番高い酒くれ」とルイ13世を頼み皆で乾杯

叔父「こんないい酒始めてだ」とあまり酒に強くない叔父は、ガバガバのみ始めた。良夫さんも連られて呑む

若頭「さあお姉さんも呑んで」と嫁にのませる。グビッと呑む嫁

嫁「あ〜暑くなります このお酒」とにがそうな表情で飲む。

チンピラ「お姉さんどちらかの嫁さんですか?」

嫁「いいえ 叔父さんとお友達です。 旦那は、後からきます。」

チンピラ「ふ〜ん あとからくるんだ〜」と若頭のほうを見る。酒を飲み続ける叔父と良夫さん

二人の相手は、チンピラだ。みるみる酔っていく二人 そして

チンピラ「お姉さん今きづいたんだけどブラジャーしてないの?」と嫁の乳首を凝視する。すると

良夫さん 酔っ払って「ユキちゃんはいっつもノーブラだよな 風呂上りなんか生のオッパイいっつも見せてくれるよ ははは」

嫁「良夫さん(怒り気味に)」

チンピラ「そうなんですか 俺も見てみたいな〜 りっぱなオッパイですよね」とよだれを拭く真似をする。

いつのまにか若頭が嫁の肩に手を廻して飲んでいる。右手がデカパイに触れるか触れない位の位置で

若頭「誰か歌いませんか」とカラオケを進める。最初から叔父と良夫さんで歌い始める。

若頭序々に嫁のデカパイに触れていく。チンピラが嫁の気をそらす為、小ネタを嫁に見せている。

チンピラ「お姉さん見て」と鼻に10円玉を入れ笑わす。嫁前かがみになって笑う。若頭 一緒に前かがみになりデカパイを揉む

嫁「面白い人ですね〜 わっはっはっは」とデカパイを揉まれたのに気付かない。段々と大胆になっていく若頭

叔父と良夫さんは、飲みながら歌ってチンピラに踊らされてどんどん酔っていく。

嫁 大分酔いが廻り「暑い〜 暑い〜」と連呼した。チンピラが嫁の後ろにまわりタンプトップを不意に捲くり上げる ペロン

嫁「きゃっ」 デカパイがはじけた。

チンピラ「お姉さん 暑いからちょうどいいでしょう? 誰も見ませんから」嫁 胸元を隠すがチンピラに力づくでデカパイを

あらわにさせられる。

若頭「さあ 呑んで楽しみましょう」とグラスを渡す。叔父と良夫さん完全にグロッキー状態

チンピラ「お姉さんデユエットしましょう」と嫁の手を引く。嫁タンクトップを基に戻しながらステージに

チンピラと歌い始めるとチンピラが廻りで踊り出し嫁の背後に廻ってはタンクトップを捲くり 嫁が基に戻すを暫く繰り返す。

二番になり若頭と交代し若頭は嫁の肩に手を廻した。チンピラがタンクトップを捲くりあげる。若頭が嫁のデカパイを生で揉み

始めた。体をクネらせる嫁だが力が強く逃げられない。チンピラは、嫁の背後から股を弄り始めた。

歌い終わって席に戻ろうとするが、チンピラが鼻に500円玉を入れ嫁を笑かし

チンピラ「お姉さん万歳して」嫁 笑いながら万歳するとチンピラが一気にタンクトップを剥ぎ取る。デカパイがブルンブルンと

二度ほどはじけた。

若頭「よし こっからは裸の付き合いだ」と服を脱いだ。綺麗な刺青で観音様がいる。チンピラ二人も筋彫りがあり嫁はあっけに取られ

デカパイを隠す事もせづあきらめ状態で席についた。すると

若頭「お姉さん イボマラ見たことあるかい?」

嫁胸を掻くしながら「イボ・・・ってなんですか?」と聞き返す。

若頭「よし見せてやろう」とズボンを脱ぎパンツを下ろすとイボが12個ついたマラが登場した。嫁 目を覆うがチラ見する。

若頭「お姉さん 俺のを見せたんだお姉さんの観音様も見せてくれよ」と嫁の股をさす。首を振る嫁 するとチンピラが

嫁のキロットパンツを剥がしに掛かり 若頭は、嫁の頭を抑えイボマラへ 息苦しくなり口を空けた嫁 一気にイボマラが入れられる。

嫁「ぐっぐぐぐ」と悶えるが若頭は腰を動かし始めチンピラもパンティーを剥がし嫁の股を弄び始めた。

若頭「お姉さん 下のお口に欲しいだろ ええっ」と低い声でいい チンピラ二人が嫁を抑えつけ尻を持ち上げた。

ゆっくり若頭のイボマラが嫁の股へ ゆっくりそして序々に加速してゆく 嫁は始めて味わうイボマラにいってしまいもはや 

抵抗出来ない状態。チンピラが嫁のデカパイを弄ぶ

チンピラ「こんなデカ乳 ソープにもいませんよ 頭つぎは俺にも味見させて下さいね」

若頭「おう」とさらに腰を加速させ一気に嫁の中へ放出 う〜 っと満足げな若頭は、すぐにパンツを履き上着も羽織る。

チンピラ「お先に〜」とチンピラに合図し正上位から挿入 デカパイの揺れを楽しみながら発射 チンピラ続けて挿入

チンピラ「頭まだまだ行けそうですよ このデカパイ女」と順番待ちをする。

若頭「こんな場所、二度とこねえから たっぷり楽しみな」

チンピラは、若さの分3回づつ嫁に中出し してはてた。

若頭「気がすんだか? けえるぞ おいママお勘定」

ママ「28万円だよ 店の汚し賃と匂い消しも付けといたよ」

若頭「一発4万円か まあしゃあねえ」と支払い店を出て行く。

俺が2時に到着したころ 嫁は全裸でソファーに寝ていて 叔父と良夫さんは、トイレで寝てた

俺「ママなにがあったの?」

ママ「その女の子が酔っ払って 脱ぎ出したら 時雄ちゃんと良が興奮して呑みすぎて便所でゲロさ」

俺は、嫁に服を着せ負ぶって帰った。服を着せる際のいやな匂いがきになったが、疲労で眠く気にはしなかった。

あくる朝嫁から一部始終を聞いて温泉宿に行ったが誰もいなかった。旅の恥はなんとかか・・・って逆だろ。

いろんな事の繰り返しで益々、大胆になっていく嫁 う〜ん心配だ。

 夏の時期、珍しく家族で温泉旅行に行ってきた。旅行といっても一泊だけで隣の県の賑わいのない

淋しい温泉だ。嫁も日頃の疲れを癒す為、乗り気で此処へやって来た。いつものようなラフな格好で

はなく ノースリーブのシャツにスカートを履いて下着ももちろん付けている。子供と嫁、俺の三人

部屋でおやじとおふくろ、叔父とお爺で寝る事にした。俺達は、家族風呂を予約していて久しぶりに

子供と嫁と寛げると思い到着したPM5:00ごろ 直ぐに風呂に向かった。家族風呂には、PM5:30〜

PM6:30まで○○様と書かれていたので安心して入った。しかし中が賑やかだ。少し変に思ったが

着替えも置いてなかったので3人で裸になり入った。すると55歳位の男達がいるではないか。

嫁 『きゃっ』と胸を隠す。俺は、子供を抱いていたのでオソコは、丸見えだ。

中年A 『こりゃ〜すまない 長湯しすぎた。』と頭を下げるが、視線は、嫁のデカパイに驚いた

のか、嫁の胸を凝視している。

俺 『着替えが見当たらないようですが、どうしました。』

中年B 『いやいや 男三人でお客がいなかったから 岩の上においてあるんですよ いや〜失敬』

嫁は、デカパイを片手で隠しているが、隠しきれず大体の形は、露になっている。

中年C 『すぐ上がりますんで 奥さんすみません』

嫁 脱衣所に隠れながら 『私は、大丈夫ですから、みなさんゆっくりして下さい。』と言い出した。

中年達は、顔を見合わせて

中年C 『じゃあ お言葉に甘えてあと10分だけご一緒に なんかここの温泉気持ちいいんですよ』

嫁 バスタオルを持ち出し 体を隠し風呂場に入ってきた。

俺は、少し温泉に浸かってから、子供の体を洗いに出た。中年男達は、す〜っと嫁の方に寄ってきた。

中年A 『家族旅行ですか、良いですな〜 俺も昔は家族できたけど 今では、誰も相手にして

くれませんよ〜』と嫁に話掛けている。バスタオルがお湯に染みてきて胸の谷間がクッキリと判る

ようになってしまったが、普段の癖か気にも留めず男達と談笑する。子供と湯舟に戻ったら

嫁が体を洗いに出た。何も今洗わなくてもと思いつつ何も言わない俺。

嫁が体を洗い始めると男達が俺に

中年A 『じゃあ俺達そろそろ上がります。すみませんでした』と一礼して嫁の方に向かった。

中年A 『奥さんすみませんでした』と一礼しながらデカパイを凝視して次々と出て行った。

嫁 『どう致しまして 又お会いしましょう。』と無邪気に笑ってる。体を洗い終わり湯船に戻って

いきなり俺の マラを握りだした。

嫁 『なんか 身内に見られるのは、なれっこだけど 他人に裸を見られるのって興奮するね』っと

とんでもない事を言い出して 俺のを扱く。俺も解放的になり子供を小さな温泉の溜まりに入れ

嫁と始めてしまった。デカパイの技をフルに使って俺を喜ばせてくれて、俺もお返しに中にキッチリ

出してあげた。時間が来たので3人で浴衣に着替えて温泉から上がり皆の待つ宴会場に行った。

宴会場といっても畳20畳位でお客は、俺達と中年男3人組だけだった。酒を飲み始め 3人組みと

合流するのにそう時間は、掛からなかった。男達は、異常に酒が強く おやじを始め次々とダウン

していく家族、一人が部屋に戻ると又次と とうとう俺と子供、嫁、お爺だけになった。

俺 『もう遅いから 俺達は、そろそろ』

中年A 『まだいいじゃあないですか、夜は、これからですよ〜』

嫁 『子供も眠そうだし 帰りましょうか』

中年B 『皆さん農家なんでしょう。俺の実家も農家なんですよ〜 もう少し話を聞きたいな〜』

俺 『じゃあ俺 子供をおふくろに預けてすぐもどりますよ』

嫁 『お願いね〜 私 酔っちゃって立てないから〜 ゴメンね〜』浴衣は、肌蹴て胸の谷間だけで

なく 乳房の片鱗が見えるようになっている。

俺 『胸 隠しな〜 恥ずかしいよ』

嫁 『ごめん』と浴衣を寄せた。俺が、子供を親父たちの部屋へ寝かせ戻るとお爺と行き会った。

俺 『お爺 ユキは?』と聞くが お爺もよれよれだ。

お爺 『やつらにおぶさって カラオケいったぞ』

俺 『何?どこの』と聞くが 返事は、こない。旅館の人に聞いたら 表に出て10分位の所にある

そうなので俺は、そこに行った が居なかった。そう男達は、嫁と部屋呑みしていたのだ。

ここから先は、酔ってあまり記憶のない嫁から聞いた話だ。部屋に負ぶさっていくと

中年A 『さあ奥さん呑みましょう』と焼酎を気一本で呑まされ記憶が飛んだらしい

嫁 『あつい〜あつい〜』ふらふらしながら言った。呑むと口癖のように連呼する。

中年B 『よし 奥さん少し風を入れましょう』と浴衣を乳首が見えないくらい開けた。

中年A 『奥さん 下もやってあげるよ』と浴衣の裾をとりお腹で縛り 嫁のTバックを露にした。

中年C 『しかし奥さん りっぱな体してるね〜 子供がいるように見えないよ』とデカパイに触

れた。嫁 あいかわらずふらふらしている。

中年A 『よし俺達も脱ごう 奥さんも取っちゃって』と自ら裸になり 嫁の浴衣も剥ぎ取った。

中年B ふらふらの嫁の背後に廻り 『いや〜 こんなの始めて触るよ〜』とデカパイを揉み出した

中年C 『奥さん さあ飲んで うん おつまみがない じゃあこれを上げよう』とマラを嫁の

口にねじ込んだ。中年Aは、嫁の股を弄んでいる。

嫁 『うぐぐぐっ ジュポ ジュポ』とフェラを始めてしまった。これがゴーサインとなり皆で嫁の

体を遊び始めた。デカパイに顔を埋め至福の思いをとげるもの、無理やり嫁の股に指を入れるもの

そのうち一人が、感じ始めた嫁のデカパイを平手で叩いた。

嫁 『ひゃ』 もう一人が嫁の尻を叩きだした。そして言葉で嫁を責める

中年A 『奥さん いやらしいおっぱいしてるね〜 もっと揉まれたいんだろ〜』

中年B 『お尻も卑猥でかわいいよ〜 さあもっと振って』と尻を叩かれ否応無しに尻を振る嫁。

中年B 『いやらしい尻だ』と思い切り叩いた。初めてのソフトSMに意識が朦朧としつつも感じて

しまったんだろう 中年達のいいなりになって行く嫁。

中年A 『さあ準備は、出来たろう 何が欲しいんかな? 言ってごらん』とデカパイを叩く

嫁 『・・・・・』

中年C 『今 口に咥えてるものが、欲しいんだろう さあ 言ってごらん』

嫁 『チンチン』

中年A 『誰のだ? 小さいのか?』

嫁 『おじさんのおっきいの』

中年A 『おっきいのをどうして欲しいんだ〜』声を荒げる。

嫁 『おじさんのおっきいのを入れて下さい。』

中年A 嫁にキスしながら『よく出来ました。じゃあご褒美あげよう』と生でマラを挿入した。

いきよいよく 腰をグラインドさせて嫁の尻に腹を打ち付けるおやじ 感じ捲くっている嫁

口には中年Bのを咥え デカパイは、中年Cが遊んでる。中年Aが果てる前に嫁に聞いた。

中年A 『さあ行くよ どこに出して欲しい?』

嫁 中年Bのマラを吐き出し 『外・・・』

中年A 腰を一回止めて 『ダメダメ それじゃあご褒美あげない』イク寸前に腰を止められられ

尻を振り おねだりするが、腰は、動かさない。

中年A 『さあ いってごらん 一緒に気持ち良くなろう』

嫁 『・・・・・』

中年C デカパイを強く握り 乳首を噛んで 『早く言えよ 後がつかえてるんだ 中に決まって

るだろう』嫁のデカパイを再度握りブルンブルンと力を込め振っている。ついに

嫁 『中・・・・・』

中年A 『中になんだ』

嫁 『中に出して下さい。』

中年A 『よしよし 奥さんが望んだんだよ〜 しょうがないから中に出してやろう』と再び腰を

振り 一気に中に放出した。その後は、中年B,Cも中に放出し一人 3発づつ しかも嫁の体は、

叩かれ続けられて 真っ赤に染まっている。おまけに全てが終わった後、

中年C 『ほら一人一人のチンポ 掃除しろよ〜』と足でデカパイを蹴り上げた。

半べそを掻きながらお掃除フェラをする嫁。デカパイにビンタを浴びせ続けられ いっそう腫れた

デカパイが揺れている。DVDカメラで一部始終を録画して後で楽しむんだろう。デカパイばかり

いじめて笑ってる。嫁が疲れと眠気で眠った後は、エロDVDの取り放題になっていった。

デカパイを足で踏みつけられ、グリグリやられ 尻の穴には、ピーナッツを詰められ 股には、

花を入れられ 笑っている。精子塗れになった体をビールで洗い流して 瓶を股に出し入れしたり

デカパイに挟んだり。可能な限りの楽しみをした中年達は、嫁の体を拭き 基の宴会場に置いて行った。

俺が見つけた時は、酔いつぶれ ゲロをしていた嫁 そのまま かついで部屋に寝せた。

あくる日 中年達は、朝5時ごろバイクで帰ってしまい 嫁も酷い二日酔いでなにも聞けなかった。

嫁のデカパイは、みんなの欲望を満たすターゲットになっていった。

 真夏の暑い日、相変わらず元気な嫁 デカパイを縦横無尽にブルブル揺らし農作業に励んでいる。

昼の休憩時は、作業用のシャツを脱ぎ捨てデカパイを丸出しにして昼食を食べている。この光景が

日常となり、叔父や良夫さん 誰も目をくれなくなった。昼食後は、子供と遊ぶ嫁、デカパイを

利用しおっぱいロケット(デカパイを両手で持ち上げ走って子供を追いかける)やおっぱいビンタ

(ソフトに子供の頬を打つ)できゃっきゃいいながら遊んでいる。近所の人達が手伝いに来ても

同じありさまで、完全にこの地域に溶け込んでしまっていた。しかし子供を産んで何年経っても

垂れずに重力に逆らうように聳え立つデカパイと多人数の経験からか尻もデカパイに負けず劣らず

デカくなりデカ尻化していてデカい胸と尻の割りには、ウエストは、締まっていて文字どおり

エロボディーの言葉が当てはまる体になっていった。俺も殆ど毎晩 この体を弄び快楽に酔っていて

そろそろ二人目もと考えていた。昨今の不景気でリストラされた40代後半の人達が、単身でこの村に

2名ほど住み込みで働きに来ていて俺の同級生 トモの家(酪農)に1人 ヤマの家(フルーツ系)

に1人と働いていて来週からは、俺の家にも53歳の人がくる事になっていた。嫁も堂々と寛げる日が

来なくなる事にいささか不満げだったが、否応なしにその日は、やってきた。

うちに来たのは、某大手工場で働いていたヒデジさん(仮名)で、北海道から出稼ぎに来ていて

子供さんは、20歳と19歳の短大生と専門学生だそうだ。年に数度は、実家に帰るそうだが、最近は、

仕送りも間々ならない状態で2年位帰っていないらしい。俺は、不憫に思い最初の3ヶ月は、日雇い

で、日当12,000円 家賃と食事費は、こちらで持つ事にした。容姿は、中年らしくでっぷりとした腹

に白髪まじりのチョイ禿げあがったもろおやじ系の人だった。仕事の始めから良く働いてくれて

真面目で無口 たまに皆の会話にニヤニヤする程度で、黙々と働いてくれていた。ある日、嫁が

風呂上りに、洗濯(風呂に入る前に洗濯機を廻し 風呂上りに干す)をしていると俺に言ってきた

嫁 『○○(俺)ヒデジさんのも一緒に洗おうか?』

俺 『おう 明日から洗ってやれ』

嫁 『わかった』と言いヒデジさんの部屋に行った。嫁のカッコウは、おとなし目のTシャツに

ホットパンツ 勿論下着を着けている。嫁 ヒデジさんの部屋をノックし入る。

嫁 『きゃっ』 なんとヒデジさんは、日頃の淋しさかオナニー中だった しかも手には、デカい

ブラを持って、うちにあるそんなデカいブラジャーは、嫁のしかない。

ヒデジさん 『すんません つい 淋しくって』と真っ赤な顔で謝る。

嫁 『ごめんなさい 急に入って ヒデジさんのも洗濯しますんで出して下さい。』ブラジャーには、

気付かないみたいだ。この頃から嫁は、横浜で買いだめして来たホルターネックのブラジャーを

日替わりでしていて、前のやつは気にもとめなかった。それと同時にヒデジさんのマラが異常に

デカく 叔父のより二廻りほどのデカさに見とれてしまったようだ。この日の夜 嫁は、激しかった。

あくる日、嫁とヒデジさんでハウスに行った。嫁は、ハウスに入るとTシャツを脱ぎ捨て真っ赤な

ホルターネックブラになった。水着間隔なんだろう。しかしヒデジさんには、新鮮でブラジャーに

大きなメロンが二つぶら下り 深い胸の谷間は勿論、乳房の片鱗までクッキリと映し出されていて

しかも作業のたびに ブルンブルンと秩序なく暴れているデカパイに興奮状態に陥ってしまった。

嫁 『ヒデジさん 暑いから水分補給しながらやって下さいね』

ヒデジさん 『はい 分かりました。』右手は、作物に隠れてイチモツを握っている。

嫁 『消毒終わったんで 又 畑にもどりましょう』とハウスを出る。木陰で汗まみれになった

体、デカパイもブラを外してタオルで拭く。ヒデジさんハウスの中の木陰側に廻りビニール越しに

嫁のデカパイを見ているが、見ずらいのか諦めて出てくる。暫くして嫁と畑に帰ってきた。すると

良夫さん 『ヒデさん ハウスでユキちゃんのデッカいの見れたかい?』といたずらに聞く。

ヒデジさん 『いやいや そんな仕事を覚えるのが夢中で』と照れ笑い。

良夫さん 『ユキちゃん ハウスでは、いつも裸なんだよ ヒデさんもそのうち見れるよ』

ヒデジさん 『・・・・・』

俺 『消毒終わったら 暑いから今日は、早めに上がろう』と言い30分後に帰った。

帰ってから風呂に入り男達でビールを飲み始めた。この夜は、異常に暑く 嫁も風呂上りには、

タンクトップのノーブラとハーフパンツで酒盛りに参加した。俺も会議がなく ヒデジさんの人柄も

判ってきたので、嫁になにも言わなかったが、この日は、乳首が異常に突起していて俺でも興奮する

くらいになっていて、しかも動くたびにまるで別の生き物のように暴れているデカパイ。

叔父も良夫さんも俺がいる時は、手を出さないが、みな久々の着衣のデカパイを見て興奮しているよう

だった。お爺とおやじ達は、先に自分たちの部屋に戻ってしまい、俺達夫婦と叔父、良夫さん、ヒデ

ジさんの5人になり呑んでいた。嫁は、疲れたのかデカパイをテーブルの上に乗せて呑んでいて、

みな嫁の顔ではなくその別の生き物を見て話をしていた。テーブルの上に乗っかった小山の先に異常

に突起した乳首が映えている様は、毎日 生で見ている俺の心も揺さぶり、悪酔いしそうになり

俺 『ごめん 酔ったみたいだ 先に寝るよ ユキは、どうする?』

嫁 『もう少し呑んだら寝るわ』と答えたので、俺は先に寝る事にした。待ってましたとばかりに

良夫さんと叔父のいたずらが始まる。良夫さんが肴のピーナッツを取るふりをして嫁の突起した

乳首を摘まむ。

良夫さん 『あっ間違えた』

嫁 『あん 良夫さん ダメっ』と感じている様子だ。

良夫さん 『ユキちゃん いつも見たいにリラックスしなよ』

嫁 『いやよ 恥ずかしいから』

叔父 『ユキちゃん大丈夫だよ ヒデさんはもう身内同然だから ねえ ヒデさん』

ヒデジさん 『・・・・・』何の事やら分からない。

叔父 『ほらユキちゃん』と嫁の背後に廻る。叔父も暫く嫁に手を出しておらず。久々にいたずら

したくなったのか、タンクトップを一気に捲くり上げた。ブルルル〜ンブルルル〜ンとデカパイが

テーブルの上でバウンドした。

嫁 『叔父さんたら 恥ずかしいでしょ』とデカパイを隠そうともしないで生のおっぱいをテーブル

の上にのせて恥らってみせた。ヒデジさんは、いきなりの事で面食らったのか、口を空けて驚いた。

良夫さん 『ヒデさん これがいつもの光景さ ヒデさんがきたから遠慮しておとなしい格好して

たんだよ ユキちゃんは 風呂上りなんかいっつも丸裸さ なあユキちゃん』

嫁 『もう みんなヒドいな〜 これからヒデジさんを身内と思って 楽な格好でいようかしら』

良夫さん 『そうしなよ うちの田舎じゃ みんなそうしてるんだから 今までどおりで良いよ』

ヒデジさん 重い口を開く 『どう言う事ですか?』

良夫さん 『うちらの田舎は、暑い割りにクーラーとか使わねんだよ それに男も女も近所に誰も

いねえし、身内ばっかだから良く裸で家ん中にいるんだよ』

ヒデジさん 『なんか 良い風習ですね』

叔父 『でもすぐに見飽きるさ なあユキちゃん』

嫁 『私も嫁にきた時は、すごい所だな〜って思ったけど 子供が生まれて ここの生活に慣れて

きたら、恥ずかしさも何にも無くなっちゃって、寛げる格好の方が、ストレス溜まらなくて

良いんですよ。ジロジロ見る人はいないし触る人もいないし ねえ 良夫さん』嫌味っぽく言った。

良夫さん 『本当だよ 触ったり揉んだり誰もしないよ なあ』とテーブルの上のデカパイを揉む

嫁 『良夫さん ダメよ』と頬を膨らます。テーブルの上にあっても鏡餅のようにならずメロンの

ように形良くならんでいる嫁のデカパイにヒデジさんも興奮を隠せない。

ヒデジさん 『○○(俺)さんは、何も言わないんですか?』

叔父 『やつは知らないだろう 金と規模をでかくする事しか考えてないから』

嫁 『○○(俺)知っているわよ でもやさしいから言わないんだよ』と再び頬を膨らませる。

良夫さん 『○○(俺)は、すごいよな〜 一人で切り盛りして此処まで規模をでかくして

おかげで俺まで、いい給料貰っちゃってさ』

叔父 不満げに 『俺だって一生懸命やってるのに』と酒を煽る。

嫁 『ごめんなさい 怒らないで、○○(俺)は、叔父さんの事いつもありがたいって感謝してる

だから ねっ機嫌直して ねっ呑みましょう』と叔父に酒を注ぐ、すでにタンクトップを基に戻して

いる。ヒデジさんも再び呑み出した。

良夫さん 『ヒデさん 酒強いね』

ヒデジさん 『はいこう見えても 酒と相撲じゃあ負けた事がありません』

嫁 『相撲?』

ヒデジさん 『はい高校の時、道大会で優勝して大学行ったんですがケガで辞めてしまったんです。』

良夫さん 『どうりで、力がある訳だ。時雄ちゃんも力あるしここいらじゃあ相撲も強かったな』

叔父 『よせやい お遊びでやってた事だろう』

良夫さん 『ちょっと二人でやってみ』

叔父 『こんな夜更けに騒いだんじゃあ うちの者に迷惑だろう』

良夫さん 『大丈夫だろう こんな広い家だもん』

叔父 『よし 酔った勢いだ いっちょやるかヒデさん』

ヒデジさん 『はい じゃあ1回だけ』と二人立ち上がるが、勝負は明白で力自慢の叔父もイチコロ

嫁 『ヒデジさん強いね〜』

叔父 『いや〜本格的にやってた人は、ちがうね〜』

嫁 何を思ったか 『私が挑戦する〜』良夫さんと叔父 ニヤニヤして頷き合う。

良夫さん 『ダメダメ ヒデさんに挑戦したけりゃあ まず俺からだ』

嫁 『なんで〜 ヒデジさんとしたかったのに』とふて腐れる。

良夫さん 『ほらユキちゃん 掛かっておいで』と手招きをする。

嫁 『よし いくぞ〜』と良夫さんに突進するが、突っ張りを真似たデカパイ握りに遭い前に進め

ない。ヒデジさん なるほどと言うような顔をして見ている。嫁 なんとか良夫さんのステテコの腰

の当りにしがみ付くが、今度はデカ尻を撫でられ揉まれてタジタジになりさらにホットパンツを

序所に降ろされて、Tバックが露になる。良夫さんがデカパイに夢中になり揉んでいる隙に嫁が、

内掛けをしかけ良夫さん倒れて負ける。

嫁 『やった〜勝った〜』とジャンプして喜ぶ。その時にデカパイがブルンブルンと何度も揺れて

ホットパンツも脱げてしまう。

嫁 『さあ次は、ヒデジさんよ』

叔父 『ヒデさん 溜まってるんだろう思う存分ぶつけなよ 俺達は、いなくなるから』と小声で

つぶやいた。

ヒデジさん 『よしっ ユキコさん 手加減しませんよ』

嫁 『そうこなくっちゃ〜』とヒデジさんが立った瞬間、先手必勝とばかりに突っ掛かっていった。

さっきの良夫さんを見ていたヒデジさんは、さっそくデカパイを握り揉み始めた。続けざまに

突っ張りのように両手でデカパイを突き上げるが、嫁気にせずなんとか下にもぐり込もうとする。

なんとか下に潜りこんだが、Tバックをまわし替わりにされ吊り上げられる。Tバックが股に食い込み

喘ぐ嫁、嫁を降ろした瞬間今度は、嫁を担ぎ上げた。宙吊りにされた嫁のタンクトップは、下乳が

見えるくらいまで、ずり落ちて二度、三度揺すると完全にデカパイが放り出された。

嫁 『もう何も出来ない〜 降参降参』と言ったがヒデジさんは、辞めない。いつの間にか叔父と

良夫さんがいなくなっている。ヒデジさん宙吊りにした嫁のタンクトップを足でずりさげ完全に

上半身裸にして、さらに嫁を反転させ嫁の顔が、自分のいきりたったマラへといざなう。

嫁 苦しそうにしているが、ヒデジさんのデカマラに顔を擦り振っている。これが逆効果となり

どんどん膨張していくデカマラ。Tバックの上から自分の舌を嫁の股へ押し付け舐め始めたが紐が

邪魔になりTバックを毟り取った。逆さずりにされ酔いも完全に廻ったのか嫁が朦朧としている。

ヒデジさん真っ裸の嫁をゆっくり下に降ろし 本格的にデカパイを揉み始めた。久々なのか力一杯

に揉みしだき舌で乳首を捏ねくり回す。嫁 朦朧としながら感じている。デカパイを揉みながら

嫁の股も攻め続けて足も使ってデカパイと乳首、股と相撲で言う三所攻めだ。嫁は喘ぎながら目を

閉じている。ヒデジさん自分のパンツを下げて嫁の顔の前に極太マラを宛がう、嫁 躊躇なく口に

咥え込んだ。あまりのデカさに目を開けマラを確認した瞬間 目がトロンとしてスイッチが入った。

まるで大切な愛おしい何かを慰めるようにシャブリ続け ジュポジュポといやらしい音をたてて

俺にもやるデカパイフルコースで極太マラを堪能し 仕上げに69のような態勢になりデカ尻を

ヒデジさんの顔の前に向ける。ヒデジさん舌を使い舐め捲くる。嫁が興奮状態から極太マラを

一気に自分の股へいざなうと

ヒデジさん 『ユキコさん それはダメだよ 俺 ここまでで良いから』

嫁 一切聞き入れず 極太マラを自分の股でくわえ込み 腰をグラインドし始めた。ヒデジさんには、

デカ尻が激しく動くさまが、とても良いのか言葉を失い嫁のなすがままになっていく。嫁は、腰を

振り続け ヒデジさんの両手をデカパイに持っていき 早く揉めといわんばかりにおねだりしている。

ヒデジさん激しく嫁のデカパイを揉みしだく 嫁 よっぽど極太マラが良いのか腰を回しはじめ

当りの良い所を見つけては、出し入れしている。久々のSEXで我慢出来なくなったヒデジさんが

ヒデジさん 『でっでっ出る 抜いて』と言っても聞き入れずデカ尻を振り続ける嫁

ヒデジさん仕方なく中に放出 しかし嫁のグラインドは納まらない。ヒデジさんも直ぐに回復したが

二度目の発射も早かった。二度目で満足したのかようやく極太マラを抜く嫁 白い液が股から垂れて

来た。嫁 大の字に寝転がり目を閉じている すると ビュと股から音がしてさらに白い液が吐き

出された。ヒデジさんも欲望を久々に満たし満足げな顔をして支度を整え始めた。

ヒデジさん 『ユキコさん大丈夫ですか?』

嫁 『・・・・・』放心状態で頷き 手でもう部屋へ戻ってと合図する。ヒデジさん頷き部屋へ戻る。

しばらくして嫁は、風呂に入り綺麗に体を洗い流して部屋に戻って来た。俺の布団に裸で潜り込み

嫁 『○○(俺)なんだかくたびれちゃった 一緒に寝ていい』と甘えてきた。

俺 『ああ』と言い又眠った。一生懸命俺のマラを咥えるが、今日はもうその気になれなく朴って

置いたが、デカパイでマラを擦ったり色々していたが、俺は、寝てしまった。嫁に火がついて

収まらないんだろう。裸のまま部屋を出て行き叔父か良夫さんの所でも言ったんだろう。朝目が

覚めた時は、服を着て寝ていた。朝食の時にヒデジさんが起きてこないので心配で俺が見にいくと

(ご迷惑お掛けしました)と紙に書かれていて部屋も綺麗になっていた。昨日の出来事で気不味くな

ったのか、出て行ってしまった。良夫さんの顔が輝いていた。昨日の相手は、良夫さんだったなと

俺は、思いそれと同時に、どんどん淫乱になっていくデカパイ嫁に不安を抱えた。

 月日が経つのは、早いもので長男が生まれてから3年が経とうとしていた。嫁は、あいかわらず

露出が激しく風呂上りの定番となったデカパイの展覧会も一双エスカレートして行き、俺がいない

時には、良夫さんと叔父を替わる替わる相手をしてデカパイを揉むばかりかフェラの奉仕活動も

するようになっていた。デカパイは、ついに120のKカップとなり今までのブラが一切使用不可に

なってしまい、出掛ける時でさえノーブラで外出するようになってしまった。俺も安定してきた

経営に一段落の限りを付け 農業の発展と地域の活性化に力を入れるようになり家を留守にする事が

多くなっていた。淫乱になってしまった嫁は、俺の留守中に良夫さんと叔父を咥え込んでは、欲求

を満たしていたのだろう、しかし不思議と中での放出は避けて妊娠とかはなかったのだ。

淫乱な話もあった。トモ(同級生)の家にフィリピンからきた研修生にデカパイを見せびらかし

誘っておいて、自分の股に咥え込んで楽しんだり、65歳位の一人暮らしの初老の家に行きデカパイを

半分以上見せて誘惑しやっとの思いで勃起した初老のマラを口で弄んだりして、毎日 日課のように

この初老の家に通いフェラ三昧 最終的に股に引き込んでその気にさせて後は、知らんふりとまるで

人が変わってしまったように、SEXをする日々だった。俺も廻りから聞かされたが、そんな事は、

ないだろうと聞く耳を持たなかった。一番ショックだった話は、隣町に通う高校生(農作業時と家と

畑の行ったり来たりでは、すれ違う事さえない)に目を付け 誘惑していたとの話だ。ある日自転車

で帰って来た高校生を軽トラックで待ち伏せしていた嫁は、白いTシャツ(汗まみれ)にジーパン

姿で車が壊れたふりをしていた。高校生が話掛けるとすぐに目に飛び込むデカパイと透けて乳輪の

形まで見える乳首を見せつけ 高校生が勃起するまでに時間は、掛からなかった。自転車の後ろに

乗せてもらうふりで高校生にデカパイを押し付け 興奮して鼻息の荒くなった所でマラを擦り木陰

に連れ込んでSEXをしたという。う〜ん信じられない 家では、いつもと同じなのに誰かが嘘の

情報を流しているのではないかと疑っていた。俺との夜の生活も前と変わらないしどうした事だろう。

確かに 露出は、激しくなっている。ややもすれば子供をたまに風呂にいれる時など子供が悪ふざけ

で居間に逃げ込むとスッポンポンで子供を追いかけてくる時がある。それくらいなら驚かないし

叔父と良夫さんは、もういいやと考えているし、金儲けに走ってしまった俺の責任で深く反省して

いる。良夫さんとのハウスでの仕事でも時折 畑に合流する際に体液の匂いがする時があるし

前と同じく裸で夜、部屋を出て行き(叔父の所)朝は、帰って来ている時もあるし、寝ている俺に

フェラを仕掛けてきて欲しがる素振りをみせたりもする。最近の嫁のお気に入りは、、一人暮らしの

72歳になる タマじいさんだ、この当りでは、大地主であったが村長選に敗れてから力をうしない

今では、寂しく一人暮らしで 夕飯の世話をしに行く名目でタマじいさんのマラを頂きに行くのが

楽しみのようだ。きっかけは、村の噂でタマじいさんは、昔からあっちが絶倫だと言う噂を嫁が聞き

付けてアプローチしたようだ。確かに昔俺もタマじいさんのマラを見たことあるがデカいとにかく

長くてデカイ 太さは、叔父くらいだったが長い28位は、あったと記憶している。

 初めのアプローチは、こうだった。嫁がタマじいさんの家にお爺からの届け物をした時に仕掛けが

始まった。嫁は、おれのブカブカになったタンクトップ(俺も180の体格なので、肩紐の部分が

嫁のデカパイの位置にきていて乳首と乳輪以外は、ほとんど丸出し状態)に半袖Yシャツをボタン

を締めずに羽織、ホットパンツ 生地が薄く紫色のTバックがもろに見えている そんな支度で

行ったのだ。着くなり嫁は、羽織っていた半袖のYシャツを脱ぎ捨てタマじいさんに言った。

嫁 『玉田さん うちのお爺から頼まれた物を持ってきました。』と前屈みで渡し、すでに胸は、

ボロンと出ていて、タマじいさんもドキっとしたのか目を伏せて貰った。

嫁 『いや〜ん おっぱい出ちゃった・・・』と舌を出す。

タマじいさん 『お爺には、目の保養じゃ お前さんは、○○(俺)の嫁さんかい』

嫁 デカパイを服に仕舞い 『はい そうです。』

タマじいさん 『あれは、賢い う〜ん 昔からシッカリしとったが これほど規模をデカくするとは』

嫁 『ありがとう御座います。でもめったに家にいなくて、私 淋しいんです。』と腰をクネクネさせる。

タマじいさん 『そうかい 少し茶でも飲んでくか ん〜 年寄りの相手は、嫌かい』

嫁 『おじゃましま〜す』と上がり込み 早速 デカパイをテーブルの上に乗せ挑発する。

お茶を運んで来たタマじいさんから見ると すでにタンクトップからデカパイは、こぼれ落ちスイカのような

物体がテーブルの上でゆらゆら揺れている。女の乳など何十年ぶりにみるのだろうかさすがに興奮を隠せない

タマじいさん 『今の子は、え〜乳しとるの〜』

嫁 『そうですか? 触ってみます?』と早々とデカパイを丸出しにしてタマじいさんの横に行った。

タマじいさん 『ほ〜 ええんかいな』としわくちゃな手でデカパイを揉み始める。そして嫁

嫁 『ほら 玉田さん 吸っていいのよ 遠慮しないで』とデカパイを持ち上げ乳首を突き出した。

タマじいさん 『何年ぶりかいの〜 乳なんて』と一心不乱に乳を吸う。

嫁 『うちのお爺もたまに 吸ってるから どんどん吸って でも出来れば入れ歯はずして』

タマじいさん入れ歯を外すと 嫁が突然 口に吸い付き舌を絡めた。タマじいさんなんてキス(接吻)

したの 30年ぶり位じゃあないか?嫁は、臭い匂いとかのフェチになってしまったのかタマじいさん 

の舌に吸い付く吸い付く。そして乳首にいざない吸わせる。歯茎が当りとても感じるのか股はビショ

ビショに濡れていて、自分でパンツを下ろしデカ尻も露にして腰をクネらす。タマじいさんデカパイを

揉みながら、昔とったなんとかで、嫁の股にも手を伸ばした。嫁は、いよいよデカいマラに手をやり

擦りはじめ パンツを下ろしフェラを始めたが、フニャマラで勃起しない、確かに長くデカいが

歳も歳だし勃起する訳がない。しかし諦めずフェラをつづけ30分位でとうとうあきらめた。自分の

股を舐めて貰って少し不満ぎみに帰り支度をはじめた。

タマじいさん 『すまんのう〜 役に立たなくて』

嫁 『大丈夫よ〜 又明日くるから』とYシャツを羽織帰った。よっぽど欲求不満だったのだろう

帰りしなに、ヒロさんの所へ寄って3発出させてから家に戻って来た。俺が家に帰る12時ごろ

居間で真っ裸で寝ていた体からヤニ臭い匂いが充満していて、帰ってきてからどちらかを相手に

やりまくったのだろう。寝ている嫁を起こし風呂に入れさせ部屋に戻ってこの日は、寝た。

次の日から、タマじいさん参りが始まったが、結果は、同じで 業を煮やした嫁が男性サポーター

極太くん と言うペニスバンドをタマじいさんに嵌めさせてしたらしい。3週間後の事だった。

次のターゲットは、めずらしく28歳の独身 小林君だ。郵便配達をしていて何度か嫁の生乳を

見た事があったのだろう、口説くのに時間は掛からなかった。マラは、普通サイズだが、若い分

何度も発射でき 嫁をいかせるには、十分な素材だ。多くやった日は、一日に10発程度だと聞いた。

嫁も嫁だが、小林君も強いな〜と関心してしまう程だった。昼間 洗濯を取り込む嫁に合わせて

配達に来て1発、これが毎日の恒例行事になり、畑の帰りにも何度かしていて、後は、俺が出掛けた

夜に俺の畑に置いてある休憩所で密会とこんな風な日々だった。娯楽のない地域でSEXは

若者にとっての唯一の楽しみになりアダルトビデオにもいないデカパイ女が、毎日自分の思いどおり

になり、センズリしているより数倍の快楽を得られ若者には、この上ない喜びとなっていった。

小林君の家にも出入りするようになりSEXをしまくっていると 小林君のおやじ(56歳)に

見つかりおやじの相手もさせられて、もはや村の人達の日替わり妻的な存在になっていってしまった嫁。

小林君のおやじ(アキラさんは、昔の番長)さんは、自由奔放なひとで、奥さんと居間でSEXし

ていて、子供のころ俺が用足しにいっても腰を振り続けて

アキラさん 『○○(俺)坊 良くきたな そこにおいてってくれ』と顎で指しながら腰を揺るのを

やめない、そんな人で奥さんも顔を真っ赤にして善がっていたのを覚えている。そんなアキラさん

だから、嫁とやる時も場所を選ばず、自分ちの居間で奥さんがいようが、いまいが嫁のデカ尻に

腹を打ちつけ続け、デカパイ揉み放題でブニュブニュもんでいる。人が来ても気にも止めず 腰を

バシバシ振り続け 喘ぎまくる嫁を見ながら絶頂を迎えると外で発射して、嫁にマラを掃除させる。

終わった後は、とっとと帰れのしぐさで、まさに番長の風格だ。夏の暑い日で農作業をするのに

きつい日などは、俺の畑にやって来て、嫁に合図しハウスへ連れて行き木陰で嫁の服を毟りとって

一発 嵌めて帰っていったり。俺のいない夜、酒のみに来たふりして、みんなを寝かした後、嫁と

嵌めまくったり、俺がいる時の畑では、作物に隠れて嫁のデカ尻だけを、頻めくり腹を遠慮なしに

打ちつけて、嫁の口を手で押さえて喘ぎ声を出させないようにしてヤっていた。木陰でヤってる時

村の人が、 『アキラ 精がでるな 今日の相手はだれだ おう○○(俺)の嫁か 見てていいか?』

アキラさん 『おうっ 乳とケツが具合いいんだいこの女』とデカ尻をパシっと叩く。横で見ていて

村の人 『話には、聞いてたが○○(俺)の嫁は、ええ乳してるな〜』と10くらいまで近づき見る。

アキラさん 『アッチの締まりもいいで〜 乳揉んでみな』と嫁のデカパイを揉ませた。

村の人 『柔らけ〜な〜』と2,3度揉んで放す。嫁は、喘ぎ続けて自らデカ尻をグラインドさせ

当りの良い場所を確認しては、善がり 四ツん這えの態勢から手を前の方に突き出し上半身を

ベッタリ地面につき、デカ尻を高く突き出して突いて貰っている、最近の嫁のお気に入りスタイル

肛門もピクピクしていて、かわいい感じだ。絶頂を迎えるとアキラさんは、デカ尻に放出してマラを

デカパイと口で掃除させている。口で掃除していると、アキラさん ぶっ っと屁をこく

嫁 『ぐふぁい(臭い)』と咥えながら言うが、アキラさんもう一発 匂いに耐えながら続ける嫁。

見ていて笑っている村の人、アキラさん 尻を突き出し 肛門も舐めさせ始めて再び倅が起き上がり

本日 2回目のスタートとなった。バックからぶっこみまくり デカ尻を叩きながら

アキラさん 『スケベなケツだ。○○(俺)の独り占めじゃあ勿体ねえやな あ〜』

嫁 『あんっ あんっ あんっ』と悶え続けている。底なしの精力だ二人とも 村の人帰り際に

村の人 『アキラほどほどにな〜 ○○(俺)に見つからねえよ〜にな〜』

アキラさん 『ああ』と言って 今度は、嫁を抱きかかえ駅弁ファックを始める。嫁は、初めての

駅弁ファックで絶頂を迎えてしまい、目が飛んでしまった。なおも突き続けるアキラさんは、駅弁で

フィニッシュを向かえ慌てて嫁から抜き取り口に咥えさせて発射した。活きよいが良く精液を飲んで

しまった嫁、続けてお掃除 又もや屁 ぶっ と浴びせる。

アキラさん 『今日は、腹の調子が悪りいな〜 又 夜かわいがってやるからうちにこいよ』と言う

嫁 小さく頷きアキラさんを見送る。その夜は、俺が出掛けた後、アキラさんちに直行 又もや 

俺のタンクトップを着て今度は、Yシャツも着ていない。着くなりアキラさんとディープキス 舌を

絡めあう、まるで恋人同士だ。奥さんは、台所へいそいそと逃げ込む。昔から奥さんは、アキラ

さんの言いなりで、本当に良い人なんだが、アキラさんに一言も逆らえない。アキラさん直ぐに嫁

のタンクトップを剥ぎ取りデカパイを堪能しだした。色々な揉み方でデカパイを弄び股を吸いまくり

嫁が、感じ始めたら自分のマラを咥えさせて気持ちを高める。

アキラさん 『おい おっかあ 酒もってこい』と奥さんに酒を運ばせて呑む、嫁は、フェラを続ける。

すごい光景だ 嫁あいかわらず デカ尻をプリプリ 前後左右に振り欲しがる素振りをするが、まだ

おあずけ、アキラさん咥えられながら嫁のデカパイを両手で揉み続けている。嫁が我慢出来なくなる。

嫁 『アキラさんお願い ぶち込んで おマンコに』と目をとろ〜んとさせておねだりする。

アキラさん 『昼間 二発だからもう出ねえよ』と面倒臭がるが、嫁 アキラさんに跨り挿入する。

アキラさん動かない、嫁が一人で腰を動かして あんっあんっ 言っている。

嫁 『アキラさんお願い 突いて ねっ お願い』と悶えている。

アキラさん 『しゃあねえ おらケツ向けろ』 嫁 満面の笑みを浮かべてデカ尻を突き出す。

面倒臭さそうにピストンするアキラさん 嫁またもデカ尻をグラインドさせて悶える。奥さん横目

で見ているが、アキラさん異にかいせず続ける。小林君が帰宅して驚いている。

アキラさん 『おう お帰りっ』と腰を振っている。

小林君 『ああ ただいま』と淋しげな表情で部屋に行く。嫁 まったく興味なく悶え続ける。

嫁 『アキラさん気持ちいい あんっ 気持ちいいよ〜』とグイグイデカ尻を振り捲る。

アキラさん 『よし いい子だ これからも暇な時は、ぶち込んでやるからな』

嫁 『毎日 あんっ 毎日欲しいよ〜』よ涎をたらし喘いでいる。アキラさんキスして舌をベロベロ

舐めてる。正常位でデカパイを揺らしながら出し入れを続けてて外に放出した。何も言われなくても

口でお掃除を始めてる嫁。奥さん驚きの表情をみせる。いとおしげにマラを舐め続けて頬ずりまで

している。出された精子をティッシュでふき取りアキラさんに寄り添う。裸で抱き合いアキラさん

嫁のデカパイを持ち上げては放す ブルンブルンとなる様を楽しんでいるようだ。

アキラさん 『おっかあ 酒ねえぞ ユキの分もだ』と二人の酒を用意させて裸で呑みだす。

アキラさん 『ユキ ほら乳乗っけろ』とデカパイを掴みテーブルの上に乗せさせた。乳首を摘まみ

弄ってる。嫁の乳首が見る見る勃起していき、嫁また あんっあんっ 言い出した。

嫁 『アキラさん もっと欲しくなっちゃった。』と酒を飲みながら懇願する。

アキラさん 『今日は打ち止めだ 又 明日だ』と乳首を摘まみながら言う。嫁 悶えながら尻を

ふるが、聞いて貰えない。暫くしてアキラさん眠くなったのか 帰れと合図 嫁仕方なく服を着て

帰るが、一度 火がついたら止まらない。結局 ヒロさんの所へ行き嵌めて貰い 帰宅した。

あくる日は、久々の雨で朝から家にいた。子供と遊んでいると嫁がデカパイを俺に押し付けて

欲しがってきた。こんな日は、ゆっくりとしたいと思ったので無碍にしたら、出掛けて良いかと聞い

てきたので、子供と久しぶりに遊びたかったので、良いと返事した。嫁は、長袖のYシャツにスカ

ート姿で出掛けていった。しかも軽トラックじゃあなく俺のBMWに乗っていったので、町に出掛け

たと思っていた。やはりアキラさんちへ直行していた。アキラさんも朝から家で飲んでいて奥さんと

二人きりだった。嫁は、家に上がりすぐにアキラさんのマラを口に咥えこんだ。

アキラさん 『ほんとにユキは、好きだな〜 これじゃあ体がもたねえから 一人もんのヒロんと

こでも行きゃ〜いい いっくらでもヤってくれるぞ』嫁 フェラをしながら

嫁 『昨日 行ってきた』

アキラさん 『ひや〜 ヒロのも咥えこんでるんかこのケツは ○○(俺)がかわいそうだぞ』

嫁 『全然 相手にしてくれないんだもん』 いやいや それなりにしてるぞ

アキラさん 『俺あ〜 今日は、呑んで寝るから 他行きな〜』とマラを引っこ抜かれパンツに

仕舞われた。嫁 がっかりきてショボショボと帰る。ヒロさんちに行くも留守で、しかたなく

トモの家に行った。幸いトモは、家族で出掛けていてフリピン人のタキオンが一人で部屋に居た。

以前に一回SEXした事があるが、タキオンの外人特有の匂いでも気に入ったのか、この日も誘惑

し始めた。Yシャツのボタンを乳首が見える寸前にまで外して、挑発しTシャツ姿のタキオンに

デカパイを押し付け勃起させ、わざと手をマラに滑らせハニカんで見せる。するとタキオンが

我慢出来なくなり、嫁を押し倒して始める。タキオンと3回戦の戦いを終え夕方 家に戻ってくる。

雨で会議もなく子供と早く寝ようと布団に潜ったら 電話が鳴り 嫁 9時ごろ出掛けて行った。

アキラさんからだった。自分のタンクトップとスカート姿で出掛けて行き、アキラさんちに行った。

アキラさん 『酒呑んでて、居所寝しちまったら さっき目が覚めて寝付けなくなっちまってな

どうせ眠れねんなら ユキ 一発 ヤってやっから ケツ出せ』 嫁 ニコニコしながら裸になる。

アキラさんのマラをしゃぶりはじめて、すごいディープスロートでマラがもげるくらい吸い込んで

バキュームフェラと言う言葉がピッタリのフェラをしている。アキラさん たちまち勃起してしまい

嫁のデカパイを揉みながら体を動かしてバックに廻った。嫁のデカ尻を撫でながら軽く叩く

アキラさん 『いつ見てもいい ケツだ ほれ ケツ振れ』と軽く叩く。嫁 尻をプリプリ振り出す。

嫁 『アキラさん デッカいの下さい。』と尻を振り続ける。

アキラさん 『久しぶりに中で出してえな〜』と言う

嫁 『それだけは、ダメ』

アキラさん 『よしよしわかった 外にだす』とマラを持ち嫁に挿入。相変わらず切れのいい腰の

動きで、嫁を責め続ける。嫁 いつものように当りを見つけてグラインドする。アキラさん 急激に

腰を振り ビクンビクンと嫁の股にマラを深く挿した所で小刻みに震えた。中に放出したのだ。

嫁 『・・・・・』感触で判ったのか、しかたないといった顔でその余韻を楽しむ。スッキリした

表情で、アキラさん 『やっぱり中で出すと気持ちいいな〜』と一回マラを抜く。いつもの如く

お掃除していると

アキラさん 『ユキ もいっかいしてやる 仰向けに寝ろ』と嫁を寝せて挿入。ゆっくりと序所に

激しく腰をふり 両手でデカパイを強く握り バチバチとデカパイ同士をぶつけている。時折 嫁の

口に吸い付き。舌を舐めまわし、ゆっくり亀頭の先までマラを抜き 激しく奥までぶっこむを繰り

返す。これも初めての技で興奮の絶頂になる嫁。いかに俺が技がないか、いまさらに反省している。

フィニッシュに腰を急速に動かすと嫁が両足でアキラさんの腰を抑えマラを抜かせなくして、中出し

アキラさん 『あ〜 久々にヤった気がしたぞ もういいや けえんな』と顎で帰れの合図を送る。

嫁 まだ足りないのか、アキラさんのマラを咥えて放さない。しかたなくアキラさん三発目に突入

したが、もうでる物もなく空打ちして終了。アキラさん自分の部屋に戻る。嫁 ティッシュで精子を

拭き取りながら、昼間の3発の影響か裸のまま寝てしまう。小林君がいそいそとやってきて おやじ

さんが居ないのを確認し嫁のデカ尻に挿入し2発ほどの欲求を満たす。嫁 なすがままで悶えてる。

朝 帰って来た嫁は、風呂に入ると俺より早く畑に行った。農家の夏は、朝5時ごろから11時位

まで仕事をして日中の暑い時間帯をさけて4時から7時くらいまでと分けて仕事をしている家が多い

アキラさんは、最近飽きて来たのか週に1回程度しか、遊びに来なくなった。嫁が行っても居留守

使ったり、自分のヤりたい時しか嫁の前に現われない。そのかわりヤりたくなったら所かまわずで、

道端、耕運機の荷台、畑の隅、便所等 どこでもしちまう。偶然に村で嫁と行き会ったりしても

ヤりたい時など、嫁のパンツを降ろしケツを出させておっぱめたり、祭りの寄り合いでお茶だしに

行った嫁を見つけると寄り合いそっちのけで、嫁に嵌めて欲望を注入して、みんなが見てようとも

なんら遠慮せずSEXを続ける。実際、アキラさんに逆らう人間は、この村にはいなく、唯一

村全体の反映に尽力を尽くす俺のお願いは、聞いてくれて仕事面でも協力してくれている。だから

なおさら俺の耳に入らなかったのも事実だ。この頃 嫁は、日に最低でも2発はしていたのでは、

ないだろうか(生理日以外)俺も週一では、頑張っているのだが、なんともいいがたい。

そんな嫁に対して、うちの人間もだんだんと遠慮がなくなり風呂上りにヨガの美容体操して尻を

突き出している嫁の背後に廻りパンツをペロンと降ろしバックから突きまくるりヤっちまう叔父

風呂場にわざと行って嫁と体を洗いっこしながらそのまま嵌めちゃう良夫さん。犬や猿じゃあ

あるまいし、盛りのついた動物のようにヤりまくっている。ヒロさんはいつ嫁が来てもいいように

センズリもしないで、待機していて、トモんとこのフィリピン人は、畑で行き会うたびに嫁を見て

ニヤニヤしてヤりたくてしかたがない っと言う目で嫁に訴え掛けていた。なかでもアキラさんが

一番多くヤっていただろう。アキラさんとヤっていると言う噂が流れ始めた瞬間にみな嫁に手を出

さなくなっていき、嫁の不満も溜まるという悪循環を招いていたのだ。アキラさんは、嫁にフェラを

よくやらせるが、まるで小便の間隔でやれせているのでは、ないだろうか、暇さえあれば咥えさせ

その気になればヤっちまう。そんな繰り返しの日々だった。アキラさんもこの間から中出し専門に

なって、よく妊娠しなかったと不思議なくらいだ。奥さん(50歳前だと聞いている)と居間SEX

している所に乱入し終わった瞬間にお掃除してあげて デカ尻を突き出し

嫁 『アキラさん こっちにもこっちにも下さい。』と懇願してヤってもらい、中に出して貰う

さすがにアキラさんの奥さんも中出しには、驚いて目を丸くしていたのだった。

そんな日々から、俺は嫁と小旅行に行きヤりまくってお腹いっぱいに出してあげた。懐妊

間違いなく俺の子だった。奇跡的に他のは、ハズレて俺のがあたったのか、ようやく二人目の

誕生だ。嫁の乱交もぴったりと収まりすべてが、良い方向に向かった。只がっかりしてる人達も沢山

いて早く子供が生まれて 又 ヤりたいと思っているのだろうか、家の廻りをうろ付いているが、

こんどは、嫁があいてにしない。今年の1月に二人目の男の子が誕生(俺にそっくりで、天然パーマ

も同じ)して幸せいっぱい。そして出産から6ヶ月たとうとしている。どうなる事やら・・・・・

※つまらない話を長く掲示してごめんなさい。

2割が事実で8割が噂話と妄想・人から聞いた話などでした。

でも嫁のデカパイ(B120 Kカップ 今は、もっとデカい)と農村の話は、事実 もし田舎に来て

デカい胸を見つけたら・・・・・

【寝取られ】明後日も弁当はいらないよ・2【NTR】

$
0
0

前編:明後日も弁当はいらないよ

明後日も弁当はいらないよ・2

以前、「明後日も〜」を妻○語に投稿した者です。
その後、だれかが2CHにコピペし、UPされたようです。
あれからちょっとごたごたがありまして(というか、生活が一変しそうな)、
続きを再UP出来ませんでした。
続編をどこに載せようか迷いましたが、こちらに載せようと思います。

まずは前回の投稿で課題となった所から。

・テープはセットして出掛けている。
・会話に出ていた例のビデオはまだ確認出来ていない。
・キッチンには、CCDカメラ(音声マイク付き)を一台セット。
・4回の妊娠について。

実際妻に聞けなくて、情け無い話しですが、たまったビデオの二人の会話を整理してみると、どうやら妻はOL時代に一度、上司との不倫で流産をしていました。
私と知り合う前らしいのですが、今となっては怪しいものです。この時、上司が離婚をし、妻といっしょになる約束だったらしいのですが、結局相手が逃げてしまい、ショックからか流産。
妻は会社を辞めました。
現在、私との間に子が一人おりますので、あとの2回の中絶はTのものという事らしいです。
そして、Tとの付き合いは、2年半との事。出会いのきっかけは、Tは妻のバイト先の出入り業者だった。

以上がわかってきた事実です。

ここで妻について少し。
妻・由美子は、非常に明るく、家事もそこそここなす私にとっては良い女でした。
天然っぽい所があり、そこが可愛らしい所でもあります。反面、回りに流されやすい面があり、
自分を主張するのが苦手で、押しに弱く、こうだ!と言われると従ってしまうか、
泣き出してしまう所があります。
顔は、目尻が下がり口元は上向きのいわゆるたぬき顔という顔です。黙っていても微笑んでいるように見えます。髪は黒髪で肩まで。
体系は結婚後、太りました。48kgから今は56kg位です。身長は156cm。
胸は片手で丁度良い感じでしたが、ぽっちゃりしてきて胸も大きくなったようです。
むしろ今ぐらいが肉付きが良く私は好きですが、Tもそうなのでしょう。
Tは会う時、必ずタイトなワンピ−スや派手な衣装を着させています。
そのムチムチした熟れた体がいやらしさに拍車をかけます。

当時から(今も)私は妻の浮気・自宅連れ込みを黙認しています。
情け無い、非常に情け無い話しですが、今は自分が寝取られマゾである自覚もはっきりとあります。
あれから、弁当がいらない日は必ずビデオをセットして出勤しています。
妻も私が知っている事など知らず、定期的にTを連れ込んでいます。

以前投稿したように、Tは私の妻を妊娠させたがっておりますので、毎回、危険日を狙って
その期間に来るようです。また妻もTに知らせているようでした。

妻「生理まであと8日くらいだよ。」
T 「おお。そうか。じゃ、木曜日も来るからな〜。」
妻「ねえ、、、あたし、本当に出来ちゃうょぉ。いいの??」

不安そうにTを見つめる妻。

T 「ああ。今度はちゃんと産んでくれ。お前はな、オレの女なんだ。お前の事、愛している。
 愛した女にオレの子を産んでもらいたいんだ!」
妻「そう言ってくれるのはスゴイ嬉しいんだけど、、、。私、今度は本当〜に産むよ?」

覗き込む妻。

T 「産んでほしい!愛してるよ!由美子!!」

力任せに抱き寄せキスをするT。
妻も優しくTの髪をさすりながら熱烈なキスに応えている。

これは、二人を撮影し始めて、4回目の時の会話です。
今では新着のビデオを見るのがものすごく楽しみです。
そして本数も結構たまってきました。なので、全部を書く事など出来ないので、
今日は妻の本気度を見せられ、絶望した出来事を書き出したいと思います。

NO・8    ○年○月17日

妻「赤ちゃん、出来たら私、、、離婚します。」

えっ!!??妻のこの発言に相当驚いた私ですが、Tはいたって冷静に、、、

T「由美子。もう少し待って欲しい。いつか必ず!迎えに来るから。な??だからまだ離婚はしないほうがいい。」
妻「、、、、、。」
T「今はやっと商売が落ち着いてきた大事な時期なんだ。悪いがまだ、妻と離婚は出来ない。」
妻「私、、、一人ででも育てます!」
T「無茶言うなよ。まだ離婚は早いよ。子供だって居るんだし。な??もう少し、待てって。」
妻「でも、、ホントに出来たら、私、旦那に何て言ったらいいの、、、。」
T「旦那の子として産んで欲しい。もちろん金銭面では一切迷惑はかけないから。だから、な?」
妻「、、、、、。」
T「出来た頃に、一回だけ旦那とヤレばいいんだよ(笑)」

泣き出す妻。Tが豹変する。

T「おい!!聞いてんのか?由美子!!」

ビクッとし、固まる無言の妻。

T「返事はっ!?由美子っ!!」

バシッ!!
左の頬を打つT。

T「もういい!!お前など知らんっ!!」

と言って出て行くT。突っ伏して泣きじゃくる妻。
そしてこの日からTはしばらく現れなくなった。

ビデオを見ていた私はしばらく唖然としていました。
ここまでいい加減で、やくざな男に妻は奪われてしたったのか?
由美子も由美子だ。さすがに、これで、、、、、。
(その期待は1ヶ月と経たない内にあっけなく裏切られるのですが)

それ以来すっかり落ち込んでしまった妻。何をするにも上の空といった具合で、
家事もままならない。子供にも、「パパ!ママと喧嘩したの??」なんて言われたり。
元気が取り柄のような明るい妻が、少し、やつれた様子。。。

自分でも驚いたのだが普通、

「お前が悪いんだ!!全てお前のまいた種だ。自業自得だ!!ここに居られるだけで幸せと思え!!」

などどいう感情が芽生えてもおかしくないと思うのだが、その時私は、塞ぎ込んでいる妻を見てとても可哀相で仕方ありませんでした。そして、それほどまでにTに奪われてしまっていたのでしょう。
おそらくTの子を産みたいと言っていたのは本心でしょう。

あれから毎日、ビデオもセットしているが、Tは現れない。
ただ、、、今まで見た事が無い妻がそこには映し出されていた。
妻は、、、オナニーをしていたのだ。あの妻が。。。それもバイブを使って。。。
Tが置いていった物かはわからない。
Tのペニスが恋しいのか?すっかり変わってしまった妻。。。

別れたビデオの2週間後、突然妻が私にSEXを誘ってきました。
どういう事だ。もしかして既成事実をつくる気か!?妊娠した、、、!?
疑心暗鬼の中、2年ぶり、妻は照れながら裸になったのですが、恥ずかしいからと言って、明かりを消して真っ暗にします。
Tとは真昼間にSEXしていたくせに。
フェラをしてくれたのですが、あからさまにぎこちないので、下のほうも舐めてくれる?と聞いたら、
え!?と言いながら、玉を舌先でつつくだけです。
Tには玉が溶けそうなくらい丹念に舐め上げるくせに。
Tの毛むくじゃらの肛門でも懸命に舐めている妻なのに。。。
ムッとした私はつい妻の頭を掴み、強引に押しこんでしまいました。

妻「うっ!ゲホッゲホッ。」

と言って少し怒った感じで、無理やりはイヤって言います。

もう一つ。いくら愛撫をしても全く濡れないのです。
なかば強引に入れたのですが、濡れていないので痛がってうまく出来ません。
結局、最後まで出来ず、手コキで抜いてもらいその日は終わりました。

妻「パパ、ごめんね。なんか体調悪いみたい。」

と言ってキスしようとします。
私もキスに応えようとしますが、妻はサッとかわし、私のおでこにキスをしました。
この時気付きました。妻が浮気を始めたあたりから口を交わすキスをしていませんでした。
Tとはあんなにおぞましい程のキスをするのに。
そして私のザーメンのついた手を洗い流している妻を見て、怒りと共に押し倒しそうになる感情を押さえ妻の妊娠疑惑にひたすら耐えていました。

NO・9  ○年○月31日

その約2週間後、帰宅後いつものようにビデオをチェックすると、、、
居ました。Tです。
妻がまるで少女のように泣きじゃくりTに謝っています。
嗚咽でよく聞き取れませんが、どうやら、私とSEXをした事。そして、自分はTの女だと誓ったのに、あなたに付いて行く事が出来なかった事等、、、謝っています。
Tは勝ち誇ったような表情で、

T「由美子、今でもお前はオレの女だよな??」
妻「はい!!Tさんの女なの!」
T「だよな。じゃあこれからはオレの事、Tさんじゃなく、あなたって呼びなさい。」

一瞬ポカンとする妻。

T「イヤか?」
妻「ううんっ、、、あなたっ。」

涙でグシャグシャになりながら可愛らしくはにかんで笑う妻。

T「よしよし!いいコだな、由美子は。いつかきっと迎えに来るから。だからもう少し待っててくれな?」
妻「ううん。私もうわがまま言わないよ。こうしてずっと、Tさんに、、、」
T「Tさんじゃないだろ??」
妻「えへへっ!あなただったぁ!!」

いつもはPM2時にはTは帰るのだが、この日は、子供が帰宅するギリギリまでいっしょに居ました。
SEXも激しく、妻も積極的で、この間の私とのSEXとはまるで別人でした。

正常位でラストスパート。
ドッドドッドッ。
壊れんばかりに、でっぷりしたTが全身全霊を込めて、重みのあるピストンを叩きこむ。
妻はもう何度イカされているのだろうか?それでも、頑張って口を真一文字にし、
顔を真っ赤に染め、真剣な眼差しでジッとTを見つめ、結婚記念日に買ったシーツを掻きむしり、Tの最後を必死に迎えようと耐えている妻。
Tに左右の乳房を力いっぱい握り締められ、真っ赤になった乳房には血管が浮き出ているのに、懸命にTを見つめている妻。

T 「むむむむっ  由美子っ!! 由美子っ、由美子ぉぉぉっー!!」
妻「イヤァーーーッ!!!」

人の妻を呼び捨てにしながら、Tは妻を完全に己の物とする為、怒涛の射精を開始した。
合いも変わらずTの射精は長い。何度も何度も尻をすぼめている。
重そうなTが腰を押し付けていると、妻が重みでベッドに沈んで、端から見ると潰されている様にも見える。
ほぼ同時にイッた妻は、眼を半開きにし、口をパクパクさせて何かを言っているが、マイクにはかすかにしか拾えていない。
体をガクガクと振るわせながら、好き 愛してる とか、あなたの、、、とか言っている。
Tも頷きながらモゴモゴと耳元で何か優しく答えている。

T「ごめんね。おっぱいに爪が食い込んじゃって、、、跡残っちゃったね。」
妻「ううん。平気。スゴイ、、、良かった、、、。あたしの事、、、好き?、、、」

息も絶え絶えに応える妻。

そして射精後はTのお気に入りの時間でもある。挿入したまま、互いにガッチリと抱きしめ合い、

T「さ、意識してみて?今由美子のお腹の中で何が始まっているのかを。」
妻「、、、はい。お腹の中、、、あなたでいっぱい。ジンワリと、、、幸せ。。。」
T「ああ!今度こそきっと妊娠するね。そしてお前は産む事になるんだ。」
妻「、、、いいのね??赤ちゃん、出来るのね??」
T「暫くは金銭でのサポートになるが、、、出来るだけ育児にも協力していきたいよ。」
妻「いいんだよ、Tさんは傍に居てくれたら。Tさんの赤ちゃん、欲しいもん。」
T「名前はオレが決めたいなぁ。」
妻「うん、いいよ、つけてつけて。何かいいのある??」
T「いやぁ、まだ考えてないけど。」

ピッタリ密着したまま、先ほどまでのSEXがどれほど素晴らしかったかを互いに誉め合う優しい時間。
汗で光っている妻の体、何度見ても二人のSEXは美しい。
私とのSEXでは、終わった後はさっさと跡片付けを始める妻なのに、、、。
TとのSEXでは余韻を十分に味わう妻、、、。私が見たことが無い、幸せそうで美しい妻。
狂いそうなほどの嫉妬と絶望感に激しく興奮を覚える私。
会話の内容で妻はまだ妊娠していない事がわかり、ホッとしてもいます。
まあ、この調子なら時間の問題でしょうが。

この日から妻はとても生き生きとし、見ているこちらとしては複雑な心境です。
元気な妻が帰ってきてくれたのは嬉しい事ですが。
この出来事で私は身も心も完全に敗北してしまいました。
私は、心のどこかで、いつか妻は帰ってきてくれる。。。そう言い聞かせて待っていたのでしょうか?
いや、今の状況からハッキリと言えます。
私は妻と他人のSEXがたまらなく好きな、情け無い寝取られマゾです。

そして。。。いつもどおり今日も妻は聞いてきます。

妻「パパ、お弁当は?」

【寝取られ】大きな借りを作ってしまった償いに妻を会社の先輩に【NTR】

$
0
0

285:えっちな21禁さん04/06/1716:23
 忘年会の帰り道、一年先輩と歩いていて女房の話になった。結婚は俺の方が早かったのでその点では
俺の方が先輩だったんだけど。その先輩が新婚にもかかわらず、俺の嫁のことをあれこれ羨ましがるんで
「そんなに言うんならとっかえましょか」と言ってやった。
 すると「え?ホントにいいの?マジ?マジ?」って、真顔で言ってる。俺も酔った勢いで「いいですよ。てか
先輩はいいんすか?」と返すと「ぜーったい、Kの嫁さんの方がいいわ」だって。
 これにはかなり引いたが自分の女房を褒められて悪い気はせんかった。

286:えっちな21禁さん04/06/1716:33
 とここまでは、酔っ払いのたわ言だったのだが、数日後、俺がしでかしたでもない失敗で
先輩に大きな借りをつくってしまった。へたすりゃ、即クビもやむを得ない状況だった。
 それを先輩が盾になってかばってくれたのだ。俺にはそんな先輩に返せるものなど何もな
かった。せめてもの償いのつもりで、先輩とその夜飲みに行った。先輩は俺に気をつかって
いたが、やはりかなり上から絞られたらしく酒を煽るように飲んでいた。

 口数がだんだん少なくなる先輩に別の話をしようと先輩の新婚生活のことを聞いた。

287:えっちな21禁さん04/06/1716:45
 やぶへびだった。奥さんとは最初からギクシャクしてたらしく、余計に先輩はブルーになった。
セックスレスって、新婚なのに。もう殊更にそのことを聞く気にはなれなかった。
 俺は忘年会の帰り道での話を思い出した。
 「俺ん家、泊まってきますか」と俺が言うと、先輩は「悪いな」と言ってまたグラスを開けた。
 俺と先輩が自宅に着いたのは22時を少し回ったころだった。
 女房にはメールで先輩を連れて行くとだけメールで知らせておいた。

288:えっちな21禁さん04/06/1717:05
 女房が出迎えた。それなりに薄化粧して身なりも整えていた。先輩はやたらに恐縮していた。
女房も俺には「前もって言ってよね!」と迷惑顔をしていたが、俺が正直に会社でのことを話すと
平身低頭して先輩に礼を言った。あり合わせの物で飲み直しをした。
 アルコールが入ると女房はやたら明るくなった。先輩も気が楽になったのか、さかんに女房の
ことを褒めちぎっていた。女房の気持ちが和み、緩んでいるのがわかった。
 

289:えっちな21禁さん04/06/1717:18
 俺は何も言わずに寝室に消えた。目が冴えて眠気は全く起きてこない。
ダイニングから二人の話し声がTVの音声に混じって、聞こえていた。
 しばらくすると女房が寝室に入ってきて、パジャマに着替えた。俺はわざと寝息を
立てていた。もし布団に入ってきたら先輩のことを聞いて、もう一度なんとかと思って
いたが、女房は再び寝室を出て行った。23時30分を少し過ぎていた。
 やたらに喉が渇いてきたが、俺は我慢した。時間がなかなか進まないように感じた。

292:えっちな21禁さん04/06/1717:54
 寝室の外の音に耳を澄ましてみるが、TVの深夜ニュースの声しか聞こえてこなかった。
顔が熱く火照り、喉がカラカラになった。先輩が女房に欲望のはけ口を求めているだろうか。
女房はそれを受け入れているのだろうか。異様な心理状態で、俺は蛍光色の時計の針を
ぼんやりと見ていた。眠るでなく、ただ目を閉じているだけで股間がカチカチに硬直していた。
深夜、女房が静かにドアを開けて寝室に帰ってきた。少しの物音でもはっきり目が覚めた。
それだけ浅い眠りだった。

293:えっちな21禁さん04/06/1718:09
 女房がそっと布団に滑り込んできた。俺はそのとき、ほとんど反射的に背中を向けて寝ようとする
女房を後ろから抱きしめた。普段なら照れ隠しの戯言を言ってはぐらかす女房だったが、そのときは
俺の手が胸をまさぐるのを止めようとはしなかった。女房は一言も発しなかった。俺も無言のまま、
女房の乳房を鷲づかみにした。
 女房の肩を引き寄せ、こちらを向かせた。女房の頬が涙で濡れているようだった。俺は頬を手で拭
い、女房の口を吸った。嗚咽を押し殺すたびに、女房の横隔膜がかすかに痙攣していた。

295:えっちな21禁さん04/06/1719:37
 涙の意味など敢えて聞かなかった。俺は女房の体の変化だけは見逃すまいと執拗に愛撫を重ねた。
いつもなら次第に燃えてくるのに、明らかに燻ぶっていたものが一気に燃え上がった。
 両足の間に足を割り込ませるだけで、女房の息は苦しそうに乱れた。指を這わせると、湿っぽい感覚
がパジャマの生地からでもわかるほどだった。先輩の体温を指先に感じてやろうと、パンティを手繰る。
 わずかだが、腰を引いて抵抗した。しかし…。
絶頂があまりに早く訪れたことへの驚きと戸惑い。それは女房自身も感じていたことだろうと思う。

296:えっちな21禁さん04/06/1720:25
 不思議なもので、それまでに経験したことのないほど激しいセックスをした。覚悟の上だったとは
いえ、理性では抑えられない男としての本能のなせる業だったのだと思う。
 すでに過剰なまでにぬめっていた女房。硬くしこり立った乳首。上気した頬の熱さ。シーツを掴む
指先。目の前の光景が少し前まで、他人に晒されていたと思うだけで、息切れしそうなピストン運動
も苦にはならなかったのも事実だ。混乱した頭で俺は最後の放出を女房の口の中に。
 「飲め!」どうしてそんな言い方をしたのかわからない。混乱は混乱を呼んだのか、女房は言われ
るままにあれを飲み込んだ。
 精根尽き果てて、俺はいつのまにか眠ってしまった。

299:IcFMMb0604/06/1807:47
 朝、目覚めると女房はすでに起きていた。昨夜の出来事がまるで夢物語であったように普通に
朝食の準備をしている。ただ私たち家族の食卓のすみで、しきりに髭面を気にしている先輩の姿
があった。昨夜のことなどおくびにも出さないが、3人とも深く心の奥にしまいこんで不思議なバ
ランスを保っていた。誰かが何かを言い出せば崩れてしまう、ピンと張りつめた緊張感だった。
 それから暫くして、人事異動があった。先輩だけが地方に飛ばされることになった。原因は先輩
の結婚生活の破綻だとまことしやかに囁かれた。先輩の結婚相手は社長の血縁だったからだが、
本当かどうかはどうでもいいことだった。

300:IcFMMb0604/06/1810:00
 先輩の事を女房に話した。送別会のあと、再び先輩を連れてきてもいいかと聞くと、女房は少しも
迷惑そうな顔をせず、何を用意しておこうかとか、淡々としていた。あの夜の事を忘れてしまったのか
と、そんな気にさえなった。敢えてそう振舞っていた方が自然だと判断したんだろう。
 ともかく、俺は先輩を再び我が家に招きいれた。先輩は事の他上機嫌だった。まるで左遷される人
とは思えないくらいだ。無理に明るく振舞っている様子は微塵も感じなかった。
 飲みながら先輩は突然、離婚したって言った。それで良かったんだと言う先輩。俺たち夫婦は微妙
に困惑した。女房は女房でどう思ったかはわからないけど、あんまり先輩が明るくさらりと言ってのけ
たので、なのか、プッと吹き出しやがった。先輩もつられてゲラゲラ笑い出した。俺もなんだかわから
いまま可笑しくなって笑った。泣き笑いだった。

302:IcFMMb0604/06/1810:51
 お前の嫁さんはいいよなぁとしみじみ先輩がつぶやいた。俺が調子に乗って「こいつのどこがいいんですか」
と言うと、「普通なとこ」だと言った。「どーせ、平凡な主婦ですよ」と女房が言い、また笑い出した。酔っ払うと女
房はなんでも笑う癖があった。さんざん飲んだところで俺たちは順番に風呂に入った。
 女房が入ってる間、俺と先輩は黙って酒を飲んでいた。2人きりになると妙に口が重くなった。先輩の期待を
叶えてやるべきなんだろうなと色々考えていると、会話すら思いつかなくなっていた。
 でも決心はついていた。「これを最後にしよう」と思っていた…。
 女房が洗いたての髪を拭きながら戻ってきた。パジャマ姿でも平気なのはほろ酔い気分からなのだろう。前
開きのボタンとボタンの間から、時折素肌が見える。飲みなおしに乾杯したときに、女房の乳房の揺れ具合が
わかった。ノーブラだ。
 俺の視線に気付いたのか、暫くは左腕で胸を隠すようにしていた。

303:IcFMMb0604/06/1811:19
 バカ話もネタがつきたころ、頃合を見計らって俺は席を立った。黙っていく俺に女房は声をかけなった。
俺にはあのときから、ずっと考えていたことがあった。女房が狂おしく悶える様子を見てみたいという欲求
と見てしまったあとの気持ちを推し測っていたのだ。見てはならないとブレーキをかけ続けてきた。しかし
一方で見たいという邪な心がどんどん膨らんでいった。
 これが最後と思う気持ちが俺を思い切らせた。俺は寝室でそのときを待つことにした。鼓動が聞こえる
ほど興奮していた。

306:IcFMMb0604/06/1818:34
 我が家なのになぜか忍び足で二人のいる部屋へむかった。抜き足差し足忍び足、ガキの頃よくそういって
つま先だって歩いたものだ。夜も更けて辺りは深閑としている。
 俺はダイニングを出るときに不完全に閉めて出たのに、完全にドアは閉まっていた。少しの隙間を得るため
にも、ガチャリと音がなる可能性が高かった。物音に気付かれたらどうしようとかなり迷った。
 迷った挙句、なんで俺がビビッてるんだ?!開けちまえよ!という悪魔の囁きに負けてしまった。
 俺はドアノブに手をかけてゆっくりと下げた。「カチっ」と小さな音がした。心臓が口から飛び出しそうになる。

309:IcFMMb0604/06/1818:58
 ドアの隙間からダイニング内の音が一気に洩れ出てきた。俺がビビるまでもなく、かなりの音量でテレビが
鳴っていたのだ。二人が掛けているはずのテーブルに二人の足が見えるはずだった。普通に飲んでいれば
だが、、。俺の予想に違わず普通に飲んではいなかったわけだ。
 吸いかけのタバコがそのまま煙を上げており、二人が席を外して間もない状況を察知した。何よりあやしい
雰囲気がダイニング中に充満している。
 俺はそのドアの向こうで立ち上がり、あきらめて帰ろうとした。しかし、次の瞬間、テーブルの向こうの光景
が目に入った。完全に固まってしまう俺。想像して硬くなっていたモノは縮み上がり、手足に無用な力が入る。
 

311:IcFMMb0604/06/1820:45
 先輩が膝を折り、小柄な女房にすがりつくような形でちょうど胸の辺りに顔を埋めていた。女房はその先輩の
頭を抱えるようにしている。マザコン?!なんだか母親に甘える大きな男のように見えてしかたなかった。
 はっきりとは聞き取れないが先輩が何かを言っているらしく、女房はそれをなだめる様な仕草をしていた。
 見た事のないパターンに呆然とする俺。先輩の性癖を見てしまったことに後ろめたさを感じながらも、気付か
れることもなさそうなので、もうしばらく見守ることにした。

313:IcFMMb0604/06/1821:32
 先輩はやおら立ち上がると今度は女房を抱きすくめた。ぎこちない抱き方だが、先輩は強引に顔を近づける。
女房のあごが上がり、口を吸われている。強烈に舌を入れられながら、荒々しく胸をまさぐられている。胸元は
みるみるはだける。白い乳房を直に揉まれて、女房の首の辺りはすっかり赤みを帯びていた。
 やがて女房は崩れるように床に横たわり、先輩が覆いかぶさる。俺は思わずしゃがみこんで、二人を追った。
 テーブルの下でもつれ合うように二人は動いていた。見慣れたはずの妻の裸体に異常なまでに興奮していた。
女房の苦しそうな息が、短い叫びに変わったのは、先輩が股間の茂みに顔を埋めたときだった。

314:IcFMMb0604/06/1821:43
 先輩は茂みの中心をざらついた舌先で舐め上げ、伸ばした手で乳首を摘んでいた。女房がたまらず膝を立て
ると、先輩は顔を上げて両膝をぐいっと押し拡げた。舌先で器用に剥き出されたクリトリスを、今度は容赦なく指
で刺激した。短い叫び声は矯正に変わった。
 命じられるまま、女房はうつぶせになって尻だけを高く突き出した。小さな割れ目に指を2本、3本挿しいれられ
られると、あろうことか女房は尻を振って応えている。先輩はガチャガチャと慌てたようすでベルトを外し、パンツ
をずりさげた。

316:IcFMMb0604/06/1821:57
 いきり立ったイチモツが後ろから女房に突き入れられる瞬間、俺は悪寒のような身震いをした。
脳が痺れ、全身の血液が逆流しているようだ。全く別の世界に迷い込んでしまったような浮遊感。
 あとは本当にただ呆然と一部始終を脳裏に焼き付けていった。女房の喘ぎ声も、先輩の背中に
浮かんだ玉のような汗も、二人の荒い息の交差も、そして最後の放擲まで。
 先輩が背中を丸くして、ティッシュで処理しているところで俺は静かにドアを閉めた。

320:IcFMMb0604/06/1907:30
 翌朝、俺は二人の顔をまともに見ることができなかった。女房は先輩に2度も抱かれたわけで、
しかも2度目はそれを見てしまった。暗黙の了解があったにせよ、胸が締め付けられた。
 女房はメガネをかけて朝食の準備をしていた。普段はさらにノーメイクなわけだが。。
 そんな女房のメガネ姿を先輩が褒めた。先輩の目には恋愛の情が浮かんでいる。女房も微笑み
かけたが、一瞬、ビクンとして眉山を寄せた。 
 女房の体調を先輩は気遣ったが、女房は大丈夫だといい、朝食の準備を続けた。
 俺は新聞を広げて聞かない振りをしていた。先輩がうちを出て行くまで何度か女房はビクンと体を
揺らした。先輩は怪訝な顔をしていた。俺は気にしない振りをしていた。
 

321:IcFMMb0604/06/1907:47
 もう3人の微妙なバランスは完全に崩れていた。俺は昨夜みていた事を女房に告げた。
もう一度シャワーを浴びた言い訳を途中でさえぎられて、女房は絶句した。俺は女房を
責めはしなかった。ただ、出来心なのか本気なのかだけを質した。
 女房は本気ではないと言って、ひたすら許しを乞うた。俺は条件をつけた。女房はしぶ
しぶ条件を飲んだ。
 
 翌朝、女房の股間にリモコンバイブを埋め、俺のポケットには発信機があった。
恋愛感情なんて、物騒なものを先輩に持たれては困るし、女房にも自覚を持たせるため
だった。俺たちは先輩を空港まで送って行った。
 電波で女房が縛られているとは知らないまま、先輩は機上の人となった。

【寝取られ】この人って。。。【NTR】

$
0
0

このSaiって人は彼氏持ちの女子をかなり(しかも会ったその日のうちに)
落としていますが本当の話でしょうかね?

以下抜粋。。

———————————————–
んでざっくりダイジェストでご報告すると、
相手は26才OLさんメル4で、夕食時ちょい過ぎにSai宅最寄駅で待ち合わせしーの、
お気に入り居酒屋さんで小一時間語り飲みしーの、グダ無しでSai宅インしーの、
家に入って15分で新規対局開始でした(;´Д`)ハァハァ
 ※絵巻作成もコンプリート|ω・)b♪

呑んでる最中からMカミングアウトしてくるMムスメで、
居酒屋の時点でステルス愛撫(セクハラw)しまくりでした(´∀`*)ウフフ

んで今じ回アポの印象に残ったシーンorフレーズは・・・

「こんなに長く入れられてたの&きもちいいの初めて。」 (壊)(;´Д`)ハァハァ

でも、そんなに長いことピストンしてたかというと実はそうでもなくて
挿入してから30分程度だったりする訳で、今までの人が短かっただけみたいで|ω・*)
———————————————–

彼氏が居ても女子というのは簡単に股を開いてしまうものでしょうか。。

寝取り寝取られ両方の属性を持つ私としては
とても興味深い体験談ですね。。

【寝取られ】妻の性3(第一部完)【NTR】

$
0
0

「もっとエッチな話聞きたいんでしょ?」

私は四つん這いのような姿勢で、胸から上をソファに乗せ、両手で自分の尻肉を開かされています。
ソファに座り股を広げた妻のジーンズの股間に顔を近づけたままです。
妻は自分自身を焦らすように指でそこをまさぐります。

「・・だけど、出したい・・
もう・・だめだよ・・・限界・・」

「限界って言葉好きよ。
私も限界だったのよ・・太いの欲しくて。」

「・・・いつ?・・」

いつのことを言っているのか・・・
西脇にされた後のことなのか・・
今朝のことか・・本当に浮気したのか・・・聞きたい・・・

その事は話してはいけないと言われたけれど、我慢できずに訊きました。

「朝のこと・・?」

無視して続けます。

「体が覚えてるの。
凄すぎて感覚が消えないのよ。
精子でグチャグチャになっていかされたオマンコに、太いの入れられたまんま、またすぐに、たーくんのが届かない奥をかき回されるの。」

西脇との話のようです。

「大き過ぎて辛いのに、何度でもいかされちゃうのよ。
卑猥な言葉で責められたり、自分でもエッチなこと言わされながら繰り返しいっちゃうの。
その感覚がずっと残ってるの。
あの時から今でも・・」

やられたばかりで精子を滴らせたまま私とデートしているときなど、どれほど生々しい感覚が妻の性器に残っていたか想像できます。
限界だった妻の性欲は、私とのセックスでは解消されなかったのでしょうか。

今朝もなの・・それ?・・

そう聞きたかったのですが、我慢します。
さっき無視されただけで済んだのが限界でしょう。

「私、自分でも言ったのよ。
たーくんのより大きなおちんちんでオマンコ拡げられてるとか、たーくんのが届かない深いとこまで突かれて気持ちいいとか。
いつも会う同期の男の子にお持ち帰りされて、そんなこと言ったなんて、思い出すと死ぬほど恥ずかしかったわよ。
大学でたーくんと一緒にいるの西脇君に見られるだけで恥ずかしかったわ。
彼氏の小さいペニスで満足できない女なんだって何度も告白させられたこと、私も西脇君も意識してるのよ。
たーくんのそばにいると、いつも、そういう目で見られてるって気がしちゃうの。
今だって、恥ずかしいぐらい。
だけど本当にその通りされたの。
エロ本に出てくる欲求不満女みたいに何回も繰り返しいかされたのよ。
ねえ分かる?
たーくんとデートしてても、そういうの何度も何度も、思い出しちゃうの。」

「・・・」

「悪いなって思うわよ・・・それは・・
たーくんいい人だし、裏切って・・罪悪感もあった。
だけど何してても思い出してきちゃうの。
顔になすり付けられた時のエッチな匂いとかヌラヌラして固い感じとか。
バックでお尻掴まれたまま、あそこの奥に大きな亀頭が、突き刺さって擦りつけられる感じとか。
生々しく思い出しちゃうのよ。
それで、あれを、もう一回ここに入れられたいって、そればっかよ。」

目の前で割れ目の部分に指をギュッとめり込ませます。

「だけど・・・」

だけど、入れてないんでしょ・・あの後は浮気してないよね・・・そう言いたかったのだと思います。
しかし怖くて言えませんでした。

「ねえ、そんなことされた後で、彼に、何かしろって言われたら、そうせざるを得ないの、分かる?
たーくんに悪いって思ってても、もう、頭の中がセックスと大きい勃起したおちんちんのことでいっぱいなのよ。
浮気の精子まみれのまま、たーくんとセックスしろって言われたら、そうしないといけなかったの。」

「わかったよ・・だから・・」

「中出しされたあそこ、舐めさせないのが精一杯よ・・・」

「・・・」

「するように言われてたし・・
たーくんに舐めさせるって言いながら、いかされたりしたのよ・・・
実際、私も、したいって思ってたの。
デートの間ずっと考えてたわ。
ホテルに入って裸になってすぐたーくんの顔に跨っちゃいたいって。
西脇君に言われた通りに、精子まみれのあそこ、たーくんの口に吸わせて・・そしたらいけるって。」

ソファに突っ伏した私の首に両腿をからませ、股間に私の顔を押しつけます。
私の頭を優しく撫でていますが、妻の腰は卑猥にくねります。
多分、その時の精子で汚れた性器を私に舐めさせることを想像しているのでしょう。

「・・・」

「あの時たーくんとセックスしてすごく感じてたのわかった?」

「・・あの日・・あんな美歩初めてだった。」

「カラダじゅう、エッチになってたから・・・
どこ触られても、ビリビリ来た。
エッチなことで頭がいっぱいで、普通じゃなくなってた。」

「あいつのこと考えて・・?」

「うん・・
西脇君のが頭から離れなかった。
・・・
たーくんのおちんちん入れて気持ち良かったの。
たーくんとしてあんなに気持ち良かったのはじめてだった・・・
・・だけどオナニーみたいだったの・・
西脇君とのセックスを思い出して、たーくんのちんちんを使ってオナニーしてるみたいなのよ。」

「美歩のあそこ・・キュウキュウ締まってた。」

「うん・・・感じてた・・けど・・」

「・・けど?・・」

「感じてたけど・・私がダメだったの・・・」

「ダメって・・いってなかったの・・・?」

「ううん・・
たーくんとして、いったのかも知れない。
だけど・・・西脇君にされたみたいじゃなかったの・・・
たーくんの入れてて気持ちいいのに、ずっと西脇君のおちんちん入れられたときと、比べちゃってたの・・・
残酷なぐらい全然違ったのよ。
西脇君のときは、何にも考えられなくなって、頭の中が真っ白になっていかされてたのに、たーくんとの時はいろいろ考えちゃってたの。
まだあそこの奥が、全然余ってるなとか・・・
痛くてもいいからもっと太いのでされたいとか・・・
ゆるいってばれないようにあそこ締めなきゃとか・・
いつもより気持ち良かったけど、そういうのばっか・・・頭の中で考えてた・・」

それから長い年月が経ちましたが、あの時ほど感じている妻を見たことはありません。
しかし妻は、それとは比べものにならない絶頂を西脇には与えられていたのです。

「・・・それで気付いたの・・言われたとおりだって。
西脇君が言ったとおりのこと、思ってたのよ。
それが嫌だった。」

「なんて思ってたの・・?」

「してる間、何回も言われてたの。
彼氏としてももう足りないから、俺のでかいのが欲しいって思うんだって・・・
・・・
その通りだったのよ。
あの太いの奥まで欲しいって・・思い出してた・・・」

「・・・その通りって・・・」

まさか・・・
もしかして・・・
やっぱり・・・

「ここ、こんなにパンパンになってる。」

そう言って、私の首に巻き付けて肩に乗せた両脚を解いて、四つん這いのままの私の股間の張りつめた勃起を足でさすります。

妻の話は核心の周囲を巡りながら、はぐらかします。
私が「その事」が言葉にされるのを怖れて、はっきりと聞けないからでもあります。

「いきたい?」

「うん。」

「精子出したいよね・・」

「・・出させて・・」

「だけどまだ出させてあげない。
私の気持ちが分かるから・・
すごく興奮して、何でもしたくなっちゃう気持ち・・」

そう言いながらソファーから降りて、ソファに体を預けて四つん這いになった私の脇に来て、耳にキスをします。
ブラをしていない乳首をわざと私の体に擦ったりします。
左手で私が後ろで開いた尻たぶを鷲掴みにしアヌスに指をあて、右手を張りつめたペニスに伸ばします。

激しい性欲が満たされず、肉体的な疼きが思考を麻痺させる感覚を教えようとしているのでしょう。
妻の話の行き着く先が見えてきますが、どうにもできません。

「・・アアア・・」

「こうして触ると気持ちいいでしょ?」

指で撫でるように、亀頭を触ります。
軽い刺激でも、おあずけにされ続けた精子が沸騰するのが分かります。
一秒でも早く体から放出して楽になりたいという感じです。

「気持ちいい・・」

「これでいける?」

「もうちょっと強くして。」

「ダメ。」

「なんで?
もう、おかしくなりそうだよ・・・」

「おかしくなっていいよ。」

「・・・出したいよー・・」

「小さいのに、こんなはち切れそうになって・・
ねえ、早く出さないと、精子であそこが破裂しちゃうわよ・・」

そう言いながら、右手で亀頭を軽く嬲りつづけ、左手の指で肛門をつついてきます。

「だからもう・・・」

「気持ちいいけど、もっとされたいでしょ?
こういう風に・・」

今度は根元までしっかりと1回だけしごいてくれます。

「おちんちん、根元までギュッてされたい感じするでしょ?」

「うん・・
分かったから、もうつらいよー
もっとしてっ」

「唾出して。」

言われたとおりに、出された妻の手の平に唾を垂らします。
右手、そして左手・・・
再び、なぶるように、焦らすように、右手は亀頭のあたりだけを触ります。
左手は肛門を輪を描くようになぞり、唾を塗り込んできます。

「さきっちょ、ヌルヌルされてるとどんな感じ?」

「もっと、して欲しい。
ねえっ」

どうせ手は逃げてしまうことは分かっていても、尻たぶを両手で開いたまま腰を振りたくってしまいます。

「なんか、ワンちゃんみたい。
発情中なのね?」

そういいながらも執拗にアナルを指でなぞり責めてきます。

「うん、ワンちゃんでも何でもいいよー
もう出させてよ。
どうしたらしてくれるの?」

思わず、自分で開かされていた尻から両手を離し、亀頭をさする妻の手を掴んでいました。

「調子に乗らないのっ!」

「ハグウッッ・・・」

息も止まるような衝撃が肛門に走りました。
それまで表面を揉んだり撫でるだけだった左手の指をいきなり何本かねじ込まれました。
強烈な違和感です。

「手離したらお尻犯すっていったでしょ」

こんな事も、西脇に言われたことがあるのかも知れません。

「ぬいて・・」

「抜いて欲しかったら、自分で拡げなさいよ」

肛門を挿されたまま、再び両手を伸ばして尻を拡げるしかありません。

「たーくん自分がマゾだって認められる?」

抜いてくれるわけでもなく、左手はゆっくりと指の出し入れを続けてきます。
右手では相変わらず亀頭をなでさすります。

「・・・・」

「素直になれないの?」

「なる・・マゾでいいから、マゾだから、指抜いて・・・」

「抜くだけでいいの?」

「出させて。」

「今度は随分簡単に認めちゃうのね。
寝取られるのが興奮するマゾなんでしょ?」

「そう、寝取られるの興奮するマゾだから・・だから、しごいてっ」

「寝取られマゾですって言いなさいよ。」

「寝取られ・・マゾです・・・」

「言えたわね。
いいわよ・・腰振れば?
ほら・・」

言われたとおり、腰を振ると、オナホールのようにモノを包んだ手は亀頭のあたりをじらすようにですが、刺激をしてくれます。
しかし、同時に、3本ぐらいの指を挿し込んだままなので、私が腰を振るタイミングに合わせて、より深く広く肛門をえぐってきます。

痛みと違和感で、思うようには腰を振れません。

「・・・」

「マゾなんでしょ?
こういうの好きなんじゃないの?」

「おしりはいやだ・・・」

私の主張など無視して続けます。

「ねえ、今ここで沙季ちゃんがオマンコ広げてたら入れたい?
西脇君にされちゃう前の沙季ちゃんよ。」

私が沙季ちゃんの話に反応した事に気付いているのです。
しかし危険な誘導尋問の匂いがします。

「入れたいけど・・・浮気になっちゃうから入れない。」

「浮気にはなっちゃうけど、美歩は見てないのよ。
沙季ちゃんが、あそこヌルヌルに濡らして、もう少しでいけるから入れてッて言ってるのよ。
中で出してくれたらいけるからって。」

「・・・」

「沙季ちゃんのあそこ、とっても小さかったのよ。
西脇君に散々されちゃうまでは、中島君のでもきつかったんだから。
たーくんのでも、大きいって言ってくれるかも知れないよ。
沙季ちゃん、エッチだから、中出しされながらいきたくて自分の指であそこを拡げてるの。
これ、入れたいでしょ?」

「入れない・・・」

「そうか、たーくんは寝取られマゾさんだから、美歩みたいな、ゆるくされちゃったオマンコの方が興奮するのね?」

「そうじゃない」

「こういうのはどう・・?
沙季ちゃんが西脇君にされた後のオマンコ。
入れたい?」

「・・・・」

「想像して・・・
おっきいので何時間もかき回されて、いかされ続けて、西脇君の形になってるの。
沙季ちゃんの本気汁と彼の精液でグチャグチャのあそこ・・
いかされる直前にズボッて抜かれちゃったの。
それで、何でもいいから、ぶち込んで欲しいって思ってるの。
もう一回いきたくって、パックリ開いてヒクヒクしてるのよ。
多分たーくんのじゃ全然ユルユルだけど、ドロドロで気持ちいいわよ。
沙季ちゃんあんなに爽やかそうなのに、何回もされてるうちに、ぶっといのが大好きになってたの。
中島君の細いのじゃ気持ち良くなれないオマンコにされてたのよ。
これは想像じゃなくて本当の事。
沙季ちゃんのオマンコ・・入れる?」

もう、じらし続けられるのにも耐えられないと思いました。
入れると言わなければいつまでも射精させて貰えないのでしょう。
誘導に乗ってしまって妻に言質を取られてもいいやという気持ちになります。

「入れる、沙季ちゃんのオマンコに入れたい・・
入れるからしごいてよー」

「たーくん簡単に浮気しちゃうんだねー
そういうの、いいの?」

そう言われると急に怖くなります。

たしなめるように尋ねながら肛門の指を動かし、私が彼女の支配下にあることを思い出させます。

「入れない・・・」

「冗談。
いいのよ別に・・それで美歩がまた浮気しちゃおうっていう訳じゃないから。
ねえ、この中途半端にじらされて、我慢するのがつらい感じ分かった?
私以外の人でもオマンコがあれば入れたいでしょ?」

「分かった・・・入れたい・・・」

「亀頭だけされるより根元までされたいでしょ?」

「されたい・・・してほしい」

「女のあそこも同じなのよ。
疼いちゃってどうしようもないときは、誰のおちんちんかなんて関係ないの。
浅いところだけじゃなくって、深いとこまでされたいの。
先だけ軽く触られるより、こうやってギュッてしごいたほうが気持ちいいでしょ?」

「うん」

「同じなの。
あそこに固くて太いの、ぐいって入れられたいって思っちゃうの。
分かる?」

「・・・分かる・・」

「何も触らないときは、触ってさえ貰えればいいって思うでしょ。
別に根元までギュッとされなくても、気持ち良くなるし、それでもいいやって。
デートしてたときはたーくんのでもいいと思ったのよ。
だけど、こうやって少し触られると、不完全燃焼みたいに疼くの分かるでしょ?
ゆるいオマンコじゃこんな感じよ。」

そう言って、撫でるようにペニスを触ります。
言葉や想像では、妻の言うように、拡げられてしまったゆるい膣に興奮しますが、切迫した射精欲を満たしてくれるのは、しっかりと締めつけてくれる女性器です。
溢れ出しそうな精液を睾丸に溜め込んで焦らされ続けた私の脳裏には、西脇にやられる前の爽やかな沙季ちゃんが浮かんでいました。
いや、そんな噂があった後も、沙季ちゃんはいつも爽やかでした。

「ゆるい大きなオマンコじゃなくって小さなオマンコにねじ込みたいでしょ?」

「・・うん・・」

「巨根願望ってそういう感じなのよ。」

「・・・」

「入れられたこともないのに何となく大きい方がすごいのかな、なんていうのは、まだ我慢できるの。
多分本当の巨根願望じゃない。
そんなの処女の頃から思ってたわ。
だけど本当に入れられて、今までのおちんちんとは全然違う感覚をまざまざと膣と子宮に感じさせられたあとでは、もう戻れないのよ。
たーくんとデートしてる間より、ホテルでたーくんのおちんちん入れたときの方が、つらかったの・・
気持ちいいんだけど・・・よけいに疼くのよ。
たーくん、さっきから、おちんちんに触れないで放って置かれたときより、亀頭だけでじらされてる今の方がつらい感じするでしょ。
それと同じなの・・分かる?」

「・・・うん・・」

「たーくん小さいのに、私の巨根願望の話、聞かされるのも辛いかも知れないけど・・・
巨根願望を溜め込んだまま入れて貰えないで悶々としてるのも辛いのよ。
たーくんが、今、じらされて辛い感じ憶えていて欲しいの。」

「・・・・」

「本当の巨根願望って、すっごく性欲が溜まってるのに、小さいの入れてるときに一番激しく感じるものなの。
痛くてもいいから、ちゃんと、思いっ切りかき回されたいのよ。
あそこを固くて大きいのでパツンパツンにして欲しいの。
すみずみまで、おちんちんでいっぱいにされたいの。」

妻に肛門を指で貫かれながらこんな言葉を聞かされる事に、マゾヒスティックなよろこびを覚えていました。
妻は私をアナルで辱めながら、言葉の鞭で私の心を打ち据えては、サディスティックな快感を得ているのです。

私の脇に座り両手で私のペニスと肛門を弄びながらも、大きく開いたジーンズの股間を自らの踵に強く擦りつけ、卑猥に腰をくねらせていました。

もう右手はほとんどペニスをしごいてくれません。
指先で亀頭を摘むのみです。
行き場のない激しい射精欲が置き去りにされます。

「・・・・」

「あそこ、あの人の精液まみれにされたままでたーくんとデートしてて、エッチな妄想ですっごく溜まっちゃってたの。
太いおちんちんでされ続けたばっかで、その感じが残っててどうしようもなく欲しかったのよ。
それなのに、っていうかそれだから、・・・西脇君にさんざん小さいって教えられたたーくんのおちんちんじゃ、本当に足りなかったの。
たーくんが出して終わった後も、西脇君のあの太いの奥まで欲しいって・・思い出してた。
たーくんと抱き合いながら、考えてたのよ。
重いちんちんでクリをベチベチ叩かれたり、膣にねじ込まれて・・・痛めつけられたい・・
さっきたーくんにしたみたいに、両手でお尻拡げさせられて髪の毛を掴まれて、バックから犯されるのも、したかった。
無理矢理彼の形にされたあそこに、中出しもされたいとか・・・
そう言うの全部よ・・・
もっと、激しくグチャグチャにいかされたかったの。」

「・・・・」

「体だけじゃないわ・・・
また言葉で辱められたいとも思ってたの。
恥ずかしいこととか屈辱的なことも、言われたり言わされたりしたかった。
サークルでは真面目で生意気なくせに本当はすごい淫乱だなとか、試合中もでかいチンポのこと考えてるんだろとか、そういう風に、もう一回いじめられたかったの。
たーくんのおちんちんと比較させられたり、あそこが彼氏のモノじゃ感じないガバガバマンコにされてるとかって言わされたかったの。
西脇君が中出ししたオマンコの精子彼氏に舐めさせますとか、気が狂ったようなこと・・・焦らされ続けた挙げ句に彼に誓わされて、一気に奥までぶち込まれて、いきたいの。
・・・体も心もメチャクチャにされたかったのよ。
そういう性欲が溜まったままで、たーくんとしても全然治まらなかったの。」

妻が、「まだ話していない、ひどいこと」と言った内容はもうはっきり分かります。

「ホテルで、浮気のこと泣いて謝ったでしょ。
本当に悪いと思ったのよ。
だけど泣いたのは・・そんなにされちゃってる自分の体が悲しかったのもあったの。
たーくんとセックスしたのに、まだ、体があの男のセックスをどうしようもなく求めてるの。
自分勝手でしょ・・そんなのも嫌だったの。」

「・・・」

「ゴメンね・・だけど、もう隠しておくのいやだから・・。」

ああ言われる・・・

「・・・」

「あの時が初めてなのは本当なの。
だけどその後もされてたのよ。」

ああ・・・やっぱり・・・

「あの日、たーくんと別れた後、また西脇君のマンションに行ったの。
我慢できなかったの・・・」

あの日に!・・・

グリュン!

「・・!!・・・・はうっ・・」

言葉の衝撃と同時に、アナルに入った指がさらに深く挿し込まれ、容赦なく前立腺のあたりを押しつぶすようにこすりあげる感覚が走りました。
四つん這いではいられなくなり、跪くような姿勢になりましたが、アヌスは指で深く貫かれたままです。

しかし、後日しつこく迫られてというのなら、まだしも・・・
あの日に・・・

グリュングリュン

「たーくんとのデートの前に言われてたの。
今から昼寝するけど家にいるから、あいつとやって、デートが終わったらまた来なよって。
シャワーを浴びないことと、中出しさせること、両方出来たら、またしてあげるよって。」

グリュングリュングリュングリュン

「ハアア・・・はうっつ・・はふっ・・」

とんでもないことを聞かされているのに、何も言えずにいました。
妻の言葉には、巨根の与える肉欲に屈したマゾヒスティックな憂いが混ざりますが、妻の指はサディスティックな獰猛さでアナルを責め立ててきます。

「そ・・そんな・・ウッ・・アアッ・ウッ・・・」

「シャワーも浴びずにたーくんに浮気のあとの体を舐めさせたのも、初めてたーくんに中出しさせたのも、西脇君にもう一回してもらうためだったのよ。
だけど・・・たーくんも許してくれたし、家に帰ってオナニーしたら、それで済むかもしれないって、思ったわ。
太い野菜とか、そういうの、買って帰ればいいかも知れないって・・
たーくんと西脇君の精子が入ったままのあそこに突き刺してメチャクチャなオナニーがしたかった。
だけど、もうスーパーが閉まってる時間だって気付いたの。
それに、西脇君のマンションならタクシーですぐだけど、家まで1時間も待てなかったの。
渋谷駅の前で悩んだわ。
もう一回西脇君に犯してもらうか、何とかたーくんのために我慢して家でオナニーするか。
誰も、女子大生が一人でボーッと突っ立って、オナニーに使える太いモノが家にあるか考えてるなんて思わないわよね。
だけど、そんなこと考えてる最中にもあそこがグチャグチャなまま疼いてて、無理だって思ったの。
結局タクシーに乗ったわ。」

グリュングリュン

「・・アウッ・・・」

妻はTシャツに包まれて乳首を硬くしたままの胸を私の脇に押しつけて、ジーンズの股間を私の右の腿に擦りつけます。

耳元で、秘密を打ち明けるように卑猥な言葉を続けます。

「タクシーに乗ったらもう我慢できなかったわ。
脱いだ上着で隠してオナニーしたの。
音がしちゃったらいけないから、あんまり動かせないでしょ。
だから、指を全部おもいっきりねじ込んでゆっくりかき回して、そうしたら少し楽になった。」

惚けたように、両手で尻を広げたまま肛門を指で貫かれ、膝立ちになっている私の唇にさっきまで私のペニスを摘んでいた方の妻の指が差し込まれました。
前日、妻の性器から吸い出したのと同じ、自らの精液の味がしました。
一瞬何が起こったのか分かりませんでした。

「ねえ、たーくん出しちゃってるの?」

そう言われて自分のペニスを見ると、ドロッドロッと尿のように精液が垂れていました。
初めどうしてこうなっているのか分かりませんでした。
通常の射精のような快感を伴うこともなく、勢いよく精液を発射するわけでもなく、ただ漏らすように精子がペニスを伝い、睾丸を濡らし肛門から太腿の方に垂れてゆきます。
精子が溜まりすぎた精嚢を直接押し潰されて、溢れて出てきたようです。

グリュングリュン

「ここで・・普通出す?
萎えるか、怒るかすると思ってたけど。」

あたかも、予期していなかったかのように言います。
確かに、一番射精してはいけないタイミングでした。
しかし、その事を妻は分かっていて、私にはしたことがなかった指技を駆使したのです。
こんな事も、西脇に覚えさせられたのか・・・
射精による快感は与えず、最もひどい裏切りの告白を聞かせながらアナルを犯して射精させる。

レイプされながらも、物理的に膀胱壁を擦られることで潮を吹かされる女の気持ちはこんなものなのでしょうか。

辱められる・・・そんな言葉が思い浮かび、より一層勃起を固くさせます。

「だって、美歩が・・・」

グリュングリュン

「そんなに興奮するわけ?」

「ちがう・・・」

「じゃあお尻犯されるのがそんなに気持ちいいの?」

「ちがう!・・
そうじゃなくてずっと我慢してたから・・」

「言い訳にならないわよ・・・同じ事じゃない・・・」

「・・・」

一度肛門から指を抜き、肛門の周囲までベットリと垂れた精液をまとわりつかせると、再度、挿入してきました。
さらにもう一本指が加えられたのですが、精液が潤滑油になりスムーズです。

「中出しされるとこういう風になるの。
楽になったでしょ?」

「・・・」

妻の言うとおり、太すぎる挿入を受けている身にとっては、中出しされることをありがたく感じてしまうのかも知れません。
ゆっくりとアナルの中を左手の指で押し潰し、こすりあげながら、今度は右手で腿の方まで垂れ続ける精液をすくい上げます。

妻は何も言わずに、おもむろに、再度精子をベットリとすくい上げた右手を私の目の前に差し出します。
何を要求しているのか、それが何を意味するのか暗黙のうちに分かります。
今度は不意打ちではなく、私の自らの意志でそうすることが求められているのです。
それをしてしまえば・・・
さすがに出来ない・・・

沈黙です。

黙っていると妻が続けました。

「インターホンでたーくんに中出しして貰ったか聞かれたわ。
声が小さいって言われて大きな声で言うまで言い直しさせられた。
夜のマンションの廊下に響いてたわよ。
情けない声で、中出しだのなんだのって・・・
・・・
玄関に入れてもらって、靴も脱がずに、壁の鏡に手を付いて、調べられたの。
お風呂に入ってないか、たーくんに中出しさせたか・・・
たーくんの精子、彼のと違うからすぐに分かったみたい。
キスのひとつもしないまま、入れられた。
淫乱な自分の顔見てろって言われて、玄関で立ったまま犯されたの。」

精子まみれの右手の指を唇に押し当ててきました。
嫌でも精子の味が口の中に染みこんできます。
舌を出して舐めてしまったら、すべてを認め、許してしまうことの意思表示になってしまうでしょう。
寝取られマゾとしての自分を完全に宣言することになります。
妻もそのつもりで、私に自らの精液を舐めさせようとしているのです。

「また徹底的にされたわ。
アナルのバージンまで奪われたのよ。」

やっぱり・・・

「いく直前で何度も焦らされて、セフレになるって誓わされたの・・
証拠に写真も撮られた・・・
フェラの時の顔も、あそこやお尻に入れられてるところも・・・
中出しされた後のあそこも、学生証と一緒に撮られたわ。」

左手の何本かの指は、ネットリとアヌスをかき混ぜています。
じわじわと口の中に右手の指が差し込まれてきます。

セフレ・・・
これも、予期しませんでした。
こんなひと言の言葉がこれほどの衝撃を与える言葉だとは・・・

写真・・・
妄想は光速で脳内を駆けめぐります。

呆然としたまま、きっぱりと拒絶することも出来ず、いつの間にか舌を絡めてしまいます。

頭の片隅では、妻の手を払いのけ、ふざけるなと叫んで思い切り顔をひっぱたく情景が浮かびはしました。
しかし現実では、何も出来ず、惚けたように妻の指をしゃぶるのみでした。

・・・

一度口から指を抜くと、私の下半身に垂れた精液を再度集めます。
直腸の指も最後の一滴まで絞り出すようにかき回し、ポイントを潰してきます。
そして、固いままのペニスを根元からゆっくりとしごき上げ、尿道の中も空にします。

「その後も、抱かれてたの、彼の好きなときに好きなだけ使われたわ・・・」

耳を舐めるようにしながら、とても優しい声で言いました。

「たーくんの彼女なのに、西脇君の巨根のオナニー道具みたいにされてたのよ・・・」

再び口の前に精液を差し出されました。
今度は口に強引に入れてきません。
私の屈服、無条件降伏を、無言のまま迫ってきます。

・・・・

「どうするの?
別れる?
舐める?」

実質的には選択肢はありませんでした。

肛門に何本も指をねじ込まれたままでした。

精液まみれの妻の指を口に含み、まとわりついた精液を吸いました。

屈辱の味を噛み締めながら、完全なマゾの寝取られ男としての地位を受け入れました。

加虐と被虐の陶酔の中で私を見つめる妻の潤んだ瞳と薄桃色に染まった顔をこの上なく美しく感じました。

「たーくん・・本当に愛してるわ・・・」

妻の指から口の中に射精されるような感覚の中で、長い時間、束ねた妻の指をしゃぶり続けました。

妻の性第1部完


【寝取られ】堕ちた天使【NTR】

$
0
0

『あの快感が忘れられないの。』
『今の私の身体はあの人に夢中なのは事実だわ。』
『でもね、心だけはアナタだけのものだからね。』
私の妻はセフレとのセックスに夢中です。
セフレとのセックスは私との行為の時とは比べ物にならないほどの激しい内容です。
しかし、妻がその男とのセックスに夢中になる理由はテクニックだけではなく、間違いなくぺニスにあると確信します。
私がそう言えるのは、つい最近男が趣味だというハメ撮りで撮影した妻とのセックスビデオを観賞したからです。
そこまでに行き着いた理由はいずれ書くとして、今はただ初めて観る妻の激しい喘ぎ声のセックス内容を書きたいと思います。
妻は卑猥な言葉責めで興奮するMです。
その妻は40歳ながらスタイルは良く、オマンコの毛も薄くてパイパンに近い状態です。
色も綺麗だし、感度もバツグンで、何よりも家庭的で優しい性格に私は惚れて結婚したのでした。
その愛妻のオマンコを男は貪るように舐めています。
時には優しく、時には激しく、そして卑猥な言葉を妻に言わせながらたっぷりと舐めています。
ただ、テーブルに固定したビデオカメラからでは細かな会話が聞き取れない部分があります。
そのため、最初は想像で書こうかと思いましたが、不自然なフィクション物になりかねないので止めました。

聞き取れる部分だけ書き、あとは実況的に行こうと思います。
セフレのチンポはヘタな外国の裏ビデオに出演してる男優の巨根よりデカイのではないかと思う位太いのです。
さらに巨根にありがちな゛デカくても硬さがない゛ではなく、間違いなく硬いのです。
カリ部分は更に大きく、全体的にとにかく凄い!の印象です。
日本人に、こんな男が本当に居るのかと愕然としました。
映像は男がテーブルにカメラを置く動作から始まりました。
そして先ほど書いたように妻のマンコを舐めはじめるのです。
妻の両手は男の頭を抑えつけるように、時にはシーツを握り締めながら喘ぎ声を出しています。
男は時折、妻のマンコから口をはなし何か話しかけます。
『ゥン、キモチィィ〜』とか
『ィャ、ォマンコ、ォマンコがキモチィィイ!』と妻の口から聞こえます。
いや、言わされてるのだと思いますが。
次に男はテーブルに置いてあるビデオを手に取ります。
仰向けになり、妻に『俺のチンポもしゃぶって!』と、命令口調で言います。

今度はビデオを手に持ちながらの撮影です。
今までよりハッキリ会話の内容が聞こえます。
まさしく馬並み!
大袈裟な表現かもしれませんが、それくらいの衝撃でした。
両手で握る妻の手から亀頭がかるく出ています。
握っている妻の親指と中指が届いていません。
亀頭部分だけを口に含む妻。
それ以上呑み込むのは苦しい様子です。
『ゴフッ』『ングッ』などと音(声)を出しながら唾液でベトベトにしています。
玉から竿の裏表まで夢中で『はぁ〜』と声を出しながら舐めています。
『オォォ裕子、気持ちイイよ〜』
『裕子ぉ俺のチンポ美味しい?』
『うん、美味しい〜』
『俺のチンポ好きかい?』
『うん、すき、大好き!』
『俺のチンポのどこが好き?』
『あん〜太くて、硬くて、強いから好きなの〜』
『よしよし、裕子は可愛いね〜』
『ねぇ私もう・・』
『どうしたの?挿れて欲しくなったの?』
『うん』
『じゃ、いつものようにハッキリ分かるように言ってごらん』
『アンアナタの太くて硬いチンポ、裕子のオマンコに挿れてください!』
『そうそう、それで次は?』
『中に、中に、ングッ』
『どうしたの?』
『ングッ中に・・出してぇ』
妻は男の大きなチンポを口に含んだりしながら話すため、苦しい様子です。
『どうしたの?ハッキリ言ってくれないと分からないよぉ』
意を決したかのように妻はチンポから口を放し、男の顔を見ながら大きな声で叫びます。
『裕子のオマンコの中に!アナタの精子イッパイ出してぇ!アァァ』
『おおっ裕子ぉそんなに俺のチンポ好きなんだ!挿れて欲しいんだねっ!』
『うんっ挿れてぇ!アナタのおっきなチンポぉ挿れてぇ!裕子のオマンコの中にイッパイ精子出してぇ!』
『よし、よし、いま挿れてあげるからね!』
男はビデオカメラを手に持ちながら妻に正常位になり、両足を開くように言います。
妻は言われるままに両足を大きく開きます。
男のビデオは妻のマンコをアップで撮します。
妻の綺麗なマンコから光る液体が溢れているのがハッキリ分かります。
私との行為時でもフェラするだけで愛液を垂らす妻。
感じやすい妻のマンコは私の時以上に興奮して、挿入されるのを待っているのは確かです。
男は妻のマンコにチンポをあてがいます。
そして、亀頭をゆっくり埋め込みます。
『アッ!』
妻の小さな声が聞こえます。
男は亀頭を妻の愛液で濡らしながら挿入しようとしているのでしょう。
何度か亀頭部分だけを、ねじ込むように出し入れします。
その都度に妻の声が漏れて聞こえます。
『アッ・・・アァッ』
そして、ゆっくりと半分ほど挿入すると妻の声が一段と大きくなります。
『ンァアッ!』
しかしまだ、男は半分ほどの挿入をゆっくりと繰り返します。
『ァアッ!ンンン!』
そんな妻の喘ぎ声を楽しんでいるかのように男は言います。
『裕子・・気持ちイイかい?』
『アッウン、ウン、気持ちィィ〜!』
『ォォ〜俺も気持ちィィョ!』
『裕子ぉ全部、根元まで挿れてィィかい?』
『アアッ挿れてぇ!根元までッ・・全部挿れてぇ!』
『挿れるよ!挿れるよっ!』
『ァッウンウン早く・・早くぅ・・挿れてぇ!』
男の太いチンポは妻のマンコを大きく広げながら・・・
そして、とうとう根元まで、ズブズブと埋め込みました。
途端に妻の悲鳴にも似た絶叫が響きます。
『アア――ッ!!』
『す、凄い――!!』
『いっぱい!いっぱい―――!!』
男のハメ撮りは慣れているようで、上手です。

多少のブレはあるものの、巧く腰だけを前後させ太いチンポが妻のマンコを大きく広げながら出し入れする様子を撮っています。
妻のマンコから溢れる大量の愛液が、巨大なチンポにもまったりと絡み合っているのが良く分かります。
よく、こんな大きな物が入るものだと感心すらします。
もう妻のマンコは完全にセフレのチンポに馴らされているのでしょう。
男は三浅一深のとうり、チンポの半分ほどを三〜四回ゆっくりと抜き差しして、その後一度だけ奥深く根元まで一気に埋め込みます。
その瞬間、妻の喘ぎ声が、いっきに大きく発せられます。
『ア―――ッ!!』
『アッアッアッ』
『アッア――ッ!!』の、繰り返しです。
『裕子・・・イキたい?』
『ウンアンい、イかせてッお願い!』
『ほら、いつものようにお願いするんでしょ?ハッキリ分かるように言わないとイかせてあげないよぉ』
『アッアンい、意地悪しないでぇ・・・あ、アナタの・・ち、チンポッアッアッ太くてぇ・・ィィッ硬いチンポォ・・で・・わ、アッアッ私のオマンコッ!私のオマンコォ!アナタのものだからっだからっお願いしますう!イカせてくださィ――!』
『よしよし、裕子のオマンコは俺のものだからね!イカせてあげるからね!ちょっと待ってね、ビデオカメラをテーブルに置くからさ。』
そう言うと、男は一端チンポを妻のマンコからゆっくりと抜こうとします。
その時、妻の両手が男の腰を力強く押さえます。
『イヤッ抜かないで!抜いちゃイヤッ!』
『もう、困った子だなぁ裕子は、分かったよ』
そう言うと、男は局部が繋がったままビデオカメラを頭上に持っていき、ベッドの棚に置く動作をします。
ベッドの棚。つまり今度は二人の頭上から撮影される形になります。
このため、繋がった二人の局部は観れなくなりますが、会話は良く聞こえるままです。
カメラを置くと男と妻は濃厚なキスをします。
唇を離すと男は再度ピストン運動をはじめます。
今度は二人の上半身もピッタリ重なり合って、妻の両手は男の背中にあります。
先ほどとは違い、抜き差しする運動が速くなります。
妻の悲鳴にも似た喘ぎ声が響きます。
『アッアッ壊れる!』
『壊れるぅ―――ッ!!』
『イイッイイッ!気持ちイイ――!!』
『イッちゃう!もうダメェェ!!』
『イク――ッ!!』
妻は男にしがみつくように抱きつき、上体を仰け反らせて激しくイッてしまいました。
一時、妻の裸体は仰け反らせたまま硬直状態のように動かなくなり、その後崩れ落ちるようにグッタリとなりました。
放心状態の妻に男の腰の動きは一端止まり、妻の顔中に優しくキスをします。
グッタリしている妻の身体に体重を乗せまいと気を使っているのでしょうか、男はチンポの挿入状態を保ちながら妻の上半身から自分の身体を浮かせています。
『裕子、裕子ぉ』
優しく声をかける男に妻が口をやっと開きます。
『ァァン・・凄く良かったぁ・・素敵だったぁ』
『裕子、もう一回イッてくれる?』
『あん、アナタはまだ出してないんでしょ?そのまま私の中にイッパイ出してね。』
『うん、いいんだね?イッパイ出してあげるからね!』
『アアッイッパイ出して!私のオマンコから溢れるくらい・・・アナタの精子、イッパイ出して!アアァ!』
男のピストン運動が再開します。
男の『オオッオオ〜ッ!』
妻の『アッアアッアッ!』
二人の喘ぎ声が部屋中に響きます。
そして、男の動きが更に速くなり妻は絶叫と共に二回目に達しました。

お互いに放出しきった後も、キスをしながら重なり合っている二人。
そして、男が徐にビデオカメラに手を伸ばします。
カメラを手に持ち、繋がったままの局部を撮します。
映像でもハッキリ分かるくらい、洪水のように濡れてる結合部分。
男がゆっくりと巨大なチンポを抜きます。
同時に聞こえる妻の声。
『ハァァ〜』
男の巨大なチンポを抜いた後の妻のマンコはポッカリと開いたままです。
そこからドクドクと大量に溢れ出てくる白い液体。
映像はそこで終わってしまいます。

後に妻はこう言ってました。
゛最初は痛くて、苦しくて、ただ夢中で・・・しがみついているだけだった。でも、何度かヤラれるうちに、本来のMな性癖も手伝い、快感を得るようになった。今では、それでなければダメで、正直私(亭主)のチンポじゃ物足りない身体になってしまった。゛
なぜ、そうまでして男の巨大なチンポを受け入れ続けたのか。
寝捕られMに目覚め、通常では勃起しにくくなった私のために我慢してきたのか?
私のためにピルを服用して、毎回の中出しを許してきたのか?
男との激しいセックス映像を観て勃起し、妻を抱く哀れな私のために耐えてきたのか?
某サイトで巨根男性を募集したのは妻でした。
偽名で私になりすまし、自分の好みのタイプを探しました。
私が決めるより、そうしたほうが良いだろうと、二人で相談して決めた事です。
あくまで最初は共にMな性癖の私たち夫婦のセックスの起爆剤にと、そして特異な寝捕られMな私の為にと妻が理解を示してくれたのが発端でした。
それでも途中から不安になり、ある日、妻に現在の心境というか本音を聞いたのです。
『今の私の身体はあの人に夢中なのは事実だわ。』
『でもね、心だけはアナタだけのものだからね。』

そして、妻が最後に私の耳元で絞り出すように囁いた言葉・・・
『・・たら、また・・結婚・・て・・く・・る・・』
よく聞き取れない妻の言葉に
『うん、うん、分かったから』と、適当に答えた私。
妻が逝ってから2年が過ぎようとしています。
『運転していた男性は身内の方ですか?』
警察官の質問に返事に困った私がそこに居ました。
結果的に私は、あの男に妻の全てを奪われてしまった形となりました。
もう二度と愛する妻を取り戻すことはできません。
妻は、あの男と一緒に逝ってしまいました。

今、私は妻が最後に残してくれた贈り物(ビデオテープ)を整理しています。
子供が居ないため、容易にそれらの作業ができます。
見知らぬ男との最後の状況から会社に居ずらくなり私は退社しました。
その日暮らしの派遣会社で仕事をしながら、毎日を精神的に立ち直れずに、ただボーとしていました。
毎日、ビデオテープを観ながら、妻の幻影に苦しんでいました。
毎日、毎日、妻が最後に私の耳元で言ってくれた言葉の意味を考えていました。
『・・結婚・・て・・る・・』
゛生まれ変わったら、また私と結婚してくれる?゛と、解釈して良いのでしょうか・・・
いや、そう解釈しないと私はこの先永久に立ち直る勇気が出ません。
だから、そう解釈することにします。
時間が掛かりましたが、人生の再出発を決断できる気持ちになりかけています。
ただ、私は間違いなく、あの男に人生で負けました。
私の完敗です。
でも、愛する妻の心だけは永久に私のものです。
そう信じて生きていきます。

もっと詳細に事の成り行きを書いて、思い出にしようと思っていたのですが、途中で自分が何をしたいのか分からなくなりました。
でも、途中で投げ出すと余計に自己嫌悪になりそうで、とりあえず最後まで書いてみました。
そのため、中途半端な意味不明の文章になってしまいましたがご勘弁ください。
最近、妻はいつも私の隣に居るような気持ちになります。
全てを奪われた訳ではない!
そう信じて行こうと思います。
今はまだ他の女性を抱く気持ちになれず、遊びにも外出しません。
でも、いつか妻の許しがでたら気持ちが変わるかもしれません。
でも、二度と愛する女性を奪われないように越えてはイケない境界線を設置するつもりです。
ありがとうございました。

【寝取られ】マイッタ 1【NTR】

$
0
0

セックス自慢の男性諸君に聞きたい。

一回のセックスにどのくらい時間をかける。フルスピードのファツクで何分持続出来る。

俺はテクニックには自信があり、最低でも1時間、普通は1時間半、3回はイカせる。
女性が、もうダメ、イッテと言われるまで続ける。

ただし、たまにしか居ないけど、舐めても揉んでも入れても、全く反応しない女性がいるけど、所謂、セックス嫌い、その場合は射精せずに途中でやめる。このような女に射精するのは勿体ない。

セックス大好きの俺の弱点は、少し早漏気味なこと。フルスピのフアックでは1分持たない。だからあらゆるテクニックを駆使する。クンニは何度しても首が痛くなるけど、クンニだけでイカせることもある。

俺は若いときからフリーセックス願望で、結婚は一度しかしてないが女遊びをやめたことがない。

結婚した奥さんも婚約者が居たのを寝取った感じで、結婚するときの約束が 俺は女遊びをする、しかし、お前を絶対に裏切らない。

その奥さんが、バカのつくお人好しで、他人にイヤという言葉が言えない天然ボケ。
セールスマンが来れば、全部買ってしまう。一番ひどいのは10万円位する高機能ミシン。一度も使わずに粗大ゴミで廃棄処分。さすがの俺も愚痴ったよ。
使わないのは買うなよ、使うつもりだったけど難しくてでお終い。

俺の可愛い奥さん、顔は並だけど、プロポーションはモデル並、身長165,
バストはCサイズ、最高の自慢は透けるような肌の白さ、イク瞬間は身体を弓のように反らし、全身がピンク色に染まる。何百人も女性体験があるけど、透けるような肌の白さ、見事に染まるピンク色の女性は何人も居なかった。

何時も外で遊んでいる俺は、奥さんに悪く、お前も遊びたかったら遊んで良いよと常々言っていたけど、そんな気はないわよとかわされた。
でもいつかは他の男に抱かれて、ピンクに染まる姿態を見たい願望があってチャンスを狙っていた。

お人好しで気が小さいから、自分で男と接触する勇気なんかないから俺がセッテングするしかない。
一度、どんなタイプの男なら抱かれてみたい、と話をむけたら、ニヤニヤ笑いながら
背が高くて、草刈正男みたいな男なら抱かれてみたいとふざけたことを抜かす。

新宿歌舞伎町の外れに時々ナンパした女を連れて行くカウンターバーがあり、バーテンとは女のことで意気投合、そのバーテンと俺の奥さんをセッテングを試み、奥さんと一緒に飲みに行く。草刈正男とはいかないけど、背が高くてなかなかのイケメン。

バーテンはノリノリでやる気満々、奥さんに、あのバーテンお前とやりたがっているけど、どうだと聞くとさすがにビックリした様子だったが、あんたが良ければ良いけど、
本当に良いのと、俺に確認する。お前がイヤでなかったら俺は構わないよでセッテング完了。翌日の午後1時にホテルインを約束して帰宅、翌日のセッテングを夢想して俺は萌えに萌え、奥さんも期待感からか何時になく萌えて1時間半、全身ピンク色を5回、

ちなみに、お互いに遊ぼうと結婚して6年子供を作らなかった。

そして当日、俺危うし。

【寝取られ】突然の海外赴任【NTR】

$
0
0

親子3人幸せに暮らしていた私に、突然の海外赴任の話が持ち上がったのは今から4年ほど前でした。

妻と何日も話し合いましたが、赴任先が地球の裏側と遠い事や期間が1年と短い事、娘の学校の事や、娘が幼稚園に行き出してから、妻が以前勤めていた同じ銀行の比較的近い所に有る支店にパートとして雇ってもらえた事などを考えて、ついて行きたいと言って譲らない妻を説得して、単身で赴任するという私の意見を押し通しました。

最初、1年ぐらい頼むと言われていた赴任でしたが結局半年延び、ようやく帰国出来たのは、私が43歳、妻智子38歳、結婚5年目にやっと授かった娘、理香が8歳になった初夏でした。
空港に着いて、当座必要な身の回りの物を詰め込んだスーツケースを受け取って出ると、そこには家族や知り合いの人を迎に来た、大勢の人達でごった返していましたが、私を迎に来た者は誰もいません。

それもその筈、海外赴任が終った事や、私が今日帰国する事を、妻や身内には誰にも知らせていないのです。
それは、私が赴任して7ヶ月ほど経った頃にかかってきた、私の母からの一本の電話から始まりました。
「おまえ、一度帰ってこられないのか?休暇ぐらいは有るのだろ?」
「それは無理だ。ここは地球の裏側だぞ。日本までどれだけかかると思っているんだ?お金だってかかる。」
「旅費なら私が出すから。」

「お袋、だうした?何か有ったのか?」

母の話によると、1ヶ月ほど前から妻の行動が変わったと言うのです。
残業だと言っては、帰りの遅い日が何日も有り、先週の土曜日は休日出勤になったと言って娘を預け、その後、友達の相談に乗っていて遅くなったから泊めてもらうと電話が有り、娘を迎に来たのは日曜の昼近くだったそうです。
「智子と喧嘩でもしたのか?それとも理香を預かるのが疲れるのか?」
「いや、智子さんは良くしてくれるし、理香ちゃんを預かれる事は嬉しいよ。」
「もうやめておけ。お前の思い過ごしだ。」
その時、後ろから父の声が聞こえ、電話は切られてしまいました。

母が何を言いたかったのかは、想像がつきましたが、その様な事は私にはとても信じられる事では有りませんでした。
妻の両親は、妻が小学生の時に離婚し、それも父親の暴力が原因だったので、怖い思いをした記憶が残り、母親と姉の女だけの家庭で育ち、女子高、女子短大と進んだ妻は、男性恐怖症とまでは行きませんが、男性には人一倍慎重でした。

会社の隣に有った銀行の窓口に座っていた妻の、制服を着ていなければ高校生でも通りそうな、童顔で可愛い顔と、それとは反比例するかのように制服を持ち上げている胸のギャップに惹かれて交際を申し込んだのですが、なかなかデートに応じてもらえず、今のように携帯も無かったので、半年以上手紙の交換が続きました。

手紙の内容では私に好意を持ってくれているようだったのですが、初めてデートを承諾してくれたのは半年以上経ってからで、その時も私の横ではなくて、少し後ろを歩いていたのを思い出します。
2人で逢う様になってからは、見掛けだけではなくて、妻の真面目で可愛い性格に惚れ、結婚後も妻の真面目で誠実な面は変わる事が有りませんでした。
その妻が浮気をする事など想像も出来ません。
何より、妻が私を愛してくれているという自負が有りました。
赴任する前日の夜に妻を抱いた後、
「絶対に浮気はしないでね。もしも浮気したら離婚します。いいえ、あなたと相手を殺しに行きます。私は何があってもあなたを裏切る事は無いから。あなたも我慢してね。」

そう言っていたのは妻でした。
その様な訳で、その時は母の話しを一笑に伏し、あまり気にもしませんでした。

私達夫婦には、家のローンを1年でも早く返し終わろうという目標がありました。
土地は、親から貰ったので、私の退職金まで充てにしなくても良いと思っていましたが、結局凝った作りにしてしまった為に予定以上にお金がかかり、退職金の一部も充てにしなければならなくなってしまいました。
しかし、娘に老後を見てもらう事は考えず、退職金は、全て残そうという事になり、妻も勤めに出たのです。
その様な訳で海外赴任に伴う色々な手当ても使わずに、出来る限り節約に心掛けていたので日本に帰る事もしないで、電話も極力控えてEメールで我慢していました。
母からの電話から数週間経った頃、私の様に単身赴任して来ている関連会社の仲間達から、女を買いに行こうと誘われましたが断りました。
決して日本人の海外買春問題を考えるような大それた理由ではなくて、妻を裏切る事が嫌だったのです。

しかし、その様な理由で断るのは、男として情け無い様な風潮が有ったので、家のローンを理由にしたのですが、日本とは違って5千円も有れば充分楽しめると強く誘われて、その様な事から遠ざかっていた私は少し迷いながらも、結局断ったのでした。

1人で宿舎に戻って妻の事を考えていた時、忘れかかっていた母の電話を思い出しました。
結婚して何年かは妻から求める事など有りませんでしたが、娘が生まれてからは徐々に積極的になり出し、妻から求めて来る事も珍しくなくなり、海外赴任が決まった頃には、普段の大人しい感じの妻からは、誰も想像も出来ないほどセックスを楽しむ様になっていました。

以前使おうとした時には嫌がって、そんな物を使ったら離婚するとまで言われ、決して使わせてもらえなかった玩具なども、その頃には、一応最初は嫌がる素振りを見せるものの口だけで、いざ使い出せば、それだけで何度も気を遣るほど感じていました。

そんな妻を思い出していると、私が我慢している様に、妻も我慢しているはずだと思いながらも、少し不安になり出し、妻に限って浮気など無いと自分に言い聞かせながらも、海外に電話などした事の無かった母が、苦労して電話をかけてきた事が気になりました。

それでも赴任から1年が過ぎた頃には、考えたところでこれだけ離れていてはどうにもならないので、妻を信じる事にしようと思ったのですが、そんな時に母からまた電話がかかり。

「まだ帰して貰えそうもないのか?社長に頼んで1日でも早く帰らせてもらってくれよ。」
「どうした?また智子の様子が可笑しいとでも言いたいのか?」

母の話では、あれから妻の服装が徐々に派手になり始め、次第に化粧も濃くなり、髪も明るい栗色にして、見た目5歳は若くなったと言うのです。
その上、残業だと言って帰りが遅い日も増え、土日も休日出勤だとか、娘の役員会だとか言って、子供を預けて外出する事が増え出し、最近では泊まりの慰安旅行が有ったり、友達の相談に乗っていて帰れないから子供を頼むと電話して来て、朝帰りした事も何度か有るそうです。

それからの私は、流石に妻の浮気を疑い、会えないだけに身を切られる様な思いをしていました。
電話で問いただしたい気持ちも有りましたが、浮気ではなかった時の妻の気持ちや、母が告げ口をしたと知った時の、妻と母との関係を考えると出来ません。
間違いだった時は、妻の気持ちを逆に裏切った形になってしまいます。

そうかと言って、このままの気持ちでは笑って妻に逢えないと思い、この様な帰国になってしまったのです。
乗り継ぎの時以外は、ほとんど眠っていて、日本に着いたのは朝だったので大した時差ぼけも無く、空港を出るとレンタカーを借り、赴任する時に携帯を解約していたので新しい携帯を買いました。

会社の方は今日を入れて四日間、来週の月曜までは出社しなくても良かったのですが、万が一自宅に電話でもされて帰国した事が妻にばれない様に、会社に帰国の挨拶に行って、連絡は全て携帯にしてもらうように頼んで来ました。

***

その日の4時前には、妻の勤めている銀行の近くに行き、車を止めて見張っていると、5時を少し過ぎた頃に銀行から出てきた妻は、すぐ近くのバス停で立っています。

確かに一瞬、妻に似ているが妻だろうかと戸惑ったほど、若い時からずっと肩位までだった髪を肩甲骨よりも長く伸ばし、色も栗色に染め、眉も細くし、アイシャドーも濃く、唇には濡れたようなピンクのリップを塗っていて、1年半前よりも逆にかなり若返った様に見えますが、ただ服装は決して派手な事は無く、バスを待っている様子もおかしな素振りは有りません。

妻の心が離れてしまったかも知れないと少し疑っていた私は、今すぐ妻の前に飛び出して行き、今夜にでも妻の愛を確かめたくなってしまいましたが、そんな気持ちをぐっと我慢して、私の実家に先回りしました。

私の実家は我が家から200メートル程しか離れていません。
実家は兄夫婦が跡を継ぐ予定だったのですが、兄が遠くに転勤になってしまった為に、今は両親が二人だけで暮らしていて、近くにあった土地を貰って家を建てた私達が、面倒を看ています。
面倒を看ていると言っても妻が勤めに出だしてからは、娘の幼稚園バスまでの送り迎えや、学校に上がってからは学校が終ると、娘は実家に帰るという生活だったので、昼間の娘の世話はほとんど母や父がしてくれていて、こちらが面倒を見てもらっている状態でした。
娘もその様な生活に慣れてしまい、最近では1人で実家に泊まる事も珍しい事では無いそうです。

実家の見える所に車を止めていると暫らくして妻が入って行き、すぐに娘の手を引いて出て来ました。
「理香。」
思わず娘の名前を呼んでしまいましたが、離れていて2人には聞こえるはずは有りません。

今出て行けば娘を抱き締める事も出来るし、今夜は親子3人で楽しくすごせると思いましたが、今やめてしまっては、一生心の中で妻を疑って暮らさなければなりません。
私の気が済むまで調べて、何も無ければその方が良いのです。

妻の浮気を確かめたいのでは無くて、本当は妻の潔白を証明したいのだと自分に言い聞かせ、心を鬼にして我慢しました。

次の日も妻に疑わしい行動は無く、その夜ホテルに帰ると、

〔休みは後2日。時差ぼけはほとんど無いと言っても、疲れは有るのに明日も明後日も、俺はこんな事をするのか?
妻が2日間の内に何か行動を起こすという保証も無いし、仮に不可解な行動をとったとしても、素人の俺に上手く調べる事が出切るのだろうか?
何より、お袋とそれを聞いた俺の誤解かも知れない。〕

そう考えていると急に馬鹿馬鹿しくなってしまい、明日の朝は家に帰り、残り2日間ゆっくり過ごしてから、この事は追々問いただそうと決めて眠りにつきました。
朝になって我が家から近い駅に有るレンタカー屋に車を返し、2日も前に帰っていながら連絡もしないで、この様な事をしていた後ろめたさから、電話をして迎えを頼む事もせずに、後で車で取りに来ようと駅のロッカーにスーツケースを預けると、この事がばれた時の言い訳を考えながら、我が家に向かって歩いていました。

すると、その途中、向こうから妻が歩いて来るでは有りませんか。
妻は赤いシャツに白のミニスカートという、今まで見た事も無い様な格好だったので気付くのが遅れ、危うくニアミスになりそうだったのですが、慌てて私がコンビニに飛び込んだ事など、私が日本にいるとは夢にも思っていない妻は全く気付きませんでした。

私には、今にもパンティーが見えそうなぐらい短いスカートが気になって仕方が有りません。
何故なら、妻は若い頃から普通のミニスカートでさえ、穿いていた事が一度も無かったからです。
私は雑誌で顔を隠しながら、妻が通り過ぎるのを待って後をつけると、妻は駅に行き、切符を買って改札を通って行きます。
ホームに通じる階段を上って行く時には、前を歩く男達の視線は全員、妻のお尻に向けられていました。
妻はバッグを後ろ手に持って隠しているつもりでしょうが、歩く度にバッグが左右に揺れるので、私よりも近くを歩いている男達にはパンティーが時々見えているのかも知れません。
おまけに、そのミニスカートはタイト気味な為に、お尻の形や恐らく白で有ろうパンティーの形まで、はっきりと分かってしまうのです。
こんな気持ちで尾行している私でさえ、相手が妻にも関わらず男のスケベ心が出てしまい、視線はお尻や白くムッチリとした太腿に行ってしまいます。

私が乗った時はドアが閉まる直前だったので妻と同じ車両になってしまい、少し離れているとは言っても平日とは違い、比較的空いていたので見つからないか心配しましたが、妻は私に気付くどころか車両の隅の方に行って、ずっと顔を隠す様に俯いていました。

妻が降りたのは、銀行に一番近い駅だったので、やはり休日出勤かとも思いましたが、私の家からでは、バスの方が遥かに便利が良く、バスなら定期券も持っている筈で、わざわざお金を払って電車に乗る事は考えられませんでした。

妻が駅のトイレに入って行ったので、私は少し離れた柱の陰で待ったのですが、今まで、妻を見失わない様に、妻に見つからない様に必死だった私の気持ちに余裕が生まれると、この1年半の間に妻に何が起こったのか、どの様な心境の変化でこの様な姿で人前に出られる様になったのか、不安で押し潰されそうです。

妻は、人一倍他人の目を気にする方で、私は色気も有って丁度良い太さだと思っているムッチリとした太腿や、私が自慢の豊満な胸でさえも、妻にしてみればコンプレックスのほか何者でも無く、出来る限りその事を気付かれない様な服を選んで着ていました。
娘を連れて海水浴に行った時も水着になる事を嫌がり、1人日傘を差して浜辺に座って見ていました。

その妻が、ワンサイズ小さいのを買ってしまったのかと思える様な、今にも胸のボタンが弾け飛びそうなシャツを着ていて、しかもそのシャツは人目を引く赤なのです。
若い人達でも余り穿いていないような、今にもパンティーが見えそうなほど短いスカートを、子供のいる38歳の妻が穿き、コンプレックスだった太腿を人目にさらしているのです。

当然この様な姿を近所の人達にも見られているのでしょうが、以前の妻なら、死ぬほど恥ずかしい事だったに違い有りません。
暫らくして、トイレから出て来た妻はサングラスをしていました。

妻が私の方に向かって歩いてきたので、私は柱に隠れてやり過ごしたのですが、歩く度に片方ずつお尻がスカートに張り付いた様な状態になり、穿いているパンティーが、男子の水泳選手が穿く水着の様な、超ビキニの物だと分かりました。

妻がトイレで穿き替えて来たのかとも思いましたが、階段を上がって行く時に、はっきりと下着の形が分かったと言うのは私の思い違いで、私の距離からでは下のラインしか分からず、私が知る限りではこの様な下着は持っていなかった為に、勝手に上のラインを想像して、頭の中で作ってしまったのかも知れません。

どちらにしても、これでは前の黒い翳りは隠し切れずに、パンティーから、はみ出てしまっている事でしょう。
この様なパンティーを穿いている事からも、妻に何か有ると確信した私は絶望感を覚えましたが、何とか尾行を続行すると、やはり妻は銀行には向かわずに、駅を挟んで銀行とは逆方向に歩き出し、私は隠れながら後をつけたのですが、他人から見れば、ストーカーと間違えられないか心配でした。

暫らく後を付けて行くと、妻は4階建ての部屋数が16ほどの小さなアパートに入って行ったので、私も入って行こうとしたのですが、入り口がオートロックになっていて入る事が出来ません。
ここまで不審な行動が重なると、否が応でも事実を受け止めなければならなくなった私は、貧血をおこしそうになり、その場に座り込んでしまいました。

すると、サングラスをかけてヘッドフォンをした坊主頭の若者が、頭でリズムをとりながら出て来て。
「おっさん、大丈夫か?救急車いるか?」

言葉使いは無茶苦茶ですが、それでもしゃがんで私と同じ目線で話してくれ、親切な若者だと感じたので。

「ありがとう。それよりも今入って行った女の事を知らないか?
今日初めて会ったとか、よく見掛けるとか、どこの部屋に行ったとか。」

「おっさんは刑事か?
そんな訳ないよな。張り込みで蒼い顔をして座り込んでしまう刑事なんて聞いた事がない。
それとも探偵?その顔だとそれも無いな。
どっちにしても俺は他人のごたごたに巻き込まれるのは嫌だから。じゃあな。」

私に背を向けて、手を何度か振って去って行こうとする若者に、1万円札を出して。
「これで何とか頼む。」

振り向いた若者は。
「ウワー。そんな必殺技を出されたら断れないな。ここでは話し辛いから向かいの喫茶店にでも行くか?」

喫茶店に入って話を聞くと、妻とは以前からよく階段ですれ違うと教えてくれました。
「どこの部屋に入って行くか分からないか?」

「俺の丁度真下に住んでいる、1人暮らしの親父の所さ。ここから見えるだろ?2階の一番右端の部屋さ。俺が301だから201。」

「いくつ位の男だ?」

「親父の歳は分かり難いからな。おっさんの少し上ぐらいじゃ無いのか?普段やあの女が来る時は、きちんと7、3分けにしているが、あの女が来ない休みの時は髪もぼさぼさで、昼間でもパジャマのまま新聞を取りに来る、冴えない親父さ。」

若者が指差した郵便受けをみると、201号室の所に稲垣と貼って有りました。
建物から見ても、おそらく独身の1人暮らしか単身赴任者が借りるアパートの様で、部屋番号の所に名前が貼ってあるのは稲垣だけです。
「あの親父は見栄っ張りなのか、高い車に乗ってやがる。俺ならそんな金が有ったら、もっと広いアパートに引っ越すよ。どちらにしてもあの女と親父は普通の関係では無いな。女はいつもサングラスをしていて、俺とすれ違う時は必ず俯いているし、2人で出掛ける時は決まって親父が先に出て、あたりをキョロキョロ見渡してから女が出てくる。女もそうだが、あの親父も女と一緒の時は夜でも必ずサングラスをしていて、車に乗り込むまでは外さない。まあ、よく有る不倫の関係というやつかな。」

私の顔が見る見る蒼ざめて行くのが自分でも分かりました。
私の動揺を察した若者は1万円札をテーブルに置くと、
「本当は、おっさんがあの女の旦那だろ?そんな血の気の引いた顔をされたら、可哀想でこれは貰えない。」

「ありがとう。でもこれは取っておいてくれ。また何か聞きに来るかも知れないから、その時は頼む。本当にありがとう。」

***

まだ若者と話していた時は、よかったのですが、彼が出て行った後1人になると足が震え出し、意識すればするほど、震えは大きくなってしまい止まりません。
怒り、悔しさ、絶望感。

水を飲んで落ち着こうと思うのですが、グラスを持つ手までが震えて水を溢しそうです。

私は、2階のあの部屋をずっと見詰めていましたが、中で行われている事を想像すると重機を借りてきてでも、今すぐこのアパート自体を壊して無くしてしまいたい衝動に駆られます。
頭の中では、透けた小さなパンティーだけを身に着けた妻が、男の物を美味しそうに嘗め回してから口に含んで、頭を前後に動かしている姿が浮かびます。
男が我慢出来なくなり、妻を押し倒して豊満な乳房にむしゃぶり付いている姿が浮かびます若者に頼んで、ドアの中に入れてもらえばよかったと悔やんでも、もうどこに行ったのか分かりません。
私は悔しさで、妻がいる部屋をずっと睨んでいましたが、前の道を携帯電話で話しながら歩いている人を見た時、妻の携帯に電話すれば良いのだと気付き、慌てて携帯を出しました。

しかし、そこには何も登録されておらず、スーツケースに手帳を入れてきてしまい、携帯番号が分かりません。
日本に着いてから暇な時間は沢山有ったので、妻の携帯番号ぐらいは入れておくべきでした。

今にして思えば、実家の電話番号は覚えているので、妻の携帯番号を聞くという手段も有りましたし、部屋番号は分かっていたので、オートロックのドアの横に付いているインターフォンで呼び出すという手段も有ったのですが、そんな事すら気付かないほど気が動転していたのです。

若者が出て行ってから1時間もすると我慢の限界が来て、2人のいる部屋をじっと見ているだけの自分が惨めに思え、家に帰って妻が帰ってきてから殴ってでも説明させようと思ったのですが、ここから離れる勇気が有りません。
スーツケースを預けたロッカーの有る駅まで戻り、妻に電話をしようと思っても、妻が男と愛を確かめ合っているので有ろう部屋が見える、この場所から離れる勇気が有りません。

その時、見詰めていた部屋からサングラスをかけた妻が出てきて、それに続いて出てきた男はドアに鍵を掛けています。
私は慌てて喫茶店を出ようとしましたが、こんな時に限って前のおばさんが財布の中の小銭を探していて、レジを済ませる事が出来ません。
「釣りはいらない。」
おばさんを押し退けるように喫茶店を出ると、2人は車に乗り込むところです。

エンジンが掛かったばかりの車の前に立ちはだかると、じっと助手席の妻を睨みました。
妻は最初、状況が飲み込めずにキョトンとしていましたが、私だと分かった瞬間、驚きで顔が引き攣り、声も出せずに私を見ています。
私は怒りから両手を思い切りボンネットに打ち据えると、ボンネットは少しへこみましたが、興奮からか手に痛みは感じません。
状況の分からない男はサングラスを外し、怒った顔で左の運転席から降りて来て。
「何をする。警察を呼ぶぞ。」

私は何も言わずに思い切り男を殴ると、男はよろけてボンネットに手を付き、私を精神異常者とでも思ったのか、殴られた左頬を手で押えたまま、脅えた目をして固まってしまっています。

妻への怒りが大き過ぎて自分の中で処理し切れずに、妻を引き摺り出して殴りたい気持ちを通り越し、逆に冷静になっていく自分が不思議でした。
今私が何か言ったり行動を起こしたりするより、この後どう出るか任せた方が返って2人は困るのではないかと思い、その場を黙って立ち去ると大通りに出て、タクシーを捕まえて乗り込みました。
いつもの習慣で私のキーホルダーに付けたまま、赴任先まで持って行ってしまった家のスペアキーが、駅のロッカーに預けたスーツケースに入っているのを思い出し、途中駅に寄ってもらってから我が家に帰り、私が最初にした事は妻の服や下着を調べる事でした。

私がすぐには帰って来られない様な遠い所にいて、他にここを開ける者がいないので安心し切っていたのか、クローゼットの中には私が見た事も無い、これをあの妻が着るのかと唖然とする様な、豹柄などの派手な服が普通に掛けて有り、ミニスカートも数着有りました。

それらは、色や柄が派手な物だけではなく、身体の線がはっきり出てしまう様なニットで出来たミニのワンピースなど、色は地味でもデザインが派手な物も有ります。
次に下着を探すと、普通の下着が入っているすぐ下の引き出しに、私がいた時には持っていなかった、色取り取りなセクシーで高価そうな下着が有りました。

しかし、もう1段下の引き出しの中を見た時、私は絶句しました。

そこには普通の下着売り場には、絶対に売っていない様な、セクシーと言うよりは卑猥な下着ばかりが入っていたのです。
いいえ、それらは下着としての機能を果たさない、下着とは呼べない様な物がほとんどなのです。
これをあの妻が身に着け、あの男に見せていたのかと思うと悔しくて涙が出そうです。

私は、それらの下着を手に取り、ぼんやりと見詰めながら落ち込んでいましたが、今は弱気に成っている場合では有りません。

下着を元に戻してから2個のバケツにお風呂で水を汲み、それを玄関の上がり口に置いて居間で待っていると、それから3、40分経った頃に家の前で車が止まりました。
気付かれない様に半身になって窓から見ていると、運転席からあの男が降りて来たのですが、妻は降りて来ようとはしません。

すると男が助手席のドアを開けて妻に何か話し、ようやく降りてきた妻はハンカチで涙を拭いながら、近所の人に見られるのが嫌なのか、小走りで玄関に向かいました。
帰って来るのに時間が掛かったのは、きっと口裏合わせでもしていたのでしょう。

私は玄関に先回りをして、水の入ったバケツを構えているとチャイムが鳴りましたが、返事もせずに無視しました。
すると次の瞬間ドアが開いて妻が入って来たので、持っていたバケツの水を頭から勢いよくかけて次のバケツを持ち、続いて入って来た男には、頭を狙ってバケツごと投げ付けましたが、男は咄嗟に手で防いだのでバケツは当たりませんでした。
それでも頭から水を被ったので2人共びしょ濡れです。

「智子だったのか。まさかおまえが、この家に帰って来られるとは思わなかったので、泥棒でも来たのかと思ったよ。
いくら嘘つきで人を裏切る事が平気な女でも、2度とこの家には帰って来られないと思っていたが、夫や娘、世話になった親を平然と裏切る事の出来る女は、流石に図々しさが違うな。身の回りの物でも取りに来たのか?」

「あなた、ごめんなさい。違うのです。誤解なのです。」

妻が水浸しの土間に泣き崩れると、男も慌ててその場に土下座して。

「ご主人には要らぬ誤解を招く行動をとってしまい、本当に悪かったと反省しています。
今日は休日出勤だったのですが、私が昨夜から熱っぽかったので起きられずに、携帯が鳴っているのにも気付かずに寝ていたので、部下が心配して出勤前の奥様に、様子を見て来て欲しいと電話をしたらしいのです。
昨夜から食欲が無くて何も食べていなかったので、ファミレスに付き合ってもらってから出勤しようと車に乗った所にご主人が・・・・・・・・。」

この男はべらべらと言い訳を並べていましたが、妻は、泣きじゃくっていて、何も話す事が出来ずにただ土下座していました。
私は、その場に胡坐を掻き、返事もしないでただ煙草を吸っていましたが、この男のいい訳に腹が立ち、私がいない間、何度も妻が行っていた事を知っていると言おうかとも思いましたが、相手に嘘を言わせておいた方が、その嘘を指摘する事で他の事も聞き出し易くなると考えて、あえて何も言わずに黙ってキッチンに行くと包丁を持って来ました。

「申し遅れましたが、私は支店長の稲垣と申します。奥様には大変お世話に・・・・・。」
その時少し顔を上げた稲垣は、私が包丁を持っている事に気が付き、
「ご主人、本当です。誤解を招いた事は謝ります。これは誤解なんです。本当です。そんな物は置いて下さい。」

その言葉で顔を上げた妻も包丁に気付き、
「やめて?。許して?。ごめんなさい。ごめんなさい。」

私の足に縋ろうとした妻を思い切り蹴飛ばしたのを見て、支店長は謝りながら飛び出して行きました。
支店長の言い訳に腹がたち、少し黙らせる為の脅しに持って来た包丁ですが、逃げなければ刺していたかも知れません。

***

どうしてあんなに誠実だった妻が、この様な事に成ってしまったのか皆目見当も付きません。
単身赴任の間に妻が不倫。
世間ではよく有る話かも知れませんが、私の妻に限って、その様な事が有る筈は無いと思っていました。
遊び好きな妻ならまだしも、あの真面目な妻に限って、その様な事とは無縁の筈でした。
しかしこれは、浮気された夫は皆思う事なのか?

そうだとすれば妻の不倫も、世間でよく有る普通の不倫で特別なものでは無い。
私は未だに信じられずに、どこかで、何かの間違いだという微かな期待も持ってしまいますが、不倫が事実だとしても、世間でよく聞く不倫では無くて、妻には何かもっと重大な訳が有ったに違いないと思ってしまいます。
何か特別な理由が有る筈だと思いたくて、全て知らなければ今後の事を決められません。

これも皆思う事で、私の妻だけに特別な理由は無いのかもしれませんが。
泣きじゃくる妻を残して実家に行くと、母は驚き、嬉しそうな顔をしましたが、
娘を暫らく預かって欲しいと頼むと、只ならぬ私の態度に妻の事だと察した母は、目に涙を溜めて頷きました。

1人で海外にいて愛に飢えているのに、妻を抱き締められなくなった私は、せめて娘だけでも抱き締めたいと思う感情を殺して、父と出掛けているという娘には、まだ私が帰って来た事は言わないで欲しいと頼みました。

娘に今の妻の見せなくても良い分、父と母が近くにいてくれた事を、これ程感謝した事は有りません。
家に戻っても妻は濡れた土間で、びしょ濡れのまま泣いていました。
私にすれば泣いている事自体許せずに、何も話す気が起きません。
何故なら、泣きたいのは私なのです。

狂ってしまったのではないかと思うほど、ただ泣き続けていた妻も翌日には少し落ち着きを取り戻したのですが、私が何か言う度に涙を堪える事が出来ずに、まともに話が出来ません。

夕方になり、そんな妻が涙声で。
「あなた、いつ帰って来られたのですか?」
「そんな事を聞いてどうする?帰って来る日さえ分かっていたら上手く隠し通して、こんな事にはならなかったと言いたいのか?」

「違います、誤解なんです。あなたには嫌な思いをさせてしまいました。誤解されても仕方がないです。でも本当に誤解なんです。」

「誤解?派手な化粧。派手な服。ミニスカート。残業。休日出勤。泊まりで慰安旅行。友達の相談に乗っていたと言って、度重なる朝帰り。」
妻は、何か言ったのですが、泣いている上に小さな声なので聞き取れません。

「泣かずに本当の事を話せる様になったら呼びに来い。それまで何日でも実家に行っている。」
娘には、まだ不安を与えたく無かったので実家に行く気は有りませんでしたが、持ち帰ったスーツケースを持って出て行く振りをすると。

「少し待って。私もどの様に説明したら良いのか分からないです。」

「どの様に説明?正直に事実を全て話せばいいだけだろ?他にも知っているぞ。おまえが絶えずあいつのアパートに入り浸っていた事も。それなのに奴は、いかにもおまえが初めて来たみたいに、何が心配した部下が電話しただ。」

妻は、更に大きな声で泣き出したので、
「泣いて誤魔化すな。30分待って泣き止まなかったら実家へ行く。実家へ行ったら、おまえがここを出て行くまで、もう絶対に帰って来ない。」

暫らく待っていても泣き止まない妻に腹がたち、立ち上がってスーツケースを持つと、妻は泣きながら、
「ごめんなさい。あと5分待って下さい。お願いします。」

そう言い残して、洗面所へ走って行きました。

[3471]刷り込み 8投稿者:○○○投稿日:2005/08/14(Sun)07:58

居間で待っていると顔を洗って入って来た妻は、黙って入り口に正座しています。
「何か話したらどうだ?」

「ごめんなさい。何からお話ししたら良いか分かりません。あなたから訊いてもらえませんか?」

「全て最初から順に話すと思っていたが、そうか。
俺が訊いてもいいのだな?
それなら訊くが、俺がいない間、毎日抱いて貰っていたのか?
あいつの物は大きかったか?
一度のセックスで何回ぐらい気を遣った?
あいつの物も毎回口に含んでやったのか?
尻の穴も舐めてやったか?
おまえの尻の穴も舐めてもらったか?
俺には許さなかった尻の穴にも入れてもらったのか?」

「そんな酷い事を言わないで。そんな事はしていません。身体の関係など有りません。本当です。本当です。」

「そんな酷い事をしていたのは誰だ?
身体の関係が無いなんて信用出来る訳が無いだろ。
俺は絶対に許さない。
おまえもあの男も必ず地獄に落としてやる。
どちらにしても俺達はもう駄目だ。
離婚するしかない。」

まだ考えてもいなかった離婚という言葉を言ってしまい、言ってしまった私自身、動揺してしまいました。

「離婚なんて言わないで。浮気なんてしていません。あなたを愛しています。」

「浮気ではない?浮気で無いなら本気という事か?」

「違います。あなたを愛しています。私が愛しているのは、あなただけです。」

「あいつに言われたのか?
何とかこの場は嘘をつき通して乗り切れと。
もう旦那など愛していなくても、愛していますと言ってやれば許してもらえると。
1年半も知らない土地にいて、どうせ愛に飢えているから、愛していますと言ってやれば泣いて喜ぶから、辛くても我慢して言ってやれと。
お気遣い頂きましてありがとうございました。」

また泣き出したのを見て玄関に向かうと、追い掛けて来た妻は私の足に縋り付き、
「そんな事は絶対に有りません。愛しているのはあなただけです。ごめんなさい。もう少し話だけでも聞いて下さい。」

また居間に戻ると、今度は近くに正座して、昔の事から順に話し出しました。

妻が短大を出て銀行に就職し、初めて配属になった支店に稲垣がいたそうです。
稲垣は、一流大学を出ていて、仕事も出来るのに偉ぶった素振りも無く、話し方もソフトだったので、女子行員に人気が有ったそうですが、歳も一回り上で既に結婚していた事も有り、妻にとっては恋愛対象ではなくて良き先輩でした。

銀行は、転勤が多く、転勤が仕事だと言う人もいるぐらいだそうですが、妻が私と結婚をして、娘が生まれるまで勤めていた別の支店で偶然また一緒になり、以前一緒の支店にいた事からお互い親近感を覚え、昼食が一緒になった時や飲み会の時などには、お互いの家庭の事などプライベートな事なども、何でも話せる間柄に成っていきました。

ここでは、2年弱しか重ならずに、稲垣が別の支店に転勤となったのですが、私が海外に赴任した翌月、妻がパートで働いていた支店に支店長として赴任して来て、三度一緒の職場で働く事になったそうです。

稲垣が歓迎会の席上で、今回が初めての単身赴任だと挨拶した事が気になったので、2次会でビールを注ぎに行った時に事情を聞くと、その時は、子供達の学校の関係だと説明されましたが、その後、妻がトイレにたった時に稲垣もついて来て、相談に乗ってもらいたい事が有るのでお開きの後、付き合って欲しいと小声で誘われたそうです。

他の者に誤解されない様に、一旦別れてから待ち合わせた喫茶店に行き、そこで妻は稲垣から、子供達の学校の事情だけでなく、奥さんの浮気が原因で離婚も考えていて、その為の別居の様なものだと打ち明けられました。

「それが可哀想で、身体を使って毎晩慰めてやっていたと言う事か。」

「違います。身体の関係は有りません。本当です。
色々愚痴を聞いてあげたり、相談に乗ってあげたりしていました。
でも、朝まで話しをしていただけなんて信じて貰えないですよね。
誤解されても仕方の無い軽率な行動でした。
あなたに嫌な思いをさせた事は、本当に申し訳無かったと反省しています。
私が愛しているのはあなただけです。
支店長に特別な感情は有りません。
どうか離婚だけは許して下さい。
あなたがいないのを良い事に、あなた以外の男性と2人だけで会っていた事の償いは、例え一生掛かってもさせて下さい。
お願いですから、離婚だけは許して下さい。」

私は拍手をしながら、
「大変良く出来ました。
どうせそれも、あの男にそう言えと言われたのだろ?
それともおまえが考えたのか?
そうだとしたら立派なものだ。
嘘のつけなかったおまえが、1年半でそこまで平然と嘘が言える様になったとしたら、余程毎日嘘ばかりついていて、嘘になれてしまい、嘘をつく事など平気な女になったと言う事だな。」

自分自身の保身も有るのでしょうが、妻の必死に話す姿を見ていると、余計に稲垣との只ならぬ繋がりを感じてしまいます。

完全に黒に近い行動をしておきながら、未だに関係を認めない事は自分への保身だけで無く、妻の稲垣を気遣う、稲垣に対しての普通では無い感情を感じてしまいます。
妻は、私と初めて関係を持った時に、痛がりはしましたが出血は有りませんでした。
スポーツなどで破れてしまい、初めての時に出血しない事も珍しくは無いと聞いた事が有りましたし、それ以外にも色々な理由で出血しない事は、よく有ると聞いていたので、私が初めての男だと言う妻の言葉を信じていましたが、実はそれも嘘で、初めての男は稲垣だったのではないかと勘ぐってしまいます。
処女と思わせる為にわざと痛がり、演技をしていたのではないかとさえ疑ってしまいます。
ただこれは、私と付き合う前の事なら許せますし、本来、許す許さないの問題では無いでしょう。
しかし、私が赴任中にずっと関係を持っていたとしたら、それは許す事など到底出来ません。

「残業だと嘘をついて、あいつと会っていたのだな?」
「はい。」

「休日出勤や役員会だと嘘をついて、あいつと会っていたのだな?」
「はい。」

「友達の相談に乗っていると言った友達とはあいつの事で、朝まであのアパートに2人だけでいたのだな」
「はい。」

「慰安旅行というのも嘘で、あいつと旅行に行ったのだな?」
「・・・・・・・・・。」

妻は、最初から小さな声で返事をしていましたが、この時は更に小さくなり、何を言っているのか聞き取れません。
「明日銀行に行って他の行員に聞けば、本当に慰安旅行が有ったかどうか分かるから、言いたくなければそれでいい。」

「それだけは許して下さい。銀行だけには行かないで下さい。支店長にも迷惑をかけてしまいます。どうか、それだけは許して下さい。」

この期に及んでもあの男を庇う事が許せず、銀行に行かれる事がそれ程嫌なら、逆に行ってやろうと思いました。

旅行について妻は、
「気晴らしに旅行にでも行きたいが、1人では余計に滅入ってしまうので付き合って欲しいと誘われ、2人で旅行に行きました。でも支店長に特別な感情は無いし、特別な関係では有りません。当然部屋も別々で身体の関係も有りません。今になって冷静に考えれば軽率な行動でした。疑われても仕方のない非常識な行動でした。ごめんなさい。許して下さい。」

「既婚者同士が隠れて旅行に行く関係が、特別な関係ではない?その上、何度もあのアパートに泊まっておきながら、旅行の時だけ部屋を別にしたのか?あいつがホモでも無い限り、そんな事を信用する奴なんていないだろ。なのにおまえは、それを俺に信じろと言うのか?おまえが逆の立場なら信じられるのか?」

男と女の間にも恋愛関係でなく、親身になって相談に乗ってやるような、友情だけの関係も存在するでしょう。
また、服の趣味も心境の変化で変わって行く事は考えられますが、妻の身形は変わり過ぎで、何か余程の事が無いとあれほどの変化は考え難いです。
何より、あれらの下着を持っている説明がつきません。

これだけの疑惑が有りながら、身体の関係は無いと言い張る妻の心理が分かりませんでした。
考えられるのは離婚の時の条件を少しでも良くすることか、離婚して稲垣と再婚した場合の生活を考えて、稲垣の銀行での地位を守っておきたいという事ぐらいです。
嘘をつき通したまま、私と結婚生活を維持して行く事は無理だと分かっていると思います。

残された道が有るとすれば、それは正直に全て話して謝罪し、何年掛かっても償っていく以外無いと思うのですが、妻はそれをせずに、稲垣と自分の保身に走っているとしか思えないのです。

もしかすると、この問題を何とか穏便に済ませ、暫らくしてから性格の不一致とか何とか他の理由を付けて、離婚を切り出すつもりかも知れないという思いまであり、1番肝心な身体の関係を未だに隠そうとする、妻の話しは何一つ信用する事が出来ませんでした。
私は、強気の態度に出ていますが、それとは裏腹に心の中は心配で仕方がないのです。
今まで幸せだった家庭が、壊れていくのが怖くて仕方がないのです。

妻はまた泣き出したので、
「もういい。俺は遠い所から帰って来て疲れている。勝手にいつまでも泣いて、この事から逃げていろ。俺は寝る。」
口では強がりを言っていましたが、この問題をどうしたら良いのか分からずに、眠る事など出来ません。

次の日、会社に行ったのですが、そんな事情を知らない上司は、私の疲れきった様子を見て、気候の違いや疲れから体調を崩しているものと思い込み、早く帰ってゆっくり休めと言ってくれたので銀行に急ぐと、着いた時は閉店間際でシャッターが閉まる直前でした。

銀行に飛び込んで、最初に目に入ったのは妻が書類を運んでいる姿です。
〔どうして智子がいる?まさか、あいつに逢いたいからなのか?それとも、携帯を取り上げたので、あいつと会って今後の事を相談をする為か?〕

私が出勤する時には出掛ける素振りも無く、何の用意もせずに時々思い出した様に、ただ泣いていたので当然仕事は休んでいて、こんな事になった以上、銀行を辞めるものだと思い込んでいた私は一瞬唖然としましたが、何とか気を取り直し、
「支店長にお会いしたいのですが。」

その言葉で妻が私に気付いて不安そうに立ち尽くしていると、一番奥のデスクにいた稲垣が、横目で妻を見ながら早足でこちらに歩いて来ました。

稲垣は、周囲の目を気にして口だけは平静を装っていましたが、表情は不安でいっぱいです。
「これは、これは、わざわざお越し頂きまして恐縮です。どうぞこちらに。」

本当は、その場で大きな声を出して罵倒したかったのですが、逆に私が名誉毀損で訴えられてもつまらないので、案内された応接室に入りました。
「こちらの銀行では社内不倫についてどの様なお考えをお持ちですか?」
「いや、それは、その・・・・・・・・・。」

「人妻の行員を朝までアパートに連れ込む。2人で旅行にまで行く。この様な行員がいたらどの様な処分をしてくれますか?」

すると稲垣はテーブルに両手をついて、
「ご主人には本当に申し訳ない事を致しました。
でも、本当に不倫なんかでは無いのです。
信じて頂けないでしょうが、身体の関係どころか手も握った事は有りません。本当です。
しかし奥様を付き合わせた責任は感じておりますので、大変失礼かと思いますが、誤解を与えた慰謝料という形で償わせて下さい。」

稲垣は、妻が上手く誤魔化してくれただろうと思っていたのか、アパートの事や旅行の話しをした時に、一瞬驚いた表情をしたのを見逃しませんでした。
この事で、今日は、まだ妻とは何も話し合っていないと感じた私は、鎌をかけてみる事にしました。

「誠実に対応すれば、穏便に済ませようと思って来たが、この期に及んでまだ嘘で塗り固めようとするのか?
分かった。おまえに誠意を期待していた俺が馬鹿だった。
こうなれば俺にも覚悟が有る。」

「すみません。しかし、そう言われましても本当に不倫などしてはいません。身体の関係なんて無いのです。」
私は両手でテーブルを叩いて立ち上がり、
「昨夜、女房が全て話したんだよ。アパートに行っては抱かれていたと。
旅行でも抱かれたと話したんだよ。もう名誉毀損も関係ない。
俺はどうなってもいい。
まずは手始めにここの行員達に、こんな支店長で良いのかと聞いてみる。」

私の言葉を聞き、稲垣は慌てて床に土下座して、
「すみませんでした。
正直に話したかったのですが、ご主人のお気持ちを考えると話せませんでした。
決して自分を守る為に話さなかったのでは有りません。
取り返しの付かない事をしてしまいました。
どうか許して下さい。」

「俺の気持ち?そんな事を考えられる人間なら最初からしないだろ?
ばれたからって、尤もらしい事を言うな。
自分を守る為に、何とか誤魔化そうと嘘ばかりついていて、いざばれたら俺の為に嘘をついていた?
何を食べれば、そんなに自分に都合の良い言い訳が、次から次へと言える様になれる?俺にも教えてくれ。」

私は、ずっと、この事実を知ろうともがいていましたが、いざ認められると私の全てが終ってしまった様なショックを受け、尻餅をつく様にソファーに座り込んでしまいました。

その時ドアがノックされたので、稲垣は慌ててソファーに座りました。
「支店長、ズボンの膝が汚れているぞ。」

床は、きれいに掃除されていたので汚れてはいなかったのですが、私が嫌がらせにそう言うと、慌てて膝を掃いながら、縋る様な目で私を見ています。
若い女子行員がお茶を置いて出て行くと、また床に土下座して、
「ご主人、どうかこの様な事は・・・・・・お願いします。」
「何を?」

何をお願いしたいのか分かっていても、私が素っ気無い返事をしたので、今度は額が床に擦りそうなほど頭を下げました。
「妻から全て聞いたが確認の為に、おまえにも同じ事を訊く。
妻と話が食い違わないように、よく思い出して答えろ。
ただ、気を付けて話した方がいいぞ。
俺にとって何よりも大事な家庭を壊された以上、もう何も怖い物は無い。」

「・・・・・・・・はい。」

「女房とはいつからの関係だ?」

「奥様にして頂いたのが、こちらに赴任して来て3ヶ月ほど経った頃で、結ばれたのはその一ケ月ほど後かと。」
して頂いたというのは何をして貰ったのか聞きたいのですが、妻が全て話したと言った手前聞けません。

「結ばれた?お互い既婚のくせに、独身の恋人同士の様な事を言うな。お前達のしていた事を美化するな。不法行為、不貞を犯していたのだろ。」

「すみません。言葉を間違えました。」

「まあいい、最初どちらから誘った?」

「私からです。」

妻が私を裏切った事に変わりは無いのに、この事は私の気持ちを少し楽にしました。
どちらが誘おうと、どちらの非が大きかろうと、妻が私を裏切って、私だけにしか開かない筈の身体を開き、私だけにしか見せない筈の顔を見せていたという事実は変わりません。

いいえ、私にも見せた事の無い顔を、この男には見せていたのかも知れません。
それでも、どちらが誘ったかという小さな事にも拘ってしまいます。
結局、私は、まだ妻に未練が有るのです。

「あいつはおまえのアパートに何回ぐらい泊まった?」
「月に1回ぐらいかと・・・・・・・。いえ、2回の月も有ったかも知れません。」

「旅行には何回行った。」

「すみません。2回行かせてもらいました。」

「それら全ての時に女房を抱いたのだな?」

「はい、申し訳無かったです。許して下さい。」

「謝るな。謝ったところで許す筈がないだろ?他の日も残業だと嘘を言って帰りが遅かった時は、女房を抱いていたのだな?」
「毎回では有りません。食事だけの時も有りましたし、私の帰りが予定よりも遅くなってしまい、ただ待たせてしまっただけで、電話して帰ってもらった事も有りましたから。」
「そんな細かな事を言うな。そんなのは数回だけだろ?毎回の様に抱いたのだろ?」
「はい、すみません。そのとおりです。」

自分で訊いておきながら吐き気を覚えてきますが、訊かずにはいられないのです。

本当は、どの様なセックスをしたのか気に成っていましたが、その事を訊くと、稲垣が腹の中で私を小さな男だと馬鹿にしないか気になり、それを訊く事はプライドが許しませんでした。
「女房を抱いたのは、旅行以外はおまえのアパートでだけか?」

「いいえ、私の車でラブホテルに行く事も有りました。」

やはり、どの様な行為をしていたのか気になり、その物ズバリは訊けなくても、それらしい事を訊いて、その事から想像出来ないかと迷っていた時。

「私からこの様なお願いが出切る立場では無いのですが、今夜お伺い致しますので、ここでこれ以上は許して下さい。」

ここに来る前は、稲垣を社会的に失墜させてやる事ばかり考えていましたが、色々聞き出している内に、私の知りたい欲求を満たす為には、それは今やらない方が得策だと思う様になり、
「分かった。家で待っているから6時に来い。ただ、今日はもう女房を連れて帰るぞ。文句は無いな?」

「勿論奥様の事は構いませんが、私の仕事が早くても7時迄は掛かりそうなので、6時にお伺いする事は無理かと・・・・・・。出来れば8時、せめて7時30分にして頂け無いでしょうか?」

「仕事?俺は仕事も手に付かない状態なのに仕事だ?俺の家庭を壊しておきながら、それよりも大事な仕事とはどの様な仕事だ?俺は頼んでいる訳でも、相談している訳でも無い。6時に来いと言ったのだ。俺に合わせる気が無いならもういい。やはり今から話そう。今のおまえの対応で、このまま2人だけでいると何かしてしまいそうだから、ここから出て皆のいる所で話そう。」

「すみませんでした。必ず6時にお伺い致します。」

「出来るのなら、最初からそう言え。今後は全て俺の都合に合わせろ。
俺は、おまえに合わせる気は無い。仕事中で有ろうが、夜中で有ろうが、俺が来いと言ったらすぐに来い。
嫌なら今後、話は全てここでしよう。
行員どうしの不倫だから、銀行事態にも何らかの責任は有る。
話し合いの場として、ここを貸してもらえる様に、俺が本店に行って直談判してもいい。」

「私が立場も考えずに、勝手な事を言いました。ご主人のご都合に合わせますから、どうか許して下さい。」
私は、妻と稲垣に打ち合わせをされるのが嫌で、妻を連れて一緒に銀行を出ました。

「久し振りに喫茶店にでも行くか?」
一瞬、妻は嬉しそうな顔をしましたが、すぐに俯いて黙って頷きました。
喫茶店では気まずい空気が流れ、何を話していいのか分からずに黙っていると妻が、
「あのー。支店長とは何をお話になったのですか?」

「おまえには関係ない。俺とあいつの話だ。」
「はい。ごめんなさい。」

妻には、稲垣と話した内容は勿論の事、今夜来る事さえ話しませんでした。
「そんな事より、どうして今日も銀行へ行った?あいつに逢いたいからか?あいつに今迄の様に逢えなくなると思うと不安になったか?俺の事が、愛する2人の仲を邪魔する悪魔に見えるだろ?」

「逢いたいだなんて、そんな事は絶対に有りません。あなたは仕事に行ったのに、あなたにこんな思いをさせてしまった私が、何もしないで家にいるのが悪い気がして。」

「俺に悪い?俺が今、あいつに会われる事が一番嫌だと分からないのか?
逆の立場になって考えた事は無いのか?
そうか、あいつに夢中のおまえに俺の気持ちなんて考える気も無いだろうし、考えたところで分かる訳が無いよな。
俺を思う気持ちが少しでも有れば、最初からこんな事はしないか。」

妻は、泣きそうになるのを堪えている様で、黙ったまま俯いてしまいました。
そんな妻を見ていると付き合いだした頃を思い出します。
妻と喫茶店に行って向かい合わせに座ると、恥ずかしいのか必ず今の様に俯いていました。
しかし、今俯いている理由は全然違います。
あの純情だった妻が、あの誠実な妻が、あの恥じらいを持った妻が、私以外の男に恥ずかしい姿を見せ、恥ずかしい声を聞かせ、気を遣った時の恥ずかしい顔を晒していたのです。このまま妻を見ていると私が泣いてしまいそうになり、急いでレシートを掴んで立ち上がると、妻も慌てて席を立ちました。

家に着くと妻を前に座らせて話しました。
「俺は、節約の為に電話一本我慢していたのに、あの派手な服はおまえが買った物か?」
「支店長がいつも付き合わせているお詫びだと言って、プレゼントしてくれました。」

「何着も有ったが、全てあいつからのプレゼントか?ミニスカートも。」
「・・・・・・はい。」
妻は、消え入りそうな声で返事をしました。

「俺が昔、たまにはミニスカートを穿いて欲しいと頼んだ時も、恥ずかしいと言って絶対に買わなかったし、一緒に買物に行った時、似合うと思って俺が選んだ少し派手な服も、こんな派手なのは嫌だと言って買わなかったおまえが、随分気に入って着ていたらしいな?」

「それは・・・・・・・。」
「化粧も派手にして髪の色もそんな明るい色にしたのは、稲垣がそうしろと言ったからなのか?
おまえは、あいつの着せ替え人形か?あいつの好みに合わせるのが、そんなに楽しかったのか?」

「いいえ、折角のプレゼントを着ないのも悪いと思って。」

「着ないと悪い?それならその化粧は、どんな言い訳をするつもりだ?
化粧品もプレゼントされて、使わないと悪いので派手な化粧をしましたか?
それに卑猥な下着も沢山有ったが、あれもプレゼントだろ?
おまえがあんな下着を買う訳が無いよな?」

「いいえ、あれは私が・・・・・・・・・。」

「そうか。あんな、大事な所に穴の開いた様な下着はどこへ行けば売っている?俺も興味が有るから今から見に行こう。さあ、案内してくれ。」

私は立ち上がって妻の腕を掴み、妻を立ち上がらせようとすると、
「ごめんなさい。あれもプレゼントされた物です。下着までプレゼントされていたと知られたら、益々あなたに誤解されると思って嘘を言ってしまいました。ごめんなさい。」

「そうか。やはりあれらもプレゼントしてもらった物か。
プレゼントされた物を着ていないと悪いと言う事は、今日はこれを穿いてきましたと言って見せていたという事だな?
見せないと折角のプレゼントを、おまえが穿いているのかどうか分からないよな?」

「いいえ、それは・・・気持ちの中だけで・・・・・。」

「そうか、分かったぞ。
だから、あんな小さな下着であいつの所に行ったのか。
プレゼントしてもらったパンティーを穿いてきました。
本当かどうか分からない?これならどう?
そう言ってスカートを捲ったのか?
それとも奴に下から覗かせたのか?
違うか、スカートを脱いだのか。」

自分で言いながらその様な光景を想像してしまい、どんどん辛くなってくるのですが、言わずには居られないのです。

「そんな事、有りません。許して。私が軽率でした。もう許して。」

「だいたい、人妻に下着をプレゼントするだけでも普通は有り得ない事なのに、身体の関係も無い奴があんな下着を贈るか?
それに、身体の関係も無いのに、あんな物をプレゼントされて、喜んで穿く奴などいるのか?」

「喜んでなんかいません。」

「それなら嫌だったという事か?贈られて迷惑だったのか?どうなんだ、返事をしろ。」

「・・・・・はい。」

「それなら立派なセクハラだ。嫌がる部下に、上司が穿いてくれと言ってあんな物をプレゼントしたら、完全なセクハラだ。」

「明日俺と一緒に、あれらを銀行に持って行って抗議しよう。あいつのデスクに全て並べて抗議しよう。そしてセクハラで訴えよう。いいな?」

「それは・・・・・・・。」

「もういいだろ?抱かれていたのだろ?ここまで来たら本当の事を話せ。頼むから話してくれ。」
これが、今から私がしようとしている事を止められる、妻への最後の問い掛けでした。

しかし、妻は、
「ごめんなさい。どう説明すればいいのか分かりません。でも本当に身体の関係は有りません。」

ここまで言ってもまだ認めない妻を、やはり虐めていなければ狂ってしまいそうなのです。
妻を虐めながら、どうすれば妻がもっと辛い思いをするか考えているのです。
その為に稲垣が白状した事も、今夜来る事も黙っていました。

「分かった。智子がそこまで言うのだから、今回は信じる様に努力するが、後で関係が有ったと分かった時は離婚だぞ。これは赴任する前に智子から言い出した事だ。それでいいな?」

「・・・・・はい。・・・・ありがとう・・・・・ございます。」
妻は、今にも泣きそうな声で返事をしましたが、泣けば私が実家に行ってしまうという思いからか、唇を噛んで我慢していました。

稲垣は6時に来るので、私はシャワーを浴び終え、続けて妻にもシャワーを浴びさせ、キッチンで妻の身体を触りながら服を脱がせようとした時、妻は嫌がって抵抗しました。
「俺にされるのが嫌になったのか?」

「違います。嬉しいです。でも、まだ時間が早いのでせめて夜になってからお願いします。」

「俺は1年半も我慢していたから、もう我慢出来ない。智子はそうでは無い様だな。やはり奴に抱いてもらって、欲求を解消していたのかな?」

「違います。それなら、ここでは落ち着かないから寝室でして下さい。ベッドでお願いします。」

「折角仲直りの切欠になると思っていたのに、それならもういい。」

「ごめんなさい。私が悪かったです。でも・・・・・・・。せめてカーテンを閉めて、明かりだけでも消して下さい。お願いですから、明かりだけでも・・・・・・・・。」
そう言って、妻は頑なに拒みました。

「やはりそうか。智子を信用しなければ駄目だと自分に言い聞かせたが、あいつ以外には抱かれる事も、裸を見られる事すらも嫌になったのか。
あいつに言われているのか?例え旦那でも俺以外の男に抱かれたら、もう抱いてやらないと。」

「違います。支店長とはその様な関係では有りません。あなたに抱かれたいです。」

「それなら自分で脱いで、テーブルの上に寝て脚を開いてくれ。このままだと俺が無理やりしているみたいだからな。」
そう言われた妻は、涙を堪えながらゆっくりと服を脱ぎましたが、最後の1枚は脱がずに、両手で乳房を隠して俯いたまま動きません。

「どうした?早くそれも脱いでテーブルに乗れ。」
しかし妻は、それを脱がずにテーブルに乗って仰向けに寝たので。

「俺は全部脱いで股を開けと言った筈だ。もうやめておこう。」

「恥ずかし過ぎます。せめて明かりを消して。せめて暗くして下さい。お願いします。」

『稲垣の前では、平気で股を開いていたくせに。』
と言いたいのを我慢して、妻自身の手で脱がす事を諦めた私がパンティーに手を掛けると、妻は乳房を隠すのをやめて両手でパンティーを掴み、脱がされない様に上に引っ張って抵抗しました。

少しサディスティックな気分になっていた私は、料理鋏を持ってくるとパンティーの両横を切ったのですが、妻はそれでも切られた布を押えて抵抗を止めません。
私が強引に剥ぎ取ると今度は両手で隠したので、手首を持って力任せに引き離した時、どうしてここまで頑なに拒んだのか、その訳がはっきりと分かりました。

妻のそこは小さな逆三角形を残して、他はきれいに剃られていて、この様な気持ちの時の私でさえ、少しおかしな気分になるほど卑猥に見え、これならば全て剃ってしまった方が余程ましなくらいです。

「何だこれは?」

「友達にスポーツジムに誘われて行った時に、水着を着なければならないので剃ったのですが、上手く剃れなくて、段々小さくなってしまって・・・・・・・。」

妻は、抵抗しながらも、この言い訳を考えていたのでしょう。
あの誠実だった妻を思うと、嘘に嘘を重ねる妻を見る度に、浮気された事以上に悲しくなって来ます。
妻は、両手で顔を覆っていたのですが、それは恥ずかしさからそうしているだけでは無くて、溢る涙を隠すためでした。

恐らく稲垣は、私が帰って来られない遠い異国にいるのを良い事に、妻の身体を好き放題、自分の思う様に扱っていたのかも知れません。
まるで自分の妻で有るかの様に、いいえ、自分の妻にはさせない様な事まで強要していたのかも知れません。
私は、そんな妻の身体に触れる事も出来ずに、椅子に座って妻の秘所をただじっと見ていました。

「あなた、恥ずかしいです。触って下さい。お願いします。」

妻にすれば何もされない事の方が屈辱的で、羞恥心も大きいのだと思います。
「智子も1年半の間に随分淫乱な女になったな。キッチンのテーブルの上で、裸で股を開いて、触って下さい?」
「それは、あなたが・・・・・・・・・。」

「なに?聞こえないぞ。」
「何でも無いです。ごめんなさい。」
こんな事を強要すれば、以前の妻なら泣いて怒ったのでしょうが、私に隠し事の有る妻は逆らう事も出来ません。

「正直に言うと、俺はまだ智子に不信感を持っていて触る気になれない。しかし俺にも性欲は有る。
1年半も我慢していたから無性に出したい。
智子が自分で気持ち良くなって充分に潤って来たら、中で出そうと思っている。協力してくれるな?」

「自分でなんて出来ません。どの様にしたら良いのかも分かりません。お願いです。あなたがして下さい。お願いします。」

「他の男と旅行になんて行かれたら、身体の関係が有ろうと無かろうと、普通の旦那は一生奥さんとはする気になら無いと思うぞ。
俺もまだ普通にはする気になれ無いが、徐々にでも何とかして元の関係に戻りたいと思ったが、それも聞いては貰えないのか。
あいつの言う事は何でも聞き、人前であんな短いスカートを穿いていたおまえが、俺の頼みはこんな事も聞けないとは。
分かった、もう止めよう。そこから降りて服を着ていいぞ。」

「ごめんなさい。別に穿けと言われていた訳では・・・・・・・。そんな事言わないで。あなたの言う通りにやってみますから、そんな事は言わないで。」

妻が自分でするのは初めて見ます。
私が単身赴任してしまってからは分かりませんが、多分それまではした事が無いと思います。
童顔な妻がテーブルの上で脚を開き、豊満な胸を自分で揉んで感じ様としていれば、普通なら我慢出来ずに飛び掛るのでしょうが、不倫の事実を知った私は、どうしても冷静な目で見てしまいます。

妻は、まだ恥ずかしいのか、ただ乳房を揉んでいるだけで乳首を触る訳でもなく、これでは計画が狂ってしまうと思った私は、
「智子が脚を開いた時から気になっていたのだが、どう見ても1年半前よりもクリが大きくなっているよな。
これは何もしないでただ大きくなる事は無い。
誰かに擦ってもらっていたか自分でしていたかだが、確か智子は、自分でする仕方が分からないから俺にしてくれと言った。
と言う事はやはり、俺以外の誰かにして貰っていたという事になる。
どうなんだ?答えろ。」

別に大きくなったとは感じませんでしたが、私の出任せな話に妻は、
「・・・・・自分で・・・・・していました。」

「自分でしていた?そうか、あいつに擦られたり、吸われたりされていたのでは無くて良かった。
智子は寂しくて自分でしていたのか。
それならどうしてその様にしない?俺とでは気が乗らないのか?」

妻は、右手は乳房を揉んだまま、左手の指をクリに充てて擦り始めました。
「なかなか潤って来ないな。
普段自分でしていた時はどうだった?
もう感じて来ている頃だろ?
きっと智子の身体は、もう俺の物を受け入れたくないのだな。」

それを聞いた妻は、乳房全体を揉んでいた右手で乳首を摘み、左手の指を一度舐めて唾液を付けてからまたクリに持って行き、指の動きを早くしました。
すると少し潤って来たようで、時々、襞の中に指を入れては愛液をすくい、その指で強くクリを擦り出し、徐々に喘ぎ声も漏らす様になっていきました。
妻の秘所も充分に潤ったのを見て、時計を見るともう5時50分です。
もうそろそろ来る頃だと思い、乳首を揉んでいた右手の手首を掴んで下に持って行き。

「指を中に入れて動かしてみろ。自分でしていた時も、当然そうしていたのだろ?」

「お願い、もう。もうください。」

「まだ分かっていないようだな。俺がどの様な思いで、智子と交わろうとしているのか。これ以上気分を壊す様な事を言うならもういい。止めておこう。」

「ごめんなさい。逆らいません。言われた通りにします。」

妻が右手の人差し指一本だけを入れたので、中指も入れて動かすように言うと、次第に喘ぎ声が大きくなり、クリを擦る左手の指の動きも早くなって行きました。
私の言い付けに従っているとしても、離婚する事になるかもしれないという、こんな気持ちの時にでも感じる事の出来る妻に呆れて、益々私は冷静になっていきます。

その時、外で車が止まる音がしたので、
「ちょっとトイレに行って来るから続けていろよ。絶対に指の動きを止めるなよ。だからと言って、自分だけ気を遣ってしまったらそこで終わりだからな。俺との仲直りの行為も無いからな。」

「早く、早くお願いします。もう、もう我慢出来ません。もう、もう。」

今回の余りにも不利な状況の自分から抜け出したいだけなのか、本当に私と別れたくないからなのかは分かりませんが、何とか私に気に入られようとしていて、妻を苦しめたいが為に行っている行為を疑おうともしません。
私が先に玄関のドアを開けたので、稲垣は、驚いた顔をして挨拶をしようとしましたがそれを制止し、妻に気付かれない様に小さな声で、
「今、妻はお楽しみの真っ最中だ。それを邪魔したく無いから黙ってついて来い。話はその後で聞く。」

稲垣は訳が分からず、不安そうな表情で私の後ろをついて来たので、キッチンの前まで連れて行くと、微かに妻の喘ぎ声が聞こえて来ます。
稲垣もその声に気付き、驚きの表情で私を見たので、また小さな声で、
「ここに座って待て。」

その場に正座をしたのでドアを開けると、今度は妻の喘ぎ声が、はっきりと聞こえてきました。
私は、よく聞こえる様に、わざとドアを開けたままにして妻に近付くと、外で何が行われていたのか知らない妻は、
「もう我慢出来ません。早く入れて。早く、もう、もう。」
「入れているじゃないか。」

「違います。あなたのを早く、早く入れて。もう駄目。もう駄目。」
「俺の何をいれて欲しい?指か?はっきり言わないと分からない。」

「言わせないで。虐めないで。」

「嫌なら言わなくてもいい。俺が赴任する前は言ってくれたじゃないか。やはり智子は変わってしまったな。もうやめよう。」

「ごめんなさい。言います。あなたのチ○ポです。早くチ○ポを入れて下さい。」
私は妻の言葉にショックを受けました。
妻がセックスに積極的になり出してから、妻に色々な事を言わせて楽しむ事も有りましたが、妻にはオチ○チンと教えていて、オチ○チンとしか言わせた事は無かったのです。
稲垣も妻に卑猥な事を言わせていて、男性器をチ○ポと呼ばせていたのでしょう。

「どこに入れて欲しい?どこに欲しいか言ってみろ。」

「オ○コです。もう駄目。駄目になる。智子のオ○コに入れて下さい。」
妻は感じてしまっていて気付いていないでしょうが、これもオマ○コと言わせた事は有っても、オ○コと言わせた事はありませんでした。
その上妻は『私の』とは言いましたが、『智子の』などと、子供の様に自分の事を、名前では言ったりした事は有りません。
稲垣が嫌らしい下着を穿かせ、妻にこの様な事を言わせていた事を知り、2人のセックスが見えた様な気がして、妻に絶望感を味わわせる為に仕組んだ事で、逆に私が絶望感を味わう羽目になってしまいました。

私の怒りは妻の秘部に向かい、妻の手首を持って激しく前後させて。
「おまえの様な女に俺のを入れる気にはなれない。自分の指で充分だ。指で逝ってしまえ。」

妻は、入れて欲しいと言い続けながらも、我慢の限界が来たのか。
「いや?。いや?。逝ってしまいます。逝ってもいいですか?逝かせて頂きます。ごめんなさい。智子だけ逝かせて頂きます。」
この言葉を聞いて更に怒りが増した私は、妻が気を遣る寸前で、掴んでいた手首を引っ張って指を外に出してしまい、クリを擦っていた左手も、そこに届かない位置まで遠ざけてしました。

私の知る妻は『逝く?』と言っても、決して『逝かせて頂きます』などとは言いません。
『逝きたい?』とか『逝っちゃうよ?』とか言う事は有りましたが、今にも逝ってしまいそうな時に、この様な敬語など使った事は有りませんでした。

私を気遣っているのかとも思いましたが、気を遣る直前で顔を左右に激しく振りながら、完全に自分を見失っている状態の妻からは、その様な気遣いは考え難く、この言葉で稲垣との、セックスでの主従関係まで分かった様で許せなかったのです。
「いや?。こんなのいや?。」

「何を言っているんだ。智子には羞恥心は無いのか?お客が来ているのだぞ。稲垣、入って来い。」
ドアが開いているので全て聞こえている筈の稲垣は、私が呼んでも入って来なかったので、廊下に出ると稲垣は正座したまま、両手を大事な所に置いて隠す様にしています。
私が腕を掴んで強引に退けさせると信じられない事に、ズボンの前を大きく膨らませていました。

「自分の立場を分かっているのか?俺の悔しさも知らないで、何を勃起させているんだ。」

「すみません。すみません。」

稲垣の謝る声で他に誰かいると知った妻は、キッチンで泣き叫んでいます。
稲垣が興奮していた事で、穏便に済ませる為に謝ってはいても、何の反省もしていないと思った私は、嫌がる稲垣の髪を掴んで引き摺る様に入って行くと、妻は脱いだ服を抱えて部屋の隅で泣いていました。

「俺はおまえの様な汚れた女を抱く気なんて無い。おまえも途中で止められて不満だろ?
こいつも、もう勃起させて準備が出来ているようだから、もう一度テーブルに寝て股を開いて入れて貰え。
俺は居間にいるから終ったら来い。今後の事を話し合おう。」
当然本心では有りません。
今そんな事をしたら、2人共殺してしまうかも知れないです。

「いや?。どうして、どうして支店長が?いや、いや?。」

「何が、いや?だ。俺がいない1年以上もの間慣れ親しんだ、おまえの大好きな支店長様の、もっと大好きなオチ○チンを入れて貰え。どうせ俺のよりもずっと気持ち良いのだろ?」

「そんな事はしていません。いや?、いや?。」

「何がしていませんだ。今日こいつが全て話してくれたよ。」
妻は一瞬泣き止むと、頭を激しく振って狂った様に泣き叫びました。

「えっ?」
稲垣は、そう一言叫ぶと私の顔を見ましたが、目が合うと慌てて俯いて立ち尽くしています。

私が居間に行くと、後を追うように入って来た稲垣は土下座して、
「すみませんでした。どの様な償いも致します。どうか許して下さい。」

「ああ。言われなくても償いはしてもらう。それに、どんなに謝られても許す事はしない。
一生償わせて苦しめてやる。先ずはおまえの奥さんに電話しろ。奥さんが出たら俺に代われ。」

「いや、それだけは許して下さい。妻にだけは・・・・・・。」

「今、何でもすると言ったばかりだろ?早くしろ。」

私が何度言っても許してくれと言うだけで、決して電話しようとはしません。
妻が言っていた通り、奥さんの浮気が原因で離婚を前提とした別居をしているのなら、ここまで強行に奥さんに知られるのを拒む必要も有りません。
もしもそれが事実なら夫婦関係破綻後の不倫になり、奥さんに対しては、慰謝料はおろか離婚の妨げにもならない筈です。

妻の気持ちは分かりませんが、稲垣にすれば、夫婦仲が悪いと嘘を言い、同情をかって気を引く、どこにでも有る様なただの浮気なのかも知れません。
何度言っても、ひたすら謝るだけで電話をかけない稲垣に苛立ち、
「分かった。今日はもう帰ってくれ。続きは明日銀行で話そう。」

稲垣はそれを聞いてようやく携帯を出すと奥さんに電話したので、私は携帯を取り上げ、
「初めまして、○○○と申します。実は私の単身赴任中にお宅のご主人と私の妻が、1年以上に及ぶ不貞行為をしておりまして。」
それを聞いた奥さんは声も出せない様で、少しの間沈黙が続きましたが一言だけ。
「明日そちらにお伺いさせて頂きます。」
そう言うと、一方的に電話を切ってしまいました。

稲垣を帰らせてからキッチンに行くと、妻はまだ裸に服を抱えたまま泣いています。
「ごめんなさい。あなた、ごめんなさい。本当の事を言えば離婚されると思いました。身体の関係が有った事を認めれば離婚されると思いました。ごめんなさい。」

「ばれたから離婚になるのでは無いだろ?
おまえが離婚されても仕方の無い事をしたから、離婚になるのだろ?
本当は認めずに、少しでも条件を良くして離婚したかったのと違うのか?
こんな事をしたという事は、俺よりもあいつを選んだという事だろ?」

「違います。あなたを愛しています。離婚だけは許して下さい。」

「本当か?それならどうして俺を裏切った?どうしてあいつに抱かれた?」

「それは・・・・・。ごめんなさい。ごめんなさい。」

その時私の携帯が鳴り、それは私の身体を気遣ってくれた上司からで、医者に行って診てもらい、2、3日ゆっくり休めと言われ、この様な状態で仕事なんて出来ないと思っていた私には、何よりも有り難い話でした。

「離婚するにしてもしないにしても一生許す気は無い。
でも、何も真実を知らないまま結論を出すのは嫌だ。
しかし、おまえが泣いていて真実を話せない状態では、俺が精神的に持ちそうも無い。
だから今決めた。おまえが今すぐ泣き止んで全て話すのなら、話ぐらいは聞こう。
それが出来無いのなら、今夜の内にこの家を出て行ってもらう。
出て行かなければ殴ってでも放り出す。
離婚して稲垣と再婚したいのならそのまま泣いていろ。
本当に離婚が嫌で話し合いたいのなら泣くな。
話し合いをしたところで離婚にならない保障は無いが。」

「泣かないようにしますから少し待って下さい。泣くのを止めますから話だけでも聞いて下さい。」
妻は何とか泣き止もうと唇を噛んでみたり、天井を見上げたりしましたが、そう簡単に感情をコントロール出来るものでは有りません。
妻が泣き止もうと努力している事は分かり、
「暫らく待ってやる。」
私はそう言い残すと寝室に行き、どうしてこの様な事をしてしまったのか、ベッドに寝転んで考えていました。

妻の恥ずかしい声は、私以外の誰にも聞かせたく有りません。
例え、稲垣が何十回聞いていようとそれは同じで、二度と聞かせるのは嫌なものです。
それなのに、この様な事をしたのは妻を虐めたかっただけなのか?
いいえ、それだけでは無い様な気がします。
私の中の牡が、そうさせてしまった部分も有る様な気がします。

妻を寝取られた負け犬が『まだ俺は負けていない。』『まだ妻は俺を求めている。』と、寝取った牡に吼えたかったのかも知れません。
寂しさを紛らわすだけの、セックスをしたいだけの浮気など、妻には出来ないと思っているだけに、脅してでも、妻の口から私を求める言葉を聞きたかったのかも知れません。
その言葉を稲垣に聞かせたかったのかも知れません。
妻と稲垣に心の繋がりが有れば、その様な事をしてもその場だけの事で、無駄だという事が分かっているのに。

その様な事を考えていた私は、いつしか眠ってしまったのですが、嫌な夢に魘されて飛び起き、時計を見ると、長い夢を見ていた感覚なのに1時間しか経っていません。
夢の中の私は、妻を探し回り、あのアパートに行って郵便受けを見ると、稲垣の下に妻と娘の名前が書いて有ります。
それを見た私が絶望感と激しい孤独感に襲われていると、妻と稲垣が手を繋ぎ、楽しそうに話しをしながら出て来て、私の事など見向きもせずに通り過ぎて行きました。
それまでは2人だった筈なのに次の瞬間、稲垣のもう一方の手には娘の手が繋がれているのです。
私は走って追いかけ、惨めな格好で妻の足に縋り付いたのですが、見上げるとそれは妻では無くて稲垣で、私を見下ろして不気味に微笑んでいました。

すぐには夢と現実の区別が付かずに、不安な気持ちのまま妻を捜したのですが何処にもいません。
キッチンの椅子に座り込んで考えていると、夢の中で感じた気持ちが本心で有り、夢の中の私が、今の私の本当の姿ではないかと思え、妻は稲垣のアパートに行ったのかも知れないと心配になって玄関まで行った時、妻がドアを開けて入って来ました。

「帰って来たのか。どうせ奴の所に行ってしまい、もう帰って来ないと思ったから、これで楽になれると思っていたのに帰って来たのか?」

「違います。もうあそこには二度と行きません。」

妻が戻って来てほっとしている筈なのに、口からはこの様な言葉しか出て来ませんでした。
やはり私には、妻に縋り付く様な真似は出来そうにも有りません。

「それなら何処に行っていた?」

「すみません。理香に会って、お仕事が忙しいから少しの間会えないと言ってきました。」

私は、また嫌な事を言って妻を虐めたいと思いましたが、妻の言葉には感情が無く、目も虚ろとしていて様子がおかしかったので、何も言わずにキッチンへ行くと、妻も夢遊病者の様に後をついて来て、椅子に座りました。

「上手い事を言って、本当は稲垣の所に行こうと思ったのでは無いのか?何か忘れ物を取りに来たのでは無いのか?お前の言う事は何も信用出来ない。」

「いいえ、本当に理香に会いたかっただけです。勝手な事をして、ごめんなさい。」
妻は、嫌味を言われても泣く様子も無く、焦点の合わない目でテーブルをじっと見ながら、口では謝っていても、やはり言葉に感情が有りません。

「俺の質問に答えるのが嫌で、逃げようと思ったのでは無いのか?」
「いいえ、もう何でもお話します。」

私は『もう』という言葉が気になったのですが、
「それなら訊くが、おまえは稲垣の事が好きになったのか?もう俺の事は嫌いなのか?」

「支店長の事は好きです。でも恋愛感情では有りません。私が愛しているのはあなただけです。」

「意味が分からん。好きだが恋愛感情とは違う?
それなら、どうして抱かれた?
本当に俺を愛していたら、その様な行為はしないだろ?
さっぱり意味が分からない。俺が不審に思っている事に答えてくれ。
もう昔の事だが、そもそも俺が初めての男だったと言うのは本当だったのか?
俺と関係を持つ前に、稲垣とそういう関係は無かったのか?
本当は何か有ったのだろ?」

「はい、あなたと知り合う前にキスまでは有りました。
ベッドで抱き合ってキスはしましたが、それ以上の関係は無かったし、キスをしたのも恋人としての愛情からでは有りません。」

私は、妻の理解不能な話から、妻と稲垣との得体の知れぬ、普通では無い関係を感じていました。
相変わらず妻の言葉には感情が感じられず、魂が抜けてしまったかの様な状態です。

「稲垣との繋がりを、最初から詳しく教えてくれ。俺の知らない智子全てを教えてくれ。」

妻は、ゆっくりと頷いて、淡々と話し出しました。

「あなたもご存知の通り、私の父は酷い暴力を振るっていて、それは母だけに留まらず、私や姉にも及んだ為に、母は離婚を決意しました。
幸い父の実家は、資産家だったらしくて、父の両親は私達と完全に縁を切らそうと、今後、養育費やその他の権利を全て放棄するのを条件に、多額の手切れ金を払ってくれたので、私達の生活は困らなかったのですが、それまで優しかった母が、寂しさからか、お酒に溺れる様になり、絶えず違った男を家にまで連れて来る様になりました。
母の連れてくる男達は私や姉を嫌らしい目で見る事が多く、中には胸やお尻を触ってくる男までいて、父の事で男性不信になっていた私は、余計に男性を避ける様に成って行きました。」

妻が短大生の時に母親は病気で亡くなったのは聞いていましたが、まさか母親がその様な状態だったとは知らず、それまで親子3人幸せに暮らしていたと、勝手に思い込んでいました。

妻が私に話した事の無かった、私と知り合う前の話は更に続き、

「母が死んでから姉と2人、寂しいけれど平穏な生活を送っていました。
しかし、私はこのままでは駄目だと思い、男性のお客さんとも接する事が多い、銀行員を希望して就職したのですが、働き出して半年を過ぎた頃に姉が結婚をして、義理の兄が私達の所に転がり込む形で3人での生活が始まってしまい、私はその義兄の私を見る目がどこか怖くて、慣れない仕事と家庭の両方が辛く、気の休まる場所は何処にも有りませんでした。
私は義兄と、決して2人だけにはならない様に気を付けていたのですが、ある時姉が私には何も言わずに買物に行き、義兄は鍵も掛けずに油断していた私の部屋に入って来て、私をベッドに押し倒しまいた。
幸い姉が忘れ物をして帰ってきた為に、事無を得ましたが、その後、姉がとった行動は、義兄には怒らずに、私から誘ったと言う義兄の話だけを信じて、その話になる度に私を叩き、私を罵倒する事でした。
私は耐えられなくなって家を飛び出し、向かった先が彼のアパートです。」

妻は、姉が嫌いだと言って全く付き合いが無かったので、それを不思議には思っていても、まさかその様な事が有ったとは考えた事も有りませんでした。
妻が辛い人生を送って来た事を知り、思わず抱きしめたくなりましたが出来ません。
何故なら、妻が向かった先は稲垣の所なのです。

妻の話に引き込まれていた私も、今の支店長という言葉で、妻に裏切られた現実に戻ってしまい、とても抱き締める事は出来ませんでした。
私が何も言わなくても、まるで他人事でも話しているかのように、淡々と話し続ける妻の話によると、

稲垣は、妻が仕事で分からない事が有ったりした時に、優しく教えてくれる頼りになる先輩で、当時の支店長は女性にも厳しく、ミスなどが有ると顔を真っ赤にして怒鳴ったそうですが、ただでも男性に恐怖心をもっていた妻が泣きそうになっていると、稲垣は必ず助け舟を出してくれ、後で優しく慰めてくれたそうです。
妻は、稲垣だけは他の男とは違うと思い始め、やがて全幅の信頼を置く様に成っていたので、自然と足は稲垣のアパートに向かったのです。
何処にも行く所の無い妻は、その夜稲垣のアパートに泊めてもらい、次の日からアパートが見つかるまでの一週間は、当時稲垣と婚約していた今の奥さんの所で世話になったそうです。

「その時、稲垣とキスをしたのか?婚約者がいながら、あいつはおまえに迫ったのか?おまえもその様な事をしておきながら、よく奥さんの世話になれたものだな。」

「違います。そんな嫌らしいキスでは有りません。
多少奥様には悪い気もしましたが、罪悪感を持ってしまうと私達の関係が、その様な関係だという事になってしまう。
上手く説明出来ませんが、その様な感情はお互いに無かったです。
父のようで父とも違う、兄のようで兄とも違う、やはり上手く説明出来ません。
ただ、恋愛感情は無かったです。」

満員電車で男と肌が触れてしまうのも嫌だった妻が、稲垣にベッドで抱き締められた時、不思議と男に対する嫌悪感は無く、逆に何故か安心感を強く感じたと言います。
抱き締めながら、
「ごめん。でも決して嫌らしい意味でしているのでは無い。
ただ君を守りたくなってしまう。
大事な妹の様な感覚で、抱き締めたくなってしまった。」

と言いながらキスをして来たそうですが、ただ上手い事を言っているだけで、本当はその気だったのでは無いかと思ってしまいます。
私には、婚約者の事や銀行の事を考えてしまい、その先に進む勇気が無かっただけだと思えるのですが。

妻は稲垣に対して良い印象、良い思い出だけを持ったまま、また同じ支店勤務となってしまいます。
「あなたと結婚してから、偶然また一緒の支店になった時期、私は不妊に悩んでいて、その悩みも聞いてもらい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。他にも色んな相談に乗ってもらったりしました。」

妻が途中押し黙ってしまった事が少し気になり、
「どうして途中で黙ってしまった?その時も何か有ったのか?」

すると、今までとは違って妻の瞳に光が戻り、強い口調で、
「何も有りません。当時の事を思い出していただけです。
周りの人から、会えば挨拶の様に子供は、まだかと言われ、辛かった時の事を思い出してしまっただけです。」

その時の事を言われると、私は何も言えなくなってしまいます。
若さのせいには出来ませんが、当時気持ちに余裕も無く、この事で妻とはよく言い争いもしました。
私自身、友人や同僚に種無しの様な言い方をされたり、無神経な奴には、セックスが下手だからだとまで言われ、私も辛いのだと言って、妻への思い遣りが足りなかったと反省しています。
当時の事を思い出したからなのか、妻は正気に戻ってしまい、
「本当なら離婚されても仕方が無いです。
それだけの事をしてしまいました。
愛しているのに、大事なあなたを裏切ってしまいました。
私からは何も言えない立場だと分かっています。
でも離婚だけは許して下さい。あなたと別れるのは嫌です。」

「上手い事を言って、本当はその逆だろ?自分の歩が悪いままで離婚をしたく無いだけだろ?」

「違います。それだけは信じて。今でもあなたを愛している事だけは信じて。」
私だって信じたいのです。
しかし、信じる事が出来ない事をしたのは妻なのです。
「離婚する事に成ったとしても、このままでは気が収まらない。全てを知らないと、一生俺は立ち直れない気がする。全て聞かせてくれ。」

「はい、必ず話します。話せるようになったら必ず話しますからり、今日はもう許して下さい。」

そう言うと、妻は走って寝室に行ってしまったので後を追うと、妻はベッドにうつ伏せになって泣いていました。
娘の所に行ってから、何処か様子がおかしい事が気になっていた私は、
「どうした?実家で何か有ったのか?」
妻は、すぐには答えずに、暫らく声を出して激しく泣いてから、
「理香に会いたくて行きました。
暫らく会えないと言ったら、理香は泣いて愚図るかも知れないと思い、その時の言い訳まで考えながら行きました。
それなのに理香は・・・・・・・・。」

「理香がどうした?何が有った?」

「理香は『いいよ。』と一言だけ言って、笑いながらお義父さんの所に走って行ってしまいました。
いったい私は、何をしていたのだろう?理香はもう私を必要とはしていない。
母親を必要とはしていない。
理香が生まれた時、この子さえいればもう何もいらないと思ったのに、この子だけは、私の様な辛い思いは絶対にさせないと思っていたのに、結局辛い思いをさせてしまう。
でもこれは全て私がしてしまった事。
私はとんでもない事をしてしまった。
私は今迄、何をしていたのだろう?」

妻は、多少は罪悪感に目覚めたのだと思いましたが、それは娘に対してだけで、私に対しての罪悪感が本当に有るのかどうか、未だに信じきれていない私の怒りは収まっておらず、苦しむ妻に追い討ちを掛ける様に、
「今頃気付いても遅い。おまえは父親を憎んでいるが、同じ事をしたのだぞ。
暴力ではないが、それ以上に俺は傷付いた。
理香もこの事を知れば、一生おまえを怨むぐらい傷付くだろう。
母親に対してもそうだ。色々言っていたが、おまえに言える資格など無い。
おまえの母親は色んな男と付き合ったそうだが、離婚していたから独身だったのだろ?
それに引き換え、おまえは夫が有りながら、他の男に跨って腰を振っていたのだろ?
おまえの両親の事を悪く言いたくは無いが、人を傷つける事が平気な父親と、例え寂しかったとは言っても相手も選ばずに、オチ○チンさえ付いていれば、誰にでも跨って腰を触れる母親。おまえのしていた事は両親と同じだ。いや、それ以下だ。」

ここまで酷く言いたくは無かったのですが、話している内に自分で自分を抑える事が出来なくなってしまいます。
自分の言葉に反応しては、段々とエスカレートして行ってしまいます。

***

妻は、その後一言も話す事無く、泣き疲れて眠ってしまいました。
翌朝目覚めると、妻は朝食の仕度をしていて、味噌汁の良い香りがして来ます。
日本に帰って来てからはホテルの食事以外、店屋物かコンビニの弁当しか食べていなかったので、久し振りの妻の手料理に一瞬喜びましたが、今の妻との関係を考えれば食べる気になれません。

「俺のはいらないぞ。おまえの汚れた手で作られた物など、口に入れる気になれない。
そこのコンビニに行ってパンを買って来い。パンは1個でいいが牛乳も忘れるな。」
妻は、慌ててエプロンを外すと、財布を持って走って出て行きました。
「何だこのパンは?奴はこんなパンが好きなのか?俺の好みも忘れたのか?俺が好きなのは干しぶどうの入ったパンだ。」
別に何のパンでも良かったのですが、一言でも文句を言ってやらないと気が収まりません。
この様な事を続けていては駄目だと思いながらも、止める事が出来ないのです。
この様な事を続けていては、妻が狂ってしまうかも知れないという思いも有りましたが、私の方が既に、精神的におかしくなって来ているのかも知れません。
干しぶどうパンを買って、走って戻ってきた妻に、
「悪い、悪い。タバコを頼むのを忘れた。」
妻は、銘柄も聞かずにまた小走りで出て行くと、私が以前吸っていたタバコを覚えていたので、それを買って来たのですが、私は赴任中に向こうで軽いタバコに変えた為に、日本に帰って来てからも、以前とは違う銘柄の軽い物を吸っていました。

今の状態では、妻はそこまで気付く筈が無いと思っていても、私は嫌味ったらしく残り少ないタバコを持って来て、妻の目の前に置き、
「それも稲垣が吸っていた銘柄か?俺が今吸っているのはこれだ。見ていて知っていると思っていたが、俺の事などもう眼中に無いか?」

「ごめんなさい、気が付きませんでした。すぐに交換して来ます。」

「それでいい。おまえの好きな男と同じタバコを吸ってやる。」

「支店長はタバコを吸いません。」
流石の妻も私の嫌がらせに怒れて来たのか、少し語気を強めて言いました。
しかし私は、それがまた面白く有りません。

「そうか。タバコを吸わない男がおまえのお気に入りか。それは悪かったな。
今時タバコを吸う人間なんて最低だと言っていなかったか?
さすが40代で支店長になれる様なエリート様は、俺の様な人間とは違うな。
おまえが俺を裏切ってでも、一緒になりたい訳だ。」

「そんな事は思っていません。それに支店長と一緒になりたいなんて思っていないです。」

「どうかな?どうせ2人で俺を馬鹿にしていたのだろ?今時タバコを吸っている駄目人間と笑っていたのだろ?」

「いいえ、支店長も以前はヘビースモーカーでした。タバコを吸う人がどうとか、出世がどうとかではなくて、お医者様に止められたので今は吸っていないだけです。」

「俺がタバコを変えた事も気付かないおまえが、流石にあいつの事は何でも知っているのだな。
将来を共にする、愛する旦那様の事は何でも知っているという訳か。」

また僻みの様な、嫌がらせを言ってしまいました。
何を言っても私の気が収まる事は無いのに、私自身、いつまでこの様な事を続けてしまうのだろうと不安になります。

「言い忘れたが、今日、奴の奥さんが来るぞ。」

それを聞いた妻の顔が蒼ざめて行き、
「許して下さい、私は会えないです。典子さんに合わせる顔が有りません。とても会えないです。どうか許して下さい。」

「そうか、典子さんと言うのか。
おまえがしてしまった事の責任ぐらい自分で取れ。
会って謝罪しろ。
奴と再婚したいのなら、ついでに離婚して下さいとお願いしたらどうだ?」

私の嫌がらせも妻の耳には入らない様で、ただ俯いていて、少し体が震えている様にも見えました。

***

昼食に親子丼をとったのですが、妻は箸もつけません。
「どうした?食べろ。」

「典子さんに会うのだけは許して下さい。典子さんには会えないです。」

「子供みたいな事を言うな。
離婚を前提の別居か何か知らないが、今はまだ夫婦だ。
頭の一つも下げられないのか?
もういい、その話は後だ。
折角俺が注文してやった物を食べない積もりか?」
妻は一口食べましたが、また箸を置いてしまいました。

「どうして食べない?
奴の言う事は何でも聞いて、あんな卑猥なパンティーまで穿いていたおまえが、俺の言う事は、おまえの身体を心配して言っている事すら聞こうとしない。
本当なら、俺は稲垣や奥さんに会いたくなければ会わなくても良い立場だ。
それを一緒に居てやろうと思っているのに。
もう分かった。俺は出掛けるから3人で話し合え。」

すると妻は、口いっぱいに頬張り、お茶で流し込む事を繰り返し、時々吐きそうになっています。
「そうだ。残さず全て食べろ。」
空腹も辛いのですが、食欲も無いのに無理やり食べさせられるのも同じ位辛く、一種の拷問ともとれます。
妻を言葉で虐めるだけで無く、身体への虐めを始めた自分が恐ろしくなりました。

夜になって稲垣から電話がかかり、既に途中まで来ていたのか、それから10分ほどで来た奥さんは、小柄で可愛い感じの方なのですが、ここに来る途中も泣いていたのか、目の回りの化粧が落ちていて、折角の可愛い顔が台無しです。

私が妻の待つ座敷に案内すると、部屋の隅でうな垂れて正座している妻を見つけて駆け寄り、前に座って妻の両肩を掴んで揺すり、
「どうして?どうして智子さんなの?どうして?」
「ごめんなさい。ごめんなさい。」

私があえて止めずにいると稲垣が、
「もう、そのぐらいにしておけ。悪いのは俺だ。」

別居の原因が奥さんの浮気では無いと確信していた私は、私と同じぐらい辛いで有ろう奥さんに対しての、横柄な口の利き方に怒りを覚え、
「悪いのは俺だ?何を格好つけているんだ?まだ女房の気を引きたくて、いい男を演じているのか?

悪いのはおまえだと認めているのなら、おまえ一人で全ての責任を、今すぐにとってもらおうじゃないか。」

「どの様に責任をとらせていただけば良いですか?」

「馬鹿か?責任のとり方も分からないで、偉そうに言うな。泥棒が捕まってから、泥棒は俺だと威張っているのと何も変わらないぞ。」

「すみません。威張っていた訳では。」

「今日はどの様に責任をとって、どの様に償うのか考えて来ただろうな?」

「ご主人の気が済む様に、出来る限りの事は致しますので、どうかご提案頂けないでしょうか?」

「俺に言わせてもいいのか?出来る限りの事をしてくれるのか?
それなら、おまえが何度も何度も汚した女房の身体を、以前のきれいな身体に戻してくれ。
俺の壊れた家庭を元に戻せ。
俺は一生この事を忘れずに、苦しんで生きなければならない。
そんな人生は嫌だから、俺からこの記憶を消してくれ。
時間を単身赴任の前に戻してくれ。」

その時、稲垣の奥さんは声を出して泣き崩れ、妻は私の前に来て畳に額を擦り付けながら、
「あなた、ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
しかし私は、そんな妻を無視して、
「おい、何とか言えよ。おれの希望を出来る限り叶えてくれるのだろ?」

「出来ません。どれも出来ないです。どうか私に出来る事にして下さい。お願いします。」

「そうか。それなら現実に出来る事を頼もう。
去勢してくれ。いや、全て取ってしまって、性転換してくれ。
そうすれば過去は消せなくても、今後は少し安心出来るかも知れない。
どうせこの様な事が平気で出来る2人だから、今も謝りながら腹の中では舌を出しているのだろ?
これからも目を盗んで会うのだろ?
おまえが女になれば少しは安心出来る。これなら現実に出来る事だ。」

無理を言っているのは分かっていまが、これは私の本心なのです。

稲垣も妻と同じ様に額を畳につけて、
「すみません。私には出来ません。」

「努力するから何でも言ってくれと言いながら、何もしてくれないのだな。
俺にこれだけの苦しみを与えておきながら、銀行には知られたくない。
性転換も嫌だ。おまえは本当に償う気は有るのか?
おまえは何も失わないじゃないか。」

すると妻が話しに割り込んできて、
「私が悪かったです。あなたを裏切ったのは私です。あなたには私が償います。どの様な償いでもします。あなたの言う事なら何でもします。」
妻の稲垣を庇う様な言葉で更に頭に血が上り、ネクタイを持って来ると妻に投げつけて、
「それなら死んでくれ。おまえと結婚した事が人生最大の汚点だった。
今からでは人生のやり直しは出来ないかも知れないが、過去の汚点だけは消し去りたい。
それで首を吊って死んでくれ。
ただし、おまえの遺体なんて引き取りたくは無いから、誰にも見つからない様な所で死んでくれよ。」

妻は、体に当たってから目の前に落ちたネクタイを見詰めたまま動きません。

「何処で死のうか考えているのか?そうか、俺が無神経だった。
俺が身に着けていた様な物で死にたくないか。
死ぬときぐらいは、愛する人の物で死にたいよな。
稲垣、おまえのベルトを渡してやってくれ。」

それを聞いた妻は、ネクタイを力一杯掴んだのですが、やはり動こうとはしませんでした。

「間違っても車に飛び込む様な真似はするなよ。おまえの様な人の心も持たない人間の為に、見ず知らずの人に迷惑を掛けるなよ。」

当然、妻は出来ないと言ってすぐに許しを請いながら、泣き崩れると思っていたのですが、妻はそのままの状態で動かず、涙は流していても泣き崩れる事も無かったので、私の目論見は狂い、思惑通りに事が進まないことにも腹が立ちました。

何度謝らせても私の心が晴れる事はないのですが、それでも常に謝罪の言葉を聞いていないと不安なのです。
私が次に思いついたのは娘の事でした。

「理香の事は心配するな。おまえの様な女にならない様に、俺がしっかりと育てる。」
すると妻は顔を上げて、縋る様な目で私を見詰め、
「ごめんなさい、出来ません。私には出来ません。
理香を残して死ぬなんて出来ません。
死ねばあなたの顔も見られなくなってしまう。
許してください。他の事なら何でもします。」

「理香?今頃何を言っているのだ?
今迄散々理香を放りっぱなしで、こいつに抱かれて喜んでいたおまえが、理香を残して死ねない?
そんな物ただの言い訳だ。自分が死にたくないだけだ。
それに、あなたの顔が見られなくなる?
それも言うならこいつの顔だろ?
言い間違えたのか?それともお得意のご機嫌取りか?
あなたの言う事なら何でもすると言いながら、死んでくれと言えば死ねないと言う。
本当にお前の言う事はその場凌ぎの嘘ばかりだな。」

その時稲垣が妻に助け舟を出し、
「お願いします。死ねなんて言わないで下さい。お願いします。」

「またまた色男のご登場か?何を偉そうに言わないでくれだ。
それならおまえが代わりに死ねるのか?
死ぬどころか、ちょん切る事すら出来ない奴が格好ばかりつけるな。」

その時、奥さんが一際大きな声で泣き出したので、怖い思いをさせて奥さんまで苦しめていると知り、
「奥さん、すみません。
折角来て頂いたのに、俺の怒りばかりぶつけてしまって。
でも奥さんもこれを見れば、私の怒りを少しは分かって頂けると思います。
おい、死ぬのは許してやるから、奥さんの前に立ってスカートを捲ってみろ。」

妻は、奥さんの近くまでは行ったのですが、その様な事が出切る筈も無く、ただ立ち尽くしています。

「何でもするからと言うので、死んで詫びろと言えばそれは出来ないと言う。
スカートを上げて、お前達のしていた恥ずかしい行為を見てもらえと言っても、それも出来ない。
何でもすると言うのは、いったい何をしてくれると言うのだ?
これも嘘、あれも嘘、嘘、嘘、嘘、おまえが俺に言った事で、本当の事は何も無い。」

すると妻は顔を横に向けて目を閉じ、スカートの裾を持ってゆっくりと上げ始めました。

「もっと上げろ。パンティーが完全に出てしまうまで上げろ。」

私が後ろからパンティーを一気に下ろすと、俯いていた奥さんは顔を上げ、
「智子さん、これは?」
そう言ってから目を逸らすように、また俯いてしまいました。

「稲垣、おまえがやったのだな?おまえが剃ったのだな?」

「・・・・はい・・・・すみませんでした。」

「智子。確かこれは水着を着る為に、自分で剃ったと言っていなかったか?
おまえの人生は嘘ばかりか?
どうせ俺と結婚したのも嘘だったのだろ?
好きでも無いのに嘘で結婚したのか?」

「違います。」

「何が違う?本当は俺と付き合う前、こいつの所に泊まった時から関係が有って、それからも、
ずっと続いていたのではないのか?俺はもう何も信じられなくなった。」
私の言った事が当たっているとすれば、結婚してからも妻にはもう一つの顔が有り、私に見せていた顔が妻の全てだと、ずっと思っていた私は間抜けな道化師だった事になります。

私が話し終わると、ずっと泣いていた奥さんが妻の前に座り、
「智子さん、本当なの?私はずっと気になっていました。
あの時、主人が、昨日は夜遅かったので一晩泊めたと自分から話してくれて堂々としていたし、あなたにも悪びれた様子は無かったので、主人を信じよう、智子さんを信じようと思ったけれど、ずっと私は気になっていた。
あの時からの関係なのですか?
もしもそうなら、私の人生は何だったのだろう。」

「ごめんなさい。典子さん、ごめんなさい。でもあの時は、典子さんを裏切る様な事はしませんでした。それだけは信じて。」

「裏切る様な事はしなかった?
奥さん、こいつらの感覚では、キスはしたがそれは裏切では無いそうだ。
一晩中ベッドに寝て抱き合っていたけれども、裏切った気持ちは無いそうだ。
それに、健康な男と女が狭いベッドで抱き合ってキスしていても、他には何も無かったそうだ。」

奥さんは、また妻の両肩を掴んで揺すりながら、
「嘘だと言って。智子さん、キスもしなかったと言って。
抱き合っていたなんて嘘だと言って。
そうでなければ、あの日からの私の人生全てが無駄に思えてしまう。」

奥さんは紙に包まれた何かを出すと、何も答えずに泣いている妻の目の前で開き、

「これは智子さんの物なの?それだけでも教えて。お願いだからこれを見て。」

妻は一瞬見たものの、すぐに顔を背けて黙っていたので、私が近くに行って見せてもらうと、それは米粒2つ分ほどの、蝶の形をした小さな金属でした。
これは私が3回目の結婚記念日にプレゼントした、イヤリングの先の花の中心に付いていた物です。
妻は、可愛いと言ってよくつけてくれたのですが、片方の蝶を何処かに落として来てしまったので、なんとか修理出来ないか購入店に持って行った覚えが有ります。

「これは妻のイヤリングの先に付いていた物です。これを何処で?」

「バスルームの脱衣場です。
9年前に私の親戚で不幸が有った時に、子供を連れて泊まりで実家に行っていたのですが、帰った日の夜お風呂に入ろうとした時に、脱衣場の隅に光る物を見つけました。
手に取ると蝶の形をしていたので、最初は、子供の玩具の何かかとも思いましたが、玩具でこの様な物が付いている物に心当たりがなく、これは何かアクセサリーの一部だと思いました。
そう思うと悪い方にしか考えは行かずに、ずっと主人に問いただそうと思って大事に持っていたのですが、結局、主人の答えを聞くのが怖くて9年間も聞けずにいました。」

奥さんは今まで稲垣に言えなかった胸の内を、熱く話し出しました。

「私はずっと自分に自信が無かった。
付き合っている頃から、主人が智子さんの話をする度に、心配で仕方がなかった。
智子さんから電話が掛かってきた時や、3人で食事に行った時に、私には見せた事の無い様な主人の笑顔を見る度に、不安で仕方がなかった。
私は可愛くも無いし、プロポーションだって智子さんみたいに良くないし、学校だって高校しか出ていない。
私なんかと、どうして付き合ってくれているのか不思議だった。
どうして一流大学を出たエリートの主人が、私なんかと結婚してくれたのか不思議だった。
一晩一緒にいたと言われた時から、ずっと智子さんの影に脅えていた様な気がします。
でも、主人が私の事をどう思っていようとも、私が主人を愛しているのに変わりは無いのだから、例え主人が私を愛してくれていなかったとしても、一緒に居られればそれでいいと、自分を納得させていました。
主人に何度か女の影を感じた時も、相手が智子さんで無ければ、ただの遊びだから我慢しようと思ってきました。
でも、智子さんだけは、嫌だった。主人や2人の子供達との、幸せな生活を壊される気がして怖かった。」

「典子、そんな事を思いながら・・・・・・・・すまん、許してくれ。」

その時、稲垣は、私の前で初めて涙を見せました。
奥さんは私と違い、ずっと疑っては信じ、信じては疑って長い間苦しんで来たのかも知れません。
私は奥さんの話を聞きながら、9年前を思い出していました。
9年前といえば娘が生まれる前の年で、子供が出来ないで悩んでいた時期です。

私と酷く言い争った翌日の夕方に、妻が会社に電話をかけて来て、少し冷静になりたいので、家に戻らずに銀行から直接友達の家に行って愚痴を聞いてもらうので、帰りが遅くなるのから外で食事を済ませて来て欲しいと言われた事が有りました。

私も言い過ぎたと反省していて、次の日が休日だった事も有り、一つ返事で快く承諾したのですが、妻は11時を過ぎても帰って来ず、よく考えると妻にその様な事を話せる友人がいる事も知らなかった上に、当時は携帯も持っておらず連絡の取り様が無かったので、何処に行ってしまったのか心配で、ずっと寝ずに帰りを待っていました。

結局朝になっても帰って来ずに、私はいつしか眠ってしまいましたが、昼前に目覚めると妻は隣で眠っていて、その後も夕方まで死んだ様に眠り続け、目覚めてから何処に行っていたのか聞くと、友達の家で朝まで悩みを聞いてもらっていたと言いましたが、
今にして思えばその友達とは、稲垣の事で、その時の様子だと、一睡もせずに朝まで愛を確かめ合っていたのだと思います。
悪い事は出来ないもので、おそらく脱衣場でイヤリングを外した時に落としてしまい、これから稲垣と一つになれる事に興奮していたのか、蝶が取れてしまった事にも気付かずにいたのでしょう。

「智子、何か言ったらどうだ?イヤリングを落として来た時も、関係をもったのだな?」

私が妻に問いただしても、妻は何も反論せずにただ泣いている事から、その時にも関係が有った事を確信しました。
何も答えない妻に代わって稲垣が口を開き、
「回数では無いかも知れませんが、その時一晩だけ関係を持ちました。
先に話していた、結婚前に私の所に泊まった時は、本当にキスだけです。
1年前からこの様な関係に成ってしまいましたが、それより前は、本当にその一晩だけです。
申し訳有りませんでした。典子、すまん。」

稲垣の顔付きや話し方から、この事は本当だと感じましたが、散々嘘をついてきた2人です。
まだ何か隠していそうで、全てを信じる事は出来ません。
何より、例え一晩だけだと言っても私を裏切っておきながら、その後何食わぬ顔で生活していた妻に対して、より強い怒りを覚えます。

私は妻と2人だけで話したくなり、
「今後の事ですが、多少でもお互いの夫婦がどうするのか決まっていなければ、話し合いも違って来ると思うのです。
来て頂いていて申し訳ないのですが、妻と2人だけで話してもいいですか?」

すると奥さんは頷いて、
「私も今、主人と2人で話し合いたいと思っていました。」
稲垣夫婦は、そのまま座敷に残り、私達は寝室に行き、
「ずっと俺を騙していたのだな。身体の関係はあの時だけかも知れないが、ずっと繋がっていたのだな?」

「繋がっていた?いえ、そうかも知れません。
結婚してから偶然同じ支店になるまでも、何度か電話で話したりしていました。
同じ支店になってからも、関係を持ったのは1晩だけですが、2人だけで食事に行った事も有ります。
理香が生まれてからは疎遠になって、連絡も取り合っていませんでしたが、支店長として彼が来た時、正直嬉しかったです。」

「あいつとはどの様な関係なんだ?お互い、そんなに好きなら、奴が婚約を破棄してでも結婚すれば良かったんだ。どうして俺と結婚した?」

「違うのです。彼とはその様な関係では有りません。
あなたを愛したから結婚したし、今でも愛しているのはあなただけです。
彼とは結婚したいとは思っていなかったし、ましてや抱かれたいなんて思った事は一度も有りません。」

私には妻が理解出来ません。

「それならどうして抱かれた?レイプされたのか?今回もずっと脅されていたのか?」

「違います。彼はその様な事はしません。」

「それなら聞くが、抱かれて感じなかったのか?気持ち良くならなかったのか?」

「行為中は興奮もしたし、気持ち良くもなっていました。
抱かれていて凄く感じてしまいました。
ごめんなさい。でも、彼とセックスしたいなんて思った事は有りません。」

聞けば聞くほど、迷路の奥深く迷い込んで行く様な感覚です。
私は、妻の言葉を何とか理解しようとしましたが、やはり訳が分からずに黙っていると、暫らく沈黙が続いた後、

「彼の言う事に間違いは無いと思っていたし、彼の言う通りにしていれば、私は幸せになれると信じていました。でも、愛しているのはあなただけです。」
その後も、妻の涙ながらに話す稲垣に対する思いを聞いていて、私にも少しだけ分かった事が有ります。
妻は、父親に裏切られ、その後も男の嫌な面ばかり見せられて男性不信になりました。
その後、母親や姉にも裏切られた形になり、男性不信と言うよりは、人間不信に陥っていたのかも知れません。

信じられるのは自分自身だけになってしまい、猛烈な孤独感の中、気が付くと稲垣だけが、唯一身近に感じられる存在になっていたのでしょう。
まだ自分以外の人間を信じる事の出来る、心の拠り所になっていたのかも知れません。

妻が生まれて初めて接した、真剣に妻の事を思い考えてくれる、絶対に妻を裏切らない存在だと思ってしまったのでしょう。
鳥は、生まれて初めて見た動く物を、親だと思い込むと聞いた事が有ります。
それと同じ様に、稲垣は妻が接した初めての信頼出来る誠実な男で、それは次第に男女の枠を越えた、回りにいる人間とは全く違う、特別な存在だと潜在意識の中に刻み込んでしまったのかも知れません。

「上手く説明出来なくてごめんなさい。彼は違うのです。
父親とも違うし、兄とも違う。結婚をしたい相手でも無いし、恋人という存在でも無い。
そうかと言って友人とは全く違います。」

私が思うに、言い換えればそれら全てなのでしょう。
いいえ、神とまでは言いませんが、それらを越えた存在なのかも知れません。
もしも、そうだとすると、これは夫婦の愛情や絆を遥かに越えた感情だと思え、絶望的になってしまいました。

「終ったな。俺達は完全に終ってしまったな。いや、智子の中ではずっと前から終っていたのかも知れない。離婚しよう。」

「嫌です。離婚したく有りません。私はあなたを愛しています。
正直、彼に言われて数ヶ月前まで離婚を考えていました。
どの様にすればあなたを少しでも傷付けずに離婚出来るか考えていました。
あなたと別れて彼と再婚するには、どの様にすればよいのか真剣に考えていました。
彼は今でも、私と一緒になりたいと思ってくれていると思いますが、私はあなたと別れるなんて出来ないと気付きました。
自分の幸せを捨ててでも、私と理香の幸せを真剣に考えてくれている彼には言えずに、だらだらと関係を続けてしまいましたが、何が有ろうと私はあなたと別れる事など出来ないと知りました。どの様な形でもいい。あなたの側にいたい。
離婚なんて言わないで下さい。それだけは許して下さい。」

「だらだらと?もう無理をするな。
本当にそう思ったのなら、関係を切る事が出来たはずだ。
どの様な理由が有ろうとも関係を続けた。
いや、智子からは切れなかったのかも知れない。
それが全ての答えではないのか?」

泣きじゃくる妻に、
「明日、出て行ってくれ。これで終わりにしよう。理香は俺が育てる。」
妻は顔を上げると、私の目を見て必死の形相で、
「それは出来ません。理香をあなたに任せる事は出来ません。あなただけに負担を掛ける事は出来ません。」

「出来るさ。理香の事を負担だなどとは思わない。それに、おまえには任せられない。おまえは今まで理香の事など考えもせずに、奴に抱かれていただろ?」

「違うの。理香はあなたの子供ではないの。彼の子供なの。あっ・・・・・・・・・。」

私は自分の耳を疑うと同時に、目の前が真っ暗になり、思考回路は停止してしまった様です。

***

何処か遠い所で妻の声が聞こえます。
「あなた、ごめんなさい。あなた、ごめんなさい。」
その声は、徐々に近くなり、私を戻りたくない現実へと戻してしまいます。
現実に戻れば、悲しみから気が狂ってしまうのではないかと思っていた私は、現実に戻るのが怖かったのですが、人間の脳は上手く出来ているのかも知れません。
許容量以上の悲しみが急に襲って来た時には、心が壊れてしまわない様にそれらの全てを受け付けない様にして、守ってくれているのかと思えるほど冷静な私がいました。
きっと後になってから、今以上の悲しみが襲って来るのでしょうが。

「以前から分かっていたのか?」
妻は、流石にもう離婚を覚悟したのか、泣いてはいても、割とはっきりとした口調で、
「いいえ、考えた事も有りませんでした。彼から聞くまでは・・・・・・。」

「奴から聞いたのはいつだ?どうして奴に分かる?」

「彼が支店長として赴任してきて、4ヵ月ほど経った頃です。」
妻の話によると、稲垣のアパートで私と妻の血液型、娘の血液型を聞かれたそうです。血液型で性格判断でもするのかと思い、私と妻がA型で、娘がO型だと答えると、
「やはりそうか。」
妻が、何がやはりそうなのか聞くと、稲垣は立ち上がって窓から外を見ながら、

「お互いA型の夫婦からは、A型の子供かO型の子供しか生まれない。
稀にそうでは無い子供が生まれるケースも有るらしいが、そんな確率はごく僅かで無いに等しい。
またA型同士の夫婦からはA型の子供が生まれる確率が高いらしいが、理香ちゃんの血液型はO型。俺もO型だ。」

妻には稲垣の言っている意味が分かり、
「そんな事は有りません。確率はそうかも知れないけれど、理香は主人の子供です。」

「どうして分かる?DNA検査でもしたのか?智子は理香ちゃんが生まれてからも、2人目が欲しくて避妊をした事が無いだろ?
しかし子供は出来ない。その前だって5年も出来なかった。
結局、十数年避妊しないでセックスしていて、出来たのは理香ちゃん1人だけだ。
その理香ちゃんが、宿った時期に私と関係をもっている。」

「でも・・・・あの時は、子供は出来ないと・・・・・・・・・・・。」

「私も最近までそう思い違いしていたが、よくよく思い出せば、出来ないのではなくて出来る可能性が低いというだけで、全く可能性が無い訳では無かった。
だからその前に1度・・・・・・・君にもそう説明した覚えが有る。」

妻が、その時期私とも関係をもっていたので、それだけでは決められないと言って食い下がると、
「私も智子も、不妊の原因は智子に有ると決め付けていたが、もしもご主人に原因が有ったとしたら?
何度も言うが、ずっと避妊せずにセックスしていても、理香ちゃん以外出来なかったじゃないか。」

妻は、信頼している稲垣の言葉に、次第にそうかも知れないと思う様になり、問題が大き過ぎて涙も出ずに、座り込んだまま立てなかったそうです。
それを聞いた私も、その確率が高いと思いました。

昔、子供を生めない嫁は、いらないと、一方的に離縁された時代も有ったそうですが、私もそこまで酷くは無いにしても、男の勝手な考えで、妻に原因が有ると思い込んでいた時期が有りました。
思い出せば、妻が一晩外泊した後、それまで妻から誘われた事は一度も無かったのに、妻は毎晩の様に求めて来た様な記憶が有ります。
その時は、無断外泊をした事で、私の機嫌をとっているのだろうと思ったのですが、今考えると、稲垣と関係をもってしまった罪悪感からしていたのか、または稲垣との間に子供が出来てしまった時の事を考えて、私の子供だと誤魔化す為に、セックスをせがんで来たのかとも思え、
「あいつとの子供が、出来てしまっても良い覚悟で抱かれたのか?それとも、あいつの子供が欲しくて抱かれたのか?」

「違います。あなたとの子供が欲しくて・・・・・・・・・・。」
私との子供が欲しくて稲垣に抱かれたとは、さっぱり意味が分かりません。

「理香の事は俺にとっては何よりも大切な事だ。俺と喧嘩して、あいつの所に行ったところから、詳しく聞かせてくれ。」
話している内に妻は、娘に会って帰って来た時の様な状態になっていて、淡々と詳しく話し出しました。

***

当時、妻は子供が出来ない事で、軽いノイローゼの様な状態になっていて、時々何もかもから逃げ出したい気持ちに襲われ、そのような時は、つい私に当たってしまっていたと言います。
しかし、私は情け無い事に、妻が多少辛そうだと思っていても、そこまで精神的に追い込まれていたとは気付かずに、妻が私に突っ掛かってくる事が不愉快で、つい言い争いになっていました。

「特にお義母さんから、子供はまだかと言われるのが辛かったです。
お義母さんは、私を実の娘の様に思っていてくれていて、悪気なんて無く、本当に心配してくれているのが分かっていただけに、余計辛かったです。
それと、単純に子供が欲しかったのも有りましたが、私は一人になるのが怖かったから、どうしてもあなたの子供が欲しかった。
あなたの子供を生んで、あなたとの絆をもっと強くしたかった。
そうなればお義母さんとも、血の繋がりは無くても子供を通して、もっと本当の親子の様になれると思った。」

「それなら尚更、どうして稲垣と関係を持つ事になったのかが理解出来ない。
本当に俺との絆を強くしたかったのなら、稲垣なんかに抱かれないだろ?
言っている事と、やった事は逆の事だろ?」

銀行は、昼の間も営業している為に交代で昼食をとるそうですが、私と言い争った翌日、偶然稲垣と昼休みが重なり、稲垣を見つけると隣に座って、子供が出来ない事で私との仲が、最近ギクシャクしていると話しました。
「今仕事の事で頭がいっぱいだから、一人にしてもらえないか?」

妻を女性として意識していた稲垣は、周囲の目が気になったのか、素っ気無く答えると席を立ってしまい、残された妻は落胆を隠せませんでした。
稲垣の態度でより落ち込んでしまい、今夜もまた何かで私と言い争いになってしまわないか心配になり、重い気持ちで銀行を出た時に稲垣が追い掛けて来て、今日はもう少しで帰れそうなので、喫茶店で待っていて欲しいと言われたそうです。
一度は素っ気無い態度をとられているだけに、やはり気に掛けてくれていたという喜びは大きく、私に電話をしてから喫茶店で待っていると、入って来た稲垣は座りもせずにレシートを掴んで言いました。
「ここではお客さんに会うかも知れないので、要らぬ誤解を受けても嫌だから、私のマンションへ行って話そう。」

妻は、稲垣の奥さんにも聞いて貰えると思い、稲垣に案内されて当時住んでいたマンションに行くとリビングに通され、ソファーに腰を下ろした時、初めて奥さんは実家に行っていて留守だと聞かされました。
疚しい関係では、無いにしても奥さんに悪い気がして、一度は帰ろうと思ったのですが、じっと見詰める稲垣の目と目が合った時に、この人なら助けてくれると思ってしまい、不妊で悩んでいる事を話し、どの様にしたら夫婦の仲が上手く行くのか相談すると、何も言わずにただ妻を見詰めていた稲垣が話し出した内容は、信じ難いものでした。

「このままでは、いずれご主人との仲が取り返しのつかないほど壊れてしまう。
全ての原因は子供が出来ないという事だけだ。それならば、子供が出切る様にすればいい。」

「それが出来ないから悩んでいます。お医者さんにも行きました。でも駄目なのです。」

「ご主人も行ったのか?医者は何と言っていた?」

「主人はいずれ行くと言っていて、まだ行ってくれませんが、私はホルモンのバランスが崩れていると言われたので、おそらく原因は私に有ると思います。」

「婦人科の医者をしている友人がいるのだが、智子さんの話を聞きながら彼が言っていた事を思い出していた。
彼が言うには、不妊の中にも色々有って、病的な物には医学的な治療が必要だが、
精神的なものも多く、その中には『慣れ』と言うのも結構有るそうだ。」

「慣れ?・・ですか?」

「ああ。動物には発情期が有って、その時に交尾をするのだが、子孫を残す目的だけで交尾をする彼らは、余程の事が無い限り、ほとんどが妊娠するそうだ。
そうでないと種族が絶えてしまう。
ところが人間には、その様な発情期は無くて年中発情している。
言い換えれば年中発情期だとも言える。
いつでも妊娠可能だ。
しかし、やはり人間も動物の中の一つにしか過ぎないので、体質によっては、本当の発情期にセックスしないと、ただの排卵日にしても妊娠し難い人が少なく無いらしい。」

「いつが発情期なのですか?」

「言い方が悪かったが、残念ながらどの季節が発情期だというものは無い。
身体が発情期の様な状態になっている時。
つまり、身体が発情している時が発情期だ。」

「では、いつ発情しているのですか?」

「新婚時代は、身体も昂っていて、多くの場合、その時期は発情期に当たるらしいのだが、その後は人それぞれなので、いつが発情期なのか、いつ発情しているのかは分からないらしい。
ただ問題なのが、その後、発情期が来なくなってしまう場合が有る。
身体が発情しなくなってしまう場合が有る。
興奮や快感は普通に有るので、勿論本人は気付いていないが、夫婦間でのセックスに慣れてしまい、身体が発情期にならないケースが結構有ると言っていた。
それが彼の言う『慣れ』による不妊症だそうだ。
そういう人の特徴は、1番にホルモンのバランスを崩してしまっている場合が多いと言っていた。
2番目が、絶えずイライラしてしまう。
本人は他の理由からイライラしていると思いがちだが、本能的に子孫を残そうとしているのに、身体がその状態にならない。
身体が発情しない事のズレから来るイライラらしい。
言い辛いのだが、今の智子さんは『慣れ』から来る不妊そのものだと思う。」

こんないい加減な話に、切羽詰っていた妻は真剣に耳を傾けました。

「どうすれば良いのですか?どうすれば正常になるのですか?」

「残念ながら発情を促す薬などは無いらしい。気持ちを興奮させる薬は有っても、気持ちの興奮と身体の発情とは全く異なるものらしい。」
妻は、稲垣の話にのめり込み、ずっと身を乗り出して聞き入っていましたが、治療法や薬も無いと聞き、気落ちして俯いてしまうと、その時を待っていたかの様に。

「ただ、方法が無い訳では無い。
他の牡と交尾をする。そうすれば、それから暫らくは発情期となる。
つまり、ご主人以外の男とセックスをすれば、その刺激で発情し、その後2、3ヶ月は身体が発情期に入る事が多いらしい。」

「でも、その様な事は聞いた事が有りません。」

一瞬、期待して顔を上げた妻でしたが、内容が内容だけにふて腐れた様にそう呟くと、
「私もそうだった。しかし彼が言うには、この様な事を発表してしまえば、不妊で悩んでいる人の浮気が増えてしまって世の中が乱れてしまうし、仮にご主人も納得してそうなった場合でも、その時は良くても、後々その事で夫婦仲が悪くなってしまう可能性が高いから発表は出来ないらしい。
自分の患者にも浮気を進める事になってしまうから、とても言えないと言っていた。
世間に発表出来ないのは倫理的な観点からだと思う。」

この話を事実だと思い込ませる為に、稲垣は必死になって話していましたが、妻は疑っているのではなくて、稲垣の話を信じていても、自分には出来ないと思っていたのでしょう。
「そう言われてみればニュースでも時々有るだろ?
男性関係の派手な女性に限ってすぐに妊娠してしまい、子供を産んで殺してしまったとか、捨ててしまったとか。
その様な女性は、それこそ絶えず発情期の状態になっていて、妊娠し易いのは事実らしい。」

何か良い方法が有るのかと、最初から興味深く聞き入っていた妻も稲垣の話が終わると、いくら子供が欲しくても、やはりその様な事は出来ないと思い、また、その様な事を出切る相手もいないので、期待が大きかっただけに落胆も大きく、溜息をつくと黙って俯いてしまいました。

この様な嘘を咄嗟に考える事が出切るほど頭の回転が速い稲垣には、妻の気持ちなど手にとる様に分かるのか。

「智子さんにその様な事が出来ないのはよく知っている。
でも、君がみすみす不幸になるのを見るのは忍びない。
思い切って言うが、私が相手をしても良いと思っている。
私もご主人や妻の事を考えれば、とても出来ないのだが、君が幸せになる為なら、どの様な罪でも甘んじて受ける。
私は一生罪悪感で苦しむかも知れないが、君がその分幸せに成ってくれれば、どの様な苦しみも甘んじて受ける。」

ただ妻を抱きたいだけの言葉が、妻には分かりません。
潜在意識の中に、稲垣の事を信頼出来る特別な人間だと刻み込まれてしまっている妻には、少し冷静になれば、誰にでも分かる事が分かりませんでした。

妻の話を聞きながら、もう結果の出ている過去の事なのに、そんな嘘に騙されるなと心の中で叫んでいました。
しかし、稲垣を信頼し切っていて、その上普通の精神状態では無かった妻は、まるでインチキ宗教の教祖に騙されて行く信者の様に、稲垣の言う事を疑いもせず。

「それでは稲垣さんに悪いです。私の為に、その様な事は頼めません。」

「いや、私はずっと君の事を妹の様に、娘の様に思っていた。
しかし、思っていただけで、何もしてあげられなかった。
君が苦しんでいた時も、話を聞いてやるだけで何も助けてはあげられなかった。」

「そんな事は無いです。沢山助けて頂きました。」

「そう言って貰えると嬉しいが、そうでは無い。
今まで助けて上げられなかった分、今回は何とか力になりたい。
私の様な男が相手でも良ければ、私はどの様な罰でも受ける。」

この時点では、妻はまだ少し躊躇していましたが、それは私への罪悪感からではなくて、自分の事で稲垣にも罪を負わせてしまうという、稲垣に対しての思いからでした。
妻の頭の中には、私との子供さえ出来れば、全ての問題は解決するという考え以外無く、喜ぶ私や私の母、私の父に囲まれて、赤ちゃんを抱いている自分の姿が、既に見えていたのかも知れません。
妻の頬を伝う一筋の涙を見た稲垣は、もう少しで妻は落ちると思った事でしょう。
実際、次の稲垣の話で、妻は私との破局の道を進んで行くのですから。

「今思ったのだが、こう考えたらどうだろう。
これはセックス等では無い、ただの治療だと。
実際、智子さんとセックスしたいと思った事は無い。
これは君に魅力が無いとかその様な問題では無くて、私にとってはその様な存在では無いという事だ。
君もそうだと思うが、セックスの対照では無くて、それとは違う大切な存在だ。
決して楽しんでセックスするのでは無いから、ご主人や妻を裏切る訳では無い。
楽しむどころか今そう考えただけでも胸が苦しい。
その様な気持ちでするのだから、決して裏切りなんかでは無い。
これは治療だ。そう考える様にしないか?」

稲垣を信用していて、その上ノイローゼ気味だった妻は、結局、何の疑いもせずに稲垣の提案に乗ってしまいました。
稲垣の欲望を満たす為の行為なのに、逆にお礼を言いながら。
稲垣は妻の話を聞いている内に、普通の精神状態で無い事にも気付き、妻を抱く為にこの様な嘘で妻を騙したのでしょう。

最初、本当にこの様な嘘に妻は騙されたのか?
この話は妻の作り話ではないかと思いましたが、話の内容は信じ難いものでも、妻の話している様子は嘘だとは思えないものでした。
妻の事を、私よりは遥かにしっかり者だと思っていて、家計は勿論の事、家の事はほとんど妻に任せ、安心して仕事に打ち込めました。
その妻がこんな事を信じ、騙されたのは、やはり信じ難い事でしたが、妻はそこまで精神的に弱っていたと言う事なのでしょうか?
それとも、私の言うしっかり者と、稲垣のような人間を信じてしまう事は、また別の事なのでしょうか?
よく考えれば、世間では多々有ることです。
病気を治す為に、高額なお布施を払う。
悩みを解決したいが為に、高額な壷を買う。

そんなニュースを聞く度に、そんな奴が本当にいるのかと思いましたが、本当に切羽詰った悩みが有る時に、実際、騙される人間は少なくないのでしょう。
心が弱っている人の、心の隙間に上手く入り込んでくる人間も少なくないのでしょう。
普通の精神状態の時には有り得ないと思う話でも、悩みを抱えていて心が弱っている時には、簡単に騙される事も有るのではないかと思うと、妻の話も有り得ない話では無いと思え、質問を続けました。

「それで、どの様なセックスをした?詳しく教えてくれ。」
私の知らない妻を知りたくて、必死の形相で聞きましたが。

「それは。・・・・・・。それは言えないです。許してください。」
最初から、すんなり話してくれるとは思っていませんでした。
聞けば怒りが増すことは分かっていて、何故この様な事を知りたいのか、自分でも分からないのですから。
逆に妻が話したくないのは、単に恥ずかしいだけなのか?
あるいは、私には言えない様な行為をしていたのか?
それとも、私に2人の愛を語り、これ以上私を怒らす事を得策では無いと思っているのか?
何より、妻と稲垣の2人だけの世界に、私に踏み込まれる事が嫌なのでは無いのかと考えると、余計に聞かずにはいられません。

何故だか分からない、知りたいという欲望を満たす為に、咄嗟に思い付いたもっともらしい話を妻にして納得させようとしてしまいます。
そういう所は、私も稲垣と同じなのかも知れません。
「いや、俺には知る権利が有る。
今まで実の子だと思って愛情を注いで来た理香が、どの様にして出来たのか知る権利が有る。
そうでなければ、これからも親としてやっていけない気がする。
何処でどの様にして出来た子かも分からず、血の繋がりも無い理香と、今迄通りにはやっていく自信が無い。
例え俺の子供ではなくても、どのようにして出来たのか知りたい。
その日あいつに抱かれたのは一度だけか?」

妻は、聞かれた事に正直に答え、私の欲求を満たせば、私が娘の事を今迄通り実の娘として接し、もしかすると離婚せずに3人で生活出来るかも知れないと勘違いしたのか、呟く様な小さな声で答え出し、
「いいえ、朝まで何度も。ごめんなさい。」

「どうしてだ?一度で充分だろ?上手い事を言っているが、おまえも抱かれたかっただけだろ。あいつとのセックスを楽しんでいただけだろ。」

流石に妻から進んで話せる事柄では無かったので、私の質問に答える形になってしまいましたが、事細かに答えさせたお蔭で大体の様子は分かりました。
妻は承諾したものの、いざとなるとまだ多少の躊躇いが有った為に、シャワーを浴びながら考えていると、妻が冷静に考える時間を与えたく無かったのか、突然稲垣が裸で入って来たそうです。
妻は恥ずかしさの余り、屈んで身体を隠して目を閉じました。
「恥ずかしがらないで身体をよく見せてくれ。私だって恥ずかしいんだ。
しかし、恥ずかしがっていては、普通の男女の関係と何ら変わりは無い。
これは治療だと言っただろ?そう思う事にしようと話し合っただろ?
医者の前で智子さんは、いや、智子は身体を隠すのか?
その方が逆にその事を意識している様で、恥ずかしいとは思わないか?」

稲垣の魔法に掛かっていた妻は、言われるままに少し足を開いた格好で立たされて、全てを稲垣の前に晒し、稲垣は手に石鹸を付けると、妻の豊満な乳房や秘所までも、愛撫するかの様に優しく洗い出しました。

次に稲垣は、これから治療に使われる、既に硬くそそり立っている物を妻の手で丹念に洗わせてから、口に含むように要求したのですが、流石に妻が拒んでいると、
「私も智子にこの様な行為をさせたくはないが、いくら医者の友人がこの時点では発情期に入っていないので妊娠の可能性は低いと言っていても、可能性が全く無い訳ではないだろうから少し心配だ。
私のが少しでも薄くなる様に、一度出しておきたいから協力して欲しい。」

「・・・・避妊具をつけてもらう訳には・・・・いかないのですか?」

「ああ、性器と性器が直に触れ合った方が、遥かにその効果は大きいらしいし、他の牡の精子の存在を身体の中に感じれば、なお効果が有ると聞いた。」
妻は、自分の為にしてくれている行為だと信じていたので、仁王立ちになっている稲垣の前に跪いて硬くなっている物を口に含み、ただ妻に色々な事をさせたいだけの要求だとは思わずに、この様な行為を長くさせたくないから、早く終る様に協力してくれと言う稲垣の言葉を信じて、言われるままに、口に含んだまま根元を手で擦ったり、二つの袋までおも口に含まされたりして、稲垣を喜ばせてしまいました。

稲垣が妻の口を弄ぶ行為は更に続き、フルートを吹くかの様に横から咥えさせたり、妻の後頭部を手で押さえて腰を突き出し、妻がむせ返るほど深く入れたりしていましたが、稲垣も限界が近くなったのか、
「出そうになって来たから、口に含んだまま頭を前後に動かしてくれ。もっと早く。よし、そのまま舌も使って。そうだ。手は下の袋を優しく撫でて。そうだ、上手いぞ。」
そうさせている内に終に限界を迎え、
「よし、もう出すぞ。もう舌を使うのはいいから、強く吸う様にして、前後の動きを早くしてくれ。もっと早く。もっとだ。もっと早く。よし、出すぞ。出すぞ。」
次の瞬間妻は、稲垣の濃い物を全て口で受けとめてしまいました。
「奴のを飲んだのか?」

「いいえ、むせてしまって吐き出しました。」

「むせていなければ飲んだという事か?」

「違います。」

最終的には、妻の全てを奪われると分かっていながら、まだこの様な小さな事に拘っている情け無い私なのです。

おそらく稲垣は、まだ子供が欲しい時期だったのか避妊具を持っておらず、
妻がシャワーを浴び出してからその事に気付き、
妻を妊娠させてしまわないか不安になったものの、買いに行っていては、
その間に妻の気持ちが変わってしまう可能性が有るので、先に一度出しておくという様な気休めをしたのでしょうが、
それと同時に妻を跪かせて思い通りに奉仕させる事で、男としての征服感を味わいたかったのだと思います。

妻は、相変わらず話したがらないのですが、それは無理も無い事だと分かっています。
仮に私が逆の立場なら、何処で会っていたかとか、会っていた回数などは話せても、どの様なセックスをしていたか等は話せないと思います。
特に相手を愛していて、それが2人の愛情表現なら尚更です。

しかし、私の知りたい欲求はまだまだ満たされずに、質問を続けずにはいられません。
妻の息遣い、喘ぎ声の1つまでも知りたくなってしまうのです。
他人から見れば未練がましい、悪趣味な事に思えるかも知れませんが、どの様に思われ様と知りたい願望が勝ってしまうのです。
質問されて、妻が言い辛そうに困った顔をすればするほど、尚更細かな事まで言わせたくなってしまうのです。
「それから寝室に行って、抱かれたのだな?どうした?答えろ。嘘をついても、後から奴に聞けば分かる事だ。」

「もう嘘をつきたくないから話せないのです。話せば話すほどあなたを傷つけ、あなたに嫌われてしまう。」

「もう充分傷付いている。理香が俺の子供では無いとまで言われたのだぞ。それ以上、何に傷付く?」

嫌うも嫌わないも妻との仲は、もうどうにもならないという言葉は飲み込みました。
「そのまま・・・・・・・バスルームで・・・・・・・・。」

稲垣が洗い場に、可愛いイラストが書かれた子供用のマットを敷いて、その上に胡坐を掻いて座り、妻は稲垣に跨る格好で抱き付く様に言われたので従うと、稲垣は妻からキスをするように強要し、長いキスが終ると今度は乳首に吸い付いてきました。
この格好では、稲垣の軟らかくなってしまった物が丁度妻の秘所に当たる為、徐々にまた硬さを
取り戻し、完全に硬くなると妻を下に降ろして、自分は後ろから抱きつく様な形で座り、妻の足
を立膝にさせて大きく開かせ、手は後ろに回させて硬くなった物を握らせました。

次に稲垣は、左手で妻の左右の乳房を交互に揉み、右手はクリや恥穴を虐めていたのですが、妻はどうしても快感と戦ってしまい、すぐには感じなかったと言います。

「智子、喜んでするのは裏切りになるとは言ったが、治療中は何もかも忘れて感じる事だけに集中しよう。
感じないと、この治療の意味が無い。
何もかも忘れて乱れないと、ホルモンの分泌も悪いままだ。
このままだと、裸でエッチな事をしただけになってしまう。それでいいのか?」

稲垣のこの言葉で、必死に快感を抑え込んでいた妻も堰を切った様に一気に感じ出し、狭いバス
ルームに響き渡る自分の恥ずかしい声で更に興奮は高まり、いつ気を遣ってしまってもおかしく無い状態になっていました。

妻は、稲垣に見られながら一人醜態を晒すのは恥ずかしく、そうかと言って稲垣の執拗な愛撫から、自ら逃げる事は出来ないぐらい感じてしまっていたので、それを避けたいが為に、稲垣の再び硬くなった物を、入れて欲しいと妻の口から要求してしまいました。

「そうか。もう欲しくなったか。それなら入れてあげるから、四つん這いになりなさい。」

「そんな格好は恥ずかしいから出来ません。後ろも見えてしまう。」

「それならこの狭いバスルームでは無理だ。他の場所に移動する事になるが、智子はそこまで我慢出来るのかな?ここをこうされても、我慢出来るのか?」

「いや?。もうそこは許してください。我慢出来なくなってしまいます。」

稲垣は、妻の気持ちなどお見通しで、
「我慢しなくてもいいぞ。私がよく見ていてあげるから、智子だけ逝きなさい。思い切り逝って、私に逝く時の顔を見せなさい。」
「そんな恥ずかしい事は嫌です。一緒に。私だけは嫌。お願い、一緒に。」

「なあ智子。感じていても、これは治療だと言っただろ?
智子はこれから赤ちゃんを産む身だ。
医者が、診察台に上がって足を開けと言っても拒むのか?
そんな事は恥ずかしいと言って拒むのか?それと同じ事だ。」

赤ちゃんと言う言葉で本来の目的を思い出した妻が、左手を後ろに回してお尻の穴を隠した格好で四つん這いになると、稲垣はすぐには入れずに、嬉しそうに硬くなった物をお尻や秘所に擦り付けて妻を焦らし、恥ずかしさに耐えられなくなった妻が、再び入れて欲しいとお願いするのを待ってから、ゆっくりと妻の中に入って行きました。

入れる時はゆっくりと動いていた稲垣も、完全に入ってしまうと最初から激しく動き、必死に耐えていた妻も、終にはお尻の穴も晒してしまい、延々と続く激しい責めに耐えられなくなって、マットに崩れ落ちてしまいました。

稲垣に見られながら、自分だけが醜態を晒すのが恥ずかしくて要求した交わりも、稲垣は一度出していた為に、結局一人だけが恥を掻いてしまうと言う結果に終りました。
それも、私にも余り見せたがらなかった恥ずかしい格好で。

まだ終っていなかった稲垣は、妻の腰を掴むと持ち上げて、また恥ずかしい格好にさせ、今度も初めから激しく動いた為に、妻はまた稲垣を待たずに崩れ落ち、次に腰を持ち上げられた時には、妻に両腕で身体を支えるだけの力は無く、お尻だけを突き上げた格好で稲垣を奥深く受け止め、妻も同時に3度目の頂上に登り詰めました。

先に一度出させたのは、妻をじっくりといたぶる目的も有ったのかも知れません。
稲垣は一石二鳥も三鳥も考えていたのでしょう。
稲垣は、やはり妊娠が心配だったのか、また妻にお尻を突き上げた体制をとらせ、今迄自分の欲望を打ち込んでいた場所に指を2本入れると、シャワーを当てながら掻き出す様な、中を洗う様な動作を繰り返していたのですが、指とシャワーの刺激で、妻は、また恥ずかしい声を漏らしてしまいました。

「おいおい、綺麗にしてやっているのに、また感じ出したのか?
智子は普段の大人しい様子からは、想像もつかないほどエッチが大好きなのだな。
独身の男子行員はみんな智子の事を、
お淑やかで優しくて、結婚するなら智子の様な女が理想だと言っているが、
お尻を突き出して洗ってもらいながらも感じてしまい、
嫌らしい声を出しているこの姿を見せてやりたいものだ。
逝く時も激しいし、みんな驚くだろうな。」

とても治療をしているとは思えない言葉にも、中で動き回る二本の指の下で硬くなり、包皮から半分顔を出してしまっている小さな突起に、空いている親指で新たな刺激を加えられては、何も言い返せずに、ただ嫌らしい声を上げながら、腰をくねらす事しか出来ませんでした。

「腹が減ったから食事に行こう。」

その声で我に返ると、いつの間にかリビングのソファーに座っていました。
視線を自分の身体に向けると、パンティー1枚だけしか身に着けていません。
慌てて両手で胸を隠し、どうしてこの様な格好で座っているのか思い出してみると、あの後、指とシャワーの刺激で気を遣らされ、朦朧とした意識の中、稲垣に身体を拭いてもらってからパンティーまで穿かせてもらって、ここに連れて来られたのだと知り、羞恥心で消えて無くなりたい思いでした。

服を着てから化粧を直し、稲垣の車で結構遠く離れた場所のファミレスに行き、向かい合って食事をしたのですが、身体の隅々はおろか中までも見られ、その上何度も気を遣る姿まで見られた妻は、恥ずかしさから稲垣の顔をまともに見る事が出来ずに、食事も喉を通りません。

「食べておかないと、朝まで身体がもたないぞ。」

「えっ・・・・・・・。もう充分です。ありがとう御座いました。」

「いや、念には念を入れておこう。
本当は何日か関係を持った方が効果も大きいらしいが、今までの私と智子の良い関係が壊れてしまっては嫌だから、今日限りにしておきたい。
仕事で疲れている上に智子が激しいから、つい私も激しく動いてしまい体力の限界なのだが、ここまでしてしまったら、どうしても子供を授かって欲しい。
子供を授かってもらわないと、私達の気持ちは違っても、ただの浮気と同じになってしまう。
私も眠りたいのを我慢して頑張るのだから、智子も発情期に入れるように、何もかも忘れてより感じる様に努力して欲しい。」

稲垣は単に、関係がずるずると長引いて私や奥さんにばれるのを恐れ、この機会に出来るだけ妻の身体を楽しもうと思っただけなのでしょうが、やはり、妻には稲垣の真意が見抜けずに、また感謝の言葉を言いながら、稲垣に肩を抱かれて車に乗り込みました。

稲垣の運転する車は、マンションには向かわずに逆の方向に走って行きます。

「何処に行くのですか?」

「ああ、ラブホテルに行こうと思っている。
私はその様な所に行った事が無いので、恥ずかしくて気が進まないのだが、その様な所の方が現実から離れる事が出来て良いかも知れない。
正直に言うと、口でして貰っていた時も、智子では無くて、必死に妻だと思う様にしていた。
その後も顔が見えない様に後ろからしていたので、これは智子ではなくて妻だと自分に何度も言い聞かせ、どうにか最後まで維持する事が出来たが、そうそう上手くいかない気がする。
相手が智子だと意識すると罪悪感も有るし、それ以上に大切な人を壊してしまう様な気がして、智子には治療だと思えと偉そうな事を言っていたのに、私には無理な様な気がする。
どう考えても智子とラブホテルはイメージが結び付かないから、そこなら智子を違った女性だと思う事が出来るかも知れない。」

「そんなにまでして私の為に。」

行為を始める前から硬くしていたくせに、この様な事をよく平気で言えるものだと思いましたが、それが妻には分かりません。
それに、奥さんに知られるのが嫌で、洗い流せば痕跡が残らないバスルーム以外での行為を避け、最初から、本格的な行為はラブホテルに行ってしようと計画していたと思うのですが、妻は疑いもせずにまた感謝の言葉を言っています。

ラブホテルには行った事が無いと言っておきながら、妻を乗せた車は道に迷う事無く、細い裏道を抜けて、知人に会う可能性の無い、ワンルームワンガレージのラブホテルに入って行きました。

部屋に入ると稲垣は椅子に座って、妻をベッドの上に立たせ、
「そこで私を誘う様に、いやらしく1枚ずつ脱いでいってくれないか?」
「そんな事出来ません。恥ずかしいです。稲垣さんが脱がせて下さい。」

「私だって、智子にその様な真似はさせたくは無いさ。
でも、車の中で言ったように、今は君を智子だとは思いたくない。
智子だと意識すれば、私の物は役に立てないかも知れない。
だから街で拾った娼婦だと思いたい。」

ただ妻に嫌らしい行為をさせたいだけで、既に硬くしている事も知らずに、言われた通り別人になり切れば、稲垣の罪悪感を少しでも和らげる事が出切るかも知れないと思った妻は、舞台に上がったストリッパーの様に、一段高いベッドの上で、ゆっくりと1枚ずつ脱いでいきます。

しかし、上と下の恥ずかしい部分を隠す布を身に着けただけの姿になった時、ここまでは頑張れた妻も、自分だけきちんと服を着ている稲垣にじっと見られていては、自分だけが全てを晒す事は恥ずかしくて耐えられず、手が止まってしまいました。

妻の気持ちを察した稲垣は、立ち上がると服を脱ぎだしたので、妻も上だけはなんとか外したのですが、やはり最後の1枚は脱げません。
稲垣を見ると、全裸になってまた椅子に座っていたそうですが、中心で硬くそそり立った物が目に入り、顔を背けてしまうと、
「横を向かないでよく見ろ。今は智子ではなくて娼婦だ。
智子がなり切ってくれないと私も駄目になる。
娼婦はこれを見たぐらいでは恥ずかしがらない。
これから目を離さずに、私に全て見える様に、パンティーを脱いで大きく足を開いて欲しい。」

妻は、稲垣の硬い物をじっと見詰めながら、ゆっくりとパンティーを脱ぎ、手で隠してはいましたが、徐々に足を開いていきました。
「手を退けろ。よし、今度は立膝になって、自分でそこを開いて中をよく見せてくれ。」

こんな普通では考えられない行為でも、自分の為に無理をして付き合ってくれていると思うと、従ってしまったと妻は言いましたが、私はそうでは無い様な気がします。
ラブホテルという異質な空間で、普段では有り得ないような行為を要求されている内に、妻は淫靡な世界に迷い込み、自分とは全く違った人間、それこそ娼婦になっていたのかも知れません。
稲垣の硬くそそり立った物を、じっと見詰めさせられている内に、頭の中はその事だけでいっぱいに成っていたのかも知れません。
どうしてこの様な事をしているかなどと言う、最初の目的など忘れてしまい、
「両手ではなく、片手で開けないか?出来るじゃないか。
それなら開いたまま、空いた手を後ろに着いて、お尻を持ち上げて前に突き出せ。
そうだ、よく見えるぞ。中まで丸見えだ。」

稲垣は椅子から立ち上がると妻に近付き、中を覗き込むようにして見ていましたが、妻がベッドに背中から崩れ落ちると自分もベッドに上がり、妻の身体の裏も表も足の指さえまでも全身に舌を這わせ、最後は妻が一番感じる小さな突起を集中して責めた為に、妻は稲垣の挿入を待たずに一人、気を遣ってしまいました。

しかし、稲垣は妻に休む事を許さず、すぐに妻の上に乗って来て繋がると、ゆっくりと動きながら、妻の顔をじっと見て、感じて行く時の表情を楽しんでいたのですが、達したばかりで身体が敏感になっていた妻は、そのゆっくりとした動きだけで、また気を遣ってしまったそうです。

「少し休ませて下さい。お願いします。」

「ああ、智子は休んでいていい。私が勝手に動くから。」

「それでは休めません。動かれていては・・・・・・いや・・・いや・・・・また駄目になる。
また・・また・・止めて、駄目になってしまう・・・また・・・・いや??。」

その後も稲垣の責めは続き、妻は面白いほど気を遣り続けて、最後には放心状態になってしまい、ようやく稲垣も放出して終りました。
「この時もコンドームは着けずにしていたのか?」

「いいえ、ホテルでは着けてくれていた様です。」

「話がおかしいだろ。」

「私も帰る車の中でその事を聞いたのですが、効果が少なくなるだけで全く無い訳では無いから、付けた方が直接触れ合わない分、罪悪感が少なかったと言われました。
私の中に出してしまうのは、私を汚してしまう様で、やはり嫌だったと。」

他の男の精子を身体で感じろと言っておきながら、今度は避妊具を装着しても、妻にはその矛盾が分からないのです。
ただ妊娠を心配していただけだと、誰にでも分かる事を、この様な説明で納得してしまうのです。
妻は、それほど、全面的に稲垣を信用し切っていたようです。
冷静な者が聞けば、稲垣の言っている事は最初から矛盾だらけなのに。

私は、娘がどの様にして出来たのか知りたいから、セックスの様子を教えてくれと言い、ここまで聞き出しました。
これで娘がバスルームでの行為によって出来たと分かった訳ですから、本当ならこの先は聞かなくても良い事になります。
しかし、私の知りたい欲求は収まる事はなく、私の知らない妻が存在する事を許せません。

「朝までと言う事は、それでも終らなかったのだな?」
幸い妻は、私が何を知りたかったか等という事は忘れてしまっている様子で、
「・・・・・はい。」

何度も達してしまい、意識が朦朧としていた妻が息苦しさを感じると、裸の稲垣が上に乗って乳首に吸い付いていたので、
「もう出来ません。もう身体が動きません。」
「いいのか?智子はそれでいいのか?赤ちゃんが少しでも出来易くする為なのに、ここで止めてしまってもいいのか?」
そう言われた妻は気力を振り絞り、稲垣の欲望を身体で受け止め続けたのですが、夜が明ける頃には、流石に精も根も尽き果ててしまい、稲垣によって大きく開かされた足を閉じようともせずに、恥ずかしい部分を隠す事も無く、ぐったりと大の字になっていました。

しかし稲垣はそれでも許さず、開かれた足の間に座って、襞を摘んで大きく開いて覗き込んだり、
指を入れて中の感触を楽しんだり、包皮を剥いて完全に露出させたクリを虐めたりして妻の身体を弄んでいましたが、
妻の身体はたまに小さく反応するだけで声を出す事も無く、ぐったりとしていたので、
「よし、次で最後にしておこう。」
そう言うと妻の中に入って延々と一方的に動き続け、虚ろな目で天井を見詰め、微かに反応するだけの妻を見ながら放出し、長かった一夜はようやく終りました。

妻の話を聞き終わり、少し冷静になった時に思ったのが、やはりこの話は本当なのかと言う事でした。
妻の話し方からは真実を話している様に感じ、話にのめり込んで聞いていましたが、いくら普通では無い精神状態だったとは言え、この様な嘘に意とも簡単に、本当に妻は騙されたのかと言う事です。

元々稲垣の騙す様な行為など無かった場合、私と言い争いになり、ただ自棄に成っていて抱かれたのでは無いのか?
稲垣の事が好きで抱かれたかっただけでは無いのか?
ただ稲垣とセックスがしたかっただけではないのか?
もっと悪く考えれば、最初から稲垣の子供が欲しくて関係を持ったのではないのかとも思えて来ます。
次に稲垣の騙す様な行為が有った場合ですが、本当に私の子供が欲しくて、こんな事を信じだのか?

自分への言い訳に、最初から嘘だと知りながら抱かれたのでは無いのか?
最初は信じていたとしても、途中からは嘘だと気付きながら快感に負け、欲望に流されたのでは無いのか?

しかし、この様な嘘に騙された事が本当だとすると、稲垣は妻にとって想像以上に大きな存在だという事になります。
宗教的なものには結構多く有り、教祖に騙されて身体を奪われた女性も少なく無いと聞きます。
私が聞いたもっと悲惨な例では、医者にかかる事は良く無いと言われ、病気の子供を医者に診せずに死なせてしまったと言う事が有りました。
しかし、もっと悪いのは、その後も騙された事に気が付かない事です。

教祖に抱いて頂いたから、私は特別な人間に成ったとか、医者にかかっていたら、もっと痛みを伴って死んでいたと聞かされ、子供を亡くしていても尚、その事を信じている事です。

稲垣に今でも特別な感情を持っていると思われる妻も、それに近いものが有るのではないかと思えるのです。
この話が本当だとすると稲垣の体力、精力は、私には信じられないものでした。
いくら9年前で今よりは若かったと言っても40歳は過ぎています。

おそらく稲垣は以前からずっと、妻を抱きたい、征服したいと思っていて、やっと願いが叶った為に出来た所業ではないかと思います。
あの可愛い娘が実の子供ではないだけでも、死にたいほどのショックなのですが、この様に妻を騙して出来た子供かと思うと、尚更娘が不憫でなりません。
それ以上に、妻がその様には思っていない事が悔しくて仕方が無いのです。

妻の話を聞いて、悔しさで泣きたくなっていた時、急にドアがノックされたので、稲垣夫婦が来ていた事をすっかり忘れてしまっていた私は、一瞬ドキッとしました。
ドアを開けると奥さんがいて、その後ろには稲垣が隠れる様に立っています。
奥さんは何か言っているのか口が動いているのですが、私の耳には何も聞こえません。
私は奥さんを押し退けて、稲垣の前まで行くと思い切り殴りつけ、よろけて尻餅をついた稲垣に、馬乗りになって殴ろうとした時、横から奥さんが稲垣の上半身に覆い被さって庇いました。
仕方なく私は稲垣から降りましたが、この時の私は鬼の様な形相をしていたと思います。

「今日はもう帰ってくれ。」
娘の事を言おうかとも思いましたが、稲垣を庇う奥さんを見ていて、何れは分かる事でも、今奥さんをこれ以上悲しませる事は出来ないと思ってしまい、何も言わずに逃げる様にキッチンに行きました。

静まり返った中、車のエンジン音だけが聞こえます。
やがてその音も遠退き、私はどうしてセックスの事まで、詳しく知りたいのか考えていました。
それを聞いても当然興奮などは有りません。
それどころか、聞けば聞くほど怒りを覚え、悔しさが大きくなって行きます。
それなのに全てを知りたい。
私の知らない妻が存在する事を許せない。
ほぼ離婚する事になると思っていても、知りたい欲望は消えない。
離婚するのなら、ただの『酷い女』で良い筈です。
私を裏切った『酷い女』だから別れる、それだけで良い筈です。

本当は離婚をまだ、ためらっているのかも知れません。
知りたいと言う事は、まだ妻に対しての未練が残っているのでしょう。
いいえ、未練以上に、私はもっと小さな男で、私と別れた妻が稲垣と再婚し、娘と親子3人幸せに暮らすのが、許せない感情の方が強いのかも知れません。
正直なところ、自分でも自分の気持ちがよく分からない状態です。

しばらくその様な事ばかり考えていましたが、これ自体私の逃げで、極力娘の事を考えたく無かったのです。
娘の事から逃げたかったのです。
しかし、私のその様な思いとは裏腹に、考えなければならない時はすぐにやって来てしまいました。
暫らくして入って来た妻の手には、大きなバッグが握られています。
「あなた、ごめんなさい。
私は、あなたの人生を無茶苦茶にしてしまいました。
私自身の幸せも、自分で壊してしまいました。
今迄ありがとうございました。本当にごめんなさい。」

「理香は連れて行くなよ。理香は俺の娘だ。
誰の子であろうと理香は俺の娘だ。
俺から全てを奪って行く事は許さん。
行くなら一人で出て行け。」

言ってしまってから、何故この様な事を言ったのか考えました。
娘を、自分の子供として育てていけるのか?
憎い稲垣と妻との子供に、今迄通り愛情を注げるのか?
妻への嫌がらせに、娘を取り上げようとしているだけでは無いのか?
しかし、何も考えずに口から出た言葉が、私の本心だと知りました。

離婚するにしてもしないにしても、このまま別れたのでは後で必ず後悔すると思っていても、私から離婚だと言い、出て行けと言っていた手前、出て行くなとは言えません。
妻の本当の気持ちは知りたいくせに、この様な大事な局面でも自分の本心は出せないのです。
出て行かないでくれなどと言って、少しでも自分が不利になる様な事は出来ないのです。
この件についての、絶対的有利を崩したくないのです。
このまま別れてしまえば、残るのは金銭的な問題の有利不利だけで、妻をもう責める事も出来ずに、夫婦としての有利不利など無くなってしまうのに。

取り上げていた妻の携帯を渡し、口から出たのは思いとは逆の言葉でした。
「もう会う事も無いと思うから、今後の事は電話で話し合おう。」

妻は暫らく、渡された携帯を見詰めていましたが、
「理香は連れて行かせて下さい。理香と離れる事なんて出来ません。お願いします。」

これを聞いて、少しだけですが気が楽になりました。
何故なら、娘を渡さない限り妻との縁は切れないからです。
実の娘では無いにしても、今まで愛情を注いで来た可愛い娘まで、妻との駆け引きに使おうとしている自分が情けなくなります。

「本当の父親でも無いお前なんかに権利は無いと言いたいのか?
奴との愛の結晶を奪うのかと言いたいのだろ?
俺とは別れたいが、好きな稲垣との子供とは別れられないか。」

「違います。私はあなたとも・・・・・・・・・・。
ごめんなさい、もう何を言っても信じては頂けないですね。」

妻が玄関に行くまでずっと、どの様に引き止めようか考えていたのですが、良い言葉が見つかりません。
妻は、このまま、稲垣のものになってしまうのかと思うと、悔しくて堪りません。
「おまえが行ける場所は稲垣の所しか無いはずだが、今は奥さんが来ているぞ。これから2人で奥さんを追い出すのか?」

「彼の所には二度と行きません。」

「それなら何処に行く?もう嘘はつかなくてもいい。別れるのにこれ以上、俺に嘘をついたところで同じだろ。」

「何処に行けば良いのか分かりません。私が行ける場所はどこにも無いです。
駅に行って、始発を待ちながら考えます。
あなたや典子さんへの慰謝料の事も有るから、何処か住み込みで働ける所でも探してみます。」

「それが本当なら、行き先も分からずに、理香を連れて行くつもりだったのか?
やはり理香を連れて、稲垣の所に行くつもりだったのだろ?」

「違います。本当に彼の所には行きません。」

妻はそう言い、暫らく考えてから。

「そうですね。理香を連れて行きたいと言ったけれど冷静に考えれば、
落ち着く先が決まってもいないのに、理香を引き取る事も出来ない。
勝手なお願いですが、それまで理香の事をお願いします。」

「それまでも何も、理香は絶対に渡さん。
お前は今迄、俺の子供では無いと分かっていながら俺の母親に預けて、あいつに抱いてもらいに行っていたのだぞ。
理香の不憫さが分からないのか?」

妻が泣きながら出て行ってしまい、私の心に大きな穴が開いてしまいました。
正確に言うと娘の事が有るので、大きな穴が2つも開いてしまった状態です。
暫らくの間ぼんやりと考えていたのですが、考えれば考えるほど私の怒りは稲垣に向かい、稲垣の携帯に電話をしたのですが、出たのは奥さんでした。
「折角来て頂いたのに、帰れと言ってしまい申し訳無かったです。アパートに着いたらご主人だけ、またこちらに来てもらって下さい。」

「私もお邪魔しても良いですか?
車に乗ってから主人が重大な事を告白したので、車を止めて話していて、実はまだ近くにいるのです。
その事をご主人と智子さんに聞いて頂きたいのです。」

私には、奥さんの言う重大な事が娘の事だと分かっていたので、別に今更聞きたい話でも無く、奥さんがいては怒りをぶつけ難いので、本当は稲垣だけに来て欲しかったのですが、
「ええ、構いません。ただ智子は出て行ったのでいませんが。」

「えっ、何処に?」

「分かりません。駅で始発を待つと言っていたので、今頃まだ駅に向かって歩いているのか、駅に着いていたとしても始発までには、まだ何時間も有りますから、駅のベンチにでも座っているのではないかと思います。」

私が詳しい話をしたのには、奥さんの優しさに縋り、妻を連れ帰って欲しいという期待が有ったのかも知れません。

私は、気が落ち着かず、檻の中の熊の様に家の中を歩き回って待ちましたが、近くにいると言っていたはずが30分経っても来ません。
きっと妻を説得してくれているのだと期待しながら待つと、それから1時間ほど経った頃に、家の前で車の止まる音がしました。
私は、余裕が有る様な振りをしたくて、慌てて居間に行くと煙草に火をつけましたが、一向に誰も入って来ません。
暫らくして奥さんの、私を呼ぶ声が聞こえたので玄関まで行くと、妻が稲垣と奥さんに支えられて立っています。
妻は遠くを見ている様な虚ろな目をしていて、私の方を見るでも無く、全体に正気が感じられません。
例え支えてくれているとしても、稲垣が妻に触れている事が気に入らず、妻を支えてから稲垣を突き飛ばし、奥さんに手伝ってもらって寝室のベッドに寝かせ、
「何が有ったのですか?」

「智子さんの前では何ですから、他の部屋で。」

妻の様子が心配で離れたくは無かったのですが、一時的なショックを受けただけなので、大丈夫だろうと奥さんに言われ、妻を残して3人で座敷に行きました。
「ショックを受けた?」

「はい。あの後、ご主人の姿が見えなくなると、この人は慌てて逃げる様に車まで走って行きました。
遅れて車まで行った私が乗ろうとすると全てロックがして有り、私だと分かると開けてくれたのですが、
走り出せば自動でロックされるのに、わざわざロックをしてからエンジンをかけ、様子がおかしいのでよく見ると、手足が微かに震えていて。」

おそらく稲垣は、私が怒った顔でキッチンへ行ったので、また包丁を取りに行ったと思ったのでしょう。
「余りに様子がおかしいので、どうしてご主人があの様に激しく怒り出したのか聞いたら、とんでもない事をしていた事を白状しました。
それも身の危険を感じて、私の様な者に助けてもらおうと、震えながら話して来ました。
殺されても文句も言えない様な事をしておきながら、もしかしたら殺されるかも知れないと言って、女の私に助けてもらおうと縋って来ました。
私の100年の恋も一度に覚めました。
この人は最低な男です。
学生時代は勉強も出来て、今は仕事も優秀かも知れないけど、人間的には最低な人間です。
私は今まで、こんな男に気に入られようと努力していたかと思うと悔しいです。
こんな男に捨てられないように努力していたのかと思うとやり切れません。
こんな男、私の方から捨ててやる。」

奥さんは、その話になると興奮していて、妻があの様な常態になった事の説明をしてくれずに、一気に捲くし立てると、畳に伏せて泣いてしまいました。
「典子。」

稲垣が弱々しい声で奥さんを呼ぶと、奥さんは顔を上げて、
「私の事を呼び捨てにしないで。もうあなたの妻をやめます。もっと早く気付けば良かった。そうすれば私の人生も変わっていた。」

私は最初、奥さんが稲垣の事を最低の男だと言っているのは、妻との間に子供を作った事だと思いましたが、
その事は、妻も知っている事で、その事を奥さんに詰られたくらいでは、泣き叫んで取り乱すことは有っても、
あの様な状態にはならないと思い、奥さんに質問しようとしましたが、奥さんの話は続き、
「あなたは最低な男です。妻としては勿論ですが、女としても絶対に許さない。
智子さんに同情はしたく無いし許す気も無いけれど、あなたのした事は余りにも酷すぎる。
同じ女性として、あなたが智子さんにした事を絶対に許さない。」

奥さんの、妻を庇うかのような言葉に困惑していると、
「この人は智子さんを騙していたのです。それも、智子さんの一番弱いところを利用する様な、もっとも下劣な騙し方で。」

「それはどの様な事ですか?
奥さんもお聞きになったかと思いますが、
騙して妻を妊娠させ、娘がこの男の子供で有る事を言っておられるのですか?
お願いですから教えて下さい。
娘が私の子供では無いと分かった今、もう何を聞かされても怖くは無いです。」

「私からはとても言えません。話すだけでも気分が悪くなる。」

そう言ってから稲垣を睨みつけて、
「あなたが言いなさい。助けを求めて私に話し、その後智子さんに話したのと同じ事を、もう一度ご主人にも話して謝りなさい。
きっとそれ以外にも有るのでしょ?
もう何もかも全て正直に話したら?
この期に及んでまだ隠そうとするのなら、私は皆に全て話して、あなたが何処にも顔を出せない様にしてやる。
銀行やあなたの友達、子供達にもあなたがどの様な人間なのか教えてやる。
あなたがもっとも知られたくない、大事な大事なお母様にも全て聞かせて、どんな育て方をしたのだと言ってやる。
もう離婚を覚悟したから、私は何も怖く無い。
早くご主人に全て話して謝ったら?早くしなさいよ。」

奥さんは涙を流してはいても怒りは物凄く、稲垣を死ぬほど殴りたいと思って呼び付けた私は、奥さんの気迫に押されて、殴るどころか罵倒する事さえ出来ずにいました。

私が急に殴ったのは、娘の事を妻から聞いたからだと感じた稲垣は、
私の怒りの深さに脅え、穏便に済む様に、奥さんに私を説得してもらおうと全てを告白したのでしょう。
私を恐れて、私から1番離れた部屋の隅に正座していた稲垣は、奥さんの言葉で、私の顔色を伺うかの様にゆっくりと近付いてくると、少し離れたところで土下座して、
「ご主人、申し訳有りませんでした。
私はずっと奥様を騙していました。
若い頃から奥様が私に特別な感情を持っていると気付いていたので、それを利用してしまいました。」

「そんな事は、妻の話を聞いて知っている。
それよりも、娘の事はどうするつもりだ?
今更おまえの子供だと言われても、俺は納得出来ない。
いや、絶対に納得しない。娘は俺の子供だ。」

「その通りです。ご主人のお子さんです。私の子供では有りません。」

「ああ、だからと言ってこの責任は重いぞ。
娘は俺の子供と思って育てる。だが、おまえは絶対に許さない。
命を弄びやがって。例えおまえが死んでも俺は絶対に許さない。」

「違うのです。本当にご主人のお子さんなのです。私の子供では有り得ないのです。」
私は稲垣お得意の逃げだと思い、
「どうせ妻といる時は、お互い不倫の事は、気付かれない様に離婚して、本当の親子3人で再出発しようと話し合っていたのだろ?
それがばれて、自分達の思い通りには離婚出来なくなったら、今度は自分の子供では無いと言って責任逃れか?」

その時奥さんが、
「違うのです。本当にご主人のお子さんなのです。
この人の話だと、確か娘さんはO型ですよね?
智子さんにはO型だと言って騙していたらしいのですが、この人はAB型です。」

一瞬、訳が分かりませんでしたが次の瞬間、声を出して泣きたいほどの喜びが湧いて来ました。
しかし、手放しで喜ぶ訳には行きません。
何故なら散々嘘をつかれていて、何が本当で何が嘘なのか分からない状態だったからです。
癌だと言われて入院し、再検査の結果、良性のポリープだったと言われ、死を覚悟していただけに、泣きたいほど嬉しいはずが、もしかすると隠さなければならないほど、末期の癌かも知れないと、疑っているのと同じ様な状態です。

「本当にAB型で間違い無いですか?」
「はい。」

「おまえには聞いていない。おまえの言う事は信用出来ない。」
すると奥さんが、
「AB型で間違いないです。お疑いになられるのも当然です。
自宅にこの人の献血手帳が有ると思いますので、コピーをとって後日お送り致します。
私を信じて下さい。」

この時、妻と稲垣の事など、もうどうでも良いと思えるほど嬉しかったのを覚えています。
そかし、稲垣の前では喜ぶ事も、ましてや嬉し泣きなど出来るはずも無く、怒った顔をしながら、心の中では娘が我が子だった事の喜びを噛み締めていました。
しかし時間が経過すると、娘が私の実の子だったと言う事だけで、もう充分だと思えていた気持ちは次に移り、
妻があの様な状態になったのは、それを聞いてショックを受けたのだとすると、
私の子供だった事を喜ばずに、稲垣の子供で無かった事がショックであの様に成ったと思え、また私に怒りが戻って来ました。
「全て聞かせてもらおうか?」
「・・・・はい。」

そう言ったきり何も話さない稲垣に対して、妻に対する怒りまでもが向かい、髪の毛を掴んで立たせると、また殴ってしまいました。

殴られて座り込んでしまった稲垣を、今度は蹴ってやろうと足を振り上げたのですが、その瞬間、稲垣はそっと目を瞑り、
「何でも話します。全てお話します。」
そう言われたので、何故か私は振り上げた足を下ろしてしまい、そのままではばつが悪く、稲垣を足で突き倒すと胡坐を掻いて座ました。

「おまえは智子の事をどう思っている?好きなのか?若い頃からずっと好きだったのか?」
何故か私は、この様な事を聞いてしまいましたが、こんな事は真っ先に聞かなくても良い事でした。
妻の気持ちは知りたくても稲垣の気持ちなど、後で聞けば良い事でした。
しかし、聞いてしまった手前話を続け、
「婚約中にも関わらず、妻には特別優しくしたそうだが、その頃から好きだったのか?」

「いいえ、好きだとか言う気持ちでは無かったです。勿論可愛いと思い、凄く興味は有りましたが、特別好きとか言う気持ちは無かったです。」

「それならどうして妻に特別優しくした?どうして近付いた?」

「それは・・・・・・・・・・。」
稲垣が顔色を伺うかの様に奥さんを見ると、
「私も聞きたい。もう正直に何もかも話して。」
「それは・・・・・智子さんの胸が・・・・気に成って・・・・・・。」
稲垣は妻が同じ支店に配属されて以来、妻の豊満な胸が気になって仕方がなかったそうです。
そうかと言ってじろじろ見る訳にもいかず、周りに気付かれない様に時々横目で見ては、頭の中で想像を膨らませていたそうですが、ある時伝票を渡しに行くと、妻は机に向かって前屈みで仕事をしていた為に、ブラウスの胸元から胸の膨らみが少しだけ見えました。

その事で味を占めた稲垣は、何かと用を作っては妻の所に行く様になり、仕事で困っている様子が有った時などは、真っ先に行って教えながら胸元を覗き、見えない時でも直近で膨らみを見て楽しんでいた様です。

しかし周囲の目も有り、妻にばかり仕事を頼む訳にもいかず、自分ばかりが教えに行くのも不審に思われると思い、妻が自分に恋愛感情を抱いているのではないかと感じ出した頃からは、勤務時間中は無関心を装い、仕事が終ってから喫茶店などで待ち合わせ、妻の悩みを聞きながら服に包まれた妻の胸や身体を間近で見ては、想像を膨らませる様になりました。

これほど露骨には出来なくても、同じ男である私には、ここまでの気持ちは分からない訳では有りません。
私も女子社員がタイトスカートなどを穿いて来た時などは、お尻の丸みが気になる事も有りますし、通勤時なども、夏場女性が薄着になるのは嬉しいものです。

「その頃から妻を抱きたかったのか?」

「抱きたいと言うよりは、いつも想像していた裸を見たかったです。
いいえ正直に言います。出来ればそうしたかったです。
私の事を好きになっていると感じていた時は、
ホテルに今日は誘おう、明日は誘おうと思っていましたが、
婚約していた事も有って、思うだけで結局そこまでの勇気は出ませんでした。
その内これは恋愛感情を抱いているのでは無く、兄か父親の様に思っているのかも知れないと感じ、
そう思うとトラブルが嫌で、余計に誘う事も出来なくなりました。」

その時奥さんが、
「智子さんを抱きたかったと言う事は、
その時点で私よりも智子さんを愛していたと言う事でしょ?
正直に、好きだったと言ったら。
どうして私と結婚したの?その時どうして私を振ってくれなかったの?」

この時の稲垣の気持ちは分かりませんが、奥さんのこの話は少し違うと感じました。
私は、男なので女性の気持ちは分かりませんが、男は好きな人がいても他の女性と出来てしまうのです。
男は、出来てしまうと言い切ると、そうでない方に悪いのですが、私には出来てしまいました。

妻と付き合う前にも、何人かの女性とお付き合いした事は有りましたが、その時々相手を真剣に愛していて、身体の関係も有りながら、友達とソープに行ったりした事も有ります。
お尻を振りながら前を歩く女性を見ていて、抱いてみたいと思った事も有ります。
結婚してから妻を裏切った事は有りませんが、正直その様な気持ちが無い訳では有りません。

奥さんは、私がいるのも忘れているかの様に、自分が疑問に思っていた事を稲垣に問い詰めだし、
「どうして好きでも無い私と付き合ったの?
どうしてお母様にあれだけ反対されても、好きでも無い私なんかと結婚したの?」

「いや、付き合っていて愛していると分かったからプロポーズした。これは本当だ。」

「それなら逆を言えば、それまでは、好きでも無いのに交際を申し込み、好きでも無かったのに付き合ってくれていたという事?」

「その頃は、お袋に逆らいたかっただけかも知れない。でも結婚したのは愛したからだ。典子だけを愛していたからだ。これは本当だ。」

「それなら今はどちらが好きなの?智子さんなの?私と子供まで捨てて、一緒になろうとしていたのだから、智子さんの方が好きになったのね?私の事は嫌いになったのでしょ?」

「嫌いじゃない。智子さんを好きになってしまったと思い込んでいたが、本当は典子の方が好きだったと気付いた。
典子から逃げようとしていただけで、本当は典子や子供達と一緒にいたいのだと、
最初ここにお邪魔した時の、典子の話を聞いていて、はっきりと分かった。」

「私から逃げる?」
2人の会話を聞いていて分かった事は、稲垣は幼い頃から2人の姉と比べられながら、勉強から生活態度まで母親に厳しく育てられた様です。
優秀な姉と比べられながらも母親に褒められたくて、母親の望む通りの学校へ行き、父親も銀行マンだった為に銀行に就職しろと言われて、母親が選んだ銀行に就職し、後は母親が決めてくれる相手と結婚するだけのはずでした。

しかし、一流大学を出ていて趣味はピアノ、お茶やお花の師範の免状も持っている娘とお見合いをしろと言われた時に、ようやく自分の人生がこれで良いのか考える様になり、母親に初めて逆らって、母親の理想とは逆の、大学を出ていない習い事もした事のない奥さんと付き合ったそうです。

「口喧しいお袋や姉達に逆らいたくて、典子と付き合ったのかも知れない。
お袋に決められた人生が嫌だという理由だけで、典子と付き合ったのかも知れない。
お袋が理想としている女性以外なら、誰でも良かったのかも知れない。
しかし、付き合っていて好きになったから結婚したのは本当だ。
私はそれまで、女は皆お袋や姉の様な生き物だと思っていた。
お見合い写真を見て、この女と結婚をしてもあの様な生き物が、身の回りにもう一人増えるだけだと思った。
しかし、典子と付き合ってみるとお袋達とは違っていた。
最初は私と結婚出来る様に、優しい振りをしているのでは無いかと疑っていたが、違うと分かったから結婚したいと思った。
実際、結婚してからも典子は優しく、私に逆らう事も無く、常に私を立ててくれて、典子といると私は男なのだと実感出来た。」

「私だけでは無いでしょ?智子さんにも同じ様な思いを感じていた。違う?」

「そうかも知れない。でも愛していたのは典子だった。しかし・・・・・・。」

結婚当初、何でも稲垣の言う通りにしていた奥さんも時が経つにつれ、当然の事ながら全て稲垣の思う様には出来ずに、意見が食い違う事も出て来ました。
特に子供が生まれてからは、奥さんが稲垣に色々頼む事も増えたのですが、私にはそれが普通だと思えても、幼い頃からのトラウマが有り、常に女性よりも優位な位置にいたいと思っていた稲垣には、奥さんに命令されている様に聞こえたと言います。

最初は奥さんに謝る様な雰囲気だった稲垣も、次第に奥さんへの不満を訴え出し、
「セックスもそうだ。最初の頃は私がしたい時に応えてくれていた。
しかし、子育てに疲れているとか何かと理由をつけて、徐々に典子主導になっていった。
私はしたくなると、典子の顔色を伺っては、お願いする立場になってしまった。だから・・・・・。」

「だから何?だから智子さんを騙して浮気したと言いたいの?
9年前の浮気は、私のせいだと言いたいの?
私は精一杯あなたに応えていたつもりです。
よく思い出して下さい。
風邪気味で熱っぽい時や、子供が熱を出して前日ほとんど眠っていない時なんかに言われても、それは無理です。
それなら、今回の事は何と言い訳するつもりですか?」

「典子はずっと私を疑っていた。
私の帰りが遅かったり、出張が有ると必ず事細かに行動を聞いてきた。
疑っていた訳が、脱衣所で拾った智子さんのイヤリングの一部だと今回分かったが、私は全て監視されているようで息苦しかった。
結婚するまではお袋や姉で、今度は典子かと思った。」

「でも、結局は疑われる様な事をしていたのでしょ?あなたが何もしていなければ、この様な事にはならなかった。私に責任転嫁しないで。」

奥さんが母親の様になってきたと感じた稲垣は、何でも言う事を聞く妻に惹かれ、妻に乗り換えようと思ったのでしょう。

稲垣と奥さんの話を聞いていた私は複雑な心境でした。
妻を愛していたのではなくて、奥さんを愛していると言うのは、全て失うのが嫌で、奥さんの手前言っている事だとしても、未だに妻を愛していると言われるよりは、今後の対処がし易いと思え、私には喜ばしい事なのですが、裏を返せば、妻を真剣に愛してもいずに、私の大事な家庭を壊した事になり、それは今迄以上に許せない事でした。

稲垣の話が本当なら、この様な歪んだ理由で家庭を壊されたのかと思うと、強い怒りを覚えます。
「そんな話は帰ってから2人でしてくれ。それよりも、今回の事を聞かせろ。どうやって妻と付き合う様になった?」
稲垣は、転勤が決まる前まで、行き付けのスナックに手伝いに来ていた、バツイチの女に入れ揚げていました。
お金の為に機嫌を取っていると分かっていても、その事が心地良かったと言います。
しかし奥さんは、女の影を感じてから相手は妻でないかと疑い、稲垣を問い詰める様な会話が増えていき、稲垣にはその事が煩わしく、転勤を期に単身赴任を強く望んだ事で、奥さんもそれまでの自分の態度を反省して、これを許したそうです。

いざ赴任するとそこには偶然にも妻がいて、稲垣は勝手に運命のような物を感じ、奥さんが浮気をして離婚になりそうだと嘘をつき、同情を惹いて近付いた様です。
妻は、以前凄く世話に成ったので少しでも恩返しがしたいと言い、外で会っていて要らぬ噂を立てられては、妻に迷惑を掛けてしまうからと言う稲垣の提案に乗り、アパートへ行く様になりました。

最初は稲垣の悩みを聞くだけだったのですが、次第に先に帰る妻が食事の用意をして稲垣の帰りを待ち、一緒に食事をする事も増え、休日には掃除や洗濯にも行く様になりました

「まるで通い妻じゃないか。智子がアパートに行く様になってから、すぐに抱いたのか?」

「いいえ、身の回りの世話をしてくれていただけでした。」

「以前に関係を持った事の有る男と女が、狭い部屋に2人だけでいて、何も無かったと言うのか?正直に話せ。」

「すみません。アパートに来る様に成って一ケ月ほど経った頃から、キスの様な事は・・・・・有りました。
私の執拗な要求に負けたのか、渋々ですが応じてくれました。
でも、身体の関係だけは、ご主人を愛していて娘さんにも顔向け出来ないので、いくら私の頼みでも聞けないと言って強く拒まれました。」

いくら特別な感情をもっていて、以前世話に成ったと勘違いしていたとしても、私が日本を離れてから2ヶ月ほどで、簡単にキスを許したのは許せません。
身体は許しても唇は許さないと聞いた事が有りますが、妻の場合それとは逆で、結婚している事が足枷に成っていて身体を許さなかっただけで、心は完全に許していたように感じてしまうのです。

私はこの運命の悪戯を怨みました。
私の単身赴任が無かったら、この様な事にはならなかったかも知れません。
多少、稲垣との接触はあっても、毎日私の顔を見ていたら、罪悪感からこれ以上は進まなかったかも知れません。
何より、稲垣と同じ職場にならなければ、稲垣との接触も無かったでしょう。
「それなら、どの様に関係をもつ様になった?」
「それは・・・・・・・・・・・・。」

「はっきりと言いなさいよ。私や智子さんに話した事をご主人にも話なさい。
もう、殴られても殺されても仕方が無いでしょ?
全てあなたがしてきた事なのだから。
少しぐらいは男らしく、もう腹を括ったら?」

稲垣は妻と会う度に、以前関係を持った時に見た身体が脳裏に浮かび、服は着ていても裸に見えたと言います。
稲垣自身も歳をとったせいか、腰の回りに肉が付き、以前よりも肉付きのよくなった妻のウエストを見て、乳房も以前より垂れた崩れかけた身体を想像すると、若い娘の身体よりも遥かに興奮を覚えたそうです。

抱きたいと言って断られたものの、その後も通って来てくれる妻を見ていて、何か方法が有るはずだと考え、思い付いたのが子供の事でした。

妻も私と同じ様に、血液型からだけではなくて稲垣の話す状況からも、娘は稲垣の子供だと思い込み、翌日には体調が悪いと言って銀行も休み、アパートに来る事も有りませんでした。
妻はその翌日も銀行を休んだので、夜稲垣が電話をすると、
「この事は主人には黙っておいて下さい。お願いします。」

「それは出来ない。これは全て私の責任だ。
今ご主人は大事な仕事をしておられるし、とても電話などでは話せる事ではないから、話すのは帰国してからになるが、何の責任もとらずに、このままにはしておけない。」

「それは困ります。」

「困るといわれても、このまま私の娘を他人に育ててもらう訳にはいかない。
どちらにしても、今後の事を話し合いたいから、明後日の土曜日にアパートまで来てくれ。」

妻は、言われた通りに、土曜の朝アパートに来たそうです。

「おまえは嘘の天才か?どうしてその様な言葉がすらすら出て来る?第一娘がO型で無かったら何と言って騙すつもりだった?」

「智子さんは、忘れているようでしたが、赴任してすぐに聞いていて、3人の血液型は知っていたので、他の血液型の事までは考えなかったです。」
初めて妻がアパートに来た時に家族構成を聞いて、子供は関係を持った後に出来た娘が一人いるだけだと知り、自分の子供では無いかと心配になり、他の話しに紛れてそれと無く血液型を聞き、自分の子供では有り得ない血液型だったので、ほっと胸を撫で下ろしたそうです。

しかし妻は、久し振りに稲垣と話せる喜びで舞い上がっていたのか、一人暮らしの男のアパートに来た事で緊張していたかで、話した内容を忘れてしまっていたのでしょう。
稲垣の嘘はその場の出任せでは無く、全て用意周到に準備された物だと分かり、妻がああ言えばこう言う、ああすればこうすると色々なケースを想定し、妻を落としていったのだと思います。

「その事と、身体の関係をもつ様になった事とは、どの様な繋がりが有る?」

土曜の朝から話し合っていても、このまま私には隠しておきたいと言う妻と、私に話すべきだと言う稲垣の話は平行線のままで、次第に妻はどうしたら良いのか分からなくなり、取り乱していったそうです。

しかし、稲垣にとってはこれも予定通りの事で、妻を抱くという目的を達成させる為に、妻が自分では判断出来なくなり、自分自身を見失って行くのを待っていたのです。
「2人で責任をとろう。理香ちゃんの為に、何もかも捨てて責任をとろう。」

「えっ?どういう事?」

「ご主人には悪いがお互いに離婚して、2人で理香ちゃんを育てて行こう。理香ちゃんに対して責任をとろう。今は理香ちゃんの幸せだけを考えよう。」

「私には出来ません。主人と別れるなんて出来ません。」

「私だってそうだ。離婚を考えてここに来たが、やはり妻には、まだ情が有る。
それに、智子と違い私は子供達とも別れる事になる。
しかし、今は自分の幸せや自分の都合を考えている時では無いと思う。
私の子供達と違い、理香ちゃんはまだ小さい。
理香ちゃんさえ大きくなれば、私はご主人に殺されても良いと思っている。
理香ちゃんが1人で判断出来る歳になるまで育てるのが私の責任だと思う。
智子も自分の幸せや世間体、罪悪感など全て捨てて、理香ちゃんの事だけ考えて欲しい。」

「それなら今迄通り、私と主人で・・・・・・・。」

「それでいいのか?智子はそれで平気なのか?
ご主人は何も知らずに、自分の子供だと疑いもせず一生懸命働き、
自分を犠牲にしてまで一生懸命愛情を注ぐ。
智子はそれを平気で見ていられるのか?
俺にはとても出来ない。
それに血とは不思議なもので、血の繋がりが無いといつかギクシャクしてくるものだ。
まさか自分の子供では無いなんて気付かないかも知れないが、お互いにどこかしっくりと来なくなる時が来る。
理香ちゃんも最初は戸惑うだろうが、いつか私の事を分かってくれる様になる。
それが血の繋がりだ。
本当の親子3人で暮らそう。」

しかし、妻にはすぐに返事が出来るほど、簡単な問題では有りませんでした。

「他の生き物を見てみろ。
子孫を残し、子孫を育てる事が最大の目的で、その為だけに生きているものも多い。
鮭もそうだ。子孫を残す為にぼろぼろになりながら激流を登り、子孫を残すと死んで行く。
私の人生もそれでいいと思っている。
ご主人に怨まれようと、妻や子供達に軽蔑されようと、世間に非難されようと、理香ちゃんさえ立派に育てる事が出来ればそれでいい。
私の幸せなどどうでもいい。智子はどうだ?」

その後、妻は一言も話さずに帰っていったそうですが、何も話さず、何も反論せずに帰った事で、妻を自分のものに出来ると確信したそうです。

稲垣は、妻が決心してくれるという自信は有ったのですが、最低でも2、3日は掛かると思っていたそうです。
しかし、稲垣にとっては嬉しい誤算で、妻は翌日の昼過ぎにはアパートに来て、部屋の入り口に立ったまま。
「理香の寝顔を見ながら、一晩よく考えました。」

「決心してくれたのだな?」

妻は、涙を流しながら、ゆっくりと頷いたそうです。
稲垣は妻を抱き締め、そのままベッドまで連れて行き、キスをしながら胸を触りました。

「やめて下さい。そんな事はやめて下さい。」

「どうしてだ?これから周囲の者は全て敵になる。
夫婦だけでも仲良くしていなくてどうする?
父親と母親が仲良くしなくて、理香ちゃんが幸せになれるのか?
これは私達だけの為では無い。
理香ちゃんの為でも有るのだ。」

「でもまだ私達は・・・・・・・・・・。」

「ああ。ご主人や私の家族に話すのは、ご主人が帰国して落ち着いてからになる。
理香ちゃんに話すのはもっと後だ。
でも、今迄兄妹の様に思っていた関係が、急に夫婦の関係にはなれない。
だからそれまでに、夫婦としてやって行ける様になりたい。
夫婦にとってセックスは大事な位置を占める。
それに、2人で皆を説得しなければならなくなるから、それまでに夫婦としての絆を強くしておきたい。
2人で力を合わせないと、理香ちゃんを幸せには出来ない。
分かるな?」

この日、稲垣と妻は2度目の関係をもち、その後何度も何度も、絆を深め合ったのでした。
この間、奥さんは話を聞きながら、ずっと声を殺して泣いていたのですが、急に顔を上げて、
「どうやって智子さんを抱いたの?どんなセックスをしていたの?」

そう言ってから奥さんは私の顔を見て、恥ずかしそうに慌てて俯いてしまいました。
私もその事が気になっていて、女で有る奥さんも同じ思いだと知り、少し安心したのですが、妻からは聞けても稲垣から聞くのは耐えられず、プライドも許しません。

「・・・・・普通に・・・・・・。」

「普通?少し待っていろ。」

私が稲垣からプレゼントされた妻の下着を取りに行くと、妻は眠っているようでした。
座敷に戻った私は、稲垣の前に卑猥な下着を放り出すと、その中から真っ赤なパンティーを手に持ち、大事な部分に空いている穴から指を出し、

「こんな物を穿かせておいて、普通にだと?おまえには何が普通なんだ?」

「いえ、すみません。以前からこの様な下着を身に着けた女性を、目の前で見てみたいと思っていましたが、妻に頼む訳にも行かず・・・・・。」

「私は知っていました。あなたにその様な趣味が有るのは知っていました。
あなたの書斎に隠してあった嫌らしいビデオは、ほとんどの女性がその様な下着を着けている物だったし、
その他にも、その様な下着のカタログや、インターネットからプリントアウトした、写真なんかも隠して有るのを知っていました。」

「それにしても、智子がこの様な物を素直に身に着けたとは思えない。
ましてや、あの様な格好で人前に出るなど考えられない。
また何か騙して穿かせたのか?」

「お聞きになったかも知れませんが、9年前と同じ様に・・・・・・・・・。」

初めの頃は、セックスの前には、必ず拒むような言葉を言い、行為中も時々拒む素振りを見せていた妻も、3ヶ月もするとその様な言葉も消えて、セックスを積極的に楽しんでいるかの様に見えました。

稲垣は、もうそろそろ色々な事をさせても大丈夫だと思い、妻が一度気を遣って快感の余韻に浸っている間に、通販で買っておいた下着を持って来て、自らの手で穿かそうとしたのですが、異変に気付いた妻の激しい抵抗に合ってしまい、仕方なく断念しました。

しかし、諦め切れない稲垣は9年前を思い出し、その時と同じ様に、今迄散々抱いたにも関わらず、どうしてもセックスの対象としては見られないと嘘をつき、
夫婦として上手くやって行くには、セックスの時だけは違った女になって欲しいと頼み、
最初は比較的大人しい物から身に着けさせて徐々に妻を慣らし、
徐々に過激な下着を身に着けさせていきました。

「それにしても、自分で楽しむだけでなく、どうして人前でもあの様な恥ずかしい格好をさせた?」

「それは・・・・・・・。」

「それは何だ?」

数ヶ月前から、妻の様子がおかしいと気付いたそうです。
それは、私がいつ戻ってきてもおかしくない時期になり、妻がまた迷い出したのだと思い、もう昔の妻では無いと分からせる為に、銀行に来る時以外はあの様な格好を強要したのです。

もう私の妻では無く、稲垣のものだと分からせる為に、脅したり宥めたりしながら説得して、あの様な格好をさせたそうです。

稲垣の話を聞いていて、妻の陰毛があの様な形に剃られていたのも、同じ理由だと思い、
「あそこの毛を剃ったのも同じ理由か?」

「はい。
最初は化粧や髪型、髪の色も変えさせ、あの様な格好をさせるだけで効果が有ると思っていましたが、
それらはどれも、ご主人が帰って来る前に直そうと思えば、直せる物ばかりだと気付きました。
髪も切って染め直せば良いし、化粧はすぐにでも直せます。
服や下着も捨てれば良い。それで不安になって。」

「智子は素直に剃らせたのか?」

「・・・・・・・・・・・・。」

「言わなくても、後で智子に聞けば分かる事だ。
今おまえから聞くのと、後で智子から聞くのでは、俺の怒りも違う。
話せない事は話さなくてもいい。おまえが決めろ。」

「最初はホテルで身動き出来ないように縛り、嫌がる智子さんを無視して・・・・・・・・・・すみませんでした。」

『最初は』と言う事は1度だけで無く、何度かその様な行為をされたという事です。
その時の妻の姿を想像すると不憫だと思いましたが、私を裏切っていた事とは別問題で、妻を許す事など到底出来ません。
セックスの本当の良さを覚えてしまっていた、妻の身体では仕方の無い事かも知れませんが、積極的に快感を得ようとしている姿を想像すると、妻が本当に騙されていたとしても、許す気になどなれません。

気持ちと身体は違うと思いたいのですが、妻が上になり下になり、ある時は、後ろからも突かれ、自らも腰を使っている姿を想像するだけで、許す気にはなれません。

「あの様な格好をさせて、この事が発覚しても良いと思っていたのか?
現にお袋が妻の異変に気付いた。
それに、毛を剃ってしまっては私が帰って来たらばれる恐れが有っただろ?」

「最初の頃は知られる事が1番怖かったです。
いいえ、ずっと怖かった。
でも、それ以上に智子さんが離れて行く事の方が怖く、その時はその時でどうにかなると思いました。」

あの計算高い稲垣が、妻が離れて行くかも知れないと思った時、感情だけで動きました。
この事からも、やはり今は奥さんの手前言っているだけで、本当は妻の事を今でも愛していて、まだ諦めてはいないのでは無いかと疑ってしまいます。
今はじっと台風が通り過ぎるのを待っているだけで、まだ諦め切れていないのでは無いかと疑ってしまいます。
そう思うと、益々妻とは離婚出来ません。

妻があの様な状態になったのは、長年信じていた稲垣に裏切られていたと、知った事からだと想像はつきますが、この男なら、私達を欺いて少しでも穏便に済ます事が出切る様に嘘をついたとでも言い、また妻に取り入る事は容易い事でしょう。

妻に対する未練や情も有るのですがそれ以上に、誰に何と言われようとも、妻とこの男が自由になり、幸せになる事だけは我慢出来ないのです。
稲垣は勿論ですが、もしも別れる様な事になれば、妻にも幸せにはなって欲しくないのです。
一生後悔して、苦しんで欲しいのです。
私は、そんな、くだらない男なのです。

妻があの様な状態になって寝ている事自体、妻の身勝手な甘えだと思えてきて起こしに行ったのですが、妻はベッドに寝て壁を見たまま、私を目で追う事もしません。

「おまえも座敷に来い。おまえからも聞きたい事は山ほど有る。」

やはり妻は、私の存在など気付いていないような様子で、一人言の様に呟きました。

「彼も同じだった。父や義兄と同じだった。」

そう言うとまた目を閉じて眠ってしまい、このままでは妻が壊れてしまうと感じたのですが、私にはどうする事も出来ません。

***

稲垣夫婦が帰り、私も少し眠っておこうと横になったのですが、色々な思いが交錯して、眠る事が出来ずに朝を迎えてしまいました。
この様な人生の一大事にも関わらず、いつまでも会社を休む訳にもいかないと、仕事の事が気になりだし、結局母に妻の事を頼んで出社しました。
この様な私を自分でも情け無く思いますが、後の生活の事まで考えてしまうのです。
妻や娘と離れる様な事にでもなれば働く意欲など無くなり、仕事など辞めてしまうかも知れないのに、会社に行ってしまったのです。

しかし、この様な状態では、まともな仕事など出切るはずも有りません。
何度か仕事を抜け出して、母に電話をして妻の様子を聞いたのですが、妻の状態は変わる事は有りませんでした。
私を気に掛けてくれている上司が昼休みに、
「どうした?家庭で何か有ったのか?」
ずばり言い当てられた私は、この上司だけには話しておこうと。

「はい。帰国してから妻と少し・・・・・・・・・。」
それだけで上司は悟ったかのように。

「そうか。俺も昔単身赴任をしていた時に、女房と色々有った。
今回の事はあんな遠くに赴任させた俺にも責任が有る。
君がいないのは仕事上痛いが、決着が付くまで休暇を取れ。」

「しかし・・・・・・。」

「男にとって仕事は大事だが、家庭有っての仕事だ。後は俺が上手くやっておく。」
私は上司に感謝し、言葉に甘えて急いで家に帰りました。

家に帰るとそのまま寝室に行き、妻に何度も呼びかけたのですが、一瞬目を開くだけでまたすぐに瞼を閉じてしまいます。

「私が話し掛けても、ずっとこんな状態だよ。
トイレに行く時でも、まるで夢遊病者の様だし。
一度医者に診てもらったほうが、良いのではないのかい?」

母に帰ってもらい、椅子に座ってじっと妻を見ていたのですが、昨夜は眠れなかった事も有り、知らぬ内に眠ってしまい、気が付くと窓の外は暗くなり出しています。
妻を見ると目は開いているのですが、じっと天井を見たままでした。

妻のこの様な姿を見せる事に抵抗は有ったのですが、娘を会わせてみようと思って実家に行くと、娘は私を見つけて抱き付いて来たので、私は涙を堪える事が出来ません。
手を繋いで帰る途中、娘にお母さんが病気になったと話し、それを聞いた娘は走り出したので私も後を追いました。
娘は寝室に入ると妻に駆け寄り、顔を覗き込んで、
「お母さん。お母さん、大丈夫?」

娘の声を聞いた妻は一瞬ビクッとし、夢から覚めたかの様に娘を抱き締め、稲垣夫婦に連れ帰ってもらってから初めて、声を出して泣きました。
「理香、ごめんね。ごめんね。」

今夜は、私と妻の間で寝たいという娘の希望を叶え、ベッドで川の字に成って寝たのですが、娘が眠ると妻が、

「あなた、ごめんなさい。私は昨日からずっと、もう一人の自分と会っていました。
もう1人の私と話しをしていました。
それで分かった事が沢山有ります。聞いて頂けますか?」

私と妻は娘を残してキッチンに行き、向かい合って座りました。
「もう少し落ち着いてからの方が良いのではないか?」

「いいえ、今聞いて欲しいのです。私はずっと自分に嘘をついていました。
若い頃から自分を偽って生きて来たと分かりました。
今聞いてもらわないと、また自分に嘘をついてしまう。
あなたにも嘘をついてしまう。」

私は聞くのが怖かったのです。
私の想像通りの事を言われるのではないかと思い、聞きたくは無かったのです。
しかし、知りたい欲望の方が勝ってしまい。

「そうか。それなら聞こう。」

「私は若い頃から、彼の事が好きだった様な気がします。
彼には典子さんという婚約者がいたので、彼を兄でもない父でも無い、訳の分からない存在にしてしまっていましたが、本当は愛していたのだと思います。
姉の所を飛び出して、その夜抱き締められてキスをされ、凄く嬉しかったのは彼を愛していたからだと思います。
あなたと付き合う様になったのも、彼に勧められたからです。
このままでは男性恐怖症に成ってしまうかも知れないから、一度デートに応じてみるのも良いかもしれないと言われたからです。」

私は、稲垣の存在自体が無ければ、こんな事にはならなかったと思っていましたが、皮肉なもので、稲垣がいなければ私達が夫婦になる事も無かった訳です。

「稲垣を忘れたくて俺と付き合ったのか?奴を忘れたい為に、好きでも無いのに俺と結婚したのか?」
いつの間にか、稲垣の奥さんと同じ様な事を訊いています。

「私は自分を変えたいから、お付き合いを承諾したと思い込んでいましたが、本当はそうだったのかも知れない。
彼を忘れたくて付き合ったのかも知れない。
でも結婚したのはあなたが好きになったからです。
あなたを愛したからです。それだけは信じて。」

信じたいのですが、これもまた稲垣が奥さんに言った言葉と同じでした。
立場は違っても、私達夫婦と稲垣夫婦は似ているのかも知れません。
違いと言えば、奥さんは2人の関係を疑いながら、ずっと苦しんで来たのに対して、私は稲垣の存在すら知らずに、のうのうと生きて来た事です。

「9年前にあなたを裏切った時も、私は確かに精神的に少しおかしかったし、あなたと喧嘩をして自棄になってはいたけれど、
彼の言う事を100パーセント信じた訳ではなかった様な気がします。
彼の言う事を信じよう。
あなたとの子供が欲しくて、我慢して抱かれるだけで、決して彼に抱かれたい訳では無いと自分に信じ込ませていただけで、彼の事をまだ愛していて、抱かれたかったのかも知れない。
自分に対して必死に言い訳をしていただけで、彼の愛を身体で感じたかったのかも知れません。」

今まで私は嫉妬心から、妻の稲垣に対する愛をどうしても白状させたかったのです。

しかし、このように告白されると、嘘でも『私は騙されただけだった。』
『私を騙し続けた稲垣が憎い。』と言って欲しかったと思いました。

稲垣に対する奥さんの質問を聞いていた時は、奥さんの前では、妻の方を愛しているとは言えるはずは無いので、そんな質問は愚問だと思っていても、いざ自分の事になると気になり、やはり同じ事を聞いてしまうのです。

「ずっと稲垣が好きだったと言う事か?俺よりも稲垣を愛していたのか?」

「いいえ、あなたを愛していました。私はあなたを1番愛していました。」

やはり愚問でした。
私に面と向かっては、私よりも稲垣方を愛しているとは言えない事は分かっています。
仮に妻の言った事が本当だとしても『1番愛していた』では当然納得など出来ません。
1番という事は2番が有るのです。
『あなただけを愛している』でないと、私の心は満足しませんでした。
このままでは、今まで妻に愛情を注ぎ、妻も私だけを愛してくれていると信じて来た人生が、稲垣の奥さんが言っていた様に、全て無駄に思えてしまいます。
その時はそうでも、今は私だけを愛していると言う言葉を聞きたくて、止めておけば良いのに、質問を続けてしまいます。

「その時はそうだったのかも知れないが、今回はどうだ?
今回は理香の事で騙されていたのだろ?
その事で俺と別れて奴と一緒になろうと思ったのだろ?
それとも、奴を愛していたのか?」

「理香があなたの子供では無いと言われた時はショックでした。
理香の寝顔を見ながら考えていて、私は何を悩んでいるのだろうと思いました。
普通ならあなたに許しを請い、許してもらえなければあなたと離婚して、私一人で理香を育てて行く事になると思います。
選択は二つに一つしか無いと思います。
しかし、私は彼との再婚も考えている。
彼の事が好きでなければ、この様な事を悩む事自体無いと思いました。
悩むという事は、多少でも彼に対しての愛が有るのだと思いました。
勿論、理香があなたとの子供だと分かっていれば、離婚など考えもしませんでした。
彼よりもあなたへの愛情の方が遥かに大きかった。
でも、理香の事考えると、彼の言う通りにした方が良いと思ってしまいました。」

この話だけでも、かなりショックだったのですが、次の話で私は奈落の底に、突き落とされてしまいます。

「昨日からもう一人の私と話しをしていて、今回も自分を正当化する為に、自分自身に嘘をついていただけで、本当は彼の事が未だに吹っ切れていなかったのだと思い知らされました。
私は違う世界に行ってしまった様な状態でしたが、最初は彼に裏切られたショックからだと自分を甘やかせていました。
しかし、そうでは無くて、自分に嘘をつきながら自分を庇っていただけで、彼の嘘は切欠に過ぎず、彼への愛情から、あなたを裏切っていた事が分かり、その事がショックで現実の世界に戻れなかった。
いいえ、戻ろうとしなかったのだと分かりました。
その証拠に、理香があなたの子供では無いと、彼に言われる前からあなたを裏切っていました。
これは彼への恩返だと自分を偽りながら、あなたを裏切っていました。」

何でも正直に、洗い浚い話そうとしている妻には、それがどの様な事かなど、怖くてとても訊けません。
私は、この事については軽く流したくて、
「ああ。稲垣から聞いて知っている。
食事を作りに行ったり、掃除洗濯をしに行っていた事だろ?
キスまではしていた事だろ?その事はもういい。」

「えっ?彼とキスはしていません。彼と関係をもってからは有りましたが、それまでは要求されても断わりました。」

「それなら稲垣が嘘をついていたと言う事か?そう言えばキスとは言わずに、キスの様な事と言っていたが、キスの様な事とはキスとは違うのか?」

「キスの様な事?あっ・・・・・・・・・・それを今から話そうと・・・・思っていました。」

これ以上まだ何か有るのかと思うと、もう聞きたくないと思いましたが、妻は私に全て正直に話そうとしていました。

妻が稲垣のアパートに行く様になってから、2週間ほど経った日曜日に、掃除と洗濯をする約束をしていた妻がアパートに行き、チャイムを鳴らしても稲垣からの返事は有りませんでした。

当然、妻が来る事は分かっているので、近くにでも行っているのだろうと思い、預かっていた合鍵で開けて入って行くと、
下半身だけ裸の稲垣が椅子に座り、仕切に硬くなった物をしごいていたそうです。
妻は、余りの事に、持っていたバッグを落としてしまい、両手で顔を覆いました。

「すまん、すまん。とんでもない姿を見せてしまったな。
誰にも見られたく無い姿を見られてしまった。
午前中に来てくれると言っていたか?
私は午後に来てもらえると思い込んでいた。」

そう言いながらも、稲垣は下半身を隠そうともしないので、妻は目のやり場に困り、
「それをしまって下さい。私、帰ります。」

「悪い、悪い。そう言わないでくれ。
慌てて隠しては、凄く悪い事をしていたようで、余計に恥ずかしいだろ?
これでも私の、精一杯の照れ隠しなのだ。
気を悪くしないで欲しい。」

急に寂しそうな顔をした稲垣はパンツとズボンを穿き、インスタントコーヒーを2人分作って妻に勧め、自分も妻の向かいに座るとコーヒーを飲みながら、
「軽蔑しただろ?当然軽蔑するよな。私自身、自分を軽蔑しているのだから。
こんな歳になってこの様な行為をしているじぶんを、この様な行為をしなければならない自分を、情け無く思ってしまうのだから。」

「いいえ、軽蔑するなんて・・・・・・。」

「妻とはもう3年ほど関係をもっていない。
完全なセックスレス夫婦という訳だ。
私は妻を抱きたかったが、ずっと妻に拒まれて来た。
妻にすれば、他に男がいたのだから当然だったのだろうが、
私にもまだ性欲は有る。
風俗にでも行けば良いのだろうが、お金でその様な事をするのは抵抗が有る。
そうかと言って浮気をする相手も勇気も無い。
結局3年間自分で処理していた訳だ。
いや、智子には嘘をつきたくは無いので正直に言うが、本当は風俗の店の前まで行った事は有る。
それも2度も。
ただ、変なプライドが邪魔をして入る勇気が無かっただけだ。
情けない男だろ?どうしようもない男だろ?」

この話で妻の同情をかおうとしているのですが、やはり稲垣は嘘をつくのが上手いと思いました。
この話は勿論作り話なのですが、嘘の話の中で嘘をついたと白状する。

即ち二重の嘘をついて、この話をいかにも本当の事の様に、信じ込ませようとしているのです。

「自分でするというのは惨めなものだ。終わった後に後悔が残る。
終って冷静になると、自分のしている時の姿を想像してしまい、自分に対して猛烈な嫌悪感を覚える。
そのくせ食欲と同じで、性欲もどうしようもない。
溜まってくると知らぬ内に自分の物を握り締めている。
智子も笑えて来るだろ?笑ってもいいぞ。
自分でも情けなくて笑えてしまう。」

「笑うだなんて。」

「私の人生は何だったのだろう。
これから一生この様な事をしながら生きて行く。
こんな人生ならもう終っても良いと思いながらも、自分で終らせる勇気も無い。」

「お願いですからそんな事を考えないで下さい。何か私に出来る事は無いですか?何か有れば言って下さい。」

妻は、一般的な意味で言ったのですが、稲垣は待っていましたと言わんばかりに、
「実は、智子が来たので途中で終ってしまった。
ただでも出したかったのに、途中で止めてしまったので、情けない事に、今話していても神経はあそこに行ってしまっている。
恥ずかしい話なのだが、男の生理として仕方が無いのだ。
でも一人で惨めに処理するのはもう嫌だ。
はっきりと言うが、協力してくれないか?
私を助けると思って手伝ってくれないか?
こんな事は智子にしか頼めない。
妻にさえ頼んだ事は無い。お願いだ。」

稲垣は、これが目的で、わざと妻にこの様な行為を見せたのでしょう。
いくら没頭していたとは言っても、狭いアパートの部屋でチャイムが鳴れば、人が来たのを気付かない訳が有りません。

「私には主人がいます。そんな事は出来ません。」

「勘違いしていないか?私もご主人を裏切らせる様な真似はさせたくない。
少し手伝ってくれればいい。
手伝ってもらえれば、自分一人でこそこそとやっているのでは無いので、随分気が楽になる。
自分への嫌悪感も少なくなる。頼む、助けてくれ。」

稲垣の頼みは、自分でしている手を、その上から握っていて欲しいというものでした。
こんな頼みは、普通の女性なら決して聞く事は有りません。
それどころか怒って帰ってしまい、二度とここを訪れる事もないでしょう。
やはり妻には、稲垣に対する普通ではない思いが有ったのでしょう。
妻は、稲垣の座った椅子の横に座り、目をしっかりと閉じて横を向き、自分の物をしごき続ける稲垣の手を握っていました。
この時は、最後は稲垣が左手に持っていたティッシュで、自分で受け止めましたが、これでは妻が最後まで目を閉じていて面白く無かったのか、次に行った時には、その様子を見なければならない様に、妻にティッシュを持たせて受け止めさせ、終わった後の処理までさせていました。

その後、稲垣の要求は更にエスカレートし、妻もその様な事を何度かさせられている内に、次第に私に対する罪悪感も薄れ、横から、前から、後ろから妻がする様になり、稲垣は何もせずに、ただ快感に浸る様になって行ったそうです。

特に後ろからする様に要求される事が多かったそうですが、これは妻との密着度も増し、妻の乳房が背中に当たって、気持ちが良かったからだと思います。

「おまえは奴のオナニーを手伝っていたということか?まさか、キスの様な事というのは?」

「ごめんなさい。」

「飲んだのか?」
またこの様な事に拘ってしまいましたが、それと言うのは、私は妻に飲んでもらった事は無かったからです。
勿論、妻に口でしてもらう行為も有りましたが、それはセックスの中の一部としてで、放出にまで至る行為では有りません。
若い時には、妻が生理中で出来ない時に、口でしてもらった事が有ったのですが、妻はティッシュに吐き出し、私も飲んでくれとは言えませんでした。
こんな事で愛情は測れないかも知れませんが、もしも飲んだとすれば、妻の稲垣に対する愛情の深さを感じてしまうのです。

「どうした?飲んだのか?」

「最初は、吐き出していたのですが、吐き出されると、凄く悪い事をさせている気分になると言われて。」

「いくら世話になった恩人だと思っていたとしても、普通の女性はその様な事はしない。
ましてや、飲むなどという行為は決してしない。
やはり、おまえは奴の事をそれだけ好きだったのだな。」

「ごめんなさい。私もそう思います。
彼が可哀想に思え、彼に対する恩返しだと思い込んでいたけれど、あなたの言う様に可哀想や恩返しなどでは、
あなたを裏切るあんな事までは出来なかった。
彼の事も愛していたのかも知れません。
彼を喜ばせたかったのかも知れません。
私がしてあげる事で、彼が喜ぶ顔を見たかったのかも知れません。
ごめんなさい。私は2人を愛していたのかも知れない。
でも、彼よりもあなたの事を遥かに愛しています。これは本当です。」

「奴にもそう言っていたのだろ?」

「そんな事は有りません。
言い訳にはならないけれど、あなたが側にいたら、決してこの様な事はしませんでした。
あなたがいない事で身軽になった様な、自由になった様な気持ちだったと思います。」

「でも、それはおまえも納得した事だろ?
確かに俺が単身赴任すると半ば強引に決めたが、それは理香の入学の事も有ったからだ。
正直、向こうでは色々な誘惑も有った。
しかし俺は全て断って我慢した。
それなのにおまえはたった数ヶ月で・・・・・・・。
今の俺の悔しさが分かるか?
寂しさが分かるか?
信頼し切っていた妻に裏切られた男の気持ちがおまえに分かるか?」

「ごめんなさい。ごめんなさい。」

「泣いても駄目だ。おまえと稲垣だけは絶対に許さない。
法律なんてどうでもいい。おまえと離婚しても、絶対に幸せにはさせない。
どの様な手を使ってでも、必ず地獄に落としてやる。」

心の中で、まだ何処か妻を庇う気持ちが有った私も、これで妻とは終ってしまったと思いました。
自分の言葉が更に怒りを誘発し、どんどん気持ちが昂っていき、復讐鬼にでもなった気分です。

最初は稲垣の話を聞いて、妻は稲垣に騙されて関係をもったと思いましたが、妻の話を聞いていると、稲垣の嘘を承知で関係をもった様です。
自覚は無くても、気が付かぬ内に自分自身を偽り、稲垣の言う事を嘘と承知で騙されて、自分の罪悪感を和らげていたのだと思います。
ここまでなら、稲垣よりも妻の方が一枚上手だったという事になります。
しかし、あの稲垣が、その様な妻の気持ちに気付かないはずが有りません。

結局、稲垣は、そんな妻の気持ちなどお見通しで、更にその上を行き、妻が自分の要求に従い易い様に、嘘をついて切欠を与え、妻の背中を押していた様な気がします。
お互い好きな気持ちが有りながら、お互いそれを知りながら、家族や仕事を捨て切れなくて、その事を口に出す事も出来ずに、こんな駆け引きを続けていたのでしょう。
今後、妻とは同じ人生を歩んでは行けそうに有りませんが、このままでは余りに寂し過ぎます。
その寂しさを多少でも癒す事の出来る望みは、妻が数ヶ月前から変わったと言う、稲垣の言葉だけでした。

妻とは終ってしまったと思っていても、私の選択は離婚だけでは有りません。
離婚して新しい人生を歩む。
娘のために我慢して、修復を目指す。
修復は目指せないが娘のために離婚せず、仮面夫婦になる。
離婚せずに一生虐め抜いて、奴隷のように扱う。

「稲垣が、数ヶ月前から智子の様子が変わり、智子が離れて行く様な気がしていたと言っていたが、何か気持ちの変化でも有ったのか?」

「理香が彼の子供だと思い込んでからは、彼と一緒になる事が最善だと思っていました。
理香にとっても、その方が良いのかも知れないと思いましたが、本当は私が怖かっただけかも知れません。
あなたに知れれば離婚になると思うと怖かった。
離婚された後はどうなるのか怖かったです。
私が自分で招いた事だとは言っても、何もかも無くしてしまう。
それなら新しい家族を持てる方を選ぼうと、ずるい考えをしてしまいました。」

「それだけでは無いだろ?稲垣の事も愛していた。」

「その時は気付きませんでしたが、いいえ、気付こうとしませんでしたが、それも有ったかも知れません。
彼よりも遥かにあなたの事を愛していても、暫らく会っていなかった事も有って、目先の愛を選んでしまったのかも知れません。
一時はあなたへの罪悪感を忘れたくて、何もかも忘れたくて、私から彼を求めてしまった事も有りました。
でも何故か彼との関係に違和感を覚えて来ました。
私は逃げているだけで、本当に一生を共にしたいのはあなただと気付きました。
例え、理香が彼の子供でも、あなたと3人で暮らしたいと、はっきりと分かりました。」

「それなら、何故、あいつの言う通りにしていた?
何故、あの様な格好までさせられていた?
何故、断らなかった?」

「断れませんでした。
理香の為に離婚を覚悟して、子供達とも別れる覚悟をした彼に悪くて断れませんでした。
でも本当は、これも私のずるさで、あなたに捨てられた時の行き場所を、確保しておきたかったのかも知れない。」

これを聞いて、離婚後に稲垣との再婚も有り得ると思った私が決めたのは、
離婚せずに妻を虐めて、一生私の側で償わせるという道でした。

「智子は離婚を覚悟して話したと思うが、そんなに離婚したいか?」

「えっ?ここに居させて貰えるのですか?お願いします。どの様な償いでもします。」

「勘違いするな。
おまえとは普通の夫婦には戻れない。
これからは全て俺の言う事を聞け。
おまえに自由は無い。白い物でも俺が黒だと言えば黒だ。
それでも良いならここに居ろ。
決して勘違いはするなよ。これも理香の為だ。
おまえの顔など見たくないが、理香の為に我慢する。」

「ありがとうございます。どの様な形でも、今の私には嬉しいです。」

私に逆らう事が有った場合は、離婚を約束させ、
翌日、妻に離婚届を貰って来させ、
離婚届の妻の欄と、私の書いた離婚条件にも署名捺印させようとすると、妻は躊躇しました。

「どうした?
あいつの言う事は、あんな事まで信用しようと努力したおまえが、
俺の事は信用出来ないか?
おまえが俺の言う事に逆らわない限り、
勝手に離婚届を出す様な事はしない?」

「ごめんなさい。ただ条件が・・・・・・・。」

確かに離婚の時の条件は、裁判でもすれば全て通らない様な法外な物ばかりです。

「どこが気に入らない?全ての財産を放棄するという項目か?それとも慰謝料として1億円払うという所か?」

慰謝料が1億円など、有り得ない金額です。
しかし普通の金額では、稲垣が肩代わりする事も考えられたので、無理を承知でこの金額にしました。
「違います。理香の親権の所です。
親権があなたなのは、わたしのやった事を考えれば仕方が無い事だと思います。
ただ、離婚後一生会わないと言うのは・・・・・・・・。」

「そうか。おまえは今からもう、俺に逆らって離婚になる事を考えているんだ。
離婚にならない様に、一生懸命償うのかと思っていたが、
今は逆らわずに、ほとぼりが冷めるのを待とうと言う考えだ。
言っておくが、今も俺に逆らっている事になるのだが?」

妻は慌てて署名しながら、
「ごめんなさい。今回だけは許して下さい。
一瞬、理香と会えない人生を想像してしまいました。
もう絶対に逆らいません。どうか許して下さい。」

「今回だけだぞ。その事はもういいから今夜は俺の好物を作れ。言わなくても何か分かるな?」
妻は、材料を買いに行き、その材料を見ただけで、私の1番好きなハンバーグだと分かりました。
妻のハンバーグは絶品で、それを食べてからは外食でも、ハンバーグを注文した事が有りません。
いかし、いざ食べようとナイフとフォークを持った時に吐き気を覚え、娘が心配する中、私は無言でキッチンを出ました。

私は、寝室に行って寝転びましたが、これは妻への嫌がらせでは無くて、稲垣の物を散々触った手で捏ねたかと思うと、身体が受け付けなかったのです。
ハンバーグだけでなくご飯でさえも、妻がその手でといだかと思うと、食べる事が出来ないのです。
娘が食べ終わり、テレビを見ている間に寝室に来た妻は、

「すみませんでした。お気に召さなかったですか?」

「ああ。確かにハンバーグは好物だ。
しかし今の様な精神状態の時に、あのような油っこい物が喉を通ると思うのか?
おまえは全然反省していない。
もしかすると、もう終った事だと考えていないか?
俺の気持ちを少しでも考えれば、あんな物は作らないはずだ。
俺はカップラーメンでも食べるから、すぐに買って来い。」

「ごめんなさい。私の配慮が足りませんでした。
カップラーメンなどと言わずに、何でもおっしゃって下さい。作り直します。」

「聞こえなかったのか?俺はラーメンを食べると言ったはずだ。
俺には逆らわなかったのでは無いのか?
智子には『はい』以外の返事は無いはずだ。すぐに買って来い。」

その後も、妻の作った物を食べられる事は有りませんでした。

その間、稲垣への復讐も考えていましたが、私が思い付く事は違法な事ばかりです。
それでも良いと思っていても、娘や私の将来を考えると現実には出来ません。

私に出来る事は慰謝料を取る事と、精々行員同士の不倫なので銀行へ訴え、稲垣の社会的地位を脅かすぐらいの事でした。
先に銀行へ、ばらしたのでは、稲垣が困るだけの慰謝料は取れないと思い、銀行については何も触れないで、ただ慰謝料のみ文章で請求すると、次の日に電話がかかり、
「この度は申し訳ない事を致しました。
慰謝料もお支払いする覚悟でいますが、5千万は余りにも法外で、高額すぎてお支払いできません。」

「法外?旦那のいる人妻を好きにしておいて、法外などという言葉がよく出てくるな。
その事は法律違反だから、慰謝料が発生するのだろ?おまえから法外などと言う言葉が出てくるとは思わなかった。
おまえはいくら位を考えている?」

「・・・・はい・・・・・500万を・・・・・・。」

「俺も色々調べたが、確かに500万は良い額だ。
でもそれで俺の気が晴れると思っているのか?
俺は今回の事で一生苦しむ。
おまえは一度車を買い換えるのを我慢すれば終わりだろ?
そんな事で俺は許す気になんかなれない。
俺の望みは金では無い。おまえも苦しむ事だ。よし、続きは銀行で話をしよう。」

「銀行だけは許して下さい。必ずこちらから返事を致しますので、暫らく考えさせて下さい。」

そう言った稲垣からは、1週間を過ぎても返事が来ず、お金と職を天秤にかけているのだと思っていましたが、私の知らぬ所で話は違った方向へ動いていました。
2週間経ち、私が痺れを切らして銀行へいつ乗り込もうと思っていた時、稲垣の代理人を名乗る弁護士から電話が有り、
「慰謝料300万で示談にして頂けないですか?
そちらが離婚されない場合、私は300万でも高いと思いますが、示談をお願いするのですからこの金額にさせて頂きました。
裁判をなされても、この金額より上は無いと思います。
その上弁護士費用や裁判費用で、100万はかかる。
結局手元に残るのは200万がいいところです。
お互いに無駄を省く為に、示談を了承して頂きたい。」

「断る。俺はお金が目的では無い。」

「それでは何が目的ですか?
今の日本では復讐は認められていない。
稲垣さんから聞きましたが、5千万など有り得ない。
余りに常識からかけ離れていると、恐喝で訴える事も出来るかも知れない。
どちらにしても、今返事を頂こうとは思っていないので、後日私と会って頂きたいのです。
今後の交渉は稲垣さんに直接せず、必ず私を通して下さい。」

この弁護士は仕事でこう言っていると分かっていても、この男まで憎くなります。

「分かりました。私も代理人を立てます。
今後の話はあなたとお隣の犬とでお願いします。
これでは代理人ではなくて代理犬になってしまうから駄目ですか?」

「私を侮辱するおつもりですか?」

「いいえ別に。
私は、あなたを奴の代理人だと認めた覚えは無い。
そんな事が通るのなら、私も代理の者を勝手に決めても良いはずだ。
私が奴と直接話しては駄目だと、裁判所から勧告でも出たのか?
人の家庭を壊しておいて、後は顔も出さずに知らん顔はさせない。」

これが法的に通る話かどうかは別でした。
しかし、この弁護士は私の怒りも多少は理解してくれ、後日稲垣と話す場を設ける事を約束してくれました。
ただし、2人だけでは無く、この弁護士の立会いの下ですが。

電話の後、私は稲垣の強気の訳を知りたくて、奥さんの携帯に電話をすると、稲垣夫婦の離婚が決まった事を知りました。
奥さんは怒りから、親戚や子供達にも話し、銀行へも話しに行ったそうです。
その結果出た処分が得意先への出向で、それも、小さな会社ですが常務として迎えられるそうです。

世の中など、この様なもので、悪い事をすればいつか地獄に落ちるなどと言うのは嘘で、悪い人間ほど上手く立ち回って行くのです。
向かい入れる会社も、稲垣の銀行とパイプを太くしたいのが見え見えで、全て承知で向かい入れるらしく、この事で稲垣を脅すのは無理になりました。

妻も銀行を辞めさせたので、稲垣との接点は無くなりましたが、何も怖い物が無くなり、自由になった稲垣には恐怖すら覚えます。
妻には事有るごとに散々嫌味を言って虐め、泣かせて来たのですが、思う様にならない稲垣への怒りも妻に向かい、今までしなかった性的な虐めをしようとしていたのですが、裸になる様に命じ、周囲に短い毛が生え出した逆三角形の陰毛を見ていると、稲垣を思い出し、嫌悪感を覚えてしまい触れる気にもなれません。

「なんだ?その陰毛は。久し振りに淫乱な身体を触ってみようと思ったが、汚くてとても触る気にはならない。
でも、折角裸になったのだから、俺をその気にさせる様に、後ろを向いて尻を振って誘ってみろ。」

妻は、逆らわなくなっていて素直に従いましたが、私はその事が面白く有りません。
逆らえば離婚だと言っておきながら、妻が嫌がり、泣きながら私に許しを請う姿が見たいのです。

「いくら俺に言われたにしても、よくもその様な真似が平気で出来るものだ。そこまでして、この家にしがみ付きたいのか?」
妻は、それでも反論せずに、唇を噛んで涙を堪えていました。
私が稲垣と会ったのは、それから3日後の事です。

私には、ある考えが有り、弁護士に指定された喫茶店を断り、弁護士事務所で会う事にしたのですが、これは相手の懐に飛び込み、相手を油断させる為でした。
「慰謝料300万で示談に応じます。ただ一言謝って頂きたい。それで全て水に流すつもりで来ました。」
すると稲垣は、
「大変なご迷惑と苦痛を与えてしまいました。どうか許して下さい。」

「先日、先生の話を聞いてから後で考えていて『裁判なんかして長引かせずに、早く決着を着けて忘れ、新しいスタートを切った方がお互い幸せになれるぞ』と言ってもらっていると感じました。
私も早くこの事を忘れたいので、これで終わりにしましょう。」

私が握手を求めると、稲垣は恐る恐る手を出しました。
その様子を弁護士は微笑んで見ていましたが、その微笑の中には、自分が説得をして私の考えをここまで変えさせたという、稲垣に対する自慢も有った事でしょう。
当然私は、憎い稲垣と握手をする気など無いのですが、目的の為には仕方が有りません。

「判を押す前に、今後妻と二度と連絡を取らない事と、二度と会わない事を書き足して頂けませんか?」

「その事は交渉する前に、稲垣さんに確認して有ります。稲垣さん、宜しいですね?」
稲垣は、一瞬返事を躊躇いましたが、弁護士の再度の確認に頷きました。

「それと、この約束を破った時の罰則もお願いします。
そうでないと、その様な約束は無いに等しくなってしまいます。
私は安心して暮らしたいだけなのです。
本当は気が弱いので、何か無いと不安なのです。」

どの様な罰則規定を盛り込むか聞かれ、約束に違反した時には、5千万を支払うと書き入れて欲しいと言ったところ、
「それはいくら何でも無茶です。もう少し現実的な額で無いと。」

「そうですか?それはまた連絡を取り合う事も有ると言うことですか?
それなら示談にするのは考えます。
追加で書き込んでもらった事も、何の意味もなくなる。
もう妻と会わないのなら、5千万でも1億でも良いと思うのですが?
最初から破るつもりの約束なら意味が無い。
私は先生の和解案に従いたかったのですが残念です。
裁判所でお会いしましょう。」

私が立ち上がると、弁護士が再度金額を下げる様に提案してきました。
私は、稲垣の困る額が良かったのですが、あまり拘っても変に思われるので、結局1千万という事になりました。
この額ではあまり困らないとも思いましたが、最初からお金が欲しいわけでは無くて、稲垣を出し抜く事が出来れば、私の心も少しは癒されるのです。

私の考えている事は違法な事だと分かっています。
しかし、不倫と同じで発覚しなければ、なんら違法行為にはなりません。
これは妻に踏み絵をさせる意味も有り、妻さえ本当の事を言わなければ、ばれる可能性も無いと思うのですが、もしも妻が私を裏切り、犯罪者になった時は妻と稲垣に対して、本当の犯罪を起こしてしまうかも知れません。

私の口座に300万振り込まれた夜、妻に通帳を見せ、
「これを見てみろ。俺がこれだけ苦しんでいるのに、稲垣は300万振り込んで終わりにするそうだ。たったの300万だぞ。これならやった者勝ちだ。」

「ごめんなさい。」

「ごめんなさいだ?おまえは気楽でいいな。まあ俺も考え方を変えれば、俺が遠くにいて使えない間の女房の穴を、300万で貸したと思えば得をしたのかも知れない。もうおまえの穴は使う気にならないから、次の男を見つけてもう少し稼がせてくれ。返事は?」

勿論、私にその様な気持ちは無いのですが、流石に妻もこればかりは『はい』とは言えない様です。

「俺の苦しさが分かるか?違法行為をしたくせに今は法に守られている奴には、何も出来ない俺の辛さが分かるか?」

「私が悪いのです。ごめんなさい。」

「私が悪い?まだ奴を庇っているのか?」

「違います。そうでは有りません。」

いよいよ私の計画を妻に話す時が来ました。
「それなら俺の気持ちを少しでも楽にしてくれないか?俺の復讐を手伝ってくれないか?」

「復讐?」
「余計な事は聞かなくてもいい。おまえが言えるのは、はいと言うのか、いいえと言ってここを出て行くかだ。」

「はい・・・・お手伝い・・します。」
私が計画を話すと、妻の顔色が変わりました。

「そうだ。俺がしようとしている事は、完全な美人局だ。
智子さえ裏切らなければ、絶対にばれない犯罪だ。
俺だって犯罪などしたくはない。
誰が俺にこの様な事をしなければならない様にした?」

「・・・・・私です。」

早速稲垣に電話をかけるように言うと、妻は電話の前までは行ったのですが、受話器を取ろうとはしません。

「俺のやろうとしている事はそんなに酷い事か?
長年俺を騙し続けていた事よりも酷い事か?
旦那が遠い国で、家族の為に一生懸命働いている間、他の男に抱かれて涎を垂らし、腰を振っていた事よりも酷い事か?」

妻は、ようやく私の指示通りに電話しましたが、話し方が余りにもぎこちなく、その上途中で泣き出したので、ばれないか心配しましたが、それが返って稲垣の心を揺さぶったようです。

「奴を騙すのが泣くほど辛いか?俺を騙し、裏切る事は平気で出来たのに。」

「違います。」

「まあいい。それより奴は何と言っていた?」

「そんなに辛ければ離婚して、私の所に来いと言われました。」

「それが嬉しくて、嬉し泣きだったのか。」

「違います。あなたに、この様な事までさせてしまう事が辛かったのです。」

「本当か?それよりも金曜日はどうなった?」

「会う約束をしました。ただ、あなたに言われた様に彼のアパートでは無くて、ホテルのロビーで会う事になってしまいました。」

稲垣は、私を警戒しているのでしょうが、まさか妻がこの様な事をするとは、微塵も思っていないはずです。
妻に無理やりさせている私でさえ、私の好きだった妻は、決してこの様な事は出来ない女だったと思っているのですから。

稲垣の仕事の都合で、夜の8時に待ち合わせているのですが、
まずはホテルかその近くで食事をするにしても、
アパートで会うのとは違い、
その後の行動が読めない為に私が見失った時の事も考えて、
どこかに移動する時は、
その都度トイレからでも連絡を入れるように言って有りました。

2人で会わないという約束だったので、
本来ならロビーに2人でいる所に乗り込めば充分なのですが、
2人だけになった時に乗り込んだ方が、
より効果が有ると思ったのです。

稲垣は警戒して、最初は辺りに気を配るだろうと思い、
妻よりも少し遅れてホテルに行き、その後2人を尾行する計画だったので、
今日は定時に退社するはずが、
この様な時に限って余分な仕事が入り、
退社出来たのが8時になってしまいました。

しかし、少しはロビーで話をするだろうし、
その後は食事に行くと思っていたので安心していたところ、
会社を出るとすぐに携帯が鳴り。

「彼に、このホテルに部屋をとっておいたので、今からそちらで話そうと言われましたが、私はどうしたら良いですか?」

平日でないと、出張に行っていて私が不在だと騙し難い事や、
翌日が休みで金曜日の方が開放的になれる事などを考えてこの日にしたのですが、
それが裏目に出てしまい、計画を断念する事も考えました。

しかし、妻から悩みを聞いて欲しいと言っておいて、
ここで不自然に妻が帰ると言い出しては、
稲垣は警戒して、もうチャンスは無くなるかも知れません。

「奴の言う通りにしろ。但し、奴が迫ってきても上手く逃げて、絶対に身体に触れさせるなよ。」

私はホテルに急いだのですが、早く着けたとしても3、40分はかかってしまいます。
ホテルに行く間、私の脳裏には、稲垣が妻をベッドに押し倒している姿が浮かびます。
妻に嫌悪感を持っていて、私は触る事すら出来なくなっていましたが、それでも稲垣に触れられる事は許せません。
稲垣だけで無く、もう二度と私以外の男に触れられるのは嫌なのです。

計画では常に私が近くに居て、2人だけになれる場所に入ったらすぐに妻に電話をかけ、2人で出て来るように言って、稲垣に事実をつきつける予定だったのですが、これでは私が到着するまで、何か有っても止める事が出来ません。

悪く考えると、稲垣に抱き締められてキスをされ、今の辛い立場が嫌でまた稲垣に寝返り、この計画を話してしまっているかも知れません。
気は焦るのですが、それとは逆に、タクシーに乗ったのが裏目に出て、工事渋滞などで1時間も掛かってしまい、ホテルに着いてすぐに妻の携帯に電話をかけたのですが、妻が出る事は有りませんでした。

フロントに稲垣の部屋を尋ねたのですが、教えてもらえる訳も無く、気が付くと私は家路に着いていました。

実家に預けていて娘もいない真っ暗な部屋の中で、何も考えられずに座っていましたが、何も考えてはいないはずなのに、何故か涙だけが溢れて止まりません。
少しして、人の気配を感じてそちらを見ると、暗がりの中に妻が立っていました。

「あなた・・・・私・・・・・・・。」

「帰って来たのか?泊まってくれば良かったのに。俺が抱いてやれない分、奴に朝まで可愛がってもらえば良かったのに。」

私に有るのは絶望感だけで不思議と怒りは無く、力無い小さな声で話していたと思います。

「ごめんなさい。私、抵抗しました。必死に抵抗しました。でも・・・・・。」

「いや、別にいい。これは俺が仕組んだ事だ。それより気持ち良かったか?気を遣らせてもらえたか?」

「いいえ、最後まではされていません。あなたからの電話でひるんだ時に、このままでは、ばれてしまうと言って逃げてきました。本当です。」

「それなら、どこまでされた?キスは?」

「・・・・・・。」

「裸にされたのか?乳首を吸われたか?」

「・・・・・・・・。」

「最後までいかなくても、指ぐらいは入れられたとか?」

「・・・・・・・・・。」

「全然感じなかったのか?下着を見せてみろ。」

「・・・・・・それは・・・・・・。」

私からの電話で稲垣がひるんだのではなくて、妻が我に帰ったのかも知れないと思いました。

「でも、もう彼に気持ちは有りません。
彼に抱きつかれた時嫌だと思った。
あなたをもう裏切りたくなかった。
ずっと抵抗していたけれど、身体が・・・・・身体が・・・・・・・。」

妻の話が本当だとすると、あと10分私の電話が遅れていたら、最後まで行ってしまい、そうなると今日、妻が帰って来る事も無かったかも知れません。

「今回の計画を奴に話したのか?」

「話していません。本当です。あなた、ごめんなさい・・・・・ごめんなさい・・・・・・・。」

私は、稲垣に電話をしましたが、これも怒る事無く、淡々と話していたと思います。
次の日、稲垣は弁護士を伴って私の家にやって来ました。

「約束の違反金はこの前と同じ口座に振り込んでくれればいい。話は以上です。お帰り下さい。」

「その事ですが、今回の事は話が出来過ぎている。出張に行っているはずのご主人がいたのもおかしい。もしかしたら、これは・・・・・・・・。」

「つまり、私が妻にこの男を誘惑わせたという意味ですか?
そう思うのなら訴えて下さい。それで結構です。
妻の私に対する気持ちに自信が持てず、出張だと嘘をついて、妻を罠に掛けたのは事実です。
その結果がこの有様です。もう何もかもが嫌になった。
もう生きているのが辛い。好きにして下さい。」

「相手を疑うのも私の仕事です。そういう見方も出来るというだけで・・・・そう言わずに。」

怒るでも無く、呟く様に話す私が不気味だったのか、弁護士は焦っている様でした。

「稲垣さん、昨夜は妻がお世話になりました。
妻を抱いてくれたみたいですね?妻は、喜んでいましたか?
妻は無理やりされたと言っていますが?
それでは、まるで強姦だ。」

「待って下さい。私は、ただ話をしていただけだと聞いている。
稲垣さん、その様な事が有ったのですか?」

「・・・・いいえ・・・・。」

私は妻を呼び、
「稲垣さん。もう一度、その様な事が有ったのか無かったのか答えて欲しい。」

「・・・・・有りましたが・・・決して無理やりでは・・・・・同意の上で・・・・・。それに、最後まではしていません。」

妻の言った、最後まではされなかったと言うのは本当のようですが、私には妻が感じてしまったた事が気になっていました。

「そうですか。肉体関係に近い事は有ったようですね。
しかし、強姦と言うのはどうでしょう?
分別の有る大人の奥様が、ホテルの部屋までついて行った。
しかも以前は不倫関係に有り、会おうと言い出したのも奥様からです。
多少強引なところが有ったとしても、はたしてそれが強姦と言えるかどうか。」

「強姦では無く、強姦未遂になるのかも知れませんが、
2人きりの密室で証人がいない事を良い事に、事実を隠し通すおつもりですか?
訴えるも、訴えないも妻の問題なので、別に私にはどうでも良い事ですが・・・・・・。」

すると弁護士は少し待って欲しいと言い、稲垣を連れて外に行ってしまいました。

「今回の事は、された、していないで水掛け論になってしまう。
ただ明白なのは約束を破って2人で会っていたという事です。
本来は、奥様の過失も大きいので満額は無理かと思いますが、
約束の1千万をお支払い致しますので、それで納得していただけませんか?」

「1千万は当然です。
約束を破ったら、妻と合わせて1千万と決めた訳ではない。
妻には別に相応の償いをさせます。
本当は、お金などどうでもいい。
お金よりもこの男を殺したい思いが強いのですが、
娘の事を考えると、まだ刺し違える決心がつかない状態です。」

「少し待ってくれ。それは完全に脅迫ですよ。その言葉だけでも犯罪だ。」

「そうですか。それなら私は罪に問われなければならない。
どうぞ訴えて下さい。もうどうなってもいい。
今後生きていたところで、人生に何の意味も無いかも知れない。」

弁護士は私を責めていたと思えば、今度は宥める様に、

「そう悲観的にならずに、冷静になって下さい。
最初に疑う様な発言をしたのは、仕事上色々なケースを念頭に置いて進めなければならないからです。
私は、そういう事も有り得ると一般的な話をしただけで、その事でも傷付けてしまったとしたら、私の不徳の致すところです。
許して下さい。
奥様の件は、私は相談者を擁護する立場に有るので、稲垣さんを信じて、強姦の様な事は無かったとしか言えない。
しかし双方の利益を考えれば、示談にするのが好ましいと思います。
どうでしょう?」

すると稲垣は弁護士に対して不満を露にし、
「そんな・・・・・。先生は私の代理人だろ。」

「稲垣さん。あなたは私にも、奥様とは二度と会わないと約束してくれましたよね?
その舌の根も乾かない内に、これは何ですか?
もしも奥様の方から連絡が有った時は、毅然と断って、トラブルにならない様に、すぐに私に連絡しろと言いませんでしたか?
お金の事まで言いたくはないが、
私はあなたのお姉さんに頼まれて、お姉さんの同級生というだけで、
儲けも考えずに引き受けているのですよ。
これ以上まだゴタゴタするのなら、私はこの件から降りる。」

結局、稲垣が私に分割で1千万を支払い、もう妻と会えない様に、次に約束を破った時には5千万を支払うという事に署名させ、それとは別に、稲垣が妻へ解決金として五十万支払う事で決着しました。

本当は強姦が認められずに、逆に名誉毀損で訴えられようとも妻に訴えさせて、もっと稲垣を苦しめたかったのですが、私にもこの事を仕組んだ負い目が有り、妻が法廷で取り乱し、美人局をした事までばれるのを恐れてしまい、一応示談としましたが、示談にした1番の理由は、私の中で急速に力が抜けて行くのを感じていたからです。

そんな中、ただ一つ嬉しかった事は、稲垣が1千万を即金で用意出来ない事でした。
離婚した事も有り、考えていたよりも稲垣の懐事情は厳しいらしく、私に分割を頼み、何度も頭を下げる姿には多少ですが心が癒されました。

2人が帰り、妻が稲垣の愛撫に感じてしまった事で、今後どうするかを考えていると、突然妻が言い難そうに、
「あなた、その五十万は私に頂けませんか?」

妻は、稲垣の奥さんから、慰謝料として百万請求されていたと知りました。
奥さんは、妻が稲垣にずっと騙されていたと思っているので、この様なケジメだけの金額で許してくれたのでしょう。
長年苦しみ、この様な結果になってしまった奥さんの気持ちを考えると、また徐々に怒りで力が漲って行くのを感じます。
「おまえは奥さんにこれだけの事をしておいて、たったの百万で済ませるつもりか?」

「典子さんに償いたいけれど、今の私には百万のお金も有りません。」

「そうだな。2人で溜めたお金は、離婚に成った時に全て放棄すると決めていたので、
いつ離婚になっても不思議で無い今、おまえは一切使えない。
それにしても情けない女だ。
奥さんの一生を駄目にしておきながら、償いはお金でしか出来ない。
しかし、そのお金すら無い。
奥さんが温情を掛けてくれて、たった百万で許してくれようとしているのに、それすらもまだ五十万足りない。」

「お願いです。五十万貸して下さい。お願いします。」

「そうだな。奥さんに迷惑はかけられない。五十万貸そう。
その代わり保証人を付けてくれ。
おまえの様な平気で嘘をつける人間に、保証人も無く貸す気にはなれない。」

保証人など頼める相手がいない妻は、声を殺して泣いていました。
話を聞いた時から百万出すつもりでいたのですが、素直には出せません。

「保証人が無理なら、俺が選んだ所で働くか?」

「・・・・離婚は・・・・・・・・はい、働かせて下さい。」

「そうか。それなら探してきてやる。最近は、熟女専門の所も結構有るそうだ。
旦那の俺が言うのも変だが、智子は童顔だから化粧の仕方によっては30代前半でも通るかも知れないし、
何と言っても色白で乳がでかい。その上、淫乱とくれば人気が出るぞ。
おまえの様な平気で嘘をつける女の方が、お客に合わせて色々な人格の女になり切れるだろうから、向いているかも知れない。
稲垣に教え込まれたテクニックも有るだろうし、もしかすると、これは天職かも知れないぞ。」

「えっ・・・仕事というのは・・・・・・。」

「それで良ければ明日、百万おろして振り込んで来い。
それと、その汚い陰毛は何とかしろ。
よく稲垣は、そんな汚い身体を抱こうとしたな。
そのままだとお客が興醒めしてしまう。
そうだ、全て剃ってしまえ。
その方が、おまえの大人しそうな顔と淫乱な身体とのギャップに、きっと客も喜ぶ。」

こんな事を続けていては、いつか妻が9年前の様に精神的におかしくなってしまいます。
それ以上になってしまうかも知れません。
しかし、妻に対していつまでもこの様な陰湿な事が言える私は、すでに狂っていたのかも知れません。

翌日、妻の作った物を食べる事の出来ない私は1人で食事に出掛け、少し呑んでほろ酔い加減で帰宅すると、娘が寝て静まり返った家のキッチンで、妻は啜り泣いていました。

「どうした?稲垣に会えなくて寂しいのか?」

「明日入金になる様に、あなたがお昼寝をしている間に、典子さんの口座に百万振り込ませて頂きました。」

「そうか。風呂に入るから着替えを持って来い。」

昨日の事を、まさか真に受けてはいないと思っていた私は、そのままバスルームに向かおうとしました。

私がキッチンを出ようとした時、呼び止めるように妻が。

「昨日のお話しですが、お勤め先を探して下さい。」

「なに・・・・・・。」

「今日1日中考えていたのですが、私だけが罰を受けていない。
離婚もされず変わらない生活をしている。
辛いと思う時も有るけれど、それは私自身が招いた事で、辛いと思う事自体、私には贅沢な事です。
どの様な辛いお仕事でもして、お金だけでも稼いで償って行かなければならない。
あなたへの慰謝料も考えると、普通のお仕事ではとても償ってはいけません。」

同情をかう為に、この様な事を言っていると思った私は、
「毛の処理はしたのだろうな?パンティーを下げて、スカートを捲って見せてみろ。」
妻のそこは幼い娘の様に陰りが有りません。
良く見えるように椅子に座らせ、足を大きく開かせると幼い娘のそことは違い、黒ずんだ襞が飛び出している分、凄く卑猥に見えます。
私の物は、妻の浮気を知って以来、初めて首を持ち上げたのですが、妻の顔を見るとまた元に戻ってしまい、黙ってバスルームに行きました。

妻の決心を知り、私は湯船に浸かりながら、何と言ってこの事態を回避するかを考えていました。
嫌がらせにせよ、私から言った事なので止めてくれとは言えません。
しかし、妻をその様な所で働かすつもりは勿論有りません。
無いどころか、そんな事は耐えられません。
結局私は、まだ妻を諦めてはいないのです。
娘の為だけで無く情け無い事に、こんな妻でもまだ愛していると知りました。

ニュースで凶悪犯と行動を共にして、逃げ回っている女を見た時、この女は何を考えているのだと思いましたが、愛は条件では有りません。
愛してしまえば、相手が凶悪犯であろうと、自分を裏切った人間であろうと、愛には関係無いと知りました。
それなら素直に、今の妻を受け止めれば良いのですが、それが私には出来ません。
それが出来ずに苦しんでいます。

その意味では凶悪犯の女よりも、自分を出せない私は駄目な人間なのでしょう。
今回は素直に、あれはただの嫌がらせだと話そうと考えていた時、今の妻は私だけを愛しているのか考えてしまいました。
この様な妻でも私が諦め切れないのと同じで、稲垣に裏切られた妻もまた、今でも稲垣の事を愛している可能性を否定できません。
そう思うと、やはり私は妻に優しくはなれないのです。

「おまえは今まで、俺に逆らわずによく耐えていると思っていた。
稲垣を騙した時も素直に従った。
だから今回、智子を試した。
もう俺を裏切らないのか試した。
自分が苦しくなった時でも、俺を裏切らないのか試した。
もう俺以外の男には、絶対に抱かれないか試した。
しかし、今回お金の事で苦しくなり、俺が少し言っただけで、お金の為に他の男に抱かれると言う。
もう俺以外の男とセックスする事は、智子にとって死ぬよりも辛い事だと思っていたが、そうではなかった。」

「では、どうやって償えば良いのですか?
あなたに逆らえば償えない。
あなたに従おうとしても償えない。
私だって知らない男に触れられたくは無いです。
好き好んでその様な仕事はしたくない。
私はどうすればいいの?」

「知らない男に触られたくない?
俺以外の男に触られたくないとは言わないのだな。
知っている稲垣なら、触られても良いのだな?
それとも、おまえとセックス出来ない俺よりも、稲垣に触られたいのか?
だから感じてしまったのか?」

「違います。もう離婚して下さい。
私は、どうしたら良いのか分からなくなりました。
お願いです。離婚して下さい。
一生懸命働いて、少しずつでも慰謝料を払って行きます。」

「やっと本音が出たな。
稲垣と一緒になりたいのだろ?
最初からそのつもりだったのか?
それとも稲垣が離婚したので、一緒になれると思ったのか?
そうか、分かったぞ。
この間ホテルで俺が行く前に、その事も相談したのか。」

「違います。彼とはもう会いません。
あなたに逆らえない。あなたに従っても駄目。
別れる事も出来ない。
私はどうしたら良いの?もう分からない。」

妻は泣きながら、走って娘の部屋に行ってしまいました。

その日から、妻は変わってしまいました。
私の言った事に逆らわず、要求通りに何でもしてくれるのですが、今までの様に私の機嫌を取ろうとするような言動や行動は無くなり、言われた事を淡々とこなしている感じです。
顔からも喜怒哀楽の表情は消え去り、私への愛も無くなった様に感じました。
愛が無くなった様に感じると言う事は、私は意地を張っていただけで、多少なりとも愛を感じていたという事になります。

幼い娘も、私や妻の異変を感じ取っているのか会話も減り、笑う事も目に見えて少なくなり、このままでは私と妻の関係だけで無く、私と娘、娘と妻の関係さえも壊れてしまいそうです。

今まで思っていた以上に、このままでは駄目だと強く感じた私は、娘の為に離婚しないのではなくて、娘の為に離婚した方が良いのでは無いかと考える様になりましたが、やはり妻への未練が断ち切れません。

何より、妻と稲垣がまた付き合う事が出切る環境には、何が有ってもしたくは無いのです。
色々考えた末に思ったのは、このまま妻とやって行くには、妻を抱けるようになるしか無いという事でした。
口では愛を語れない分、肌で愛を感じ取ってもらおうと思ったのです。
いいえ、本当は私が妻の愛を感じたかったのかも知れません。

「服を脱いで、俺のベッドに来い。」

突然の私の言葉に妻は驚きの表情を浮かべ、その顔は、すぐに泣き顔へと変わり、妻は急いでパンティー一枚だけの姿になると、ベッドに寝ている私に抱き付いてきました。
その様な妻を可愛いと思いましたが、やはりまだ妻の身体に嫌悪感をもっていて、抱き締める事も出来ません。
それどころか手で突っぱねて、引き離したい衝動に駆られてしまいます。
私は、しっかりと目を瞑り、これは妻では無いと考える様にしました。
以前から可愛いと思っていた、近所の奥さんを必死に思い浮かべて、何とか乳房に触れることは出来たのですが、それは愛撫とは程遠く、これでは駄目だと思っていても、これが私の限界でした。

次の日も、また次の日も、毎日妻を誘って試みたのですが、結果は何も変わりません。
有る時は、近所の奥さん。有る時は、我が社のマドンナ的存在の女の子。
また有る時は、妻と同じで胸が大きく魅力的な顔立ちの、数回しか会った事の無い妻の姉まで思い浮かべましたが、やはり何も変わりません。
このままでは一生駄目だと思った私は、ついに賭けに出る事にしました。

稲垣と妻とのセックスを知らない私は、想像ばかりが大きく膨らみ、その事で余計に駄目になっていると思ったのです。
しかしこれは、吉と出れば良いのですが、凶と出た場合、今よりも酷い状態になる事は目に見えています。

「このままでは、いつまで経っても駄目だ。智子も俺とセックスがしたいか?おまえの本心を教えてくれ。」

「あなたに抱かれたい。以前の様に、あなたを私の中に感じたい。」

「それなら協力してくれ。
俺の頭の中では智子と奴のセックスが、とんでもなく凄い事をしていた様に、妄想が膨れ上がってしまっている。
真実を知れば、少しは良くなるかも知れない。
智子は正直に、有りのままを話せる自信が有るか?」

妻もまた、セックスが私と元に戻れる近道だと感じている様で、
「それで抱いてもらえるのなら、それであなたが楽になれるのなら、何でもお話しします。」

本当は1年以上に及ぶセックスを、順序良く全て知りたいのですが、焦っていた私は気になっていた事を続けざまに尋ねました。
「おい、男の性器を何と言う?」

私の突然の質問に、妻は少し躊躇しましたが、
「・・・・オチ○チン・・・・ですか?」

「稲垣は何と呼ばせていた?違う呼び方をさせていたよな?あの日テーブルの上で感じてしまっていた時に、智子は違う言い方をした。何と言わされていた?」

「・・・・・・・・チ○ポ。」

「我を忘れてしまっていた時に、自然とその言葉が出たと言う事は、ずっと、毎回の様に言わされていたのだろ?そんな言葉をどの様に仕込まれた?」

妻は、私に全て話す事が、自分に残された最後の方法だと思っている様で、私の質問に対して、その時を思い出しながら、詰まりながらですが詳しく話してくれました。

身体の関係を持ってからしばらくは、稲垣が愛撫をしてから交わるという、比較的ノーマルなセックスが続き、妻を愛撫する時などは、妻の身体を労わる様に優しく扱ってくれたと言います。
妻が逝きたい時に逝かせてくれ、硬い物を欲しくなったら、言えばすぐに入れてもらえました。
しかし、関係を持って2ヶ月を過ぎた頃から、稲垣は徐々に本性を現し始めます。

本来稲垣は、女に奉仕するのではなくて奉仕させるのが好きで、自分の思い通りに支配したかったのです。
これは幼い頃から、母親や姉に押さえつけられて来た事の反動かも知れません。

ある土曜日の午後、稲垣のアパートに行って、いつもの様に掃除をしていると、妻のお尻や胸をじっと目で追いながら、ベッドで横になっていた稲垣が、
「いつまで掃除をしている気だ?もう掃除はいいから、ここに来い。」

「こんな昼間から、駄目です。」

「文句を言うな。智子は私の言う通りにしていればいい。今日から私に逆らう事は許さん。早く来い。」

今まで稲垣は、妻に対して比較的紳士的な態度で接していたので、妻は命令口調で話す稲垣に驚いて立ちつくしていると、稲垣は妻の腕を掴んで引き寄せ、ベッドに押し倒すと上に乗ってキスをして来ました。

「待って、シャワーを使わせて下さい。」

稲垣はそう言う妻の言葉など無視して、妻のブラウスを荒々しく剥ぎ取り、妻は弾け飛ぶボタンを見た時、稲垣の豹変振りが怖くなり、稲垣に従うしか有りませんでした。
稲垣は、逆らえなくなった妻を全裸にすると、自分も急いで服を脱ぎ、全身を舐める様に命じると、自分はじっと寝ているだけで何もしません。
妻は、稲垣の首筋から足の爪先まで、言われるままに舐めさせられ、その間稲垣の硬くなった物を、ずっと握らされていました。

「よし、今度は口に含め。」

命令されながらのこの様な行為は嫌だと思いながらも、口いっぱいに含まされている内に、気持ちとは裏腹に身体は感じて来てしまったそうです。
すると、稲垣はそんな妻の変化を見逃さず、ようやく手を伸ばして、妻の1番感じる小さな突起をそっと触って来たので、触られた妻は、身体が感じてしまっていた為に、その少しの刺激だけでも我慢出来ずに、もう限界で有る事を稲垣に訴え続けました。

しかし、今までなら自由に逝かせてくれた稲垣が、今回は無情にも触るのを止めてしまい、
「口がお留守だぞ。誰が止めて良いと言った?」

それを聞いた妻が、夢中で硬くそそり立っている物に口や舌を使うと、稲垣はまた触ってくれるのですが、頂上に登り詰める寸前になると止められてしまいます。
「どうして?・・・お願い・・・もうお願い・・・・・。」

「また口がお留守だぞ。口を離したら、もう止めてしまうぞ。」

妻は、何とか逝かせてもらおうと、また口に含むと今度は激しく頭を上下させたのですが、それでも直前で止められてしまいます。
口に含んでいても逝かせてもらえず、口での行為を中断して、その事を訴えようとすれば怒られ、妻はどうしたら思いを遂げられるのか分からずに、気も狂わんばかりの状態でした。

「智子は一人気持ち良くなるつもりか?私を気持ち良くしようとは思わないのか?」

そう言ってから稲垣が、上に跨って硬い物を自ら納めるように指示すると、その様な恥ずかしい行為が出来るはずは無いと思っていた妻は、躊躇する事も無く急いで跨り、稲垣の物を中に納めると、自ら腰を使い出してしまいました。

妻は、少し動いただけで気を遣ってしまい、稲垣の胸に崩れ落ちてしまったのですが、今度は稲垣に下から腰を使われ。

「動かないで。感じ過ぎてしまう。少し待って下さい。」

そう言って稲垣の責めから逃れようとするのですが、しっからと抱き締められている為に逃れる事が出来ず、また徐々に妻の息遣いは荒くなり、腰も稲垣の腰の動きに合わせるかの様に動き出してしまうのですが、稲垣はその瞬間が来ると動くのを止めてしまいます。

「私を気持ち良くしろと言ったのに、また智子は一人で逝くつもりか?」

そう言われても妻は快感を途中で止められる事が耐えられずに、しっかりと抱き締められていて自由にならない腰を、何とか動かそうと必死に稲垣の腕の中でもがいていました。

「仕方の無い奴だ。逝かせてやるから、私の何を智子の何処に入れられているか言ってみろ。」

もう妻には恥ずかしいなどと言っている余裕は無く、私とのセックスで言わされていた言葉を、大きな声で叫んでいました。
しかし稲垣の目的は、妻を自分だけに従う従順な女に調教する事です。
その為には、セックスをしている間だけでも、妻の中から私の存在を、全て消し去らなければなりません。

「違う。オチ○チンなどと、子供のような言い方をするな。これはチ○ポだ。それにオマ○コでは無くてオ○コだ。逝きたければ、硬いチ○ポを、智子の厭らしいオ○コに入れられていますと言ってみろ。」

稲垣のビデオで覚えたかのような言葉に、妻は逆らう事も無く、言われた言葉をはっきりと口にしていました。

「よし、今度からもそう言うのだぞ。忘れるな。」

稲垣は、妻を抱き締めていた手を離すと乳房を掴み、上に押して座らせると、
「腰を前後に使え。上手いぞ。今度は上下に。そうだ、でもまだ逝くなよ。私ももうすぐ出そうだ。
・・・・・・・・・よし逝ってもいいぞ。硬いチ○ポ気持ちいい。智子のオ○コ逝きますと言いながら思い切り逝け。」

妻は、稲垣に言われた2つの言葉を、何度も何度も言いながら崩れ落ち、稲垣の熱い物を奥深くに注ぎ込まれました。

この日を境に2人のセックスは変わり、妻は稲垣の要求を何でも受け入れる、稲垣の従順な奴隷となってしまい、ホテルに行ってマッサージ用の大きなバイブで、気も狂わんばかりに責め続けられて失禁してしまった話。

卑猥な下着で稲垣一人の為の、ファッションショーをさせられていた話。

アパートでは、その様な下着と小さなエプロンしか身に着けることを許されず、その様な格好のまま掃除や洗濯、食事の用意をさせられ、稲垣がしたくなった時にはいつでも受け入れる事を義務付けられ、下着を着けたまま、大事な部分に開いた穴から入れられていた話。

最初は嫌なだけだった剃毛も、次第に剃られながら、濡らしてしまう様になってしまった話。

ローターを入れられたまま食事に連れて行かれ、我慢出来なくなった妻が稲垣にお願いして、店のトイレで逝かせてもらった話などを聞いて、私の賭けは失敗に終わり、妻に対する嫌悪感は更に大きくなってしまいました。

私は自らの賭けに敗れ、追い詰められていました。

妻の作った物を食べる事も出来ず、これで完全に妻を抱く事も出来なくなった私は、妻の幸せも考える様になり、離婚と言う文字が頭から離れません。
その様な時、私の気持ちを後押しするかのように、上司に呼び止められ、

「君に行ってもらった例の現場で、不都合が生じたらしい。
勿論我が社のミスでは無く、違う業者が請け負った箇所らしいのだが、その部分を修理しようと思うと、我が社の請け負った箇所にも影響が出て来るそうだ。
先方は修理期間短縮の為に、慣れている君に来て欲しいと言っているが、私は他の社員を行かせようと決めた。
急な事で、出発まであと4日しかないが、大体の段取りなどを君が説明してやってくれ。」

「私に行かせて下さい。」
言ってしまってから自分でも驚きましたが、これは妻との別れを決意した言葉でした。

「そうしてくれると、会社としては助かるが・・・・・・・。いや、それは駄目だ。」

「いいえ、私に行かせて下さい。行きたいのです。」

「俺が要らぬ事を言ったから・・・・・。駄目だ。君は行かせられない。」

しかし、上司は、私の真剣で訴えるような目を見て、
「そうか。それなら頼む。今回は修理だけだから半年もあれば帰れる。何か不都合が出てそれ以上掛かる様なら、必ず代わりの人間を行かせる。・・・・・・すまんな。」
一度は決心したものの妻には言い出せずに、日本を発つ前日になってしまいました。

「今日は会社に行かなくても宜しいのですか?」

「ああ、またこの前の国に行く事になった。明日の朝早くに、別の業者と空港で待ち合わせている。今からその準備をするから、智子も手伝ってくれるか?」

「今度も長いのですか?」

「それを聞いてどうする?もうおまえには・・・・・いや、やめておこう。悪かった。」

私の悲壮な表情や言葉から全てを悟った妻は、泣きながら当座の下着などを揃えてくれました。
その夜、妻の欄には既に署名捺印して有る離婚届に、私も署名捺印し、

「これが2人にとって1番良い方法だと思う。
慰謝料もいらないし、帰ってから財産分与もきちんとする。
理香の事だが、親権は智子でいいが、帰って来てからは、俺が会いたい時には自由に会わせろ。
出来れば土日は一緒にいたい。
詳しい取り決めは俺が帰って来てから、また相談しよう。」

「ごめんなさい・・・・全て私が・・・・・ごめんなさい。」

「いや、そんな事はもうどうでもいい。智子も自分の将来の事をよく考えて、頑張って幸せになれ。」

「ごめんなさい。私の作った物を食べないのは、私に対する嫌がらせでは無くて、身体が受け付けてくれない事も知っていました。何とか少しでも私を許してくれようと、汚れてしまった私の身体を、抱いてくれようと努力していてくれた事も知っていました。
別れたく無いけれど、これ以上あなたを苦しめ続ける事は出来ないし、私からは離婚について何も言える権利は有りません。」

「俺だけで無く、この方が理香にとってもいい。勿論・・智子の為にも・・・・・・。」

「長い間ありがとう。
私には、もう幸せになる権利なんて無いけれど、あなたには必ず幸せになってもらいたい。
本当に今までありがとう・・・・・・・・・・・ありがとう。」

今までに見た事も無い様な、寂しそうに涙を流す妻を見ていると、私も涙を堪え切れませんでした。

「俺は明日早いので、親父とお袋には電話で話しておくから、証人の欄には親父とお袋に署名してもらって、智子が出しておいてくれ。
これで智子も自由だから、この家を出たら・・・・・・・。」

稲垣の所に行くのかとは、流石に辛くて聞けませんでした。

私は、毎晩のように浴びるほど酒を呑み、休日の朝は、必ず違った女が横で寝ているという生活を送っていました。
ここは都市部ではなく、それほど大きくは無い街でしたが、それでも、その様な女性をおいている怪しげな店は三軒ほど有ったので、女の調達には困りません。
この国の女性は情熱的で腰の動きも激しく、一緒にいる間だけは、稲垣と暮らしているはずの妻の事を忘れさせてくれます。

しかし部屋に1人でいると、いくら酒を呑んでも稲垣の上で同じ様に、腰を激しく使っている妻の姿が浮かんでしまい、一人涙を流す日も少なく有りませんでした。
その様な事を繰り返していて一ケ月が過ぎた頃、私の下で働いていた現地の人間に、
夜になると離婚した女性や未亡人が集まって来て、客を誘っている場所が有ると聞き、店の様に若い娘はいないが、料金も安くてサービスも断然良いと言うので行ってみると、そこには肉感的な身体の線を強調した服を着た何人もの女性がいて、中には小さな水着だけを身に着けただけの女性もいます。

私は、その中から、真っ赤なパンティーが透けて見える、身体に張り付いた白いミニのワンピースを着た女性と、身振り手振りで交渉してホテルに行くと、部屋に入るなり、いきなり私のズボンとパンツを下げて口に含み、その後も朝まで私の物を離す事は有りませんでした。

その後は、ずっと彼女達のお世話に成っていましたが、話しに聞いた通り、彼女達のサービスは凄く、私が出した後もすぐに口に含まれ、回復すると自ら跨り腰を激しく使われて、朝まで寝かせてはもらえません。

彼女達は、後ろ盾も無く、自分で客を拾えなければ生活出来ないので、また誘ってもらえる様に、必死にサービスしていたのだと思います。

私は、一時でも妻を忘れたくて、そんな彼女達に溺れていき、週末だけだった女遊びも週に2日となり、3日となった頃、化粧だけは皆と同じ様に濃いのですが、彼女達の一歩後ろにいて、目が合うと俯いてしまう普通の格好をした、妻の様な優しい目をした女性が気になり、彼女達を掻き分けて誘ってみると、その時は嬉しそうな顔をしたのですが、ホテルに入るとまた俯いてしまい、彼女達の様に自分から服を脱ごうともしません。

しかし、いざ始まってしまうと、何かを忘れたいかのように積極的に私を求め続け、喘ぎ声も大きくて凄い乱れ様でした。

私は、毎回そんな彼女を誘うようになり、何度か一緒に朝を迎えている内に分かった事は、彼女は30歳で私と会う一ケ月前に夫を病気で亡くし、小さな子供が2人と病弱な母親がいる為に生活に困り、あの場所に立つ様に成ったのですが、まだ恥ずかしくて消極的だった為にお客がつかず、私が初めての客であった事です。

私は、毎日の様に彼女を誘い、終には彼女の家に転がり込んで生活する様になってしまい、薄い壁一枚隔てた隣に子供達や母親がいる事もお構い無しに、毎晩の様に妻を忘れさせてもらっていました。

その頃には、その事で、一緒に働く現地の人間に後ろ指を指されるようになっていましたが、仕事はきちんとこなしていたので、妻を失って自棄になっていた私には、何を言われようとも気になりません。

その様な生活をしていて半年が過ぎ、ようやく修理も終ったのですが、私は会社を辞めて、このままこの国に残ろうかと真剣に考えていました。
日本に帰ったところで、何も良い事は有りません。
妻と稲垣が、仲良く暮らす側で生きて行くのが辛いのです。

しかし娘の事は気になり、娘の近くで暮らしたい感情の方が勝り、一緒に暮らしていた彼女には、この国では大金と言える額のお金を渡して、帰国する事を告げました。
ところが、お金の為だけに私に尽くしてくれていると思っていた彼女が、私と別れたく無いと言って抱き付いて来て泣き叫び、私を必死に止める姿を見た時は日本に連れ帰り、一緒に暮らそうかとも思いましたが、彼女には病弱な母親を残して行く事は出来ません。

そう言うと聞こえは良いのですが、仮に母親の事が無かったとしても、情は有っても、彼女に対しての愛情は、そこまで無かったのかも知れません。
彼女にしても、心細さから誰かに頼りたかっただけで、私を愛していた訳では無かったと思います。
しかし別れは辛く、後ろ髪を引かれる思いで帰国し、真っ先に娘に会いたかったのですが、私には居場所が分かりません。

妻の携帯に電話しても、解約されているらしく繋がらず、私の実家には何処に住んでいるのか必ず連絡を入れておく約束だったのですが、その約束も守られている自信は有りません。

しかし、今のところ他に方法も思いつかず、あまり期待もせずに実家に顔を出すと、そこには新しいピアノが置いて有りました。

「このピアノは?」

「ああ、お友達が始めたらしくて、どうしても理香ちゃんが習いたいと言うものだから、お爺さんが買ってあげた物だよ。お爺さんは理香ちゃんに甘いから。」
そう言う母も、父に負けないぐらい娘には甘いのです。
「理香はここにいるのか?智子は理香をおいて出て行ったのか?」

私はてっきり、自分達が楽しむ為には娘が邪魔な稲垣に言われ、他に行く所の無い妻は仕方なく、娘をおいて出て行ったと思いました。

「何を言っているんだい。智子さんもお前の家を出てから、ずっとここに住んでいるよ。」

「ここに住んでいる?どうして?智子は出て行く約束だったのに。」

「だから約束通り、おまえの家は出たじゃないか。その後何処に住もうと智子さんの自由だろ?」

「でも可笑しいだろ?俺と智子は離婚したのだぞ。その智子が俺の実家に住んで居たのでは、どう考えても変だろ。」

「離婚?おまえ達はもうしているのかね?証人を2人書く欄が埋まらなくて困っていたから、勝手に決めずに、おまえが帰ってから誰にするか話し合えと言っておいたから、離婚届はまだ出さずに持っていると思うよ。」

「証人は親父とお袋に頼んだはずだ。書いてくれなかったのか?」

「ああ、いざ書こうと思ったら気が変わった。あんな縁起の悪い物に名前を書いたら、良い死に方も出来無い様な気がして、私もお爺さんも断った。」
私は母の意図を測りかねました。

「理香と智子は今何処にいる?」

「時差ボケかい?時計を見てごらんよ。理香ちゃんは学校に決まっているだろ。
智子さんは、お爺さんの友達がやっている部品工場で働いているよ。
おまえも知っているだろ?ほら隣町の。
車で通っているから5時過ぎには帰ってくるけれど、おまえとゆっくり話している時間は無いと思うよ。
その後、6時からコンビニの仕事が待っているから。」

「部品工場の後、コンビニ?」

「ああ。部品工場だけにしておけと言ったのだが、どうしても働きたいからと言うもので、何か有った時に無理が言える様に、おまえの同級生がやっているコンビニを、私が紹介してやったのさ。
ほら、おまえが中学の時仲の良かった・・・・・。
5時に起きて私達や理香ちゃんの朝食の仕度や洗濯をしてくれる。
8時までには工場へ行って5時過ぎに帰り、6時までにコンビニへ行って夜中の12時まで働いて、帰って来てから夕食を食べて、その後片付けをしてお風呂に入るから、寝るのはいつも1時半を過ぎている。
理香ちゃんの学校の用意で2時を過ぎる事も有る。
土曜日も休みでは無いから、ゆっくりと出来るのは日曜だけ。
ゆっくり出切ると言っても夕方からは、またコンビニに行くから、たまにはゆっくりと寝坊でもすればいいのに、普段理香ちゃんに構ってやれないからと言って、早く起きてずっと理香ちゃんと一緒にいる。
このままだと身体を壊すからと言っても聞かない。」

「どうして、そんな無理な事を?」

「おまえと相手の奥さんに慰謝料を払いたいそうだ。
相手の奥さんには良いとして、おまえに慰謝料だなんて・・・・・・。
第一おまえは、まだ離婚したいと思っているのかい?」

私が日本を離れてから、妻と母の間にどの様な会話が有ったのかは分かりません。
生半可な覚悟でここまでは出来ないと思うので、妻の努力は認めます。
しかし、その事と私達の離婚の話は別で、私には上手くやって行く自信が有りません。

母は私達の離婚を止めさせたい様でした。
最初は、可愛い孫を失いたくない想いからだと思っていましたが、それだけでは無いようです。

「どうしても離婚したいのかい?理香ちゃんの為に、おまえは己を捨てる事も出来ないのか?」

皮肉なもので、以前妻から聞いた稲垣の鮭の話を思い出しました。
鮭の様に、命を捨ててでも子孫の為に激流を傷付きながら上る。
私にも娘の為に、命を捨てる覚悟は有ります。
しかし、私と妻が我慢をして一緒にいる事が、必ずしも娘の為に良いとは思えませんでした。

「これは俺だけの為では無い。智子の為、理香の為にもその方が良いと思った。」

「本当にそうかな?智子さんから全て聞いたが、おまえが智子さんを許せないだけでは無いのかい?
智子さんは一時、2人の男を愛してしまった。
いくつになっても、結婚していて例え伴侶がいたにしても、誰にでも他に恋心を持ってしまう事は有るし、その気持ちまでは縛れない。
しかし、そうかと言って行動に移してしまった事は、確かに許せる行為ではない。
でも、一度失敗をしてしまった者は、どんなに努力をしても許されないのだろうか?
どんなに反省しても、もう許されないのだろうか?
それは、おまえが決める事だが、おまえは、おまえだけを愛している智子さんが好きだったのか?
それとも、智子さんそのものが好きだったのか?
智子さんにおまえ以外にも好きな人がいると、もしも結婚前に分かっていたとしたら諦めていたか?
智子さんに対する愛情もそれで冷めていたか?
その程度の想いだったのか?
それとも、それでも良いから、何が何でも智子さんを自分のものにしたいと思っただろうか?」

母の言う事も分かるのですが、身体が拒否している今、何を言われても無理なものは無理なのです。

「相手がどう思っていようと、俺は愛しているでは駄目なのか?
智子さんと話していて、支店長の事も愛したかも知れないが、今は、おまえだけを愛している様に私は感じる。
凄く強い愛を感じる。反省した智子さんを、今の智子さんを見られないのか?」

「お袋の言いたい事は分かる気もするが、これは裏切られた人間で無いと分からない。
お袋と親父のように、愛し愛されてやってきた人間には分からない。」

「そうかい。これは一生おまえ達には言わずに、お墓の中まで持って行こうと思っていたが、昔私もお爺さんに裏切られた事が有る。」
母の告白はショックでした。

私は、物心がついてからずっと、我が家はかかあ殿下で父はいつも母の後ろで笑っている、大人しい人間だと思っていました。
父は酒も呑めず、タバコも吸わない真面目で大人しい人間だと思っていました。
ところが信じられない事に、昔は大酒呑みでヘビースモーカー。
何か気に食わないことが有れば母に手を上げ、外でもすぐに他人を殴るような、荒くれ者だったそうです。
その上、絶えず女の影が有り、その事を言えば暴れるので、母はいつも泣き寝入りでした。
母の話しに、私は動揺を隠し切れませんでしたが、
「・・・・でもそれは・・・・智子の浮気とは・・・・。」

「まさか、男の浮気は甲斐性で、女の浮気は裏切りだなんて言わないだろうね?」

「そんな事は言わないけれど・・・・・・・・・・。いつから親父はあの様に変わった?」
私は母の話しに、固唾を飲んで聞き入っていました。

母は、ずっと父の浮気には目を瞑っていましたが、ある時、どうしても許すことの出来ない浮気を知り、気が付くと私を背負い、兄の手を引いて橋の上に立っていたそうです。
そのまま川に飛び込もうとした時、兄が泣き出し躊躇していると、私達を探し回っていた父が見つけて駆け寄り、
「俺が悪かった。死なないでくれ。おまえ達を死なせる訳にはいかない。おまえ達が死ぬぐらいなら俺が死ぬ。」
そう言うが早いか、川に飛び込んでしまいました。

幸い死に切れずに何とか岸へ泳ぎ着いたのですが、父はその日を境に一滴も酒を呑まなくなり、タバコも完全にやめて、ずっと母には気を使って来たそうです。
父は、酒とタバコを止める事で母に対して、改心した自分を分かって欲しかったのだと思います。

「お袋は、よく忘れる事が出来たな。どうやったら忘れる事が出来た?」

「忘れる事なんて出来ないさ。最初の頃は何とか忘れようとしたけれど、努力しても忘れられるものでも無いし、忘れようとする事をやめたら、逆に気が楽になったよ。
今でもたまに相手にも会うし、未だにその頃の事を夢に見る事も有る。」

「今でも相手に会う?」

「ああ、ここまで話したから全て話してしまうが、相手は妹の良子だよ。他の浮気は我慢出来ても、この浮気だけは許せなかった。」

「えっ、良子叔母さん?」

私は母の辛さを知りました。
私の数倍は辛かったと思います。
もしも妻の相手が私の兄だったなら、私はどうなっていたか分かりません。

「教えてくれ。どうやって2人を許した?」

「おまえには偉そうな事を言ったが、まだ許してはいないのかも知れない。
ただ、それはあの頃のあの人を許していないだけで、今のお爺さんは遠に許している。
あの頃とは違う人だと思っている。」

「お袋は幸せか?」

「ああ、幸せだね。
死ななくて良かった、あの時別れなくて良かったと心底思っている。
あの頃のお爺さんは今でも嫌いだけれど、その後のお爺さんは大好きさ。
息子の前で惚気るのも嫌だが、川に飛び込んだ後のお爺さんを愛している。」

私は、母の車を借りてコンビニへ行き、同級生に無理を言って妻を解雇してもらい、実家に戻ると
娘は、ピアノのレッスンに、釣りから帰った父が連れて行ってくれていて、暫らくすると妻が帰って来ました。

「あなた・・・・・・・・・。」
私の顔を見るなり、妻の目には涙が溜まり、

「お帰りなさい、ご苦労様でした。・・・・・・・・いつ戻られたのですか?」
そう言い終ると、溢れた涙が頬を伝っていました。

「今日帰って来た。2人だけで話が有るから家に帰ろう。」
娘の事は母に頼み、妻と2人で家に帰ると向かい合って座りました。

妻を見ていると、稲垣の所には行かずに頑張って来た、袖口が油で汚れた色褪せたTシャツを着て、終始俯いている妻を愛おしく感じます。
「頑張っていたそうだな。いくら溜まった?」

「お義父さんやお義母さんはいらないと言って下さったけれど、少しですが生活費も払わせてもらっていたので、まだ百万ぐらいしか溜まっていません。
あなたに借りた五十万を返すと、残り五十万しか有りません。
車を勝手に借りていたけれど、あなたが帰って来たから返さないと。
工場やコンビニに行くのに車がいるから、五十万で車を買うと・・・・・・・。」

「奥さんに慰謝料をいくら払うつもりでいる?」

「お金では償えないけれど、百万では余りにも少ないから、あと二百万受け取ってもらおうと思います。」

「貯金の半分は智子の物だから、それを使えば良かったのに。」

「それは、全て放棄するという約束だったから。」

「2人に借金が有っては大変だから、明日二百万下ろして振り込んで来い。後は俺に一億と二百万払え。」

「ありがとう。でもあなたへの一億はこのままではとても払えません。でも、頑張って払えるだけ払って行きますから、それで許して下さい。」

「いや、全額払ってもらう。一億と二百万払ってもらう。」

「ごめんなさい・・・・・それは無理です。」

「いや必ず払ってもらう。ずっと俺と一緒にいて、俺に尽くせ。
一年二百万で雇ってやるから、今から51年間、俺の側にいて尽くせ。
その前に俺が死んでも、おまえは必ずあと51年生きて、俺に尽くせ。
絶対に俺よりも先に死ぬな。
その為にも、もう無理をせずに体を大事にしろ。
それまで離婚届は預かっておく。」

【寝取られ】犯されていた母【NTR】

$
0
0

父が不在の日になると、なぜか母の様子が変わってしまう。母は朝からそわ
そわとして落ち着きがなくなるのだ。
化粧もいつもより入念だし、服装も、父を送り出してから再び着替える事が多
くなった。父が居る時は楽そうなワンピース
などを着ているけど、着替えた母は、必ずといっていいくらいに、身体のライ
ンがくっきりと目立つ服装になる。
そんな日の母は、朝に付けたばかりの下着すら穿き代えているらしく、顔を
洗ったついでに覗く洗濯機の中には、
父が出かけた後に限って、まだ洗い立てのような下着が放り込んであるのだっ
た。

父を送り出した後に、母と、住み込み店員で夜学生のSさんと、小学生になっ
ていた私は居間で遅めの朝食を
取った。和食好みの父が不在の日は、いつもトーストにハムエッグというよう
な洋風メニューである。

居間では、三人が座る位置は決まっていた。 母と私は隣り合って、Sさんは
母の正面に座る。食事の間は、窓際にある
テレビのスイッチを入れる事は無い。 父が居る時は隣のテーブルを使うのだ
けど、父が不在の日は、朝食に限りソファーの
テーブルを使うのである。ソファーのテーブルは低くて使いにくいけど、それ
がいつもの習慣なのである。
母の座り方は父が居るときと違って、ゆったりと浅めに腰掛けている。そんな
母の膝頭あたりを、さっきからSさんがチラチラ
見ているの。 父が居るときにはぴったりと閉じられている母の膝頭は、リ
ラックスしているせいか、いくらか開き気味である。
気づかないふりをして観察していると、だんだんとSの視線は母の下半身を舐
め回すような感じになる。Sさんの視線は
母の下半身と乳房の間を交互に見ている。母がコーヒーカップを持って自分の
口元に運んだので、私は母の
横顔をチラリと見た。母は少し眠そうな目をしていて、その視線の先はSさん
の下半身あたりを彷徨っていた。一瞬の躊躇いの後に、
母の視線はSさんの股間のあたりに落ちた。母の膝を見ると、先ほどよりも開
きが大きくなっている。Sさんは母の「膝の間」を
見ていて、母もSさんの股間を見ている。

後日盗み見した母の日記に、この時の母の心理が記されている・・・・・・

母と住み込み店員S、二人の視線が交差した数十秒間は時間にすると短いかも
しれないが、母にとってそれは、これから始まる狂お
しい快楽への序曲であった。、母にしてみれば「あの人に悪い」と何度も思い
ながらも、四十女の肉体に満ちてくる淫蕩な欲望を押
しのける事が出来ずに葛藤させられていたのだろう。どんなに貞淑な妻を粧っ
たとしても、ぎりぎり最後の一線は
踏み留まったとしても、母にしてみれば、すでに肉体も精神も夫を裏切ってい
ると思えてならなかったのである。
「あの人に悪い・・あの人に悪い」と心の中で煩悶する母。その煩悶すら、押
し寄せる狂乱と喜悦を深める為にあるよ
うな気がしているのだ。母の欲望は、夫よりもSの肉体を欲していた。若くて
激しいSの性欲を思うと、夫では決して満たされない
快楽への欲望は高まるのである。母が秘めている欲望のダムは、清楚な風貌や
貞淑な外見に隠されてはいるが、父が不在だというだけ
で淫らな感情が流入し始めるようになっていた。母の淫乱な欲望のダム
は・・狂乱の奔流を待つばかりになっていた。

食事が終わったら、母はテーブルの食器を片付けた、台所に向かう母の尻
を、店員はねっとりとした視線で追いかけている。
母が戻ると、母は元の位置に、浅く腰掛けた。 私の所からは母の姿が斜めに
見える。
私は、テレビのリモコンを取りに、店員が座っている方に回り込む。その
時、母は焦ったような顔をして・・急いで膝を閉じたように見えた。 「今日
は肩こりは無いですか」と店員は母に訊く・・母は、ほんの一瞬ためらったよ
うな表情をしたけど 「少しだけ肩が張ってるような気がします」と、恥ずか
しそうな顔をして小さな声で答えた。
「僕が肩たたきをしてあげる」と母に言ったら、店員は、「いいんだよ、僕が
やってあげるから**君は外で遊んできなさい」と言って、素早く立ち上が
る。「いいのよ、お母さんはSさんにお願いするわ」と母は続けた。、その言
い方が恥ずかしそうだったのが気になった。
マッサージが始まっても、私は遊びに出なかった。母もSさんもしきりに私の
方を気にする。何回も何回も私の方を見る。母は、肩を柔らかく揉まれて気持
ちいいのか、うっとりとした顔になっていたけど、私を気にしているのがはっ
きりとわかる。
私がトイレに行って戻ると、母の様子は違っていた。 顔が紅潮して、何やら
切なそうに見える。 口は半開きになって、時折溜息を吐き出している。すで
に吐息は荒くなっているようだ。 母の肩から首筋にかけてはピンク色に変色
して、その部分をSさんは柔らかい感じで撫でている・・店員は、母のブラウ
スのボタンを一つ外して、肩の部分を露出させる。そして、その部分を丹念に
撫で始めた。 母の下半身は、しきりに内股を擦り合わせている。母の目は半
分ぐらい閉じかかっていて、母は、時折思い出したかのように、湿り気のある
吐息を吐き出すのであった。「ここよりあの椅子の方がいいでしょ」とSさん

近くにある籐椅子を指さす・・母は、よろよろとした足取りで籐椅子に向かっ
て歩き、腰を下ろした。
籐椅子には背もたれが無い。Sが移動するときに、Sさんの下半身が見えた。
あの部分が大きく膨らんで、ジャージを
突き破らんばかりになっていた。Sは母の胸ボタンをもう一つ外すと、さらに
母の肌は露出した。肩を撫でていた手が、前の方に下りてきて、母の胸の上部
あたりを撫で始める。 「うっ・・」母は小さな声を出した。 よく見るとS
さんの膨らんだ部分は、時折母の背中を突くように触れる。 母はその度に表
情を硬くするのがわかる。指の動きはさらに柔らかになり、さするような感じ
で母の肌に触れている。だんだんと触れる範囲が広くなって、今は指先がブラ
ウスの前に隠れて見えない。母の胸は今や激しく上下する。母は時折何かを噛
み殺すような感じで、言葉にならない声を漏らす。Sさんの股間の膨らみ
は、今やはっきりと分かるような感じで母の背中を定期的に突いている。やが
てその膨らみはぴったりと母の背中に押し当てられた。母は呻くような声を出
した。母は私に向かって「マッサージは痛い時もあるの、痛さに耐えないと肩
こりが治らないのよ」と言い訳をした。
Sさんは前屈みになって、更に深く母のブラウスに手を入れた。そして・胸の
膨らみあたりを撫でるように触り始めた・・
「ブラジャーが邪魔ですね」とSさんは母に言う・・母は困ったような顔をし
たけど、無言で・・・・よろよろと部屋の外に出た・・やがて母は胸元を押さ
えながら戻って椅子に座る・・薄いブラウスから母の乳房が透けて見える。
Sは胸元を押さえている手を退けて、母の胸を触り始める・・母は、胸ボタン
をさらに一つ外してしまった。Sの手は母の膨らみを掴んで捏ねるような動作
を始めた・・たまらず母は声を出し始める。「あ#12316;ん あ#12316;ん」と甘ったるい
声を出す。Sさんの手が突きだした乳首を捏ねるようにすると、母は厭厭する
ように顔を振る。激しく上半身を悶えさせた。そして・・
「これからマッサージは凄く痛くなるの」「痛いと声が出ちゃうから困ってし
まう」「**ちゃんが心配するといけないから8畳の部屋に行くけど**ちゃん
は来ないでね」と母は息も絶え絶えな顔をして言うのだった。「母さんの痛そ
うな声が聞こえても心配しないでね」「声が出るくらいに痛いマッサージじゃ
ないと 母さんは楽になれないの」と母は苦しそうな声で言うのだった。

母はよろよろと歩き、隣の8畳和室に姿を消した。 そこに座布団を敷い
て、母は座った。Sさんは、暫くの間は、居間でしていたような感じでマッ
サージした。5分程経過してから「奥さん、横向きに寐てくれませんか」とS
は言った。
母は、一瞬だけ躊躇ったが、背中をSさんの方に向けて、左の肩を下にするよ
うな姿勢で畳に横たわった。部屋の入り口から盗み見すると、Sさんの背中
と、横たわった母の背中から下が見えている。 母の顔はその位置だとSさん
の身体に隠れて見えない。母の・腰から尻にかけての見事な量感が圧倒的な迫
力で見えている。Sさんは、母の首筋から上腕部にかけて・丁寧にマッサージ
している。 やがて母が切なそうな声で「そこら辺はもういいです」とSに
言った。Sは「じゃあ、どの辺をしてほしいですか」と母に訊いた。母にとっ
ては意地悪な質問である。本当に触って欲しい所など、口が裂けても言えな
い。恥ずかしくて口に出せない。母は「背中だとか前の方だとか・・」と曖昧
な言い方をした。
Sは母の欲望を見抜いていたが、わざと肩胛骨のあたりや背中の背骨付近を擦
るようにマッサージする。
「いやっ#12316;  いじわる#12316;」母は蚊の鳴くような声で、切なそうに悶えた。
その声を聞くとSは 右手で母の胸のあたりを触り始める。左手は首筋から離
れない。居間にいるときに揉まれていた部分を再びSが揉み始めると、母の息
づかいは切なそうに上がりだした。
やがては母は、腰から尻にかけての部分をスローな感じで微妙に揺らしてい
く。乳房を揉まれている快感は、はじめは局部的なものだった。しかし、時間
が経つにつれてその心地よさは母の全身に広がりだしたのだ。母は、止めよう
もない溜息を断続的に漏らしている。
やがてSの右手は母の乳房を離れて、形良く張り出した腰の部分を撫で始め
る。その手は外股から脚にかけて移動しながら動き続ける。暫くすると、母は
何かに抗議するような動作をした。 「あああぁ#12316;ん そこじゃない そこ
じゃないょ#12316;」
「わかってるくせに#12316;  いじめないで#12316;」母は甘えるような細い声でSに抗
議した。

Sの手は母の乳房を揉み続けている。母は泣きそうな顔で喘いでいる。母は触
られている間・・何かに耐えるように下を向いている。部屋は意外と静かだ
が、下を向いた母は、一時もじっとしていない。
Sは後ろから母の尻を両内股で挟み込んでいる。左手で母の上体を抱えて、右
手で乳房を執拗に揉んでいる。
やがて母は背中を後ろに反らして、頭部を男の胸板に預けた。顔は斜め上を向
いて、口元は激しく喘ぐ。
突然に男の唇が紅潮した母の首筋を襲う。 母は逃げるように顔を下に向
け、両手で顔を覆った。男の唇は執拗に母の首筋あたりを吸い続ける。手で顔
を覆ったままの母は、顔を強く俯けたまま首を左右に振る。
「いやっ#12316; やめて#12316; いやっ#12316;やめてょ#12316;」母は拒否の言葉を繰り返す。け
れど、その声は弱々しい。母の身体も、なぜか逃げようとしない。そし
て、覆った手の隙間から見える母の顔は、すでに泣き顔である。紅潮した母の
顔は・・・極度の興奮で歪んでいた。
「だめっ だめよ いけない いけない いやょ#12316;」 母は譫言のように繰り
返す。その間にも男の手は母の乳房を揉み続け、唇は母の首筋を這い続け
る。「いやっ やめて やめて やめてょ#12316;」母は拒否の言葉を繰り返しては
いるが、その顔には・・嫌がるどころか媚びるような笑みすら感じられるので
ある。
母の顔に悲しさは無くて、それどころか喜んでいるようにすら見える。

やがて母の乳房を揉む男の手は、母の上体を支えていた左手に変わる。母の上
体は男の左上腕部に挟み込まれ、その掌は右の乳房を後ろから揉みしだく。そ
して・・男の右手は黒いタイトスカートのジッパーを引き下ろした。そし
て、男の手は緩くなったスカートのウエスト部分から差し込まれる。 母は言
葉で抵抗した。「だめよ あの人に悪い あの人に悪い  いけません・いけ
ません」
しかし 言葉とは裏腹に、母の身体はされるままになっている。「あの人に悪
い あの人に悪い」・・・・
母は譫言のように繰り返す。そうしてる間にも、男の手は母の脇腹や尻の部分
をさするように動かしている。
窮屈な黒いタイトスカートの中で、男の手は・・やがて・・母の下腹部に移動
した。
「だめ あの人に悪い あの人に悪い」母は同じ言葉を繰り返しながら両股を
交差させるようにして締め上げる。
男の手は母の豊かな腹の部分で侵入を妨げられたように見える。 仕方なく
男は母の下腹部をさすり始める。股間に近い下腹部で男の手は執拗に動く。
母はいつの間にか言葉を発しなくなった。 沈黙の中に「うっ・はぁ#12316;ん
あっ ああああ」という意味不明の声が出始めた。そんな時間が5分程も続い
たろうか・・
すすり泣くように細い母の声が続いた後に・・「ああああああ・・いやぁ#12316;」
という声と共に、母はきつく閉じていた股を開いてしまった。母は自ら股を開
いてしまったのだ。

男の手は、待っていたかのように股間に侵入する・・母は、喜悦の声を漏らし
始める。母の腰はヒクヒク痙攣して、両脚は硬直した。母は、タイトスカート
が裂けるのではないかと思える程に開脚して、スカートの裾はずり上がった。
露わになった母の太股の奥には、ベージュ色のパンティーが見える。パン
ティーの股間部分の中で、男の指がリズミカルに動いた。股間を弄る淫らな男
の指に反応し、母の性器は充血してよがり続けた。残酷なまでの快感に歪む母
の顔。顔を覆っていた母の白い手も、今は固く握られている。極限まで紅潮し
た女体は、男の指でさざ波のような振動を送り込まれて悶絶した。

理性を全て破壊する肉体の快楽は・休むことなく母を犯し続ける。 どんなに
逃れようとしても追いかけてくる男の指。
腰を捻っても持ち上げても、男の指は母の股間を弄り続ける。左手では乳房を
揉まれ右手で性器を弄られる状態は、いつ果てるともなく続いて、母は全身を
硬直させて快感に耐えた。やがて、「気持ちいい、気持ちいい・気持ちい
い」と・母は淫らな言葉を発した。
その時である・・快楽に悶えて体を揺すった母の目は、廊下から覗く視線を確
実にとらえたのだ。
「我が子が覗いてる」「子供に見られてる」 母は一瞬たじろいだ。しか
し、次の瞬間。母の身体には逆らう事の出来ない快楽の波が怒濤のように押し
寄せた。 「やめられない やめられない 見ちゃだめよ だめ 見ちゃだめ
よ#12316;」母は必死で叫ぶ・・しかし・・状況に気づいていないSは母を弄り続け
る。一時も休まず、両股で母の半身を挟み付けるようにして、乳房と淫核を弄
り続ける・・・「気持ちいい 気持ちいい 母さん・・やめられないよ#12316;」母
は諦めたかのように絶叫した。
その声を聞いたSは、母を俯せに寝かせるとスカートとパンティーを脱がしに
かかる。窮屈なタイトスカートは母の腰骨に引っかかったが、母は腰を浮かし
て脱げやすくした。すでにSと母は背徳の行為に狂った共犯なのだ。Sは剥き出
しになった見事な尻肉を暫く愛撫すると、母の太股を左右に開いて、後部から
手をねじ込んだ。指は母の陰部を弄び始める。母の尻は激しく痙攣して、右に
左に蠢く。Sの指は、確実に母の淫列上部に有る秘密の突起に触れて それを
小刻みに擽り続ける。母は、泣き声と呻き声を交互に発しながら、その間にも
卑猥な言葉を口にした。「おまんこぉ#12316; おまんこいい おまんこいい」
「おまんこきもちいい おまんこきもちいい いいっ おまんこ おまんこき
もちいい」母の淫らな言葉は外にいる子供にも聞こえている筈だが・・押さえ
る事が出来ない。「お母さん、まんこ弄られてる・・
お母さんは気持ちいいの・・おまんこが気持ちいいの」母は夢中で腰や尻を左
右に動かして、激しく悶える。しかし、どんなに悶えても尻の方から差し込ま
れた指は追いかけてくる。母はたまらずに声を絞り出す・・
「おまんこきもちいい お母さん・・もうだめ いやらしい いやらしい ス
ケベ スケベ」「スケベ・・やりたいやりたい・・・おまんこ#12316; 」母が
尻肉を絞り上げるように痙攣させると、Sの手は両股にきつく挟み込まれ
た。それでもSの指は執拗に動き続けて、母を快感の極みに落とし込んでい
く。何度痙攣しても、どんなに女体を狂おしく悶えさせても、Sの指は母の淫
核に刺激を送り続けた。
「う#12316;ぅっ・・ああああ あっ・・ああああ」母の腰はその度に喜びに震え
て、豊かな尻肉は蠢くような動作を繰り返す。 母の顔は畳に伏したまま、激
しく歪み、その口からは絶えず啜り泣きがこぼれた。
爛熟した四十女の豊かな尻は、執拗な性器愛撫に耐えかねて右に左にとくねる
ように逃げ回る。しかし、
執拗な男の愛撫、その指は母の「秘密の突起」を弄り続けて離れないのであ
る。Sは、うねり続ける母の肉厚な下半身を見て、そのいやらしさに感動して
いた。そこには、あの清楚で上品な母の姿とは裏腹な欲望が宿り 貪欲に快感
を味わい尽くそうとする壮絶さが無惨な姿を晒している。母は、いやらしく発
達した尻肉の間から差し込まれたSの腕を、太股と尻で挟み込むようにし
て、充血した淫核を刺激する指の動きを味わい尽くそうとする。「う#12316;うぐぐ
ぐっ・・あああああ・・」母の口から、淫熱に犯された淫らな吐息ととも
に、唸るような呻きが止むことなく発せられる。母は、見事に発達した尻を持
ち上げ、尻を痙攣させる。そして、Sの腕を尻肉の間できりきりと締め付け
て、母は泣き叫ぶのだった。母の意識の中には、すでに貞淑な妻としての理性
は無い。母は、送り込まれる凄まじい快感に破壊されて、我が子に見られてい
るにもかかわらず恥知らずな呻き声を漏らし続けている。「おまんこ気持ちい
い おまんこ気持ちいい 母さんのおまんこ気持ちいいよ#12316;」時折見える母の
性器には男の指が差し込まれて、母の淫液は止めどもなく分泌されて光るよう
に濡れていた。やがてSが母の部分から指を外すと、母はその事に抗議するか
のように泣きわめいた。ほんの僅かの間放置されると母は、ついに自らの指で
股間を弄り始めて、それをSの顔の方に向ける。その指は激しく性器をくじ
り・・その間にも母は懇願した。「もっと・・もっとよ・・もっとやっ
て・・もっとおまんこして・・やめないでー  いやあ#12316;っ マンコしてよ
#12316;」母は絶叫した。

Sは母を仰向けにさせると、母の股間に顔を埋めた。 母の陰部をSは舐め続け
た。 母の太股は大きく開かれて、母は快楽の部分をSの顔めがけて突き上げ
て泣き叫ぶた。延々と続くSの行為の間中、母は腹を波打たせ腰をくねら
せ、真っ赤に染まった母の顔は左右に激しく振られた。母の目はきつく閉じら
れたりしたかと思えば、時折かっと見開かれる。その度に漏れる呻きと淫らな
言葉は、もはや人間の姿とは思えないくらいに淫らである。 母は、股間を舐
められてる間中痙攣して・・泣き狂った。母の腰は八の字を描くようにくねり
続けた。やがてSは
母の性器に指を突き刺す。 その指をは母の性器を執拗に捏ねる。母は鬱血し
た顔を激しく歪めて泣き続けた。「気持ちいい・気持ちいい・母さんのマンコ
壊れちゃう・壊れちゃう・きもちいいよ#12316;」
「いやあぁぁぁっ・・もうだめ・・母さん壊れちゃう・・見ないで・・見ない
で・・母さんを見ちゃだめよー」母は私に向かって叫んだように思えた。
母は激しく痙攣して畳に突っ伏した。やがてSは母の片足を持ち上げて、痛い
程勃起した性器を母の股間に当てて、
それを一気に押し込んだ。「ぎゃぁぁぁっ#12316; 」母は激しく絶叫して腰を持ち
上げた。Sが腰を揺すり始めると、母もその動きに合わせる
ように動かす。 勃起した陰茎を差し込まれた母の性器は、外陰部の襞が捲れ
るように、出たり引っ込んだりした。
母は自らの手で、激しく充血した突起を弄り続ける。「あ#12316;っ ああああ#12316;
気持ちいい 気持ちいい お母さん気持ちいいの」「お母さんはやめられない
よ#12316; おまんこやめられない おまんこ おまんこ」
やがて二人は横向きに抱き合い下半身を絡め合い、激しく動き出す。母の様子
はSさんより遙かにも狂乱してるように見えた。
横向きになると母の声は啜り泣くような感じになり、二人の動きはスローに
なった。そして、Sの身体を抱く母の腕に凄まじい力が入った。
止めどもなく溢れ出る母の淫声は、啜り泣きのようだったり呻き声のようだっ
たりする。意味不明の声の間に発せられる言葉は、
どれも、日頃は清楚な母のものとは思えない淫らさだった。私にはその動きの
意味が良くわからなかったけど、二人の身体が激しく動いたとき、私は息を飲
んだ・・・・Sのチンコが母さんを・・・全裸の母に激しく勃起したSの性器が
突き刺ささっている。 夢中で腰を動かす母。気違いのようになって腰を振る
母。激しく腰を動かす二人の間で、Sの勃起したチンコは母の中に入ってい
る。そのチンコは母さんから出るときに、濡れて光った。出ては入り、入って
は出る太いチンコ・・その動きの度に母は泣き声を出す。 二人の腰の動き
は、だんだん速くなって、その姿は壮絶である。腰の動かし方はSさんより母
の方が遙かに激しい。・・「おまんこ・・いい おまんこ・・いい」母は叫び
続ける・・
Sは母の行為に圧倒されていた。 やがて、母はSの上に馬乗りになって、腰を
前後に振り続ける。Sの腹の上でうねるように動く母の腰。「いやらしいお母
さん いやらしいお母さん 気持ちいい 気持ちいい」「おまんこ おまんこ
 おまんこ」母は絶叫する。母は卑猥な言葉を吐きながら、夢中で漕ぎ続け
る。母の乳房が動きに合わせてぷるんぷるんと上下に揺れる。母は号泣しなが
ら夢中で腰を振る。肉の喜悦に犯された女の無惨さをさらけ出して、母は行為
を続ける。その姿は感動的ですらあった。 そして、Sが射精しても尚・・母
はSの性器を解放せず、延々とよがり続けた。

【寝取られ】下請け業者のオヤジに調教された妻【NTR】

$
0
0

きっかけは、下請け業者のオヤジと飲んでいて
スケベな話になったときに「妻のゆうこを貸しましょうか」って冗談で・・
だんだんと話が進んでしまって、本当に抱かせることに・・
というか、調教してもらうことに。
これまでに10人以上調教した経験があるそうだ。

妻を週1日のペースで3ヶ月間ほど貸し出して、
従順で淫乱なM女に調教してもらう約束をした。
中だしできるようピルを飲ませていることは伝えた。
「3ヶ月で最高のソープ嬢に仕上げて見せますよ。」
テクニックもプロ級のものを身につけさせると言われた。

ゆうこはもともと少しMの気があるが、最初は泣いて嫌がった。

どうしてもがまんできなければ、すぐに帰ってきていいと
とりあえず、オヤジとの待ち合わせに向かわせた。
しかし、結局その日は夜まで帰って来なかった。
自分で計画しておいて、ちょっと嫉妬してしまった。
ちなみに妻25才、細身だけど胸はDカップ。けっこう美形。

どんなプレイをしてるのかは、聞かない約束だった。
調教期間はセックスをやめておいた。妻は特に変わった様子はなかった。
貸し出して2ヶ月半、オヤジが調教の一部始終を撮影したビデオをくれた。
妻を先に寝かせてひとりで見た。目を疑った。

普段の妻からは想像もできないような姿が映っていた。
結婚して1年半、嫌がるのでごくノーマルなセックスしかしてこなかった。
美人でちやほやされてきたのでしょうがないと思い、大切にあつかってきた妻が
中年のオヤジにここまでひどい扱いをされ汚されて、
それなのに喜んで奉仕している姿はかなりこたえた。

ビデオには、今週の様子が収められている。

始まりは雨の降る公園のベンチが並んだ屋根付きの休憩所だった。
妻はカメラの方を向いてはにかむようなうれしそうな表情をしている。
「まずは、御挨拶からだ。」「ビデオに撮るのですか。」
「ゆうこの本当の姿を残しておくんだ。」

「・・・・」妻の表情が少しこわばる。躊躇してると
「淫乱の変態女がいい子ぶるなよ。まんこ使って欲しかったらさっさと御挨拶しろよ。」
「はい。」妻は背中を向けてショーツを膝まで下げると脚を少し開いて
尻を突き出してスカートをめくった。
限界まで尻を突き出しているのでケツの穴からまんこまでまる見えだ。
そして両手でケツを持って左右にひろげた。まんこが奥まで見える。
すでに濡れて光っていた。

娼婦でもしないような恥ずかしい格好のままで妻は
「ゆうこのおまんこを使ってください。」といった。
「そうかそれならおねだりしてみせろ。」
妻は両手でまんこをくり返し開いたり閉じたりして見せながら
「おちんちんが欲しくてゆうこのおまんこはぱくぱくしています。」

オヤジは笑いながら
「ちんぽ欲しさにここまでするとは、あきれた変態の奥さんだな。
旦那がこれを見たらなんと思うだろうね。
毎週こうやって他人のちんぽをおねだりしてるってね。」
そう言われても妻はますます濡れたまんこで「ぱくぱく」を繰り返している。
ショックを受けたが、これはまだ序の口だった。

オヤジはカバンからクリームの瓶をとりだすと、たっぷりすくって妻のまんこに塗り込んだ。
媚薬のようだ。まんこに指が触れるたび妻が「あん」と艶かしい声をだす。
人さし指と中指で穴の中にも塗りたくられてゆく。尻が震える。指で感じているようだ。
「今日はこっちにも塗ってやろう。」そういうと、アナルにも塗りはじめた。
指がアナルに突っ込まれる。尻をいやらしくふりはじめる。

「今日はこっちにもチンポの味を教えてやろうな。」
「・・・・はい。」
「アナル処女をもらってやろうっていってるんだぞ。」
「はい、うれしいです。」
「そうか。じゃあ尻の穴でもおねだりしてみろ。」
妻は両手で今度はアナルを開いたり閉じたりしながら
「おちんちんを入れて欲しくてゆうこのお尻はぱくぱくしています。」
「いい眺めだ。しばらくそうしてろ。」
オヤジはそう言うと、ベンチに座ってビールを飲み始めた。

妻はずっとアナルを開いたり閉じたりをくり返してる。
「今度はまんこだ。」オヤジのひと声で、妻はまんこをぱくぱくし始めた。
「また尻だ。」尻を突き出して、オヤジの命令どおりに妻は痴態を晒し続ける。
「いや〜、○○さんの奥さんが、こんな変態だとは思いもしなかったよ。」
妻の股間は、もう垂れるほどにびちゃびちゃに濡れてしまっている。
「ションベンしたくなった。トイレにゆくぞ。」ビデオの場面が変わった。

ビデオの場面が変わって公衆便所の小便器が写っている。
オヤジは片手でズボンのジッパーを下げて汚らしいチンポをとりだし
皮を剥いて勢いよくションベンを始めた。
洗ってないのかカリの周辺に白く垢が溜まっている。
「終わったぞ」といいながら振り向くと妻がしゃがんで待っていた。

妻はかわいく唇を突き出してオヤジのチンポの先にキスをした。
よく見ると残ったションベンのしずくを吸い取っているようだ。
オヤジのチンポがだんだんと固く反り返ってきた。私のよりデカイと思う。
石鹸で洗った直後じゃないとフェラしてくれなかった妻が
ションベンの後始末を口でしてる・・・さらにオヤジは信じられない事を言った。

「よし、じゃあ次はチンカスの掃除だ。」
妻は当たり前のように口を開き舌をのばしてオヤジのチンポの垢を舐め取ってゆく。
「チンポの掃除をさせるのはやっぱり美人に限る。ゆうこの旦那さんには感謝しなきゃな。」
「調教が終わった後も、チンポ掃除にだけは、来てもらおうかな。」
ひととおり垢の始末が終わると、妻は今度は舌を突き出して根本から先まで何度も何度も舐め上げた。
見たことないエロティックな表情の妻。

「どうだ、チンポしゃぶりたいか?」
「はい。」
「じゃあ3分ほどしゃぶらせてやる。」
「ありがとうございます。」
妻はうれしそうにオヤジのチンポにむしゃびりついた。
そして時々上目遣いにオヤジの方を見ながらも夢中でフェラを続けている。
ノドに届くほど深くくわえ込んでる。

「随分うまくなったよな。褒美にマンコ代わりに使ってやるとするか。」
オヤジは妻の頭を片手で押さえると、腰を前後に振りはじめた。
「口をおまんこのように使われてうれしいか?」
妻はその体勢のまま首を縦にふる。
「というわけなんで○○さん、奥さんの口まんこ、遠慮なく使わせてもらうよ。」
オヤジの動きが一段と激しくなり、止まった。そしてゆっくりとチンポを抜いた。
「見せてみろ。」妻が口を開くと白い液体が見えた。「飲め。」
妻がうれしそうに飲み込む。「よし、きれいにしろ。」
妻はまた舌でオヤジのチンポの掃除を始めた。

掃除が終わると妻はオヤジのチンポをパンツにしまいファスナーを上げた。
「裸になれ」
妻はブラウスを脱ぐと当たり前のようにフロントホックのブラジャーをとり、
スカートを脱いだ。ショーツはもう着けてなかった。
白くて柔らかいDカップの乳房と華奢な身体に不釣り合いな濃い陰毛が現れた。
ひどい雨なので他に人は来ないだろうが
真っ昼間に公園の男子便所で自分の妻がこんな姿を晒しているとは
信じられない気分。

「ジャンプしてみろ」妻はその場でぴょんぴょんジャンプする。
乳房が上下に大きく揺れる。オヤジはアップで妻の全身を撮りながら
「ゆうこと出会った男はみんなゆうこの裸を想像しただろうな。
見ることができたのは旦那さんと俺だけ。
そしておもちゃにできたのは今のところ俺だけ。そうだな。」
「はい、そうです。」

「よしこっちへ来い。」オヤジはバッグから黒くて太い首輪を取り出す。
ビデオの画像が揺れる。また画面に妻が映ると首輪を着けていた。
オヤジはビデオを見ている私に話しかけてくる。
「○○さん。奥さんのオッパイ最高ですね。いつもこんな風におもちゃにさせてもらってますよ。」
そう言うと両端にクリップの付いた30センチくらいのチェーンを取り出して
首にかけて、片方ずつ乳首を挟んでゆく。
妻が甘い声を漏らす。
チェーンに吊り上げられて、乳房が上向きに歪んだ。

「真っ昼間から恥ずかしい格好だな。おもちゃにされてうれしいか?」
「はい。うれしいです。もっとゆうこをおもちゃにしてください。」
妻は顔を真っ赤にして、少しうつむきながらも、はっきりと答えた。
「わかった。さっきの休憩所に戻るぞ、先に歩け。」
「このままですか?」「そうだ、誰も来ないよ。来たら見てもらうだけだ。」

「ゆうこは、もっと男のおもちゃにされたいんだろ?」「はい。」
雨の中、妻はその格好でカサをさして歩いてゆく。
オヤジは少し後からついてゆく。
「男を誘惑するように、もっと尻を振って歩け。」
妻は尻を突き出して左右に振りながら歩き始めた。

休憩所に戻ると妻は最初に見せたおねだりのポーズで
まんこをぱくぱくさせてオヤジを待っていた。
「おまんこ使ってほしいのか?」「はい。お願いします。」
「じゃあテーブルの上に上がってストリップのポーズだ。」
妻は木のテーブルに乗って、こちらに向かって大きくM字に脚をひろげて
身体をのけぞらせ、指で逆Vをつくり、まんこをひろげてみせる。

口も大きく開けて舌をイヤらしく動かしている。
淫乱で変態の風俗嬢がそこにいた。
「○○さん、こんな変態の奥さんを持つと大変ですね。
今度○○のストリップ劇場で素人大会があるから出演させませんか。」
妻のまんこがアップになる。汁が垂れるほど濡れている。

「ストリップで大勢の客の前にでたら、
奥さんはもっとまんこ濡らすんでしょうね。
○○さん、こんな変態女の相手はバイブで十分ですよ。」
おやじは極太の黒いバイブをとりだすと
妻のまんこの前に持ってきてスイッチを入れた。
「ゆうこ、こんな玩具でもまんこに入れて欲しいか?
欲しかったら、その格好のまま自分ではめな。」

妻はその格好のまま前進してバイブをくわえこもうと腰をくねらす。
先だけがまんこに入ったかと思うとおやじがバイブを後退させる。
妻は必死にくわえこもうと前進する。とうとうテーブルの端まできた。

腰を突き出すとまんこに刺さる位置にバイブを持ってきて
うれしそうな声で「さあ、入れたければ腰を前後に振るんだ。」
妻はいわれるままに腰を振ってバイブをまんこに出し入れする。

本当に妻がこんなことをしているのか信じられなくて、何度も目を凝らして見る。
しかし「アンアン」いいながら自ら腰を振ってバイブを出し入れしているのは
まぎれもなく妻のゆうこだ。
「どうだ?」「おまんこが気持ちよくておかしくなりそうです。」
「真っ昼間の公園で、バイブ欲しさにここまでやるとは、あきれるな。
○○さん、これをストリップでやったらいい出し物になりますよ(笑)」

「もういきそうです。いかせてください。」
妻は腰を前後に動かしながらあえぎ声まじりに懇願する。
「どうしょうもない淫乱だな。続きは自分でしろ。
カメラに向かって旦那に変態ぶりをよく見てもらえ。」
おやじからバイブを渡された妻は脚をさらに広げると
自分でまんこに突き刺して激しくかき回し始めた。

口を大きくあけて舌をだして
ヤリマンのいかれた淫乱女といった表情だ。
1分もしないうちに「オマンコ気持ちいい!いきます。あーん」
と脚を激しく振るわせていってしまった。
まんこがアップになる。おやじがバイブを引き抜くと
白濁したまんこ汁がだらりと流れだした。
オヤジは指ですくうと、妻の乳首に塗りつけた。

場面が変わった。後でわかるのだが、SMホテルの廊下。
妻がさっきと同じ格好で「ご挨拶」のポーズをしている。
限界まで尻を突き出して両手でケツを持ってアナルを左右にひろげている。
「キャ、え、なに?」と他の女の声。
「すみません、この女、他人にこうして見てもらわないと、濡れない変態なもんで」
オヤジが説明する。
「ちょっと、お兄さん、ケツ見てやってくださいよ。何もしないから大丈夫。」

「へえ〜」っと若い男の声。
「ゆうこ、今日はこれから何するんだ?」
「はい、おまんこを使っていただいて、
それからアナルに初めておちんちんを入れてもらいます。」
妻は、ぱくぱくさせながら、言った。
「いこうよ〜」と女の声がして、カップルはどうやら
自分たちの部屋に移動していったようだ。

ビデオがいったん止められたようで、画面が揺れ、
次には、同じ場所で妻は同じ格好なのだが、
別の男の手が、妻の尻を撫でていた。
40代後半くらいの日に焼けた腕だ。
「きれいなケツだね。」「まんこも触っていい?」
おもわずビデオに向かって、ちょっと待てよと叫んでしまった。

「いいよ。よかったな、ゆうこ、ちゃんとお願いしなさい。」
「はい、どうぞ、ゆうこのおまんこをじっくり触ってください。」
その日焼け男は大笑いした。
「こういうのを本当のマゾっていうんだぞ。」
どうやら連れの女に話しているようだ。オヤジが言った。
「ゆうこ、まんこ触ってもらうなら、顔をよく見てもらった方がいい。
ストリップのポーズで触ってもらいなさい。」

妻は、躊躇することなく、仰向けに横になって脚をM字に広げた。
「おお、すごいべっぴんさんじゃないか。まんこも綺麗だ。」
「もっとよく見てもらいなさい。」「はい。」
太ももの下から手をだして、おまんこを広げてみせる。

「それにしてもよく仕込みましたね。」
「根っからの淫乱女ですよ。これでもれっきとした人妻ですよ。
旦那の知らないところで、こうして玩具にされて、まんこから汁たらして。
そうだよな、○○ゆうこさん。」
本名で呼ばれて、少し動揺しているようだ。

「知らない人にこんな姿みてもらって、まんこ濡らして、本当に変態だな。」
「すごい、びちゃびちゃだな。まんこ触ってほしいか?」
妻は、少し視線をそらしながらも「はい、触ってください。」と言った。
日焼け男の人差し指が、妻のクリトリスに触れる。妻は少し身をよじらせた。

「おお、感じやすそうだな。」
日焼け男は親指と人差し指でクリをつまむように撫でまわし始めた。
「ああん。」妻の口から甘い声がもれる。
こんな男におまんこを触らせて感じている妻の姿は、正視できないものだった。

「ああ気持ちいいです。もっと触ってください。」
命令されたわけでもないのに、そんな言葉を口にした。
少し身体を仰け反らして、もう腰が動いている。
はあはあと息が荒くなってゆく妻。信じられない姿。
「ゆうこのおまんこに・・指を入れてください。お願いします。」

このビデオを見てから
ションベンのたびに妻に後始末させてます。
まんこチェックすると必ず濡らしてます。

H系なら、なんでも言うことをきくメイド状態です。

【寝取られ】W不倫の果て【NTR】

$
0
0

W不倫の果て
祥子と知り合ったのは当時流行ってた伝言ダイヤル。
『色んなことに興味がある25歳です。興味がある方はメッセージ下さい』
その頃の伝言ダイヤルは、既にサクラのやま。
本当に出会える女は極少数だし、その中でも使い物になるようなビジュアルを持った女を探すのは至難の業でした。
でも・・・声の感じがサクラ風じゃない。
5年程伝言ダイヤルで遊んできた私はピン!と来るものを感じ、
『35歳で既婚ですが夢中にさせてくれるような女性を探してます。貴女がそんな方であるように願ってます』とメッセージを入れました。
その日の夜中に自分のボックスに入っている返事を聞いてみました。
『メッセージありがとう御座います。祥子です。色んな方からメッセージが入っていましたが、あなたのメッセージに惹かれました。暫くメッセージのやり取りをしませんか?』と言う返事が入っていました。
その後3回ほどメッセージのやり取り後、会うことになりました。
待ち合わせ場所は私の住む町のメイン駅前、特急電車の到着時間に合せて駅前で待っていると、少し背の高い一際綺麗な女性が現れました。
『まさかね・・・』と思いつつ女性を見ていると、その女性は躊躇せず私の車に近付き窓をコンコンと叩きました。祥子との出会いの瞬間でした。
その日は一緒に昼食を取り、色んな話をした後に祥子の指定する場所まで送り届けました。
私は当時まだ高価だった携帯電話は持っておらず、祥子にポケベルの電話番号だけ教え別れました。

その後祥子からは何の連絡も無く、伝言ダイヤルの私のボックスにも祥子からのメッセージも入りませんでした。
5日ほど経った昼前の事、ポケベルが鳴るので確認すると見た事も無い番号が表示されていました。
そのまま放置していたら再度ポケベルが鳴り同じ番号が表示されていたのでピン!と来るものがありました。
近くの公衆電話からかけると『はい、○○です』となんとなく聞いた事があるような声。
『祥子さんですか?』と聞くと『ハイ私です』と・・・
私は、連絡を待っていた事、是非また会いたい事、正直惹かれている事を伝えると、
『明日はお忙しいですか?』
と聞くので夕方から時間が取れるので会いたい・・・と伝えました。
祥子は少しはなれた大都市に住んでおり、その都市のシティホテルロビーで待ち合わせする事にしました。

W不倫の果て
祥子と待ち合せたシティホテルは、私が伝言ダイヤルで女性との待ち合わせに良く使うホテルでした。
その都市一番の高級ホテルで、予め部屋はリザーブしておき、会った女が気に入ったらそのまま部屋で・・・が大体のパターン。
私は既に祥子に夢中で、部屋も予約したし絶対自分のモノにしようと決めていました。
翌日の約束の時間、私はロビーではなくホテルの部屋で祥子からの連絡を待ちました。
私は美しいだけではなく頭の良い女性を求めていました。これは一つの賭けです。
待ち合わせ時間を20分ほど過ぎると私のポケベルが鳴りました。
表示された番号はホテルの代表番号、私は賭けに勝った!と思いました。
部屋の内線からフロントに電話を掛け
『○○さんがフロントにいらっしゃるから部屋まで電話をして欲しいと伝えてください』とお願いしました。一度電話切ると折り返し内線がなりました。
『もしもし、祥子です。今から其方に行ってイイですか?』
私はシャワーを浴びてバスローブに着替えていました。
暫くすると部屋のチャイムが鳴り、ドアを開けると祥子が入ってきました。
流石に少し緊張した顔をしていましたが・・・
祥子とは二時間ほど部屋で過しましたが抱く事は出来ませんでした。
『もう少し時間を下さい・・・』と言われたからです。
その時祥子から聞いた事。
実は結婚している事。
子供も二人いる事。
19歳で出来ちゃった結婚した事。
過去数回浮気している事。等々。
私は抱きたい・・・と伝えたのですがやんわりと拒否されました。
『私が欲しいですか?』と聞く祥子に、
『此方に来てごらん』とベッドに寝転びながら誘いましたが近寄っては来ません。
『大丈夫、嫌がるような事はしないから・・・』
と再度誘うと、ベッドに寝転ぶ私の横へ座りました。
『手を貸して』
『えっ?』
『いいから心配しないで手を貸して』
祥子はおずおずとした感じで私に手を伸ばしてきました。
私は祥子の手を取ると『信用して目を閉じて』
と言うと、祥子は少しはにかんだ顔をした後に目を瞑りました。
私は祥子の手を、バスローブの下で熱く硬くなった私のモノを触れさせ、そのまま私の手を離しました。
祥子の手はそこから離れずジッとしたまま・・・
やがて祥子の手は熱を帯び、バスローブ越しにも汗ばんでくるのが分りました。
暫くそうしていると、祥子の手はバスローブ越しに私のモノを確かめるかの如くユックリとに動き、一番敏感な部分の下をユックリと掴みました。
私は祥子の為すがままに任せ、祥子の瞳を見詰めていました。
美しい顔を少し上気させ私のその部分を見詰める祥子・・・
肩に触れ抱きしめようとした瞬間、祥子は掴んでいた手を離し『分りました・・・』と。
私は上手く空かされた気がしましたが『何が?』と聞くと、
『男の人の大きさが体の大きさとは関係ない事が・・・』
と言いながら子悪魔的な笑顔を・・・
『俺、大きいかな?』と意地悪く質問すると
『凄く・・・主人とは比較になりません・・・』
祥子の目は私のその部分を見詰めて離れませんでした。
『君が欲しいよ・・・』と伝えると
『もう少し時間を下さい・・・』少し震える声で答えてきました。
その日、祥子とは3日後に会う事を約束して別れました。

不倫の果て
3日後、私と祥子はイタリアンレストランで昼食。
祥子はお酒も好きで、二時間でワインを三本ほど空けました。
車に乗りそのままホテルへ・・・祥子は拒否しませんでした。
『先にシャワーを浴びるよ?』と言う私に
『ハイ・・・』
シャワーを浴びバスタオルで体を覆った祥子の手を引きベットに倒しました。
『あっ・・・』と声を上げ、胸を押さえてバスタオルを剥がれる事に抵抗する祥子。
『もっと明かりを暗くして下さい、恥ずかしいです・・・』
蚊の鳴くような祥子の声を無視し、キスして唇を舌で触れると唇が開きました。
舌の先で祥子の舌先をくすぐると、祥子も舌を伸ばしてきました。
私は祥子の舌を強く吸い、私も祥子の口の中に舌を入れ、絡ませあいながらバスタオルを取りました。
祥子の体は痩せていて、二度の出産による強い妊娠線があり、胸も崩れていました。
『期待はずれでしたか?騙されたと思った?』
裸の体を見られてバツが悪そうな顔をして、でも精一杯の笑顔を見せながら尋ねてきました。
『黙って!君が欲しい!』
明るい部屋の中、私はワザと恥ずかしい恰好をさせました。
四つん這いにさせ枕に頭を押し付ける恰好・・・
祥子は体を見られないで済むからか抵抗しませんでした。
私は背中の上から舌を這わせ、背筋に沿って少しずつ下まで下ろし、腰の付け根まで来ると上に戻るという愛撫を何度も繰り返しました。
両手の指は祥子の胸を優しく触れるくらい・・・
枕で抑えた口から喘ぎ声が漏れ始め、腰がユックリと揺れ始めました。
腰の付け根で止めていた舌での愛撫を、アナルの手前まで伸ばすと『イヤっ・・』と。
四つん這いの両足を少し開かせ、尻を突き出す恰好をさせました。
アナルは丸見えで、その下にある女の部分は、我慢出来ない事を証明するようにキラキラ輝いていました。
祥子の期待は敏感な部分への舌での愛撫。
私はそれを焦らし、アナルの周辺をユックリと繰り返し舌で舐め、やがてアナルの中心にキスをしました。
『ア〜っ・・・』と大きな声で喘ぐと、か細い声で『違います・・・』と。
私は舌先でアナルの中心をこじ開けながら乳首を摘み転がしました。
腰をビクビク痙攣させながら『いヤッいヤッ・・・』と弱々しく逆らう祥子。
乳首を掴んでいた指で、溢れる祥子の愛液を掬い取る瞬間『ア〜っ!』と絶叫すると、
そこへの愛撫を待っていたように腰が大きく痙攣します。
私は意地悪く指を祥子の目の前に持って行き『目を開けてごらん、これなに?』と聞きました。
祥子は恐るおそる薄目を開け、私の親指と人差し指の間で糸を弾く、輝く透明な液体を見詰めると『恥ずかしい・・・』と。
仰向けに体位を変え、そのまま大きく足を広げさせ膝を折らせました。
祥子の恥ずかしい部分は丸見えで、私の唾液で光るアナルの上は開き切り、男の物を求めていました。
恥ずかしい部分を指でさらに広げ、上部の突起に舌先を当てた瞬間『ヒっ!』と声を上げ、
まるでそこへの愛撫を待っていたかの様に、祥子の腰はバウンドしました。
祥子の突起は大き目で、敏感な部分は剥き出ています。
舌先で転がし上下に繰り返し舐めていると、祥子の腰も併せて動き出しました。
『あっあっあっ!』まるで自分の腰の動きに合わせるような喘ぎ声・・・
次第に腰のウネリが早くなっていく祥子・・・
間も無くその瞬間を迎えそうな時に舌を離すと『ア〜っ・・・』
と声をあげ、私の舌を探すように腰は卑猥に動いたまま。
両足をいっそう上に抱え上げ、私は硬く熱い自分の物をあてがいました。
自分モノの先で何度も祥子の突起を擦り上げ、時々祥子の入り口にあてがう様に動かします。
やがて祥子は焦れ、私の物が入り口に触れた瞬間、腰の角度を変えると突き出してきました。
ヌルッとした感触が私の物を包むと、祥子はその感覚を確かめながら深く向かい入れようと腰を動かし、
『アッ、アッ、アッ・・・』と喘ぎながら、
私の物が子宮口に届いた瞬間『ヒ〜っ!』と叫びました。
『すごいっ・・・大きい・・・』
私は祥子の感触を確かめるようにユックリと動き始めました。
『アッ、すごい!アッ、すごい!』と喘ぎながら腰の動きを合せる祥子。
やがて二人の動きは次第に早くなり、私の腰に両足を絡ませ、両手を私の首に回し、
『アッ、ダメっ!アッ、アッ、ア〜っ!』と叫ぶと、私の物を奥深くに擦りつけながらビクッ!ビクッ!と体中を痙攣させ果てました。
ジッとして感触を確かめると、祥子のそこは私を咥えたままビクッビクッと痙攣してます。
『・・・ちゃった』と祥子。
『えっ?』と意地悪く聞くと『イッちゃいました・・・』
と恥ずかしそうに答えながらも、腰が怪しく蠢いていました。

W不倫の果て
『男の人とHして初めてです・・・』
『えっ?』
『初めてイキました・・・』
その後体位を変え何度も果てる祥子。満足した私は祥子から離れました。
『えっ?イカ無いんですか?』と祥子。
『うん、君がイッてくれたから十分すぎるくらいに満足したよ。それに・・・』
『いつもそうなんですか?イカないんですか?それに・・・って?』
『本当はね、イキたいよ。でも我慢する・・・。理由はね、イク時は君の中でイキたい・
・・君が私の中でイッて下さい・・・って言ってくれるまで我慢する・・・』
『えっ?イッて欲しいです・・・』
『・・・中で、ゴムなんか付けないでそのまま一杯出して!って言ってくれるまで』
『・・・!』
祥子は絶句しましたが、私は時間の問題で祥子がそう言う事を確信していました。
祥子と私の関係が始まりました。
夫を仕事に送り出し、二人の子供を小学校に送り出し、毎日だった掃除や洗濯は数日おきになり・・・
私と朝11時に待ち合わせるとホテルに直行、昼食はコンビにで軽食を買いホテルに持ち込み、私と祥子はまるで明日が無い様にお互いを貪り合いました。
月に2回程だった不倫密会も、やがて週一になり週二回になり・・・
三ヶ月も経つと週に三回はSEXしていました。
SEXする度に祥子はイクようになり、ホテルでの四時間ほどで10回以上は果てるようになりました。
『なんか私体がおかしくなったみたい・・・こんなに会ってHして、一杯イッてるのに次の日は体が火照って・・・』
『祥子、体が火照る理由を教えてあげようか?』と私。
『理由があるんですか?教えて下さい・・・』
『祥子の体はね、俺の種を求めてるんだよ。試してみようか?』
『えっ?それって中出しって事ですか?』
『そう、祥子の女は俺の種付けを求めてるんだよ』
祥子は暫く黙っていましたが『今日は危険日だから・・・』と答えました。
『危険日じゃないと種は付かないよ』と言うと黙る祥子。
それまで私はゴムは付けませんでしたが、最後は祥子の背中かお腹に出していました。
中でイッて欲しい・・・とせがまれましたが、ゴム付きではイヤだ!と拒否していましたし、ゴムで感度が鈍るのもイヤでした。
『出来たらどうするんですか?』と聞く祥子。
『産めばいい』と私。
『俺との不倫の子を、御主人との間の子として産めばイイやん!それとも離婚して俺の子を産む?”
祥子の瞳は妖しく光り考え事をし出しました。
『・・・って下さい。出して!祥子の中で一杯出して下さい!』
祥子が完全に私のモノになった瞬間でした。
不倫の子を孕むかもしれないという危険な遊びに酔いしれた祥子は、私が中で果てる瞬間に、これまで以上の叫び声で
『アッ、イッちゃいます、イクッ、イクッ、イックぅ!』
と、これまで感じた事が無い様に激しいアクメを向かえ、私の精液を一滴も逃すまいとするように、強く腰を押し付けて果てました。
私達はそれ以降、もう避妊はしませんでした。
越えてはいけない一線を越えてしまった祥子は、逆に中出しをせがむようになりました。
『出して、私の中で一杯出して!もっと私を汚して!』
とうわ言の様に叫び、私がイクと同時に来る強烈なアクメに酔って行きました。
この頃から次第に祥子のM性が開花していきました。
私は祥子に旦那とのSEXを禁じ、恥ずかしい部分の剃毛を命じました。
オチンチンと言う言葉をチンポに変えさせ、祥子がイク時はおまんこイキます!と大きな声で叫ぶように変えて行きました。
私に跨り、腰を振り立てながら
『ア〜っ、オマンコ気持いいっ、オマンコが溶けそうっ、アッアッアッ、イクッ、イクッ、オマンコいくっ〜!』と絶叫しながら果てる祥子。
不倫相手に命じられるままに剃毛した恥ずかしい部分は、とても旦那には見せられません。
当然旦那との夜は、言い訳をしては逃れる日々が続きます。
私とSEX塗れの毎日を過ごしている事などもあり、疲れて旦那の相手など出来るはずもありません。
二ヶ月も夜を拒否したある日の事。
子供にも見せられない恥ずかしい姿を隠す為に、お風呂は最後にこっそりと入っていたのですが、突然旦那が入って来ました。
シャワーを浴びる愛妻の下腹部を見た旦那は絶句。
そこにあるべきものは無く、青々とした局部からは大き目の突起が丸見え。
部屋に戻ると剃毛した理由を問い詰められますが、事前に理由を考えていたらしく何とか言い逃れするも、愛妻の卑猥な下腹部に興奮し、長い間拒否されていた事もあり、旦那が圧し掛かって来たとの事でした。
男の機嫌を治して誤魔化すのは、射精させるのに勝る事は有りません。
感じている振りをし、ゴムを漬けさせ、最後は中でイカせたそうです。
それから暫くしたある日の事、私といつもの様にSEXし、午後四時に家に帰ると旦那が家に・・・
『何処に行っていた?』と確認する旦那。
タカを括って適当に言い訳する祥子。
『確かめるから付いて来い!』と旦那。
付いた嘘が全てバレ、
『本当は何処に行っていたんだ?』

不倫の果て
厳しく問い詰める旦那に、だんまりを決め込む祥子。
その日は結局旦那が根負けし、翌日仕事が終わってから再度話しをすると言う事になりました。
翌朝旦那が出勤した後に私のポケベルを鳴らしました。
祥子から説明を聞きどうするのか尋ねると
『最悪は離婚します。心配しないでも貴方の事は話したりしません』でした。
祥子は、暫く会えないけど私からの連絡を待ってて欲しい・・・といって電話を切りました。
私は自分から電話するわけにも行かず、祥子からの連絡を待ち続けましたが二週間経っても何の連絡もありません。
祥子のことが心配で堪らない毎日が続きました。
二週間ほど経った日の朝、ポケベルが鳴りました。見ると祥子の家の電話番号です。
『やっと連絡が来た!』と思い電話すると、なんと電話には旦那が出ました。
『あんた誰?』と旦那。
慌てて電話を切りましたが、何度もポケベルが鳴りました。
私はポケベルの電源を切りましたが、緊張感と焦燥感で心臓の鼓動が高鳴りました。
翌日の事でした。私の会社に祥子の苗字を名乗る男から電話がありました。
私は電話には出らず無視することにしました。
祥子の旦那は自宅の電話の発着信履歴を調べ、ポケベルの所有者として私の会社を突き止めていたのです。
その日の夕方、知らない番号を表示して鳴るポケベルにピンと来て、その番号にかけると祥子が出ました。
『友人の家からです。今から私の言う事をよく聞いて下さい』と言うのです。
祥子の話は驚くような内容でした。
あれから何度か話し合いをしたが、旦那は祥子の浮気を疑って譲らず、困った祥子は私の名前を出し事情を説明したとの事でした。
その事情と言うのが驚くような話で、実は祥子はサラ金に借金が有った事。
返済に困ってトイチにまで手を出し、どうしようも無くなり主婦売春を強要された事。
そこで知り合った私に相談したら、借金を立て替えてくれた事。
私とはその後関係は無いけど、大変お世話になったので、その後色んな事を相談したりしていた事。
借金は旦那さんと相談して、その内に返してくれれば良いと私から言われている事。
旦那には言えないし、まとまったお金の返済も出来ないので、少しづつ連絡して返している事。
そして、旦那には悪いけど私に惹かれているとまで言ったそうです。
この話は半分本当で、半分は嘘でした。
出会って二月が経ったころ、私は祥子からお金の相談を受けました。
小さな金額ではなかったのですが、何とか助けてあげたいと思い私が立て替えてあげていました。
勿論返して貰うつもりも有りませんでした。
『旦那は半信半疑ながら、一応私の話しを納得しました。貴方に会ってお礼もしたいし、借金の返済もしたいと言ってます。心配しないで旦那と会って下さい。そしてこの話しに合せて、旦那には借金返済を強く求めて下さい。事実だし、そこを突かれると何もいえなくなりますから・・・』と言うのです。
後日旦那とは会いましたが、祥子の話した通りで終わりました。
ただ、旦那はお金を返したら二度と祥子の前には現れないで欲しい・・・と言いました。
私は祥子との関係を終わらせる覚悟をしました。多分祥子も同じだったと思います。
まるで何事も無かったかのように一月が経ったある日、ポケベルに祥子の家の電話番号が表示されました。
前回の事があるし、私は電話を掛けられません。もしまた旦那が出たら・・・です。
何回も鳴るポケベル。私は焦燥感に駆られました。
思いついた事が、女友達に変わって電話してもらう事でした。
私は昔付き合った人妻に電話して事情を話しました。
『貴方も相変わらずねぇ・・・でも分った、昔のよしみで連絡係をしてあげる。でもさ深入りはヤバくない?』
と言いつつも彼女は連絡係を引き受けてくれました。
友人の振りをして祥子に電話し、その都度旦那ではない事を確認して私に連絡してくれるのです。
お礼を言う私に『飽きたかも知れないけど、たまには私ともHしてね!』と・・・
約二ヶ月ぶりに会う祥子。獣のように求めあいました。
下半身は綺麗に剃毛していました。
『旦那とは?』と聞くと
『求められてもハッキリと拒否してる・・・』
と言う祥子が愛しくもありましたが、危険な香りも感じました。
祥子は私に会いたくなると私の元彼女に電話、元彼女が私との待ち合わせ場所や時間を祥子に伝える・・・
やがて、今度は大丈夫と思っていた密会が破綻する日がやって来ました。
あのあと旦那は祥子の行動に注意していたのです。
一度祥子が車で私の町にやって来ました。予告も無く突然でした。
その日の夜、旦那が何食わぬ顔で聞いたのです。
『今日の昼間は居なかったけど○○さんの家に行ったの?』と聞いてきました。
祥子は『うん』と答えてその場は終わったそうですが、夕食が終わると旦那が部屋に呼び、
『○○さんの家には行ってない、本当は何処に行ったんだ?』と問い詰めてきました。
○○さんの家は祥子の家から10キロ程。
往復しても20キロの走行距離しか掛かりません。
昼間私に会いに来た祥子の車は、往復で200キロ以上走っていました。
旦那は車の走行距離をチェックしていたのです。
祥子は私に会いたくて車で行ったけど会えなかったと答えました。
旦那は暴力を振るい『あの男の事は忘れろ!俺も忘れるから』と言いました。
黙り込む祥子に散々暴力を振るい、最後は泣くように頼んだそうです。
『やり直したいから忘れてくれ!』と・・・
次の日の朝、祥子が私に電話してきました。
その頃は私も携帯電話を持っていました。ポケベルじゃ不便すぎたからです。
『良く聞いて下さい。私は家を出ました。今からどこか住み込みで働けるようなところを見つけるつもりです。でも・・・もし貴方が迷惑でなかったら、私は貴方のそばに居たいです。でも大好きな貴方に迷惑はかけたくありませんから、迷惑ならそういって下さい』と言う祥子。
私は即座に答えました。
『電車に乗るお金くらい持ってる?大丈夫だから俺を頼って!』
『ありがとう御座います・・・今から向かいます』
『どうするつもりだ?』・・・私は考える余裕すらありませんでした。
一時間半後、祥子と初めて会った駅の出口を、顔中青痣だらけにして腫らした祥子が出て来ました。

W不倫の果て
私を頼った祥子は、必然的に私の愛人として暮らす事になりました。
祥子の失踪に慌てた旦那は、私に祥子からの連絡が無いか?と聞いてきましたが知らぬ振りをしました。
旦那は『あんたを恨むよ、訴えてやる!』と言って電話を切りました。
祥子の住むアパートを借り、家具や調度品を揃えると随分落ち着きました。
始めのうちは子供を残して来たことに苦しみましたが、次第に祥子も落ち着いてきました。
私は仕事もほったらかして祥子のアパートに浸りこんでいました。
朝起きたら祥子を抱き、昼食後祥子を抱き、夜は疲れて眠るまで・・・祥子とのSEXにのめり込みました。
祥子もSEXしないと不安らしく、私が求めないと自分から咥え起たせ跨り、激しく腰を振っては何度もイキ、それでも足りないみたいでした。
アパートの中での祥子の恰好は、裸にエプロンをしただけ。
恥ずかしい部分はいつも濡れており『貴方がしたいときは何時でもして!』と言いました。
SEX三昧に疲れて寝ている私に抱き付き
『夕御飯にする?それとも私を食べる?』
『私は貴方の奴隷です。貴方が望むことなら何でもする』
『もっと私を汚して!恥ずかしい言葉で罵って!』
私に乗り腰を振りたてる祥子に
『淫乱!雌豚!オマンコ狂い!チンポ狂い!』
ありとあらゆる汚い言葉で罵ると、半狂乱で腰を振り
『もっと言って!私を虐めて!』と、まるで熱にうなされてるかの様に顔を上気させ
『お願いします、出して!祥子のオマンコに一杯出して!淫乱マンコを一杯汚して!』
と、自分自身で卑猥な言葉を吐き、自分を追い込んでいきます。
やがてより深く私を迎えて擦りたてると
『アッ、イクッ、イクッ、オマンコいくゥ〜!』
と叫ぶや、体中を痙攣させてアクメします。
食事とSEX以外は寝ているだけ。
どちらかと言えば、痩せて色気の欠けていた祥子の体に変化が起こり始めました。
肌の色艶が良くなり、体全体が丸くなって魅力が増してきました。
もともと稀なる美人だったのですが、町を一緒に歩けば男達の羨望の目が痛いほどになってきました。
旦那とけりをつける為、離婚届を渡しに会いに行った時も、旦那が目を見張ったと言うのも頷けます。
祥子がある提案をして来ました。
『剃るのは面倒臭いし大変、脱毛したいけどいい?それとボディピアスってのがあって、東京に行けば恥ずかしい所でもピアスが出来るみたい・・・』
貴方の為に・・・祥子はそういいました。
『貴方のモノになるために恥ずかしい所は脱毛する、クリとラビアにもピアスする。乳首は痛いらしいけど、貴方が望むなら乳首にもピアスする・・・私は貴方が満足するなら雌豚でもなんにでも落ちていい』と言いました。
そんな祥子が心から愛おしくなりました。

W不倫の果て
恥部の脱毛・・・
当時はネットも無く、脱毛をするためにはファッション雑誌などで調べる必要がありましたし、一々電話で確認しなければなりませんでした。
Vラインの脱毛は既に流行ってましたが、Iラインも含めた全脱毛を引き受けるところを探すのは一苦労です。
東京のサロンでやっているという情報を聞き、合せて恥部へのピアスをしている所も東京にあったので、併せて行く事にしました。
先に脱毛の相談をしたのですが、半年ほどかかるということだったので中止、渋谷のヌーンと言うボディピアス専門店に言ってみました。
お店で話しを聞いてみると、乳首へのピアスが一番痛いらしく治りも遅いと言う事だったので、クリ、両ラビアだけする事にしました。
ピアスを選んで即実施、アッと言う間に終わりました。
剃毛した恥部は正面から割れ目が見え、クリ、ラビアを飾るピアスも卑猥に輝き丸見え、まさに雌奴隷そのものと言った感じになります。
一緒に暮らし毎日SEXしていると、流石に刺激が無くなってきます。
祥子は本屋で裏モノジャパンと言うアングラ雑誌を見つけてきました。
アブノーマルな事が一杯掲載されている胡散臭い雑誌です。
祥子はそこに書かれていた『グループSEX』や『相互観賞SEX』なる言葉に興味を持ち、やってみたい・・・と言い出しました。
スポーツ新聞で探し、初めて行ったK市のお店。
住宅用マンションの一部屋で、個人が趣味でやっている感じのお店です。
説明を受けシャワーを浴びてバスタオルを巻き部屋に入ると、既に先客のカップルがSEXしていました。
まるで私たちの事など眼中に無いと言った感じで・・・
私と祥子はカップルの正面にあるソファに座り、呆気に取られて呆然と見ているだけ。
バックでSEXするカップルからは『グチャっ、グチャっ』と『アン、アンっ!』と言う女性の喘ぐ声、卑猥な音が聞こえてきます。
ふと気付くと祥子の手が私の固くなったモノを掴んできました。
祥子の目はカップルのSEXに釘付けですが、手は熱を持ったように熱く汗ばんでいました。
右手で私のモノを弄っていましたが、やがてバスタオルの中に手を伸ばしてきました。
祥子の息遣いが荒くなってきたのでフト見ると、左手はバスタオルの中に入れ自分で弄っています。
『クチャクチャ』と聞こえる音は、祥子のそこが濡れている事の証明。
私も手を伸ばし祥子を弄ると、既にアナルにまで垂れる位に濡らしていました。
私の指はヌルッと飲み込まれていきます。
『アアッ・・・』と喘ぎ声を上げ、そこへの愛撫を待ちかねていたかのように腰を蠢かせる祥子。
やがて祥子は堪らなくなったのか、ソファに座る私に背面座位の恰好で跨ってきました。
ズブズブッと入っていく私の固いものに『ア〜っ・・・いいっ!』と声を上げ、根元まで咥えるとユックリと腰を動かしだします。
私達が始めるとカップルは離れ、私達のSEXを観賞しだしました。
私はカップルから良く見えるように、祥子の両足を広げ上半身を少し後ろに反らせました。
私と祥子の接合部分は丸見え、祥子が動く度にいやらしく出入りする私のモノも良く見えているはずです。
『いっ、いっ、いいっ・・・』
見られる事がこんなに恥ずかしく感じる・・・最近ではなかったくらいに濡らす祥子。
カップルの女性が近寄ってきて、祥子の足の間にまで顔を近づけてきました。
『すごい、ピアスがいやらしい・・・』
と言いつつ、匂いが嗅げる位まで覗き込んでいる女性。
『クリを舐めていいですか?』と聞く女性。
『いいよ』と言うと祥子の足を抱え上げ、私たちの結合部分を剥き出しにして祥子のクリを舐めやすい恰好にします。
女性の舌が祥子のクリを捉えた瞬間『ヒッ・・・』と声を上げる祥子。
私が下から突き上げるように動くと『アッ、アッ、堪んない・・・凄いいっ!』
自分の恥ずかしい部分を初対面の女性に晒し、あろう事か一番敏感な部分を舐め上げられる・・・
恥ずかしさは快感を増幅し、たちまち祥子はアクメを迎えました。
ガクッガクッと余韻で体を痙攣させる祥子に『凄いですねえ・・・』
カップルの男性も目の前で見ていましたが感動する事しきり。
私が祥子から離れると、カップルの女性が潤んだ目で私のソレを見詰めてきます。
明らかに彼女の目は私のモノを欲しがっていました。
『しゃぶっていいですか?』私と祥子に了解を求める彼女。
祥子はアクメの余韻に浸りながらも『いいです・・・』と答えると、彼女はソファに座る私の足の間に跪くと、固くそそり立つ私のソレを掴み、上下に扱きたてます。
『スゴイ、大きいですね・・・』彼女の目は爛々と輝いています。
やがて口に含むと、喉の置く深くまで咥えてきました。
ディープスロートが出来る女性は初めてです。彼女は喉の奥で私のカリを擦ります。
やがて息苦しくなったのか、私のソレを口から離し
『ふ〜っ・・・大き過ぎて入らない・・・』と。
今度は先の部分だけ含むと、上手にカリを刺激してきました。彼女のフェラは抜群です。
隣で見ていた祥子は、自分からカップルの男性に擦寄りフェラを始めました。
男性は祥子を四つん這いにさせ、顔を私達のほうに向けさせると、後ろから祥子に・・・
女性はソファに座る私に跨ってきました。
『アアッ、すっごい!大きいよォ・・・』
子供を二人産んだ祥子とは異なり、女性のそこは狭く窮屈で、私の物を根元まで飲み込むことは出来ません。
女性は上手く深さを調整しながら腰を動かし出します。
『あっ、あっ、あっ、イイッ!スゴイっ・・・』
始めはぎこちなく動いていましたが、やがて慣れてきたのか、女性の腰の動きは激しくな
っていきました。
バックで初対面の男性に犯されながら、目の前で見える、女性のソコから出入りする私のモノ。
祥子は快感に浸りながらも薄目を開けて見ています。
嫉妬と恥ずかしさ・・・快感を増幅して行きます。
先にイッたのは祥子、恥ずかしくはしたない言葉を言いながら激しく上り詰めました。
『イッちゃうイッちゃう・・・オマンコいくゥ〜!』
四つん這いで男性をくわえ込んだ尻がガクガク痙攣しています。
私は対面座位で腰を振る女性の腰を掴むと、激しく前後に動かせました。
女性は私の首に両手を回し、激しく腰をグラインドさせ上り詰めました。
『アッ、アッ、アッ、アア〜っ!』
女性はアクメと共に、自分自身を私の根元まで押し付け、腰をビク付かせて果てました。
この日を境に、祥子の性欲は歯止めが利かなくなって行きました。

【寝取られ】彼女が手の届かないところで【NTR】

$
0
0

オレがマイと付き合い始めたのは高校生のときで、
オレは常にクラスで騒がしい感じのやつ(不良ではない)5〜6人とつるんでいて
体育の時間のテニスに負けたから告白するっていう罰ゲームによるものだった

彼女はマイって名前で隣のクラスだった、
特別授業とかでよく一緒になってて一目惚れ
あのミスドにCMにでてる子に似てるような
綺麗というより可愛いって感じの子だった

おっちょこちょいの子で授業が始まる前とかよくクラスの仲良い女子に
「またぶりっ子してる〜」
って言われて
「してないもん!」っていうやりとりをしてて可愛いな〜ってボケーっとよく見てた

親は会社の社長でお金持ちってのも聞いたことがあって
「お嬢さんか…」なんて高嶺の花だと思ってたので
この罰ゲームはオレにとっては良かったかもなって内心思ってたりもした

付き合い始めてからも甘えん坊で帰るときに校門でたらころっと甘えてくる所なんて
何度味わってもたまらなかった(*´Д`)

そんな時、受験シーズンに海外へ行きたいって言ってきて
また冗談だろなんて感じで「なんで?」って聞いたら
「ホームステイの応募してたから行ってみたいなーって思ってさ」なんて深刻な顔してたんで
これはマジだって思って俺は片時も離れたくないからあせるあせる
「そんなの言ったって言葉通じなくて窮屈なだけだよ、ほら、のんび〜り日本にいたほうがいいよ」
とかとか

でもマイの気持ち変わらず
「タカユキ(オレの名前ね)も行こー」とか言い出す始末
どうせなら行きたかったけど旅行費もかなりのものって聞いたし行けなかった

マジで学校に内緒でバイトしてまで旅行費をつくろうかと考えたりもした
そんな気もしらず「あっちいって浮気するかもよ?」「お土産買ってきてあげないもんねー」とか言いたい放題

で。仕方なく了承(オレの了承なんてなんの意味ももたないが)
お見送りするときも学校の生徒として海外行くわけだから他の生徒もいるわけで(オレの知り合いも3人ほど行ってた)
集団で朝早い出発だから断念
オレの知り合いもいたので楽しんでこいよって伝えといてって言っておいて
それとは別にマイにメールもぽちぽち

マイがいなくなって堪らないぐらい寂しかった
なんだこの喪失感はってなもんよ

そんなこと考えながらもマイが帰ってくる日に、この日は空港からバスで学校に夜中に戻るって聞いたんで
自転車で学校まで向かいましたよ、必死よ、オレ
で、ドラマのようにバスから降りてくる人からマイを探すオレ
メールで行くっていったからオレを探してるマイ
そんな人数いなかったんですぐお互い発見したんだけど
みんないるのに泣き出して俺のところへトコトコやってくるマイ
しかも教師結構居る中で抱きついて泣く泣く、えぐえぐ
「タカのアホぉ」とか言われたり

ちょいオレも泣きかけたけど

離れるとお互いの大切さに気付くって本当なんだ

でもこのホームステイがきっかけでマイは外国へ行くって言い出して
オレはかなりショックを受けた
なんたってまたあの喪失感を味わわなきゃいけないわけだし
経済的にオレはそっちに頻繁にいけないわけだし(´Д⊂
でもマイも同じように寂しかったはずなのになんでか俺はわからなかった

「なんかねー、みんな大らかで良い人ばっかりでねー、家とかもおっきくてねー、なんかねー、うーん、でっかいのー!」とかわけわからないことを言い出して
気分はアメリカ在住。
中途半端なことが大嫌いなA型なんで言い出したら最後ってのはわかってたんでこの頃はもう諦めムード
あとは自分自身がどうマイと会っていくかだなって考えてた
アメリカの大学とかそんな簡単にいけるもんなのか、とか
パスポートってなに?みたいなレベル

そんな中、同じく行ってた友人から
「彼女さんなんか仲いい人できてたぞ、彼氏としてやばいんじゃないの」

聴いた瞬間初めて味わう締め付けられるような感じ
仲良いってだけじゃんって思いながらも…
「へ〜、やばいかもな〜」としか言えないオレ
本当に胸のあたりの筋肉が収縮を過敏に繰り返してるような
湿気の高い部屋で深呼吸をするような
それはメタファーではないとしっかり感じれた

後々根掘り葉掘り聞いてわかったことは

・あっちで違う学校の男と仲良くなってた
・チャラチャラした感じの男
・でも英語ペラペラ喋ってた
・メルアド交換してた
・その他は別行動だったので知らない

とのこと

その夜すぐにマイに電話
こっそり聞きだす方法を考えてたけどそーいうのできないタイプなんでずばっと
いくことにした

「仲良い男できたんだってな」
「ふぅん(うん)」
「そんな甘えた声だしても駄目だよ」
「うー…でもなんでもないただの友達だもん」
「仲良い男っていっただけでわかるような仲の人なんだな」
「うー」

などなど
マイはただの友達の一点張り
なにもしてないんだな?って聞くと
「そんな仲じゃないよ!」って怒られたんで信じました
それ以外どうしようもない、もう国が違うだけかもしれないが
当時の俺にとって交通手段のない分、それはまったく時限の違う
TVで遠い国の戦争の話を聞いてるような気分だった

再びマイがあっちに行くまでいろんなコトがあった

2人で遊びに行って
ついに抱き合った

白い肌に薄い水色の下着、
それと黒い髪のコントラストは今でも覚えている
首元にキスをすると生々しい女の匂いがした
生まれて初めてどんなに匂っていても嫌な気分のしない仄かな汗の匂い
恥ずかしいことにまだ皮が完全に剥けてなかった僕のアソコも皮が剥けたんじゃないかって
ぐらい大きくなっていた

マイのあそこはすごく濡れていて
「んっ……んんっ」って声を出すたびすごく興奮した
そしてやはり剥けてなかったけどゴムをつかって(わざわざコンビニに買いに行かされた、外に出せばいいじゃんって思ったけど頑なに拒んだので仕方なく、こういうところは男と違う)
終わってから「痛かった…」っていいながら以前以上に甘えるようになった
Hってのは特別な行為なんだ、ってしみじみ

でもAV女優ほど喘がないのでちょっとショックだったり…

ただ最近マイのケータイが鳴る回数が増えてるのが気になっていった

そしてまだ寒くて、でも日が長くなってきた季節にマイはアメリカへ行ってしまった

そしてすぐ俺自身大学が決まった
AO入試っていうもので案外簡単に決まってしまった

そしてマイやその他の人を残して卒業式は行われた

大学の入学式まで一ヶ月以上の休みがあった
なにもすることがない時間がマイへの想いを色濃くさせた
ベットに横になっても考えるのはマイのことばかり、あのひとつになった日のことを毎日考えてた
でもあの男のことも同時に思い出すことになってしまった

場所離れてるけどメールや電話できる
こういう時なぜかアインシュタインに感謝してしまう、頭悪いな俺orz
そう、CMで「海外でも使えるケータイ」ってのがかなり昔に流れてて
それを2人そろって購入した
それで毎日のようにメールをした
電話はお金の関係でなるべく控えるようにしていた

そのメールの中で嫌なことを知った
あの男が一緒の学校になった
言葉にならない気持ちってこれなんだなって思った
ただ
「浮気するなよ、したら俺もするからな」
こんなメール送ったと思う
そしたら泣いてるような顔文字が送られてきただけで
“しないよ”
ってなんで言わないのかってことになぜか腹をたてた。

時々喧嘩もしたけど別れることなく
俺も大学に入学し、マイの大学も日本の大学と比べるとずいぶん遅く始まった
時差だ

俺もバイトを始めて以前より電話する回数が増えた

でもマイは朝方に電話かけてくる
俺としてはでれなかったり、酷く眠かったりするときがある
でも甘えた声はマイナスイオンでもでてんじゃないか、ってぐらい癒される

そして蝉が鳴き始めた時分
不自然な電話がかかってきた
いつものようにどんなニュースがあったとか、英語で喋って、とかとか話してた

「俺のPS2がDVD読み込まなくなったんだよ!」
「…」
「新しいの買おうかなとも思ってるんだけどなにせお金がない」
「…」
「……マイ?」
「んっ……え…どうしっ…た…の?」
「いや、ゲーム機の調子がね、よろしくないのよ」
「……」
「どうしたの?気分でも悪いの?」
「………んっ………うん、ごめん…!」

プッ

どうしたんだろ、気分でも悪いのかな、としか考えれなくて
「風邪でも流行ってるの?安静にね」とメールをしておいた

それからしばらくメールの返信も、電話もくれなかった
俺もしなかった、マイは体調を崩したときよくこういう音信普通の時があった
嫉妬深い俺はあまり深く考えない、それがいつの間にか身について
当たり前になっていたのかもしれない

そして熱帯夜のある日、突然マイから電話があった
特に体調に触れられることもなく、だからこっちもあえて聞かなかった

「プレゼントがあるから近々送るね」
元気な声を聞いて嬉しかった
「うん、待ってる」

でも僕らの電話には他のカップルにはないであろう長い沈黙がよくある
そんな時俺はマイがどんなところで電話してるのか受話器越しに聞こえてくる物音にすごく集中する
マイが近くに居たときはマイの両親が「お風呂入りなさいよ〜」っていう言葉を聴いては
2人でよく笑いあった
今回も長い沈黙がった
「…ガタガタ…」ベットを動かすような低い大きな音が聞こえた
「誰かいるの?」
「部屋に?」
「うん」
「友達がね〜……来てるの」
「ふーん……男?」
「違うもんねーだ(笑)」
「そうなんだ…」

まあ、そうだよな、離れても俺はマイの彼氏ってことは変わらないんだ…少し安心した

その間”なぜか”沈黙もなく、昔話に花を咲かせる
あの一緒に寝た話をするとすごく照れるのでその話をわざと持ち出して困らせるがお決まりだ

「でもあのときのマイ可愛い声だしてたよね」

「んー!そんなことないもんっ!タカだって気持ちよさそうにしてたじゃん」
「でもマイほどじゃないよ」
「でも!その話は……もういいよ…」

いきなりテンションがさがったので本気で嫌がってたのかな?とすごく心配した

「でも話すこと他にないじゃん」
「……うん」
「最近暑くなってしんどいよ、やっぱ冬が良い、冬が」
「…ね…」

また途中で気分でも悪くなったのかな、と心配してたけど
以前とはなにか違ってた
常に後ろのゴトゴトという物音は耐えなかった

「どうかしたの?」
「…」
「…ねぇ」
「…え?…大丈夫だよ……んっ…!」

ホテルで聞いたマイの声だった
それと同時に俺のアソコは反応した

「ホント、どうしたの?」
慌てて聞いた、おそろしいほど動悸が激しい、目がチカチカしてくる
反応はなく、激しいマイの息遣いが遠くなってくる

プッ!ツーツーツー

電話が切れた
なんなんだ、俺は布団に顔を埋めた
暑さも気にならなくなるほど動悸が激しい

ブーッブーッ
気持ちを落ち着ける時間も与えてくれず着信する
マイからだった
「はい…」
口の中に水分がなかったのか、今思えば笑ってしまうほど声が裏返った
しかし声裏返っちゃったなんていう暇も与えてくれない

「やぁっ!…あっ、あっ、あんっ、あんっ、やっ…だぁっ、んんっんんー!」

マイだった

「だめだって…ばぁ……んんっ…んっ…」

すぐなにか理解できた
スプリングが音を立てていて二人分の息遣いが聞こえた

「なにやってんの…」
今思うと馬鹿なことを言ったと思う
でもそれ以外考えられなかった
俺の思考スピード以上のことが受話器の向こうで行われてた

「きっ…てよ…電話ぁ…電話きってぇ…んっ…」

俺ではなくその誰かに言ってるんだとすぐ理解できた
その誰かもすぐにわかった
あのチャラチャラした男なんだろう、と

マイのあそこから「くちゅくちゅくちゅ」と激しい音が聞こえる
そして馬鹿なことに手マンされてるマイを想像してすごく興奮してる自分がいた
ついさっきまで普通に話してはずなのに…
考えずに電話を切った

そのあとまったく寝れなかった
食欲も、喉も渇かなかった

電話が鳴って、無意識に受話器に耳をつける
マイだった
泣いていた
「なんで泣いてるの?」「泣くなよ」っていうのが普通なんだろうけど
電話をくれる前までなにをしていたんだろう…
(二時間以上経っていた)
どこまでしたんだろう
なんでしたんだろう
気持ちよかったのか
何回目なのか
俺の君の彼氏なのか

なんで俺ばっかりこんな目に遭うんだろうって本気で悩んだ
別れた方がいいかもしれない、でも、マイを渡したくない
マイ以外俺にはいないから別れられない

またマイのあえぎ声を聞かされるかもしれない
そう思ってすぐ電話を切ってしまった
でも切ったことによって今行われているかもしれない
でもそのときは電話できなかった

まだ今、いろいろあるんだけど長くなるし、つらいのでこの辺にします
時間ができればスレの方に続き書くです、すいません


【寝取られ】妻の喫煙 続き【NTR】

$
0
0

妻「彼と再婚なんてしません。」
私「今はな。」
妻「絶対にありません。」
私「何でそう言い切れる、
  好きになった男、それもセックスまでした男、
  私と別れれば、もう何も障害は無い。
  栗本にしても、奥さんと離婚ということになれば、
  お互い好都合だろう。
  体の愛称もいいようだしな。
  儀父母さんだって、家のローンの心配をしなくていい。」
妻「あの子達の父親はあなただけです、許してください。
  彼とはもう会いません。」
私「だから、何を許せというんだ。」
妻「・・・」
私「他の男を愛したお前を許せる程、包容力のある男ではない。」

妻「愛してません。」
私「誰をだ、私か。」
妻「いえ、栗本のことです。」
私「愛していない男とセックスが出来るか。」

そういいながら、私の脳裏に由香里との事が浮かびました。
確かに、その時の自分の精神状態から由香里と結ばれたのは事実でしょう。
しかし、私も由香里を愛してセックスしたのか、良く分からない部分が有ります。
しかし由香里のことが好きになり始めている自分が居るのも事実でした。

家庭が崩壊状態だというのに、当事者を除いては生活は坦々と時を刻んでいきます。
夕食も済ませ、子供達も眠りに着き、イライラしながら栗本からの電話を寝室で待ちました。
妻も片付けを終わらせ、寝室の鏡台に俯いて座っています。
私といえば、結論の出ないままベッドに横たわり、タバコをふかしているだけでした。
八時丁度にその電話はなりました。
私はベッドから飛び起きると、電話に出ようとする妻を制止し、受話器をとりました。

私「もしもし、○○です。」
栗本「栗本です、遅くなってすみません。」
私「奥さんと良く話し合ったか。」
栗本「・・・はい。」
私「でどうする。」
栗本「出来ればお会いしてお話を・・・」
私「当然だね、電話で済むむ問題じゃない。」
栗本「出来れば昨日の事務所で・・・」
私「良いよ、お互い家族には心配かけたくないからね。」
栗本「すみません。」
私「直ぐに出るから。」

車で事務所に着くと、既に栗本は着いているらしく事務所には明かりがついていました。
車を降りると、昨日と同じように栗本が入り口で出迎えました。
事務室に入ると小柄な女性が一人、こちらに向かい深々と頭を下げていました。
その人が栗本の奥さんであることは状況からして疑う余地は有りません。
顔を上げたその人は、年齢は私より少し上に思えましたが、顔立ちの整った綺麗な女性でした。
しかしその目元は少し腫れ上がり、昨日か今日かは分かりませんが、夫婦間で我が家同様の修羅場が展開されたことを私に想像させました。
栗本の奥さんに小さな声で着座を促され、ソファーに座ろうとすると、妻が私に何か訴えかけているが分かりました。
昨日は、私に栗本の隣に座るよう言われた妻は、今日は貴方の隣に座らせて欲しいとでも言うような目つきで私の顔を覗き込んでいました。
私が隣に座る様に伝えると、安心した様に妻は腰を下ろしました。
栗本の奥さんがお茶を持ってくる間、会話も無くただ重苦しい時間が数分間流れました。
奥さんが私の向かいに座り、その後から栗本が妻の向かい側に座りました。
最初に話し始めたのは、栗本の奥さんでした。

奥さん「この度は、主人が大変なことを、申し訳ありません。」
私「奥さんに謝って貰おうとは思ってませんから。」
奥さん「でも、主人のしたことで、○○さんにご迷惑を・・・」
私「私の妻も同罪ですから。」
妻「申し訳ありません・・・」
私「専務さん、それでどうしますか。」
栗本「もう奥さんとは会いません。
   本当にすまない事をしたと思っています。
   許してください。
   謝って済むことでない事は十分分かっていますが。
   今はそれ以外に出来ることがありません。」

そう言われた私は、返す言葉がありませんでした。
栗本が、もう少しお互いに非がある有る様な言い方でもすれば、売り言葉に買い言葉で話はエキサイトしたのかも知れませんが、栗本の顔は、一晩でこんなに変わるのだろうかと思えるほど窶れて見えました。
私が拳を握り、返答に困っていると、奥さんが話し始めました。

奥さん「昨日、この人から今回の件を聞きました、○○さんには、大変申し訳ないと思っています。
    男として、けじめをつけなければならないと思います。
    ○○さんの気持ちが治まるようにするには、どのようにすれば良いでしょうか。」

奥さんの言葉に私は、また言葉を失いました。
奥さんにしてみれば、妻は夫を寝取った女、しかし妻を責めるどころか、夫の後始末を気丈にも行っているのです。
ただ妻の浮気に動揺して、話の場に結論すら持ち合わせていない私に比べて、奥さんの言動は女性の強さを感じさせられるばかりでした。

私「奥さんは、どうしようとお考えですか。」
奥さん「大変失礼とは思いますが、
    慰謝料という形でお話しするしかないと。」
私「すみません、私はお金が欲しくて話し合いに来たのではありません。」
奥さん「ですから、失礼とは思っています。」
私「奥さんを攻めているわけでは有りません。
  ただ、専務さんがどういうけじめをつけるのかが聞きたくて。」
奥さん「この人も反省してます。
    手前どもの家も感じやすい年頃の子供が居ます、
    私もこの人を許すことは出来ませんが、
    子供のことを考えると、直ぐ離婚と言うわけにも行きません。」
    ○○さんにしてみれば、社会的な制裁を望んでおられると思いますが、
    今はそれが出来ません。

奥さんにそこまで言われると、何の反論も出来ませんでした。
もともと妻や夫のある身、喧嘩両成敗は仕方が無いことは分かっていました。
しかし、私は遣り得的な状況だけは嫌だったのですが、奥さんにあそこまで言われれば、男として妻を繋ぎ止めて置けなかったおいめもあり、引き下がるしかないと思いました。

私「慰謝料はお互い様ですから、請求するつもりは有りません。
  私は、今後こいつと遣っていけるかどうかわかりません。
  私の方からも奥さんに一言お詫びいたします。」

結局、気丈な奥さんに優柔不断な男達が、仕切られた形で話し合いは終わりました。
終始私と奥さんが、会話するのみで当事者の二人は会話に入ることはありませんでした。
改めて栗本の小心さには驚かされました。
帰りの車の中で私は妻に言いました。

私「あの男のどこが良かったんだ。」
妻「・・・ごめんなさい。」
私「俺はあの男以下ということだよな。
  自分が情けないよ。」
妻「そんなこと無いです、ごめんなさい。」
私「だったら何故、あの男と寝た。」

妻から返事が返ってくることは有りませんでした。

部屋に帰ると、私達夫婦の間には、出掛ける前よりも一層距離感が増したような気がしました。

私「これで終わったと思うなよ、俺達の事はこれから始まるんだからな。」
妻「そんなこと思ってません。
  簡単に許して貰おうとは思ってません。
私「そこからもう違うよ、俺がお前を許せるわけが無いだろ。
  もし俺がお前を裏切って浮気してたら、お前は俺を許せるのか。」
妻「私にそんな権利は無いです。」
私「そうじゃない、俺がお前を裏切っていたらとしたらだよ。」
妻「解りません、今の私には。」

今私が、由香里との関係を妻に伝えれば、妻の気持ちは直ぐに解るでしょう。
逆上するか、それとも自分の立場を理解した上で、穏便に済ませるか。
しかし私は、この時点で由香里との事は妻に伝える気は一切なく、この答えを知ることを意識的に先延ばしした。

私「お前に聞いておきたいことがある。」
妻「はい。」
私「栗本のことが好きなのか。」
妻「・・・解りません。」
私「そうやって誤魔化すのは止めろよ。
  さっきも言ったが、お前は好きでもない男とセックスが出来るのか。」
妻「本当に解らないんです。」
私「それじゃ、何であいつに抱かれたんだ?
  言ってみろ、理由があるだろ。
  俺とのセックスに不満があったのか?
  それとも、生活が嫌になったか?」
妻「・・・」
私「本当はあいつのことが好きで、セックスがしたくて堪らなかったんだろ。」
妻「・・・違います。」
私「何が違う、どう違うんだ言ってみろ。」
妻「彼と寝たのは弾みだったんです、
  初めからそんなことする気は無かったんです。」
私「それなら聞くが、セックスする前に栗本と会っていたことを何で俺に隠してた。」
妻「それは、貴方が嫌がると思って。」
私「普通の男は、自分の奥さんが他の男と、しょっちゅう二人で逢っていれば嫌がると思うぞ。
  お前は、俺が他の女と二人きりで、しょっちゅう会っていても平気か。」
妻「すみませんでした、ごめんなさい。」
私「お前が俺に黙っていたのは、何(いず)れあいつとセックスすることを期待していたからだろ。
  そうでなければ、黙って逢ってた理由が見つからない。」
妻「ごめんなさい、もうしませんから。」
私「麻美ね本当の事を言えよ、あいつと寝たいと思って付き合っていたんだろ。」
妻「・・・そうかもしれません。」
私「あいつと寝てからも、俺ともセックスしていたのは何でだ。
  あいつや俺に悪いとは思わなかったのか。
  あいつとの事がばれない様に、しょうがなく俺とも寝てたのか。」
妻「そんな積もりは有りませんでした。
  栗本とは、何(いず)れ別れる積もりでした。」
私「ばれなければ、これからも続ける積もりだったのか?」
妻「今更言っても、言い訳にしかなら無いけど、貴方に申し訳ないという気持ちは何時も有りました。
  でもずるずると、続けてしまいました。
  こんなことになって初めて自分のした事が大変なことだと気付きました。」
私「そんなことにも気付かないくらい、あいつとのセックスが良かったのか。」
妻「そんな言い方しないで下さい。」
私「でも、ずるずると続けていたのがその証拠だろ。」
妻「そんなにセックスが良かった訳では有りません。
  ただ、こんな事を言うと貴方に嫌われるかも知れない気と、最初は貴方以外の男性に興味があったのかも知れない。
  それがたまたま、栗本だったんだと思います。
  だけど直ぐに止めなければと思い話したんだけど、かえって呼び出しが多くなって、最近では貴方が家に居るときまで、電話が来るようになってしまって、しょうがなく逢いに行くと、結果そうなってしまいました。」
私「つまり、結果はどうあれ、お前も承知の上で浮気したのは間違いないということだな。」
妻「本当にごめんなさい。
  貴方のことが嫌いになったわけではないです。
  栗本とのセックスが貴方より良いからじゃないです。
  気の迷いてです、許して下さい。」

何処まで本当か、そんなことはこの時点で私にとっては、さほどの意味は有りませんでした。
妻が他の男と寝ていた、その事実だけは私の心に重く圧し掛かっていた。
私だけの妻であって欲しかった。

——————————————————————————–

「おめでとう」
「いや〜 おめでとう御座います」
何がおめでとうなのでしょうか・・僕にはさっぱり意味はわかりません。
人間拍手をする時っておめでとうって気持ちになるのでしょうですか。」
私「そうです。」
由香里「ちょっと決まりの悪い分かれ方だったから、
    ちょっと気になって。
    外からまた電話貰えませんか。」
私「また後で電話します。」

仕事が終わったのは7時30分ごろでした。
事務所を出た私は、由香里に電話を入れる前に自宅に電話を入れました、やはり妻のことが気になりました。
自宅に電話を入れると、義母が電話に出ましたが直ぐに妻と変わりました。

妻「麻美です、すみません。」
私「帰ってたのか。食事はいらない。」
妻「仕事ですか。」
私「飲み会になりそうだ。」
妻「分かりました、気をつけて。」
私「遅くなるから、俺のことは気にしないで好きにして良いぞ。」
妻「・・・」
私「それじゃな。」

陰湿です、妻に何か嫌味めいた言葉を言わないと気がすまないのです。
妻がどう取ったかは分かりません、俺のことは気にしないで好きにして良いぞといったのは私の妻に対する嫌味の言葉でした。

由香里のところに電話すると、直ぐに由香里が出ました。

私「○○です。」
由香里「無理言ってすみません。」
私「いやそんなことは無いよ。」
由香里「家の方はどうですか。」
私「・・・。」

事の次第を電話で話していると、私の声を遮る様に由香里が言い出しました。

由香里「私の部屋に来ませんか。」
私「お姉さんは・・・」
由香里「○○さん、私一人暮らしだよ。」
私「そうなんだ。」

私と由香里は一度は関係を持った仲です、由香里の誘いを断る気持ちは一切ありませんでした。
むしろ家に帰りたくない気持ちのほうが強く、引き寄せられるように由香里のアパートに向かいました。
仕事柄、土地勘は有る方で、教えてもらったアパートは直ぐに見つかりました。
真新しいそのアパートは、如何(どう)にも女性の好みそうな外観で、私には場違いのような気もしました。
由香里の部屋は二階の奥にありました、チャイムを鳴らすと同時にドアが開き私は一瞬戸惑いました。

私「びっくりしたよ。」
由香里「足音聞こえたから、待ってた。びっくりしたね、ごめんね。」

少し悪戯ぽい仕草が、私に笑顔を取り戻させた。
その時由香里の言葉に変化を感じましたが、でもその時の私はそれが嬉しく感じられました。
玄関に入り靴を脱ぐと、由香里は私の靴をそろえ、手に持ったバックを取り上げると、私の手を引き六畳ほどの居間に連れて行きました。
私の手を握る由香里の手には力が入っていたように思え、私も力を入れ握り返していました。
私と由香里は電話した時点で、お互いを求め合っていたのでしょう。

居間に立ち尽くした私達に会話はなく、握り合った手を寄り強く握り合いました。
由香里の手から私のバックがカーペットの上に静かにおかれた、私は由香里を後ろから抱くようにそっと右手をふくよかな胸元に回した。
由香里の首筋に顔を近づけると、シャンプーの香りがした。
初めて結ばれる訳ではないのに、まるで初めてのように鼓動は高鳴り次の行動に移れません。
雰囲気を察したのか、振り向きざまに由香里が私の唇に軽くキスをすると、小さなキッチンに向かいお茶の支度をし始めた。

由香里「座ってて。お茶、紅茶、それともコーヒー?」
私「何でも。」
由香里「それじゃ、紅茶にするね。」
私「あぁ、何でも良いよ。」
由香里「コーヒーあまりスキじゃないでしょ?」
私「あぁ。」
由香里「この間ホテルでもほとんど呑んでなかったもんね。」

見透かされていました、と言うより由香里はそれほどに私の事を気にしてくれていたのだ思いました。
私は居間の隅においてある少し低めの小さなソファーに座りました。
間もなく由香里が紅茶を入れて持ってきました。
テーブルに紅茶のカップを二つ並べておくと、私の隣にきてソファーの真ん中よりに座っていた私に対して、お尻で割り込むように隣に座りました。

由香里「ソファーちょっと小さいね、お茶どうぞ。」
私「ありがとう。」

本当に小さなソファーです、しかも低い位置なので二人で座ると、たち膝か足を伸ばさないと座れません。由香里はラフなスエットの上下を着ています。飾らないその服装に少しは気持ちが落ち着いてきましたが、鼓動はなかなか正常を取り戻しません。

由香里「大変だったね。」
私「ん。」
由香里「その話は、今日は止めようか?」

その時私は由香里に話を聞いてもらいたい気持ちと、そんな話をするのは止めて由香里を抱きたい気持ちを天秤に掛けていました。紅茶を持つ手が少し震えています。

由香里「緊張してる?」
私「少し。女の子の部屋なんて滅多に入らないし。」
由香里「そうなんだ。」

由香里が突然テレビをつけた。野球放送やクイズ番組、チャンネルが定まらないまま、アパートの家賃話や、仕事の事など暫くの間取りと目の無い話が続きました。いつの間にか、テレビの画面がドラマのラブシーンになっていました。

由香里「なんか、ちょっと恥ずかしいね。」
私「ん・・・」

お互いきっかけを待っていたのてしょう、どちらからともなく、また手を握り合いました。
その間画面から目を離すことはありませんでした。
ラブシーンが盛り上がってきたとき、由香里が私に寄りかかってきました。
ここまでくればもう気持ちを抑えることは出来ませんでした。
スエットの上着を捲くりあげていました、さっきは気付かなかったのですが、由香里はブラジャーをしていませんでした。
豊満な乳房に小さな乳首私が口に含むと乳首が見る見るうちに硬い突起と化していきました。

由香里「○○さん、ちょっとまって。スーツ駄目になっちゃう、隣の部屋に行こう。」

由香里は立ち上がると、隣の部屋へ行きました。私も立ち上がると由香里の後を追いました。
寝室には女の子が寝るには充分すぎる大きさのローベットがありました。
由香里は振り向くと、私のスーツや下着を夢中で脱がせ始めました。
私がトランクス一枚になると由香里は後ろを向き、自分の服を脱ぎ始めました。
スエットの上を脱いだ瞬間私のは由香里をベットに押し倒していました。
由香里に抵抗はありません、押し倒された状態で由香里は自分からスエットの下と下着を一気に脱ぎ捨て、私のトランクスをも取り去りました。
一糸纏わぬ二人は、唇を奪い合うように吸い合い、長い長いキスを交わしました。
由香里の性器に状態を確認することもせず、私は由香里の奥深く陰茎を差し込んでいました。
由香里もその時を待っていたかのように、私の腰の辺りに両足を絡め、喘ぎ声を上げています。
何故か前回にもまして、私は数分で絶頂に達してしまい、由香里の腹の上に果ててしまいました。

私「ごめん。」
由香里「ん〜ん、気持ち良かったよ。
    私、この間もそうだったんだけど、○○さんの気持ちが良いんだ。」

可愛いことを言ってくれます。
妻とするセックスでは、こんなに早く行くことは最近ありませんでした。
由香里とのセックスは、新鮮で必要以上に自分を興奮させ、短時間で果てさせたのでしょう。

私「タバコ吸っても良いかな。」
由香里「灰皿持って来るね。タバコはスーツの中?」

立ち上がった由香里は灰皿を手に戻って、スーツのタバコを探し当てると、私に渡しました。
私がタバコを口にくわえると、すばやくライターを出し火をつけてくれます。

由香里「美味しい?」
私「あぁ。」

由香里はタバコを吸う私の顔を微笑みながら、少し潤んだ目で見つめています。

由香里「シャワー浴びる?」
私「これ吸ったら。」
由香里「私先に浴びて良いかな?」
私「いいよ。」

由香里が浴室に入って直ぐにタバコを吸い終えた私は、由香里のシャワーを浴びているところを想像していた。
その時、妻のことは、頭のから完全になくなっていました、忘れたいと言う気持ちがそうさせていたのでしょうか。
由香里の若い体を想像すると、私の陰茎は見る見る回復していきました。
気がつくと、私は浴室のドアを開けていました。
そこには、想像通りの光景がありました。
私に理性はありませんでした、由香里に抱きつき胸に吸い付き、性器を弄っていました。

由香里「駄目、ここは隣に聞こえるから。」
私「ごめん、我慢できない。」

由香里の手を私のいきり立ったペニスへ導くと、由香里は目を潤ませて、抵抗をやめ私のする事を受け入れてくれました。
ディープキスを繰り返し、由香里は私のペニスを口に咥え、長いフェラチオしてくれました。

由香里「ベットへ行こう。」
私「ん。」

浴室を出て、体を軽く拭くと寝室に行く数メートルの距離も、一時をも惜しむように唇を重ねあい、転げるようにベットに着きました、私直ぐにペニスをバギナに押し込みました。
長い注挿の後、由香里と共に果てることが出来ました。
またタバコを吸うため由香里から離れ、仰向けのなってタバコをタバコを吸っていると、由香里が愛しそうに私のペニスを摩っていました。
その時突然、私の脳裏に妻が栗本と同じ事をしている光景が浮かんできました。

気になるとどうしようもなくなる、まだ妻に対する嫉妬や未練があるのは認めますが、体までそれに反応してしまいます。
由香里に申し訳ない気持ちと同時に、自分にも腹が立ってきます。
由香里との行為に集中しようとしても、あらぬ妄想が膨らみペニスは萎えて行くばかりです。
それに気付いた由香里は、体を起こしシャワーを浴びに行くと一言残し浴室へ消えた。
浴室から戻った由香里は、下着とスエットの部屋着をきると台所に向かった。

由香里「紅茶でいいね。」
私「ありがとう。」
由香里「ごめん、先にシャワー浴びる?」
私「あぁ、そうするよ。」
由香里「じゃ、上がったら入れるね。」
私「ごめん。」

ベッドから浴室に向かう途中、由香里と擦れ違うと、由香里が私の行く手を遮り、軽くキスをして「行ってらっしゃい」
とはにかむ様に言う。
体を洗い終え、浴室から居間に向かうと、レモンの輪切りを添えた紅茶が、テーブルの上に並べてありました。

由香里「お帰り、早かったね。」
私「さっきも浴びたから。」
由香里「そっか。」
私「さっきはごめん。」
由香里「そんなこと無いよ、
    気にしないでょ。」
私「本当にごめん。」
由香里「気にしてないから、
    もう言わないで。」

由香里の言葉に頷きながら、紅茶を啜りました。
何だか暖かい気持ちになれました。
その時の私には、ここほど居心地のいい場所は無いような気がしました。

由香里「今日はもう帰ったほうがいいね。」
私「あぁ、そうか。」
由香里「深い意味は無いよ、でも昨日の今日だし、奥さん気になるでしょ。」

紅茶を飲み終えると、身支度をして玄関に向かいました。
後ろから私のバックを持って、由香里が付いて来ます。
靴を履き立ち上がり由香里の方を振り向くと、バックを私に渡すなり抱きついてきました。

由香里「また、連絡してもいい?」
私「もちろん。」

暫しキスをしながら、なごり惜しみながらも由香里の家をあとにしました。
家に着くと時間は12時を過ぎていました。
寝室に上がると妻がまだ起きていました。
私から視線を離すまいとするように、クローゼットの前に立つ私に話しかけてきます。

妻「お帰りなさい、車で帰ってきたんですか?」
私「あぁ。」
妻「飲み会じゃなかったんですか?」
私「俺はほとんど飲んでないから、
  酔いを覚ましてから来た。
  それより、こんな遅くまで起きてて良いのか、
  明日も仕事だろ。」
妻「はい、
  そのことで、お話が。」
私「話、なんだよ。」
妻「私、会社辞めたほうがいいと思って。」
私「何でだ。」
妻「あんな事してしまったし、貴方が嫌じゃないかと思って。」
私「別に仕事は関係ないだろう。」
妻「はい。」
私「シャワー浴びてくる。」

別にシャワーを浴びたくは無かったのですが、由香里との事が妻に気付かれるような気がして痕跡を隠すためだったと思います。
シャワーから出てくると、妻はまだ起きていました。

私「まだ、起きてたのか。」
妻「私の事、嫌いになりましたか?」
私「好きか嫌いか、そんなこと言われても、私にその答を聞くのは、酷じゃないか。」
妻「そうですね、ごめんなさい。」
私「ただ、今言えることは、前のようにお前を見ることが出来ない。
  これからもおそらく、お前にはまだ俺の知らない部分が有るような気がする。
  もしそうであっても、これ以上知りたくも無い。」
妻「私と離婚したいと思ってますか?」
私「その事は今考えている。」
妻「私を殴ってください、私は貴方を裏切った、気の済むように殴ってください。」
私「殴っても昔に戻れる訳じゃないだろ。」

妻は顔を曇らせたまま、何も答えませんでした。一度開いた溝を埋めることはそう簡単では有りません、妻もそれには気付いていた筈です。

不倫は基本的には秘め事です。
その事実が白日に曝された今、妻の栗本に対する気持ちも急速に冷めて行ったようです。
いや元々妻にしてみれば、火遊び程度だったのかもしれませんから、栗本に対してそれ程の執着心は無かったのかも知れません。
それが私にとっては、逆に妻に対して辛く当たらせる原因になって行きました。
不倫をした妻当人が、ほんの数日で平静を取り戻し始めているのに、裏切られた私が辛い気持ちを引きずりながら生活している。
私にしてみれば、不倫相手にも会えなくなり、旦那にも軽蔑され行き場の無い気持ちに撃ちししがれる妻、そうあってくれればもっと気持ちが楽だったかもしれません。
妻にしてみれば、早く元の生活に戻りたいと思っていたのかもしれませんが、そんな妻を見ているだけでも嫌悪感を感じ始めていました。

当然のごとく私は、由香里との時間を大事にするように成って行きました。
家へ帰る時間は次第に遅くなり、時には朝方帰ることも有りました。
そんな生活が一月位続いたでしょうか。
久しぶりの日曜日の休みの日のことでした、私が出かけて来ると言うと、流石の妻も重い口を開きました。

私「出かけてくる。」
妻「何処へお出かけですか。」
私「パチンコでもしてくる。」
妻「子供達がパパが休みだからって、何か楽しみにしてるみたいで・・・」
私「たまの休みだ俺の好きにしていいだろう。
  それとも何か、俺に子守をさせて、また、お楽しみですか。」
妻「そんな言い方しなくても良いじゃないですか。
  最近帰りも遅いし、たまには子供達と・・、そう思っただけです。」

そう言うと、妻は泣きながら二階の寝室に行ってしまいました。
それまでの私は日曜の休みといえば、家業の手伝いか、それが無い日は子供達をつれて何処かへ出かけたり、それなりにマイホームパパをこなしていた私でした。
最近の私の変わり様には、妻も危機感を持っていたのでしょう。
無論、私はパチンコに行くわけではありません。由香里のところへ行くつもりでした。
それを悟られまいと、妻に嫌味を言ってしまったのです。
そんなことがあったからでしょうか、本当は由香里を連れて日帰りの旅行でもしようと思っていたのですが、終日アパートを出ることはありませんでした。
それでも由香里は喜んでくれました、二人で一日中一緒に居られるだけでいいと。
夜10時過ぎ、パチンコ屋の閉店に合わせるように私は由香里のアパートを出ることにしました。

私「それじゃ、帰る。」
由香里「このまま、泊まっていけば。」
私「そうしたいけどな。」
由香里「ごめん、冗談、冗談。」

その時、由香里の目には、確かに涙か溢れていました。
この一日が、私と妻と由香里の関係にとって、大きな転機となったのでした。

後ろ髪を惹かれる思いで由香里のアパートを後にしました。
家に着くと、二階の寝室の灯りが点いていました。
私は浴室に直接行き、シャワーを浴びてから二階に上がりました。
子供部屋を覗くと、二人の子供はすやすや寝息を立てながら眠っていました。
子供達の顔を見た時、私の気持ちの中に言い様の無い罪悪感が襲い、心の中で謝罪しながら子供部屋のドアを閉めました。
寝室に入ると、タバコの匂いがしました。
ガラムの匂いです、もう火は消されていましたが、ついさっきまで吸っていたのでしょう、
部屋には独特の匂いが充満していました。
妻の顔を見ると、酒を飲んだようで赤ら顔で目が据わっています。
無言の私に妻が話しかけます。

妻「お帰りなさい、遅かったですね。」
私「あぁ。」
妻「お姉ちゃんが、パパはって言うから、仕事と言っておきました。」
私「そうか。」
妻「それと、私達が離婚するのか聞かれました。」
私「何て言った。」
妻「心配ないと言っておきました。」
私「そうか、それでお姉ちゃんは何て言ってた。」
妻「何も言ってませんが、安心したようです。」
私「大分飲んでるのか。」
妻「・・・はい。」

妻は、そう言うと大粒の涙を流しながら俯いていました。

私「何を泣いている。」
妻「・・・私・・・」
私「何だ。」
妻「私、貴方に離婚されたら、あの子達に何て言ったらいいか。」
私「それは、あんな事をする前に、考えるべきことだろう。今更言う事では無いだろう」
妻「貴方お願いです、離婚だけは許して下さい。あの子達の父親でいて下さい。」
私「まだ、離婚するかどうかは決めていない、俺だってあの子達は可愛い。」
妻「じゃ、このままでいて下さい。」
私「それは解らない。俺達は、前のような夫婦には戻れない。」
妻「私の事は、前のようには思って貰えないのは解ります、あの子達の為にこまま・・・」
私「そこまで言うのなら、何であの時思いとどまらなかった。自分の肉欲の為に家族を顧みないで、都合の良い事を言うな。」
妻「本当に、御免なさい。二度としませんから、お願いします。
  貴方が何をしようと、文句は言いません。だから、お願いします。
  このまま、あの子達のパパでいて下さい。」

妻は何か感じ始めていたのでしょう、私がこの家を出て行くことに異常に神経を過敏にしている様子でした。私は妻の涙を見ながら、由香里の涙との違いを考えていました。
由香里の涙は、高まっていく思い中で私を独占したいと言う想いから来るものだとすれば、妻の涙は何なのか?子供に対する反省の念?それ以外は妻の保身としか私には思えませんでした。

相変わらず私の帰宅時間は深夜が多く、家に居るのは寝るときだけ。
そんな生活が続き、妻は完全にアルコール依存症に成ってしまったようです。
私が帰ると、妻の体から発せられる独特のアルコールの匂いとタバコの匂いとが相まってむせかえる様な空気が、寝室中に充満している事もしばしばでした。
そんなある日、由香里のアパートから自宅に戻り何時ものようにシャワーを浴びて寝室に入ると、
部屋の様子が違いました、ベッドの位置は変わっていませんが、備品の位置やカーテンまで変えてありました。アルコールの匂いもタバコの匂いもしません。

妻「お帰りなさい。」
私「あぁ。」
妻「カーテン古いから取り替えました。」
私「あっそ。」
妻「気に入らなかったら、前に戻します。」
私「どうでも良いよ。」

私の反応の無さに、妻は落胆の色を隠せませんでした。
今の私にしてみれば、この部屋は寝るだけの場所に過ぎなくなっていました。

妻「貴方・・・」
私「何だ。」
妻「1つ聞きたいことがあります、怒らないで聞いてください。」
私「だから何だ。」
妻「貴方・・・付き合っている人が居るんじゃ・・・」

そう質問されたとき、不思議と冷静な私が居ました。
いや早く妻に気付いて貰いたかったのかもしれません。
かと言って、事後の対策が有った訳でもないのですが。

私「だとしたら。」
妻「・・・」
私「居たとしたら何だというんだ。」
妻「居るんですね。」
私「あぁ。」
妻「何時から出すか。」
私「何時からって、何故だ。
  それを聞いてどうする。」
妻「別にどうと言う訳では・・・」
私「もしかして、俺が前からお前を裏切って、浮気でもしていたと思ったのか。」
妻「そんなことは言ってませんよ。」
私「残念だか、私が彼女と付き合い始めたのは、お前の不貞に気付いてからだよ。」
妻「そうですか・・・」
私「帳消しにでもなると思ったか。」
妻「そんなこと、思ってません。
  ただ貴方が、このまま帰ってこないような・・・」
私「そう成るかも知れないな。」
妻「それだけは、勘弁してください。お願いします。この通りです。」

床に頭を付けて謝る妻に対して、冷たい眼差しで見つめる私が居ました、他人がそこに居れば非道な男に見えたかもしれません。
でも私は、それだけ妻に対しての私の信頼を踏み付けにされた気持ちを表さずには居られませんでした。
由香里との事を名前は出さないにしても妻に告げたのは、最近の由香里の態度がそれを望んでいるようにも思えたからです。

妻「その人の事どう思っているんですか。」
私「どうって・・・好きだよ。」

妻は這いつくばって私の足元に来ると、パジャマの裾を掴むと、首を横に振るばかりで何も声にならない様子でした。その時の妻の心の中に去来する物は何だったのでしょう。この状況になって、初めて自分の犯した事の重大さに気付いたかのように、その夜妻が私のそばから離れることはありませんでした。

翌朝、目が覚めると妻がベッドの脇で寝込んでいました。
時計を見ると8時を過ぎていました。
慌てて起きて身支度をする私に気付いた妻が、また私に縋ります。

私「いい加減に離してくれ。」
妻「嫌、貴方帰ってこなくなる。」
私「会社にも行けないだろ。
  行かなきゃ、飯も食えないぞ。」
妻「その人の所に行くんでしょ。」
私「仮に、そうだったとしても、お前に俺を止める権利は無いだろ。
  お前が、栗本と乳繰り合っていた日、俺がどんな気持ちでいたか、お前に解るか。」

そう言い放つと、妻はやっと私を自由にしてくれました。
そうはいったものの、焦点の定まらない虚ろな目をした妻が気に掛かった私は、
出社後、直ぐに得意先周りに出かけるということで、外出し妻の会社の前を車で
通りました。カウンターの向こうに妻の姿が見えたとき一瞬ホッとしました。
気持ちは冷めているとしても、子供達の母親であることは間違い有りません。
やはり万が一の事をあってはいけないと思っていました。
安心した私は、由香里に連絡を付け、夕方早めに行くことを告げました。
仕事を切り上げ由香里のアパートに付いたのは、夕方6時頃だったでしょうか。
アパートに着くと何時ものように、由香里が出迎えくれました。

由香里「如何したの、難しい顔して。」
私「ちょっと話がある。」
由香里「何、怖いな。怖い話は、嫌だよ。」
私「向こうで話す。」

居間に向かう途中に台所を覗くと、食事の用意の最中のようでした。
私が居間に腰をかけると、由香里はそのまま台所に立ち、食事の用意を続けました。

由香里「○○話って何。」
私「由香に謝らないといけない事がある。」
由香里「だから、何。」
私「実は、女房に話したんだ。」
由香里「え、何を。」
私「俺が、他に付き合っている人が居るって。」
由香里「え、本当に。」
私「でも、相手が由香里だって事は言ってない。」
由香里「別に言っても良いけど。でも、お姉ちゃんにもばれちゃうね。」
私「ご免、迷惑は掛けないよ。」
由香里「迷惑だなんていって無いじゃん。ご飯食べるよね。」

あっけらかんと話す由香里に、返す言葉の無い私でした。
その頃の由香里は、私の事を名前で呼ぶようになっていました。
微笑みながら由香里が私に問いただします。

由香里「○○は如何したいの。」
私「・・・」
由香里「○○の方が困ってるんじゃないの。しっかりして下さい。
    私は○○と一緒に居れればそれで良いよ。」

結局結論を持っていないのは私だけのようです。
妻は、自分の犯した事は別として、私の妻としてこれからも前のように暮せればと思っているのでしょうし。
由香里といえば、たじろぐ事も無く私との関係は確実な物にしようと頑張っているように見えた。
私はいったい如何したいのだろう、愛情の面では由香里を第一に思っているのは確実です。
しかし、子供を理由にするのはずるいとは思うのですが、あの子達と離れて暮す勇気も無いのです。

私「由香里は、本当は如何したい。」
由香里「ん〜。本当に言っても良い。」
私「良いよ。」
由香里「でも、私がこれを言ったら、○○困っちゃうよ。」
私「言ってみろよ。」
由香里「本当に言って良い。後で、聞いてないって言わないでよ。」
私「・・あぁ。」
由香里「じゃ、言うね。私と一緒になって、奥さんと別れて。」
私「・・・」
由香里「ほらね、困っちゃった。・・・・だから直ぐでなくていいから、
    そうしてくれたら嬉しいなって・・・・ご飯にしよっか。」

由香里は、私の気持ちが妻より由香里に向いている事は十分承知しているのです。
それと同時に子供の事が気掛かりである事も知っているのです。
だからこそ、あえて無理を言わなかったのでしょう。

食事を済ませると、私の気持ちを察知したように由香里が言い出しました。

由香里「今日は早く帰ってあげて。」
私「何で?」
由香里「だって心配なんでしょ。落ち着きがないよ。」
私「そんなこと無いよ。」
由香里「無理しなくて良いよ。」
私「済まない。」

私は進められるままに家へ帰りました。

家へ帰るとリビングには儀父母いましたが、儀礼的な挨拶をしただけで寝室に上がりました。
この頃になると、儀父母とは殆ど会話がありませんでした。

寝室に入ると妻は既にベッドの中でした、私の方に背を向けて寝ている妻を見てみると、まだ寝込んでいる様子はありませんでした。

会話することも無いので、私も寝ようとしてベッドの上掛けを捲った瞬間、私の動きが一瞬止まりました。
上掛けの隙間から見える妻の後姿は、下着を着けていませんでした。
冷静を装いベッドに滑り込みましたが、その後の妻の行動に私は翻弄されるのでした。

お互いに背お向けた状態で、どれ程の時間が過ぎたでしょうか。
言葉も発せず、身動きもせずに息を潜めるように横たわる私。
妻の鼓動が聞こえてくるような静けさの中、妻が寝返りを打つのが解りました。
次の瞬間、妻が私に話し掛けて来ました。

妻「ね、貴方。帰って来てくれたんですね。有難う。」
私「・・・」
妻「彼女は、どういう人なの?綺麗な人なの?私より若いの?ね、貴方。」
私「そんなこと聞いて如何する。」
妻「聞いちゃ駄目なの?教えてくれても良いでしょ。」
私「何でお前にそんな事を話ししなければ成らないんだ。」

振り向きざまにそう言い捨てて、妻の顔を睨み付けた時、私は背筋が凍るような思いをしました。

睨み付けた筈の妻の顔は、私以上の形相で私を睨み返して来たのです。
その形相は、まるで能面のように冷たく心のうちを表に現さない、それは恐ろしいと言う表現しかしようの無い顔に思えました。自分の狼狽ぶりを妻に悟られないように私は言葉を続けます。

私「何だ、その顔つきは、文句でもあるのか。」
妻「私、貴方とは絶対に別れませんから、その女に、貴方を渡しはしないから。」
私「お前、何言ってるんだ、自分の立場をわきまえろよ。」
妻「そんなに私が嫌い、私の体そんなに汚いの、浮気したのは悪いけど、貴方だって、他の女とセックスしてるじゃない。」
私「お前、自分の言っている事が解っているのか、開き直るのもいい加減しとけよ。」

私が起き上がると、妻も起き上がり私を尚も睨み付けます。
私は次の瞬間、思わず妻の頬を平手で殴っていました。

妻「殴りたければ、もっと殴って頂戴、幾ら殴られても、貴方とは絶対に別れない。」

突然妻は、私の手を掴むと何も付けていない自分の胸を私に掴ませ、言葉を続けました。

妻「この胸も、貴方の子供を二人も生んで、こんな形になった、貴方と別れたら、こんなおばちゃん誰も貰ってくれない。貴方達だけが幸せに成るなんて、私我慢できない。」

妻の言っていることは、支離滅裂で脈略がありませんが、唯一私に伝わったのは、嫉妬に駆られた女の理不尽な言い分だけでした。
妻の手を払いのけた私は、今まで心のどこかで迷っていた気持ちに踏ん切りを付ける様に切り出した。

私「そこまで言うのなら、俺も言わせて貰う、お前とはもう遣っていけない、離婚しよう。
   お前も栗本と再婚すれば良いだろ。
   あいつは、そんなお前でも良くて抱いてくれたんだろ。
   お前がその気になれば、寄りを戻せるだろう。
   只言っておくが、栗本とお前の場合はそれなりの代償が必要だからな。」

そう妻に言うと、私はベッドから立ち上がり身支度を始めました。
それを見た妻は、追い討ちを掛ける様に続けました。

妻「貴方行かないで。貴方が出て行くのなら、私、あの子達と一緒に死ぬから。」

口惜しく、歯がゆい思いでその場にたちすくむしか、その時の私には成す術がありませんでした。

妻は私に対する監視の目を強くしていきました。私の言動に細心の注意を払っているようでした。
家を出るときは、帰りの予定を聞き、帰宅すれば一日の出来事を根掘り葉掘り聞きだそうとします。
無論私は、一々取り合うことはしませんでしたが、自殺をほのめかす言動が有ってからは、由香里と過す時間が少なくなっていました。

二週間程そのような状況が続いたでしょうか、昼間、由香里から連絡があり電話してみると、話がしたい事があるから直ぐ会いたいとの事でしたので、営業先から由香里の部屋へ向かうことにしました。それでも、仕事を済ませて由香里の部屋に着くまで一時間位かかったでしょうか。由香里は待ちかねたように私を居間に案内しました。

由香里「今日会社に戻らないと駄目かな。」
私「連絡してみないと分からないけど。」
由香里「お願い出来れば、話が長くなりそうだから。」
私「分かった、連絡してみる。」

由香里の言葉に多少不安を覚えながらも、会社に電話を入れ適当に理由をつけて、
直帰することにして今日は事務所に戻らないことにした。

私「連絡したから、戻らなくて良いよ。由香は会社大丈夫なのか。」
由香里「今日私休みだよ。」
私「だから、ポケベルの番号が部屋だったのか。」
由香里「最近私の休みも良く分かってないでしょう。」
私「ごめん。」
由香里「奥さんにあんなこと言われたら、しょうがないよね。」
私「話って何。」

その言葉を出した瞬間、自分の鼓動が早まっていくのが分かりました。
由香里は少しはにかみながら答えました。

由香里「話長くなるから、その前にお願いがあるの。」
私「なに。」
由香里「久しぶりに、一緒にお風呂に入って。」
私「・・・良いよ。」

思えば最近、妻の行動に振り回されて、由香里との営みもおろそかになっていたような気がしました。
由香里が脱衣所に向かって程なくして、私は後を追いました。
狭い脱衣所のでは、既に由香里が下着だけの状態になっていて、ブラジャーを外そうとしているところでした。
その後姿を見た瞬間、私は後ろから由香里を抱きしめていました。
久しぶりに明るい中で見る由香里の体は、私を瞬時のうちに欲情させました。
片手でブラを捲り上げ胸を揉み、片手はパンティーの中をまさぐります。
由香里は、だめよ、とは言うものの言葉と体は裏腹です。
言葉は振るえ、振り向きさまに私の唇を求めてきます。
ねっとりとしたキスをしながら、私の服を起用に素早く脱がせて行きます。
トランクス一枚にされるのに時間はかかりませんでした。
由香里は、トランクスの上から私の膨らみを暫くの間摩っていました。
私も由香里の下着の中の手を休ませることなく動かします。
そして、由香里のバギナに入れた指を注挿し始めると、感極まったのか、由香里は大きな喘ぎ声を上げました。

私「由香、そんな大きい声出して、隣に聞こえないか。」
由香里「意地悪。でもこの時間は、隣はいないから大丈夫。」

そういうと由香里は、お返しとばかりにトランクスの中に手を入れると、いきり立った陰茎を握り摩り始め、唇を求めてきます。
立ったまま状態で吐息交じりの行為は暫くの間続きましたが、由香里の「・う・」と言う言葉と体の振るえと同時に、私も手の動きを止めました。
もたれ掛かる由香里の下着を脱がせ浴室に運び、シャワーで体を軽く流してやり、湯船に抱きかかえるように二人で入りました。
少しサッパリした様子の由香里は、また私の陰茎を摩り始めました。
私のそれは、見る見るうちに大きさを変えていきます、それを見た由香里は私の腰の下に手を入れてきました。
状況を理解した私は、その行為がし易いように腰を浮かせます。
湯面に陰茎がグロテスクにそそり立つと、私と視線を合わせないようにしながら、
由香里は何か愛しいものでも扱うように、両手で摩り、隅々まで嘗め回し、先端の部分から徐々に口に含んでいきました。
歯を立てないように注意しながらも、その行為は丹念に行われていきます。
されている私は無論この上ない快感であることは間違いありませんが、由香里自身も顔を上気させ潤んだ目になっているようでした。
陰茎が限界に近づいたのを察知した由香里は、顔を上げ私の目を見るのです、言葉にはしなくても何を求めているのか、私には解りました。
私が頷くと、由香里は中腰の状態で後ろ向きになり、後ろ手に回した手で陰茎を掴むと、自らバギナの入り口にあてがいました。
ゆっくりと腰を沈め、少しずつ飲み込むように上下させていきます。
すべてが由香里の中に入ると、私は両の手で由香里の胸を揉みしだきはじめます。
後ろ向きになりながら、唇を求めてくる由香里、下から腰を打ち付ける私、由香里のくぐもった喘ぎ声が頂点に達しかけた頃、私が由香里から離れようとすると、
「そのまま・そのままでお願い。」と首を振りながら絶頂に達しようとしている由香里に、「子供できちゃうぞ。」。
そう私が耳打ちすると、「今日は大丈夫だから、そのままお願い・・・」。
そういい終えると、さっき脱衣所で発したのより更に甲高い声で「はぁぁ・う」由香里は大きくのけぞり、胸元をピンク色にそめ、小刻みに震えていました。
私も少し遅れて由香里の中に果てましたが、私が果てる間の注挿のリズムに合わせるように由香里の口からは、
「う」とも「ん」とも判別の付かない喘ぎが発せられ、狭い浴室に響いていました。

浴室から出た私達は、そのまま寝室に向かいました。
少し体のほてりがおさまった頃、私が由香里に切り出しました。

私「ところで話って何だい。」
由香里「・・実はね、お姉ちゃんにばれちゃった。ごめんね。」
私「・・あ・そう。」
由香里「てっ言うより、私から話しちゃったの。だって、何(いず)ればれるでしょ。だから。」
私「そうだな。」
由香里「でもね、お姉ちゃん怒ってなかった。逆に、応援してくれた。」
私「何で。」

由香里の姉の反応に私は少し戸惑いを覚えました。
妹の恋愛相手が、妻帯者である事を知れば大抵の場合は反対するのが一般的だと私は思っていたからです。
由香里は話の途中であるにもかかわらず、また私の陰茎を摩り始めました。

私「それじゃ、お姉さんにちゃんと話しないとね。」
由香里「まだ、話はあるんだけど・・・」
私「次は何。」
由香里「後でまた話す。今日は時間が有るし。」

由香里の手は、陰茎をさする速さを上げていきます。
私もそれ以上の質問は出来なくなり、由香里に覆い被さって行きました。
その後由香里から聞いた話は、妻に関しての話でした。
私は更に妻の一面を知ることになるのです。

貪る様に求め合った私たちが、二つに離れた頃には、外はもう暗くなっていました。
お互いの息が整った頃、話の続きをし始めました。

私「由香、話の続きは。」
由香里「あのね、告げ口するようで嫌なんだけど、お姉ちゃんに聞いた話だからね・・・」
私「何を聞いたの。」

由香里の言葉に何か嫌な予感がしました。
なんとなく妻のことだろう事は予想がつきましたが、聞きたい気持ちとは別の感情が心の何処かに頭を擡げ始めました。

由香里「落ち着いて聞いてね。お姉ちゃんも確証はないらしいんだけど。
    麻美さんね、栗本さんだけじゃなかったみたいよ。」

私は、由香里の言葉を飲み込むのに暫しの時間を必要としました。

私「・・今何て言った。」
由香里「だからね、確証は無いらしいんだけど、麻美さん、栗本以外にも付き合っていた人がいたらしいの。」
私「・・何で、お姉さんが知ってるの。」
由香里「その人、お姉ちゃん達の会社の人らしいから。」
私「誰だそいつ。」

私は何時しか、由香里に対する口調が荒々しくなっていました。
確証は無いにしろ、私にして見れば一度ならずも二度までもという感じで、妻に対する怒りを由香里にぶつけていました。
由香里の話を要約すれば、妻の会社に妻と同期の阿部という男性社員がいる、その男とは私も何度か面識があった。
妻が過去に一度出産と育児のため会社辞めた時期に、由香里の姉がその阿部と付き合っていた時期が有ったらしい。
妻が再雇用された時期に、何度か妻と阿部が二人きりでスキーやハイキングと称して出かけた事が有ったというのである。
その頃には、由香里の姉も阿部とは付き合いを止めていたので、とがめる事が出来ずにいたらしい。
とは言っても、過去に付き合いのあった男ですから、由香里の姉としても多少の嫉妬心からか、忠告の意味も含めて、阿部に対して人妻と関係してはいけないと言うと、阿部は肉体関係を否定したらしいが。。
由香里の姉の目には、二人の関係が同僚以上に見えて仕方なかったらしい。

その話を聞いたときの私は、茫然自失、徐々に妻に対しての怒りが頭の中を支配しました。

由香里「やっぱり、話さなければ良かったかな。ご免ね。」
私「・・・いや、ありがとう。」
由香里「大丈夫、本当にごめんね。」

私の頭の中では、妻に対しての詰問の数々が渦巻いていました。
私は一人起き上がると身支度を始めました。

由香里「帰るの。」
私「あぁ。」
由香里「さっきの話、確証は無いんだからね。私から聞いたなんて言わないでね。」
私「解ってるよ、大丈夫。」

由香里の部屋を出て、家に着いたのは11時近くだった。
私は何故か駆け込むように家へ入り、二階の寝室へ上がった。
ドアを開けると、妻がベッドに横たわりガラムを吸いながらこっちを見ていました。

ドア閉めバックを机の脇に置き、クローゼットの前に立った私は、さっきの話をどうやって妻に切り出そうか考えながら、気持ちを落ち着かせる為大きく息を吸いました。
部屋の空気は、ガラムとアルコールの匂いが混じりあった独特の匂いがしました。

妻「遅かったのね。また、彼女のところ。」
私「あぁ。だったらどうした。」
妻「別に何も。」
私「また、栗本から教えてもらったガラム吸ってるのか。」
妻「タバコくらい良いでしょ。別に浮気してる訳じゃないんだから。」

酒の力も手伝ってか、妻の口調も少し棘があるように思えました。

私「そうやって、ガラム吸っているのも、まだ、栗本の事を忘れられないからじゃないのか。」
妻「あの人の事はもう関係ないわ。そんなに言うなら止めれば良いんでしょ。」

妻の口調は段々荒くなっていきました。

私「まあいい、お前に確認しておきたい事がある。」
妻「何を。」
私「栗本のことはもう解ったが、それ以外に、俺に隠している事は無いか。」
妻「何のこと、タバコだってこうやって貴方の前ですってるし。」
私「そんな事を聞いてるんじゃない。」
妻「他に何も無いわよ。」
私「本当に心当たりは無いんだな。」

妻の顔が青ざめていくのが、ハッキリと解りました。

妻は自ら話始めました。

妻「誰から聞いたの。」
私「誰だっていいだろ。」
妻「阿部さんのこと・・・」
私「ああ、そうだ。」
妻「隠すつもりは無かったの。
  貴方に話そうと思ったけど、
  栗本の件で、これ以上話したら誤解されると思ったから。」
私「誤解って何をだ。」
妻「・・・浮気していたと思われるのが嫌だった。」
私「浮気してたんじゃないのか。」
妻「違います、貴方も知っている様に、同期の人だから、友達の感覚で遊びに行ったりしただけ。」
私「そんなこと俺は知らなかったぞ。何で俺に黙って、二人きりで行くんだ。」
妻「・・・言えば貴方が嫌な思いをすると思って。」
私「俺に隠す時点で、やましい気持ちがあったんだろ。友達だなんて、子供だましは止めろよ。」
妻「・・・本当に友達としてしか・・・」
私「寝たのか。」
妻「それはしてません、絶対に。」
私「信じられないな。」
妻「・・・ごめんなさい。それだけは信じてください。」
私「お前は、何時からそんな女に成ってしまったんだ。栗本の時と同じように、添乗の仕事と言って俺を騙していたのか。」
妻「・・・」
私「麻美、答えてくれよ・・・」

私の目からは大粒の涙が止めどなく流れ、どうしようも有りませんでした。
言葉を発しない私の顔を見た妻は、私の涙に気づき大きな声で鳴き始めました。
思えば妻の前でこんな自分を見せたことは無かった様に思う。
私は涙を拭うこともせず妻に近寄り話しかけました。

私「麻美、本当のことを言ってくれ。」
妻「・・・これ以上のことは何もありません、本当です、信じてください。」
私「阿部とは何で、一緒に出かけるようになったんだ。」
妻「貴方に内緒にしたのは、本当に悪かったです。何故そうしたのか、私にもよく解らない。寂しかったと言ったら嘘になる。でも、家や仕事以外の楽しみが欲しかった。」
私「結局、俺はお前にとって何だったんだろうな。」
妻「貴方ごめんなさい、今更何を言ってもしょうが無いのは解ってます。でも貴方と別れたくない。貴方を他の人にとられたくない。私の我儘(わがまま)だってこと解ってる、でも・・・」

人は時として、過ちを犯します。
それは私も例外では有りません、しかしその過ちを理解し許すことは、並大抵のことではありません。
私は、それを持ち合わせている人間ではありませんでした。
同時に、包容力の無さに自らを卑下し、男として妻を守りきれなかった自分に情けなさを感じました。その時私は、妻をきつく抱きしめていました。

私「麻美、お前を守って遣れなかった。お前を攻めることしか出来ない。許して欲しい。」
妻「・・・」
私「もう、こんなこと終わりにしようよ。」
妻「終わりって。」
私「・・・」
妻「嫌だー。」

私は、泣き叫ぶ妻を胸の中で受け止めて遣るしか出来ませんでした。
不倫の代償は大きいものです、すべてのケースがそうとは言いません。
私達の場合は、余りにもその代償が高く付いたケースでしょう。

——

妻は安心したように、眠りにつきました。

翌朝、久しぶりに妻の声で起こされました。

妻「お早うございます。」
私「あぁ、お早う。」
妻「・・・あのー、今日は帰り遅いですか。」
私「どうしてだ。」
妻「相談したいことが・・・」
私「今じゃ駄目なのか。」
妻「時間大丈夫ですか。」
私「難しい話なのか、
  時間が掛かるなら、今晩にしようか。」
妻「簡単な話です。」
私「じゃ、言ってみな。」
妻「私、やっぱり会社辞めようかと思って・・」
私「どうしてだ。
  何で辞めるんだ。」
妻「だって・・・」
私「麻美が会社を辞めて何になるのか、俺には解らない。
  これからの事もあるし、仕事は持っていた方が良いと思うぞ。」

私の言葉の意味を理解したように、妻はうな垂れていました。

妻「やっぱり、やり直す事は出来ませんか。」
私「・・・すまない。」

その日、由香里には、昨晩のことを伝え早めに家へ帰りました。
子供たちは、夕食を済ませお風呂に入っているところでした。
リビングには丁度、妻と儀父母がなにやら話をしている最中の様でした。
丁度良い機会と思った私は、妻と儀父母に声をかけました。

私「子供たちが眠ってから、話があります。お願いできますか。」

覚悟を決めていたように、各々頭を立てに振っていました。
私は、子供たちと風呂に入ることを告げると、リビングを後にして風呂場に行き、
一頻り子供たちとの入浴の時間を楽しみました。
子供たちは、お風呂から上がると直ぐに眠ってしまいました。
子供たちの就寝を確認した私が、リビングに下りていくと、重苦しい空気の中で三人が私に視線を集中しました。
テーブルを挟んで、向かい側に儀父母が座ったいて、その向かいの椅子に妻が座っていました。
私は長いソファーの端に座った妻に少し距離を置くように腰を下ろしました。
私は腰を下ろすなり間髪を入れず、本題を話し始めました。

私「話というのは、察しが付いているとは思いますが、麻美との事です。」

話を切り出した私に、誰も視線を合わせ様としませんでした。

私「結論から言いますと、麻美と離婚しようと思います。」
義母「子供たちは、如何するつもりですか。」
私「そのことが一番難しい問題なんですが。」
義母「勝手なお願いかもしれないけど、孫たちは連れて行かないでください。
   お父さんからも、お願いしてください。」
義父「私からもお願いする、どうか・・・」
私「・・・」
妻「貴方、お願いします。あの子達まで居なくなったら、私・・・」

そのことについては、私自身これまで色々と考えてきました。
私とて、子供たちと生活を出来なくなるのは、身を裂かれる思いであるのは本当の気持ちです。
しかし、自我を抑えて勤めて冷静に子供たちの成長を考えたとき、子供から母親を切り離すのは、子供たちにとって、大人の私より辛い事だろうと私は判断しました。
一緒に暮らしていて子供が高熱を出したり体調が悪いとき、やはり子供たちは母親の名前を口にします。
もし私と暮らす事になったとき、そのような状況になったときに子供達の安住の場は、やっぱり母親の元だと私は考えたのです。

私「子供たちは、置いていきます。
  ただし、条件があります。
  定期的に、合わせてください。
  私は、あの子達の父親ですから。
  私からの条件は、これだけです。」

それ以上の会話はありませんでした。
寝室に戻った私の後を追うように妻も寝室に入ってきました。

妻「貴方、ありがとう。」
私「・・・」
妻「本当に、ごめんなさい。私馬鹿でした。もう如何しようも無いんだよね。何を言っても信用してもらえないよね。」

私は泣いてしまいそうな自分を抑えるのが精一杯でした。
妻との出会い、子供達が生まれてからの生活、ドラマの回想シーンのように
次から次えと私の心に押し寄せてきます。
次第に抑えきれなくなった涙がこぼれて来ます。

二週間後、私達の協議離婚が成立しました。
私は直ぐに由香里の部屋に同居することはしませんでした。
町の郊外に、ロフト付きのワンルームを借り一人で生活することに決めました。
男の一人暮らしには十分な広さです。
離婚成立から一週間後、いよいよ私が家を出る日がきました。
友達の業務用のワゴン車に荷物を積み終えると、妻が子供達を二階から連れてきました。
玄関に立つ私に娘が近づいてきて、何か言いたげしていました。
私は娘の視線まで身を屈めると、ゆっくりと話しました。

私「お姉ちゃん、パパは今日引っ越すんだ。
  お姉ちゃんとは毎日会えなくなるけど、
  パパに会いたくなったり、お話がしたくなったりしたら、
  何時でも言っておいで、パパ直ぐに来るからね。」
娘「何でパパ居なくなるの、
  ○○と一緒に居てくれないの。」
私「パパとママは一緒に暮らせなくなったんだ、
  だからパパは別のお家で暮らすんだ。」
娘「嫌だよ、パパ行かないで、○○良い子にするから、我がまま言わないから。
  ママもパパにお願いしてよ。」
妻「お姉ちゃんご免ね、ママが悪いの、お姉ちゃんが悪いんじゃないの。」
娘「じゃ、○○がママの分も謝るから、お願いパパ行かないで。」

後ろ髪を引かれる思いで、玄関を閉め駐車場のワゴン車の助手席に乗り込み、助手席の窓を開けると、家の中から娘の鳴き声が聞こえてきます。
それに釣られたのか息子の鳴き声もしているようでした。

あれから数年、私は部屋を替え由香里と暮らしています。
年頃になった子供達は、由香里と同居した当時は私を避けるようになりましたが、最近は事の次第を理解したようで、たまに遊びに来てくれます。
麻美は、再婚もせず未だに一人身で居ます、子供達を介して私からも再婚を勧めて居るのですが。
本人にその気が無いようです。
由香里とはまだ入籍していませんし、子供も居ません。
それは、由香里からの申し出で子供達が独立するまでこのままの状態で良いというのです。

これが、妻の浮気が発覚してからの私達の話の一部始終です。
今でもたまに、ガラムを吸う人を見かけたり匂いを嗅ぐと、あの辛かった時を思い出す事があります。

LastUpdate:2008年12月15日(月)9:20

【寝取られ】親友の彼女奪ったった【NTR】

$
0
0

かなり前の話だけど親友の彼女奪ったった話な
身元バレ怖いからフェイク入れるから矛盾あってもスルーしてな

もう12年くらい前の話やけど親友の彼女を腕力で奪ったったわ
まあ親友って思ってたのは向うだけだろな
オレは正直あいつのこと嫉妬してたし

なにせ彼女がすごい美人
おしとやかで誰にでも優しいという全能タイプ
周りのやつらも残らず彼女に惚れたたからな

けどちょっとしたドタバタが起こった時に乗じて親友ボッコボコにして彼女もゲットしたよ

オレもあいつもちょっと特殊な格闘技習ってて(おっと、何の格闘技か言ったらすぐばれるから内緒な まあ拳法やわ)、よくよくあいつの方が腕が上だって評価されてたけど、その時はもう立ち直れないくらいボコボコにしたわ

けど調子のってあいつの胸に傷つけたのはやりすぎたかなーってちょっと反省してる
7つくらいかな、キッチリ跡残るように傷つけてもたわ
かなり痛そうやったしな

なんかえらく粗暴に聞こえるけど、あのころは今より世の中すさんでたしな
なんか暴力がすべてって風潮やったから非難せんといてな
バブルがはじけた後のせいか、みんな何かあったら暴力で解決してたような時代やったし

それに彼女の方も、最初こそ親友の名前叫んで助け求めてたけど、リンチ進めてるうちに気持ち変えたんか最後はおれのこと『愛してます』って言ってくれてたよ

ホント女の心変わりって恐ろしいよな

親友は4兄弟の末っ子やってんけど、長男なんかめっちゃ怖い人って地元でも有名で、正直かなりびびっててんけど何もされずにすんだわ

まあ、めっちゃうまい話に聞こえるかもしれんけどそのあとが大変やった

彼女ちょっとメンヘラなんか、かなりの贅沢与えてみたんやけど
『それでは心が満たされない』
とかなんとか言って飛び降りしようとしたしな

オレはオレで結局親友の逆襲にあって逆ボッコくらったよ
昔のヤツとは全然ちがったわ

とにもかくにも昔の話な
最初にも書いたけど非難は勘弁

あと身元探るのやめてくれな

【寝取られ】夫婦催眠奴隷【NTR】

$
0
0

妻は41歳、二人の中学生の母親です。
子育ても一段落したということで、この夏から働き始めました。
妻がパートに出た先は、催眠術による精神的治療を行う所です。
一見、安心できる職場・・・と思ったのが運の尽きでした。
この治療院の院長は、パート希望の面接で妻を気に入ったようです。
妻はごく普通の主婦ではありますが、高橋恵子似で、
他の男から見ても魅力的な女に映ると思います。
院長は最初から、面接で気に入れば得意の催眠術で
自分の都合のいい女にしようという算段だったのでしょう。

妻がパートへ出て一週間して、妻が夫婦で治療院に来るように
院長先生が言っていると云うのです。
より仲のよい夫婦になるように治療をするからと言うのです。
妻に言われ、意味がよくわからないまま、休みの土曜日に治療院へ向かいました。
「ご主人ですか?ここでは催眠によってタバコを止めたり、コンプレックスを解消したり・・・。

時には夫婦仲をスムーズにしたり、と言う治療を行っています。
どうですか、あなた方夫婦もより良い関係をつくるため、私が治療しましょう。」
私は「はぁ、妻がいつもお世話になっています」と、通り一遍の挨拶をしただけでした。
「それじゃご夫婦で、奥さんはこちら、ご主人はこちらへ横になってください。治療を行います。」

実は、この院長、なんと私たち夫婦に恐ろしい催眠をかけたのです。
催眠をかけた内容を記憶から消して、女を自由にするなどと言った手口はよくありますが、
院長は夫である私に、妻と私にどのような催眠をかけたかわざと記憶に残すようにしたのです。
そして、妻には記憶を残さない・・・。
さらに、妻と私は院長へは何があっても逆らわない、絶対服従の催眠をかけられました。
院長がいかに横暴な行為をしようと、私達夫婦は逆らわない、逆らえないのです。
こんな事になるとは思いもよりませんでした。
院長は、まず妻を深い催眠状態にしました。
そして、私に催眠をかけたのです。
私自身心の中で、何でそこまで催眠をかけるのだろうと思いながらも、
そこから決して逃れる事はできないぐらい、院長は催眠の高度な技術を持っていました。
これは催眠を使った洗脳です。
院長は私を催眠で金縛りにすると、私の目の前で、妻が院長を好きになるよう、
肉体関係を妻自ら求めるようにと、さらに、夫である私とのセックスは
絶対しないようにと催眠洗脳をしました。
そして、残酷にも院長は、わたしには、セックスはしたくなくなるようにと・・・、
自慰したくてしかたがないようにと、けれど院長が妻に膣内へナマで
射精するのを見ないと立たないようにと・・・。
院長は、妻へは自ら中出しを懇願するように、さらには亭主が
嫉妬するように見せつけるようにと催眠洗脳しました。

その日以降、院長は夜突然我が家を訪れるようになりました。
いつも10時半ごろにやってくるのですが、その時間だと子供たちがまだ起きている時間です。
子供たちには、お父さんの仕事関係の人だと言っているのですが、はらはらものです。
しかし、実は私は院長の姿を見ただけで心臓が高鳴ってしまうのです。
妻にも同じような変化が現れます。
院長を家に招き入れた瞬間に妻の目はトロンとなり、声がうわずってくるのがよくわかります。
私たち三人は1時間くらいはリビングで話をしていますが、
子供たちが寝静まるのを確認すると、すぐ二階の寝室へ行きます。
部屋に入ると、私は院長の見ている前で、妻にセックスを求めますが、拒まれます。
そこからいよいよ院長の思いのままの時間が始まります。
院長は亭主である私の目の前で、ゆっくり時間をかけて妻にキスをし、前戯をし、
そして妻の膣内へナマでイチモツを挿入します。
院長は妻の「中で出して」の言葉を聞きながら妻の膣内での射精を楽しみます。
私は、院長が妻へ散々中出しをした後、催眠洗脳されたせいで、
喜びを感じながら自慰で射精します。
こんな日々ですから、妻は何回か妊娠したこともあります。
私は院長に洗脳され、妻を寝取られて自慰をして喜びを感じる男にされ、
遂には院長と妻とのセックスの後始末までするように洗脳されてしまいました。
院長のイチモツは妻のショーツでぬぐい、院長が射精した妻の膣は私が口で掃除します。
その後、寝取られ亭主の惨めなセンズリをして、射精して喜びの声を上げてしまうのです。

この催眠は解けそうにありません。
いや、解けてほしくないと願うようになってしまったということです。

【寝取られ】姉ちゃんの初体験【NTR】

$
0
0

<>424:◆RbEpQhayK2:04/08/2601:13ID:4/WcUP9J<>
ってゆーか誰もいないようだから書き逃げしてみる。
俺のねーちゃん22歳。年子だったせいか、性的な対象としてみた事は一度もなし。
まぁ、成長した裸をうっかりみた時はちょっとドキっとしたけど、なんつーか「うわっみちゃった!」みたいな。
やなもんみたな〜って感じじゃないけど、得したって気にはなれない。なんか生々しい。

んでさ、ねーちゃん顔だけでいうと‥ってゆーか客観的にみていい女だと思うのね。
同級生とかうらやましがってたし。俺にはわかんないけど。それなのに処女だったのさ。
理由はまぁ単純に奥手だったからだと思うんだけど、そーゆう話すると真っ赤になってたし。

<>425:◆RbEpQhayK2:04/08/2601:20ID:4/WcUP9J<>
なんか今まで男っ気ってのが本当になくて。なんか独特の処女くささってのもあったし。

それがさ、先日彼氏ができたみたいで。なんか態度でモロバレなの。
携帯とか肌身離さないようになっちゃったり、部屋にこもってこそこそ電話したり。

俺も親も「はは〜ん」ってな感じでまぁ生暖かく見守ってたのさ。
からかうのも何だし。

それが、しばらくたってからたまたま親がいない日があって。
俺はまぁしょっちゅうフラフラしてたから当然のように出歩いてて、そのままどっか
泊まるつもりでいたんだけど、なぜかその日に限っていえに帰ったんだよね。
まぁ飲み会で好みのがいなかったから気分が落ちてたってのもあるかも。

<>426:◆RbEpQhayK2:04/08/2601:26ID:4/WcUP9J<>
家帰って風呂入ろうとしたらシャワーの音がしたんだ。
「あぁ、ねーちゃん入ってるんだな〜」くらいにしか思わなかったんだけど、んでまたあとでもいいか…とか思ってると
なんか風呂場からくすくす笑い声が聞こえてくんの。
まさか彼氏からの電話、風呂中でもおかまいなしか?なんて思ってたら
明らかに男の声もするわけよ!

すっげぇドキン!ってなってその場から動けなくなっちゃって。耳はしっかり風呂場の音とか会話とか
聞いてて。どきどきしっぱなしなんだけど、冷静に‥ってゆーか冷静じゃないかもだけど
脱衣カゴみてみるとやっぱ男モンのパンツとかあって。だせぇトランクスが。

ねーちゃんが男連れ込んで風呂場で…!って腰抜けそうになった。

<>427:◆RbEpQhayK2:04/08/2601:31ID:4/WcUP9J<>
なんか、確実に今夜は誰も家にいないとか思ったんだろうな〜とか、
んで、それをチャンスにさっそく男連れ込んでんだな〜とか
色々考えちゃって、あのねーちゃんが。綺麗なくせに真面目でやさしいあのねーちゃんが。
ただの馬鹿な雌に成り下がってるわけよ。扉一枚隔てた向こう側で。
こうやって誰か帰ってきちゃったりとかも想像できないような
ただの馬鹿に。なんかさ〜すげぇショックで。
どんな男なんだろうとか思った。真面目で世間知らずな女をこんな馬鹿女にした男ってのは
やっぱり同じく世間知らずの馬鹿なのかなと。ふたりで今まで知らなかった世界に浮かれちゃってんのかなと。

<>428:◆RbEpQhayK2:04/08/2601:38ID:4/WcUP9J<>
も〜なんか色々頭ぐるぐるして。逃げる事もできずにボケーっとつったってた。
したらさ、ハッとなった。風呂場から聞こえるんだよ。あの声が。
「あん…」とかいって。はっきりいって身内の喘ぎ声なんて聞くもんじゃねぇ。生々しすぎる。

なんかそれで我に返ってとりあえずこの場から…ってゆーか家からでよう。
と思った。ねーちゃんのアハンウフンいってる声なんてこれ以上聞いてたらトラウマになりそうだし。

したら「こんなところじゃいやだよぉ」とか甘ったるい声だしてて。
「初めてくらい、ちゃんとベッドでして」と。
はっきり聞こえてきた。つまり、ねーちゃんの初体験がこれから行なわれようってわけか。ってか処女くせえ言い分。

<>429:◆RbEpQhayK2:04/08/2601:44ID:4/WcUP9J<>
なんかそれ聞いたら、なんでだかよくわかんないけど「相手の男がみてみたい」って思ったんだよね。

なんだろ。まぁとにかくそう思ったらすぐ脱衣所をでて、ねーちゃんの部屋にいった。
ねーちゃんの部屋には新品の灰皿があって、マイセンの吸い殻。
ねーちゃんはタバコ吸わないから、今日のために買った灰皿なんだろう。
恋する女特有の重たさって感じにうんざりする。部屋はいつも綺麗なんだけど、今日はそこに男物の時計があるだけで汚らわしく感じる。
携帯とかも当たり前のようにテーブルに置いてあって、なんだか図々しさを感じた。もうずっとイライラしっぱなし。

<>431:◆RbEpQhayK2:04/08/2601:51ID:4/WcUP9J<>
んで、とりあえずベランダに隠れた。ここなら俺の部屋ともつながってるからすぐ逃げれるし。

ベランダにはわざわざ俺の部屋からでた。ねーちゃんの部屋の窓は鍵がかかっていたから。
カーテンだけうまくずらしておいて。

すっげぇどきどきしてたら、浮かれきった笑い声が聞こえてきて、「うふふ」みたいな本当神経逆撫でするような声。
ちなみにいうと俺とねーちゃんは結構仲よくて、どっちかっていえば自慢のねーちゃんだし
好きか嫌いかでいったら好きでたまらない部類にはいる。家族としてね。
それがこんなにイライラする事はないってくらいイラつく。ってゆーかむかつく。

ねーちゃんじゃなくてただの色に溺れた雌。
雌が雄つれて部屋に入ってきた。俺の緊張もピーク。

<>433:◆RbEpQhayK2:04/08/2601:57ID:4/WcUP9J<>
もしや裸にタオルとか…って想像してたけど、普通に服きてて、でも髪とかしっかり濡れてて。
なんだこの男は泊まっていく気で頭まで洗ってんのかそれとも天然で洗ってんのかって感じ。
俺は休憩の時は頭なんて洗わないから。女もそうだし。泊まっていくつもりならめっちゃムカつくんだけど。

ちなみに男は背は高いけど、ひょろっとしていて真面目くん。みたいな感じ。
不細工じゃないけど、もてないだろ。みたいな。
ココリコ田中あたりで変換するとわかりやすいかも。なんか殴りたくなる顔してる。

ついでにねーちゃんは小西真奈美で変換してくれ。あれの背がぐぐっと低い感じ。

その殴りたくなるような顔が、なんか押さえてるつもりだろうけど必死だな。プ。みたいな顔でねーちゃんに
近づくわけさ。

<>434:◆RbEpQhayK2:04/08/2602:03ID:4/WcUP9J<>
んで、漫画じゃあるまいし唇突き出してちゅーせまってんの。
静かに受け入れるねーちゃんのがよっぽど経験者みたいだった。

けど、なんか「やさしくするから」とか「痛かったらいって」とかなんとかいってんの。田中。
ねーちゃんはねーちゃんで赤くなって目潤ませちゃって。えっちする時こんな表情されたら結構クる。
それを素でできるのは処女だからなのか。

まぁ俺はずーっと目が釘づけなわけだけども、おかまいなしに田中、ねーちゃんベッドに押し倒した。

当たり前の流れなんだろうけどすっげぇびびった。あ〜本当にこれからやるんだ〜。みたいに現実味ないのに
目の前の光景はどんどん進んでいくの。

<>436:◆RbEpQhayK2:04/08/2602:09ID:4/WcUP9J<>
どんどん服がはぎ取られて床に落ちてって。
田中の手がせわしなく上いったり下いったり。なんかふとももとかすりすり触りまくってて。
あほかと。田中が妙に興奮してるのが伝わってきてこっちは妙にさめていくんだよね。

なかなかマムコ触らないんだけど、じらしているつもりなのかと小一時間。ねーちゃんはねーちゃんで
「うぅん…」とか声だしてるし。

田中もう無我夢中!みたいにおっぱいに吸い付いてて。ねーちゃんどんどんずりずりと上にあがってくるから
俺からおっぱい丸見えになった。なんかすげぇ綺麗で、そこで初めて勃起した。
ビビアンスーのおっぱいみたいな感じかな。なんかピンクって表現されるのはこういう色の乳首かなと。

<>438:◆RbEpQhayK2:04/08/2602:16ID:4/WcUP9J<>
うわっやべぇ勃起した!って思ったらなんかへんな罪悪感みたいのうまれて。
もう部屋戻ろうかな‥と思ってなんか目離してたら

「痛いっ!!」ってねーちゃんの声がして、そっちみるとどうやら指入れされたみたいで。
ああ、やっぱ処女は指も痛いんだっけ?なんて思ってたら田中、「痛かったら俺の背中かんでいいから」とかぬかしてて。

続行。

田中の指は(まぁ俺からみえるのは背中と腕だけだったけど。あときたねぇケツな。)ゆっくりゆっくり動いていて、ねーちゃんは眉間にしわよせて耐えてる。
人がいいねーちゃんが人の背中なんて噛めるわけないんだよ。
ねーちゃんが「くぅぅ…」って切なそうな声をだすたび
田中は感じてきているなんて勘違いしてそうな勢いだった。

<>439:◆RbEpQhayK2:04/08/2602:24ID:4/WcUP9J<>
しばらくそんな事やってて、その合間に田中はねーちゃんのおっぱいとか吸ってたり
頬なでたりとかして。

そしたら田中膝立ちの状態になって「舐めて」とかぬかした。
ねーちゃんも性奴隷みたいに膝まづいてエロイ顔で丁寧に舐めはじめるわけよ。
あっさりとふぇらちおですよ。目をつぶって、やってる最中におっぱいもまれればちゃんと「んっ…んんぅ…」って
いい反応かえして。なんか逆にねーちゃんの中ではえっちとはこんな感じってのが
あって、自然にでた反応じゃなくて予習してあったからこの反応ができた。って感じなのかも。
それくらい処女にしては上出来すぎる反応だと思った。

<>441:◆RbEpQhayK2:04/08/2602:32ID:4/WcUP9J<>
しばらく田中のケツとねーちゃんのエロイ顔がゆさゆさゆれるのが続いて、
田中がねーちゃんを制してまたねーちゃんは横になった。

今度は田中がねーちゃんのマムコに近づいてって、クンニ態勢になろうとしたら
ねーちゃん起き上がって必死で止めて。恥ずかしいから無理!みたいな感じ。
田中が「大丈夫だから」みたいな事をしばらくいって、なんかごにょごにょやりとりしたあとに
ねーちゃんが無抵抗になった。足を広げて手で顔おおって。恥ずかしさの極み!みたいな態度だった。

でも、なんか力入ってるみたいで足で田中の頭ガッチリ押さえ込んじゃうの。
手も頭押さえて、「もういいから〜〜っ!」みたいに。

そんな感じで中盤ちょっとだらけて、結局クンニはちょっとだけさせてピクッピクッとかなっても
すぐ引き離そうとして…って何回か繰り返しておわったみたい。
田中がごそごそしはじめて。

<>443:◆RbEpQhayK2:04/08/2602:43ID:4/WcUP9J<>
んで、これがある意味一番びびったんだけど田中の服は窓側に脱ぎ捨ててあって、
なんかコンドームが服にかくしてあったみたいで田中がチンコふりふりしながらこっちむかってくるの!!
マジびびった。バレたらどうしようと。ってかそんな事考えてる余裕なんてなく、その時も事の最中も頭の中ほとんど真っ白だったけどさ。

田中、もうお約束通り財布にゴム忍ばせててさ。窓のほうむいてもたもたと装着。
大きさはあんま大きくない。ってか細い。
なんかちょっと安心。

んでまたヘコヘコ歩きながらねーちゃんのほう戻った。あのチン小がねーちゃんの処女を奪うのか…なんて
ぼんやり考えた。

<>445:◆RbEpQhayK2:04/08/2602:51ID:4/WcUP9J<>
「いい?」なんて田中きいてて。だめって言われてもやるんだろーに。

ねーちゃんも頷いて、なんかしばらくはマムコ付近をチンコがうろうろしてじらしてたり
したみたいだけど、ゆっくり、でも確実に田中のチンコがねーちゃんに入っていった。
正常位だったんだけど、俺から結合部丸見え。ねーちゃんが押し広げられてた。
田中のゴムのせいで(?)ピンクのチンコが、ずぶずぶと沈んでいく。根元まで入ったら、田中がなんか
またごにょごにょしゃべってて、ゆっくりまたピンクがでてきた。

ピンクはさっきよりぬらぬら光ってる。半分くらいでてきたら、また沈む。
ゆっくりゆっくり繰り返して、ねーちゃんもそれにあわせて「うぅん…」「ふぅうん…」って眉間にしわよせてそうな声で答える。

<>446:◆RbEpQhayK2:04/08/2603:00ID:4/WcUP9J<>
だんだん動きがはやくなってきて、(まぁそれでもゆっくりな動きだと思うけど)
ピンクが出たり入ったり出たり入ったりして、ねーちゃんが
「うんっううんっ…あっあっ…あっ…はぁっ…」

って喘いでて。

あのねーちゃんがセックスしてるわけよ。
だんだん声も苦しそうな感じから甘めの、切ない声にかわっていって。
ただの女。ピンクはどんどんぬらぬらしてって、結合部に勢い良く入るたび、どぷっ…て感じに水がもれるの。
なんかすげぇエロイ。

だんだん二人がはげしくなっていって、「いっいくよっいくよっっ」って田中が言ったと同時にガシガシガシガシっ!って動いて。

<>447:◆RbEpQhayK2:04/08/2603:04ID:4/WcUP9J<>
ねーちゃんが壊れちゃうんじゃないかってくらい激しく動いていたように見えた。
ねーちゃんも
「はぁぁぁあぁぁあぁぁあんっっ」なんて悲鳴に近い声だしてたし。

でも当たり前なんだけど、田中がイッたあとは急にぐたっ…てふたりとも動かなくなるんだよな。

はぁはぁ荒い息遣いが聞こえてきそうな勢いだった。

そのあとはすぐに俺は自分の部屋に戻ってオナニー。三発ぬけた。自分で三回も抜いたのなんて中学生以来かも。

<>448:◆RbEpQhayK2:04/08/2603:08ID:4/WcUP9J<>
とりあえず以上。支援があってびっくりしたけどうれしかった。どうもありがとう。

ちなみにそれからは二人が寝静まった頃にまた外にでて、朝方帰宅。もう田中はいなかったけど、
ねーちゃんの様子がやっぱへんに感じたかも。それは俺が真相を知っているからなのかな。
あと、意識してみたら、生理でもないはずなのに
ナプキンをつかった形跡があった。血がでたのかな〜と思った。

よし、みんなおやすみ!

【寝取られ】凛々しかった妻の変貌【NTR】

$
0
0

見慣れた街の風景が、列車の窓の外を右から左へと流れてゆく。
視界に入っては消えていく無数の家々の明かり。
この沢山の光のなかに、我が家ほど壊れきった家庭など存在するのだろうか。
藤堂博隆はそんなことを考えながら、今日も陰鬱な表情で会社帰りの列車に揺られていた。

「娘の世話があるので、残業は一切できません」
そう言って毎日定時に帰っていれば、さすがに上司の受けも最悪になる。
今日も自分の小さなミスを捕まえて延々怒鳴られたことを思い出し、彼はため息をついた。

地平線に沈む夕焼けのかすかな残滓が、彼の顔をわずかに照らす。
腕時計の針は、まだ午後6時を回ったばかりだ。
あと数十分もすれば、またあの家に帰らなくてはならない。
今はもう、自分のものではなくなったあのマンションに。
博隆はさらに気分が落ち込んでいくのを感じ、悪い想像を振り払うように、その両目を強くつぶった。

博隆の幸せの象徴だったあの家は「あの日」から変わってしまった。
もちろん、諸悪の根源は自分自身の過ちだということくらい、彼にもわかっている。
しかし、どうしてたった一度の浮気のしっぺ返しが、こんなに人生を捻じ曲げるほど恐ろしい事態を引き起こすことになってしまったのだろうか。
同じ方向へゆったりと流れていく夕方の町並みをながめながら、博隆はどんよりと思考を堂々巡りさせていた。

今日も家はめちゃくちゃになっているだろう。
床には使用済みのコンドームやビールの空き缶が散らばり、灰皿は煙草の山。
もうすぐ3歳になる娘、陽菜のすぐ横で、あいつらは平気で淫蕩なセックスを楽しんでいるに違いない。
帰ったら、そんな彼らのために自分は夕食を準備し、部屋を掃除し、風呂の世話までしなくてはならないのだ。
愛する妻に足蹴にされ、軽蔑され、見下されながら…。

・・・ヴーッ、ヴーッ・・・

着信を告げる携帯の振動が、彼の思考を一時停止させた。
博隆はのろのろとスーツの胸ポケットから携帯を取り出す。
二つ折りのそれをパカリと開くとディスプレイに手紙を模したアニメーションと「陽美」の二文字が表示された。妻からのメールだった。

妻が仕事の合間に送ってくれる励ましのメールに喜び、やる気を奮い立たせていたのはいつのころまでだったか。
妻から送られてくるメールはいま、彼にとってただ苦痛でしかなかった。
メール内容のだいたいの予想がついて、博隆は陰鬱な気分をさらに強めながら、携帯のキ
ーを操作した。

≪本文:もうコンドーム無くなっちゃったから買ってきて。あとカレの煙草とビール。20分以内≫

表示されたのは、たったそれだけのメールだった。
自分の大切な夫であるはずの博隆を、使い走りか奴隷のように扱う妻。
彼女にとって博隆は現在「パシリ」以外の何者でもないのだった。
中学生のころ、クラスの体格のいい不良たちに小突かれてはコンビニに使い走りにされていたことを思い出してしまう。
密かに憧れていたクラスの女の子の前で馬鹿にされパンツまで下ろされたこともあった。はじめは顔をおおって恥ずかしがっていた彼女も、3学期が始まるころには完全に博隆のことを見下し他の男子や女子と同じく「ソ」というあだ名で彼を呼ぶようになっていた。
人間につけるにはあまりにも惨めなあだ名。「ソ」は粗末の「ソ」粗チンの「ソ」だ。

「あーきょうの宿題だるいなー、遊びにいく約束してたのに」
「いーよ『ソ』にやれせればwみんなの宿題一回10円でやってくれるってさっきゆってたしw」
「ほんとー?悪いね『ソ』♪あたし彼氏と遊びにいくからさ、ちゃんと筆跡まねといてね
ぇ♪」
「う、うん・・・」

辛かった中学時代。
いじめの記憶はほとんど忘れられたが、この会話だけはいつまでも鮮明に覚えている。
憧れの女の子と交わせたわずかな会話。最悪の思い出だ。

≪ヴーッ!ヴーッ!≫

博隆がみじめな回想に耽っていると、またもう1通、別のメールが携帯に着信した。

≪パカッ、ピッ・・・≫

今度は妻からではなかった。送信者の覧には「陽美の彼氏様」と表示されている。
もちろん「彼」が博隆にそう登録するよう強要したのだった。

受信に不自然に時間がかかっている。
どうせいつもと同じく、陽美のぶざまなフェラ顔でも映した写メでも添付されているのだろう。
彼はメールの完全受信を待たずに、静かに携帯を閉じた。
以前、いきなり「乳首ピアス開通記念♪」などと書かれた画像付きのメールが送られてきたことを思い出す。
あんな画像、下手に電車内で開けば変質者扱いされるところだ。

ちなみにその画像が添付されていたメールには
「おいヒロ、これをオカズに駅前でセンズリこけよw」
という無茶な命令までついていたが、そんな屈辱的なことをされても、自分には一切あらがうことはできない。
自分にできるのは「彼氏様」にうやうやしく頭を下げ
「ご主人様の命令に背いて申し訳ありませんでした」と謝罪することだけなのだ。

陽美の彼――「タカシ」。
頭もガラも悪いあの大学生のせいで、妻との穏やかな生活は一変してしまった。
何回殺しても殺したりない男に、今日も自分は奉仕させられる。
あの男と顔を合わせてまだ一週間もたっていないというのに、自分の生活は一切が台無しにされてしまった。

家の最寄り駅に列車が到着し、博隆はうんざりした表情でホームへと降りた。
帰りにコンビニにより、命令されたとおりに買い物を済ませなくてはならない。
時計を見る。すでにメールから6分が経過していた。あと14分以内に帰らなければ、今度は何をされるかわからない。
博隆はやや早足で改札を出ると、駅前のコンビニであるだけのコンドームをかごに放り込んだ。

なぜ、こんなことになってしまったのか…。

たばこのカートンケースで大量のコンドームの箱を隠すようにしながら、彼はぼんやりと考えた。
先日彼に蹴りつけられた脇腹が、まだ痛む。
博隆はコンドームの箱を赤面しながらレジに並べる。
ふと、陽美に浮気がばれてしまった数ヶ月前のことを思い出してしまっていた。

Viewing all 509 articles
Browse latest View live